介護職の仕事内容とは?資格は必要?やりがいやメリットもご紹介

介護の仕事 2024年9月9日
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この記事のまとめ

介護業界への転職を考えていて、「介護職の仕事内容が知りたい!」という方もいるでしょう。介護職員の仕事内容は、食事介助や入浴介助、排泄介助などの身体介護や、日常生活のサポート、レクリエーションの企画・実施などです。この記事では、介護職の具体的な仕事内容や給料事情、活かせる資格を解説します。スケジュール例や介護職の体験談もまとめているので、ぜひ就職・転職の参考にしてください。

介護士ってどんなお仕事?仕事内容や働き方、必要な資格、給与などを解説

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目次

介護職の仕事内容とは

介護職の仕事内容とは簡単に言うと、高齢者や障がいのある方の日常生活をサポートするこ

とです。具体的には、食事介助や入浴介助などの「身体介護」や、掃除や調理などの「生活援助」を行います。介護職の役割は、支援が必要な方が充実した生活を送れるよう、見守りや介助をすることです。
介護職には、単に利用者さんのお世話をするだけでなく、相手の気持ちに寄り添って支援することが求められます。利用者さんのペースに合わせて見守りや声掛けを行うことも大切です。

下記で、介護職の仕事内容を解説するので、ご一読ください。

身体介護

身体介護のイメージ

身体介護は、利用者さんの身体に直接触れるケアのことです。寝たきりの方や車いすの方、1人で移動や入浴を行うのが難しい方などの介助を行います。主な身体介護は、食事介助や入浴介助、排泄介助、移動・移乗介助など。無資格の方が身体介護を行う場合は、有資格者の監督が必要です。
以下で、身体介護の仕事内容を、詳しくご紹介します。

食事介助

食事介助とは、1人で食事をすることが難しい方へのサポートを指します。食事を口まで運ぶ介助だけでなく、利用者さんが誤嚥しないように、適切な姿勢を保てているか見守りや声掛けをするのも重要な仕事です。

食事介助は、利用者さんによって、テーブルやリクライニング車いす、ベッド上で行う場合などがあります。利用者さんに一人ひとり合わせて、適切な介助を行うことが必要です。

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入浴介助

入浴介助とは、1人で入浴するのが難しい利用者さんのお手伝いを指します。入浴介助には、一般浴や機械浴、ストレッチャー浴などさまざまな方法があるため、利用者さんに合った方法を選ぶことが大切です。
また、入浴の際には、転倒事故や体調悪化、ヒートショックなどを起こすおそれがあります。そのため、入浴前後は、体調確認や水温・室温の調整をしっかり行うことが必要です。体調不良やケガといった理由で入浴が難しい場合は、清拭や部分浴を行うこともあります。

入浴はプライバシーに関わる行為なので、介助に抵抗を感じる方もいるでしょう。利用者さんが安心して入浴するためには、普段から信頼関係を築くことが大切です。

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排泄介助

排泄介助は、1人でトイレへ行ったり排泄の動作を行ったりするのが難しい方をサポートする仕事です。トイレの声掛けや移動介助、や清拭、オムツ交換などを行い、排泄物の状態から健康観察を行います。
排泄介助は、衛生面に配慮しながら、できるだけ自力で排泄の動作を行えるようにケアを行うのがポイントです。利用者さん一人ひとりの排泄の回数やタイミングを把握する必要もあり、適切な対応が求められます。

介助されることを「恥ずかしい」と感じる利用者さんも多く、排泄を我慢してしまう方もいるかもしれません。利用者さんの自尊心に配慮し、寄り添ったケアを行うことが必要です。

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移動・移乗介助

介護職は、立ったり座ったりといった動作や、1人で移動するのが難しい方をサポートします。移動・移乗介助は、利用者さんが寝たきりの状態になるのを防ぐためにも重要です。利用者さんが移動中に転倒する危険がないか、無理な姿勢になっていないかに気を配る必要があります。安全に介助するためには、ベッドや車いすなどの備品の管理や定期メンテナンスも欠かせません。

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起床・就寝介助

起床・就寝介助では、起床と就寝にともなう一連の流れをサポートします。朝は利用者さんが起床するための声掛けや着替えの介助、排泄介助、健康管理などを実施。夜は口腔ケアやパジャマへの着替え、排泄の声掛けなど、寝る準備のお手伝いをします。

服薬介助

利用者さんに服薬の声掛けをしたり、薬を飲み忘れていないか確認したりするのが、服薬介助です。高齢になると複数の薬を飲んでいることが多く、利用者さん自身では薬を飲むタイミングや種類を管理できないこともあります。介護職の仕事は、薬の管理や誤薬・誤嚥が起こらないように服薬をサポートすることです。シートから薬を出して渡すことはできないため、服薬の声掛けや一包化されている薬を渡すなどして介助を行います。

整容介助

整容介助とは、利用者さんの身だしなみを整えるお手伝いをすることです。整容介助では、整髪や爪切り、洗顔などを行います。身だしなみを整えることで、利用者さんの気持ちが明るくなったり、リフレッシュしたりすることにつながるでしょう。整容は、利用者さんの衛生維持の観点からも大切です。

更衣介助

更衣介助では、起床時や就寝時、入浴時、外出時などに利用者さんの着替えをサポートします。利用者さんの身体機能の維持を支援したり、尊厳を守ったりすることを意識し、見守りながら必要に応じて介助を行うのが基本です。介護職は、皮膚トラブルがないかの確認も行います。更衣介助の際は、利用者さんに転倒やケガがないよう注意しましょう。

口腔ケア

口腔ケアは、利用者さんの歯磨きや入れ歯の洗浄などをサポートする仕事です。歯磨きは手指のトレーニングにもなるため、できる限り利用者さんに行ってもらうと良いでしょう。介護職は、磨き残しがないかのチェックに加えて、歯や舌の色、口臭などの状態を確認するのも仕事です。
口腔ケアには、虫歯や歯周病を予防するだけではなく、口腔機能の低下を防ぐ役割もあります。利用者さんがいつまでもおいしく食事を取れるよう、口の中の健康を保つ支援を行うことが大切です。

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体位変換

体位変換は、ベッドで自分の体の向きを変えられない方の、身体の位置や向きを変えるケアです。長時間同じ姿勢でいると、床ずれができるリスクがあります。床ずれを予防するためには、定期的に利用者さんの姿勢を変えることが大切です。

生活援助

生活援助のイメージ

生活援助とは、利用者さんの身体に触れず、生活をサポートする業務のことです。具体的には、次のような業務があります。

  • 掃除・ゴミ出し
  • 調理・配膳・後片付け
  • 洗濯・衣類の整理
  • 買い物代行・薬の受け取り
  • ベッドメイキング

介護職は、掃除や調理、洗濯、ベッドメイキングなど、利用者さんが生活するうえで必要な支援を行います。薬の受け取りや買い物を代行することもあるでしょう。生活援助は、介護経験や資格のない方も、家事のスキルや人生経験を活かせる業務です。以下で、生活援助について解説します。

掃除・ゴミ出し

介護職は、利用者さんの生活スペースの掃除・ゴミ出しを行います。入居型の施設の場合、入居者さんの居室の掃除・ゴミ出しを担当することもあるようです。感染症対策や利用者さんの健康維持のために、しっかりと衛生管理を行います。

調理・配膳・後片付け

利用者さんの食事の調理や配膳、後片付けも、生活援助の一つです。アレルギーがある方や介護食の指定がある方もいるため、しっかり確認しながら調理や配膳を行う必要があります。施設によっては、調理員が調理を担当することもあるようです。

洗濯・衣類の整理

介護職は、利用者さんの衣服の洗濯・整理も行います。洗濯物のシワを伸ばしたり畳んだりなど、利用者さんが行える作業があれば、一緒に行うこともあるでしょう。利用者さんがスムーズに衣類を使えるように、修繕や衣替えも行います。

買い物代行・薬の受け取り

利用者さんに必要な日用品・食料の買い物や薬の受け取りを代行するのも、介護職の仕事内容です。基本的に、日常生活に欠かせないもののみ、買い物代行が可能です。利用者さんとの金銭のやりとりが発生する業務なので、出納帳を付けるなどして慎重に行う必要があります。

ベッドメイキング

利用者さんが使用している寝具を整えるのも、介護職の仕事です。シーツや枕カバーを洗濯・交換し、清潔な環境づくりを行います。睡眠の質は心身の調子に影響を与えるため、利用者さんが快適に眠れる環境をつくるために、ベッドメイキングが必要です。シーツのシワを伸ばすことは、床ずれの予防にもなります。

レクリエーションの企画・運営

介護施設では、レクリエーションの企画・運営も行います。レクリエーションの目的は、利用者さんの気分転換や、身体機能や認知機能の維持・向上を図ることです。体操のように身体を動かすものや、クイズ大会やクロスワードといった頭を働かせるものなど、内容はさまざま。介護職は、利用者さんの機能回復を意識しつつ、楽しめるレクリエーションを考える必要があります。

介護記録の作成

介護職は、利用者さんの体温や血圧、食事量、活動の様子などを記録に残します。介護記録は、職員間で仕事を引き継ぐ際や、利用者さんの体調が急変した際に必要です。利用者さんがどのような様子だったのか、どのようなケアを行ったのかを細かく記録することで、質の高いケアの提供につながります。また、ご家族に利用者さんの普段の様子を伝えるときにも、記録が役立つでしょう。

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介護施設・介護サービスごとの仕事内容

ここでは、介護施設・サービスごとの仕事内容を解説します。施設によって対象者や仕事内容は異なるので、介護職に興味がある方は確認しておきましょう。

特別養護老人ホーム(特養)の仕事内容

特別養護老人ホーム(特養)とは、原則として65歳以上で要介護3以上の方を対象とした、入居型の介護施設です。終身利用も可能で、終の棲家とも呼ばれています。

特養の仕事内容は、入浴介助や排泄介助、移動介助などの身体介護が中心です。ほかの施設に比べて利用者さんの介護度が高く、身体介護を行う機会が多い傾向にあります。看取りまで行っている施設が多いため、長期的なケアを行いたい人や、専門性の高い介護スキルを身につけたい人におすすめの職場です。
特別養護老人ホームの仕事内容は、「特養の仕事内容は?施設の特徴や一日のスケジュール、夜勤業務も解説」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

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介護老人保健施設(老健)の仕事内容

介護老人保健施設(老健)は、病気やケガなどで入院していた方が在宅復帰できるようにサポートする、入居型の施設です。対象者は65歳以上かつ要介護1以上の方で、入所期間は3ヶ月~6ヶ月ほどと定められています。

老健は、機能回復を重視したサービスを提供する施設です。医療職やリハビリ専門職が在籍しており、介護職は多職種との連携が求められます。老健で働く介護職は、基本的な介護技術に加えて、リハビリに関する知識も身につきやすいでしょう。
老健の具体的な仕事内容は、「老健の仕事内容を解説!1日の流れや働くメリット・デメリット」で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

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グループホームの仕事内容

グループホームは、利用者さんの認知症の進行の緩和や、身体機能の維持を目的としてサービスを提供する施設です。要支援2または要介護1以上の認定を受けており、認知症を患っている方を対象としています。

グループホームの介護職の仕事は、利用者さんが自立した暮らしを送れるようサポートすることです。利用者さんができない部分を手伝うというスタンスで、見守りながらケアを行います。グループホームで働くと、認知症に関する専門的な知識やアプローチ方法を学べるので、認知症ケアに興味がある方におすすめの職場です。
グループホームについて詳しく知りたい方は、「グループホームの仕事内容とは?役立つ介護の資格や給料事情を解説」の記事も参考にしてください。

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有料老人ホームの仕事内容

有料老人ホームとは、高齢者を対象とした居住施設で、「介護付き」「住宅型」「健康型」の3種類に分かれています。施設によって入居対象者が異なり、自立している方から介護度が高い方まで入居が可能です。

介護付き有料老人ホームでは、利用者さんの生活を24時間体制で支援します。スタッフの仕事は、身体介護や生活援助、見守りなど幅広く、利用者さんに合わせたケアが必要です。有料老人ホームによって、仕事内容や運営方針、利用者さんの介護度は違うので、転職前にしっかりと確認しておきましょう。
詳しくは、「有料老人ホームの仕事内容は何?介護職員の1日や働くメリット、給料を解説」で解説しているので、あわせてご一読ください。

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サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の仕事内容

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは、高齢者が暮らしやすい環境が整っている賃貸住宅です。バリアフリーになっており、居宅介護支援事業所やクリニックが併設されている施設もあります。介護サービスは基本的に個別契約となっており、すべての利用者さんに介護を提供するわけではありません。

サ高住の介護職の仕事は生活援助が中心で、身体介護を行うことは少ない傾向にあります。また、利用者さんの悩みを聞く相談対応や安否確認も、サ高住の介護職の重要な仕事です。詳しくは、「サ高住の仕事内容とは?働くために必要な資格や向いている人なども解説!」の記事をご覧ください。

デイサービスの仕事内容

デイサービスとは、利用者さんが日帰りで通う介護施設です。サービス提供の目的は、高齢者の認知症予防や社会的孤立を解消すること。利用時間は数時間から1日までと幅広く、施設の方針や利用者さんの希望によって異なります。

デイサービスで働く介護職の仕事内容の特徴は、レクリエーションの頻度が高いことです。施設によっては、利用者さんの送迎が介護職の業務に含まれる場合もあります。デイサービスの利用者さんは、ほかの介護施設に比べて自立度が高く、身体介護の必要性は少ない傾向にあるようです。そのため、デイサービスは、「利用者さんが楽しく過ごせるようを支援したい」という方におすすめ。一般的に日中のみの営業なので、日勤のみで介護職として働きたい方にも向いているでしょう。
デイサービスの仕事内容に興味がある方は、「デイサービスの仕事内容は?それぞれの役割と1日の流れを紹介」もチェックしてみてください。

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訪問介護の仕事内容

訪問介護は、利用者さんの自宅を訪問して提供する介護サービスです。介護スタッフは訪問介護事業所に勤務し、ホームヘルパー(訪問介護員)と呼ばれます。

ホームヘルパーの仕事は、身体介護や生活援助、通院介助などです。基本的に、ホームヘルパーは1人でケアを行うため、マンツーマンで利用者さんのケアに集中できます。なお、ホームヘルパーとして1人で業務を行うためには、原則として「介護職員初任者研修」以上の資格が必要です。
ホームヘルパーの業務について詳しく知りたい方は、「ホームヘルパーの仕事内容を解説!訪問介護員の仕事範囲や必要な資格を紹介」の記事もあわせてご覧ください。

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病院で働く介護職の仕事内容

病院で働く介護職は、患者さんの食事介助や入浴介助、着替えのお手伝いなど、身の回りのお世話を担当します。医療機器の準備やカルテの整理といった、看護師のサポート業務も仕事の一つです。清掃やシーツ交換など、病室の環境整備を行うこともあります。

介護職が病院に勤務するメリットは、医療知識が身につきやすいことです。介護職は原則として医療行為を行えませんが、喀痰吸引等研修を修了すれば、喀痰吸引や経管栄養の処置が可能になります。
病院で働く介護職は、「看護助手」「看護補助者」「ナースエイド」など、職場によって呼び方は異なるようです。仕事内容を詳しく知りたい方は、「病院勤務の介護士の仕事内容とは?介護施設との違いや働くメリットをご紹介」をご一読ください。

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介護職員の1日のスケジュール

介護職員の仕事の流れは、施設の種類や勤務時間帯によって異なります。ここでは、施設形態別に介護職員の1日のスケジュール例をご紹介するので、職場選びの参考にしてみてください。

入居施設のスケジュール

入居施設では、24時間体制で利用者さんをサポートをします。そのため、介護職員のシフトは日勤と夜勤に分かれる二交代制が多いようです。

日勤のスケジュール

ここでは、入居施設で働く介護職の日勤のスケジュール例をご紹介します。

時間仕事内容
午前8時出勤
夜勤スタッフから引き継ぎ
午前9時入浴介助
午前10時排泄介助、事務作業など
正午昼食準備、食事介助
午後1時休憩
午後2時レクリエーション
午後3時おやつの準備、食事介助
午後4時利用者さんとのコミュニケーションタイム
午後5時夜勤スタッフへの引き継ぎ
退勤

入居型施設の日勤の仕事内容は、食事介助や入浴介助といった身体介護が中心です。排泄介助や水分補給の支援などは、利用者さんの状況を見て適宜行います。

夜勤のスケジュール

入居型施設の夜勤スタッフの仕事内容を確認してみましょう。

時間仕事内容
午後5時出勤日勤スタッフから引き継ぎ
午後6時夕食の介助・片付け
午後7時着替えや排泄の介助
午後8時消灯
巡回、事務作業
交代で仮眠
翌午前5時起床介助の準備
午前6時起床介助
午前8時朝食準備、食事介助
午前8時30分朝礼
日勤スタッフへの引き継ぎ
午前9時退勤

入居型施設の夜勤スタッフの主な仕事は、夜間の見守り業務や起床介助です。二交代制の場合、夜勤は夕方から翌朝までの長時間勤務になります。職員が複数配置されていれば、消灯後に交代で仮眠を取ることも可能です。

デイサービスのスケジュール

デイサービスで働く介護職の1日のスケジュール例は、以下のとおりです。

時間仕事内容
午前8時30分出勤利用者さんの情報の確認
午前9時送迎
午前10時入浴介助
正午昼食準備、食事介助
午後1時休憩
午後2時レクリエーション
午後3時おやつの準備、食事介助
午後4時送迎
午後5時報告書の作成
レクリエーションの企画・準備
午後5時30分退勤

デイサービスは、サービスの提供時間が決まっており、時間内にすべてのケアを実施する必要があります。そのため、テキパキと複数の利用者さんの対応をしなければいけません。前述したように、一般的なデイサービスは日中のみ営業しているため、夜勤がありません。

訪問介護のスケジュール

訪問介護を行うホームヘルパーの1日のスケジュール例は、以下のとおりです。

時間仕事内容
午前8時30分出勤
午前9時~9時30分1件目の利用者さんの自宅に訪問。トイレ介助・更衣介助
午前10時30分~11時2件目の訪問。オムツ交換・水分補給の介助
午前11時30分~12時30分3件目の訪問。食事介助・服薬介助・口腔ケア
午後1時~2時休憩
午後2時30分~3時30分4件目の訪問。入浴介助
午後4時30分~午後5時5件目の訪問。トイレ介助・更衣介助
午後5時30分退勤

訪問介護は日勤のみが主流ですが、夜勤がある訪問介護事業所もあるので、転職前に確認しておきましょう。常勤のホームヘルパーとして働く場合、事務作業などの業務も行うことがあります。非常勤の場合、訪問のある時間のみ稼働する働き方も少なくありません。

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介護職の平均給与

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.122)」によると、2022年の介護職員の平均給与(常勤・月給)は、317,540円でした。なお、この値は賞与や手当、残業代を含む月収なので、月々の給与の平均はもう少し低いと考えられます。

介護施設の形態別の平均給与

同資料(p.122)を参考に、介護職員(常勤・月給)の平均給与を、施設形態別にまとめました。気になる介護施設の平均給与をチェックしてみましょう。

施設形態平均給与
介護事業所全体317,540円
介護老人福祉施設(特養)348,040円
介護老人保健施設(老健)339,040円
訪問介護事業所315,170円
通所介護事業所(デイサービス)275,620円
認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム)291,080円

参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.122)

特養や老健のような入居型の介護施設は、平均給与が比較的高いことが分かります。理由としては、入居型の介護施設では夜勤手当が支給されることや、利用者さんの介護度が高く、スキルのある職員が多いことが考えられるでしょう。

介護職の保有資格別の平均給与

同資料(p.157)によると、介護職員(常勤・月給)の保有資格別の平均給与は、以下のとおりです。

保有資格平均給与
保有資格なし268,680円
介護職員初任者研修300,240円
介護福祉士実務者研修302,430円
介護福祉士331,080円
社会福祉士350,120円
介護支援専門員(ケアマネジャー)376,770円

参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)

介護職は、資格を取得することで給与が上がる傾向にあります。たとえば、無資格の方が、介護の入門資格である介護職員初任者研修を取得すると、3万円以上の給与アップが望めるようです。
介護職員初任者研修と介護福祉士実務者研修には受講要件が設けられていないので、無資格・未経験から取得できます。介護職として、より高い給与を目指す方は、専門性の高い資格の取得を目指すと良いでしょう。

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介護の仕事のメリット

介護職として働くメリットとして、「利用者さんから感謝の言葉をもらえること」「社会貢献ができること」「段階的にキャリアアップできること」が挙げられます。自分の理想の働き方と合っているか、チェックしてみましょう。

利用者さんからの感謝の言葉をもらえる

介護職は、利用者さんやそのご家族と接する機会が多い職種です。そのため、直接感謝の言葉をもらうことも多く、やりがいを感じられるでしょう。利用者さんから直接感謝されると、「自分が誰かのためになった」という実感をもてるため、「これからも頑張ろう」と思えるようです。

社会貢献ができる

「人の役に立ちたい」「社会に貢献したい」と考えている方にとって、介護職は魅力的な仕事といえます。高齢化が進む日本では、介護職の需要は今後も高いため、介護の仕事をすることが社会貢献につながるでしょう。
介護施設では、高齢者の社会的な孤立を防いだり、機能回復のケアをしたりなど、目的に合わせて多角的なサポートを実施しています。専門的な知識を身につけ、利用者さんの生活を支援できるのが、介護職の魅力です。

段階的にキャリアアップできる

介護の仕事をするメリットとして、段階的にキャリアアップできることも挙げられるでしょう。介護職はキャリアパスが明確なため、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士の順で資格を取得することで、徐々に専門的な知識を着実に身につけられます。無資格・未経験から介護の仕事を始めた場合も、資格を取得したり経験を積んだりすることで、介護業界でキャリアアップが可能です。

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働き方の自由度が高い

介護職は、正社員以外にも、パートやアルバイト、介護派遣など多様な働き方があります。

管理職にキャリアアップしたい場合、正社員を目指すのがおすすめです。非正規雇用で働く場合は、シフトや勤務時間の融通が利きやすく、プライベートを重視した働き方ができます。また、夜勤専従のスタッフとして勤務したり、仕事を掛け持ちしたりすることで、効率良く稼ぐ選択肢もあるでしょう。

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介護の仕事内容のきついところ

介護職員は、業務量の多さや身体的な負担の大きさ、利用者さんとのコミュニケーションなどを大変に感じる場合があります。「介護の仕事はきついイメージがある…」と不安な方は、下記をチェックしてみてください。

人手不足で業務量が多い

人手が足りない施設では、1人当たりの業務量が多くなることもあります。また、人手不足によって休みが取りにくくなったり、教育に時間をかけられなかったりすることもあるようです。
介護職の仕事内容や配置人数は、施設によって異なります。就職・転職の際は、事前に配置人数を確認しておくと、働きやすい職場を選べるでしょう。

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身体的な負担がかかりやすい

介護職の仕事は、身体的な負担がかかりやすいと感じる方もいるでしょう。とくに身体介護は、利用者さんの体重を支える必要があり、介護職の負担が大きい業務です。また、施設によっては夜勤を行うこともあります。不規則なシフトで生活リズムを保てず、疲れが取れないと感じる介護職もいるようです。
介護職の身体的な負担は、業務をこなすうちに慣れる部分もあります。自分に合った体調管理や正しい介助方法を身に着けられれば、身体的な負担を減らすことが可能です。

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利用者さんとのコミュニケーションが難しい

利用者さんとのコミュニケーションに悩む介護職もいるでしょう。介護をするうえで、利用者さんとのコミュニケーションは非常に重要です。一人ひとりの性格や心身の状態を考えながら、丁寧に接する必要があります。
利用者さんとコミュニケーションを取るときは、ゆっくりと落ち着いたトーンで話すことが大切です。信頼関係を構築するのには時間がかかりますが、利用者さんに心を開いてもらえたときには、大きなやりがいを感じられるでしょう。

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介護の仕事に向いている人の特徴

「介護職に興味があるけど、自分にできるか不安…」という方もいるでしょう。ここでは、介護の仕事に向いている人の特徴をご紹介します。自分に当てはまる特徴があるか、照らし合わせてみましょう。

人の役に立つことが好き

人の役に立つことが好きな人は、介護職に向いているでしょう。介護職は、多くの人と関わり、利用者さんの生活を支えていく仕事です。身体的なサポートだけではなく、精神的なケアを行う必要もあります。そのためには、相手の立場で物事を考えたり、感情に寄り添ってケアを行ったりするスキルが必要です。「誰かのためになる仕事がしたい」という思いが強い人は、介護職として活躍しやすいでしょう。

細やかな気配り・声掛けができる

きめ細やかな気配りができる人や小さな変化に気づける人は、介護職に向いています。介護サービスの利用者さんには、認知症を患っていたり障がいがあったりして、意思の疎通が難しい方もいるでしょう。どのような利用者さんにも快適なサービスを提供するには、小さな変化に気づき、配慮ある行動をするスキルが必要です。

ほかのスタッフと協力して仕事ができる

介護の仕事は、職員同士で協力することが重要です。たとえば、入浴介助や移動・移乗介助といった身体介護では、利用者さんの身体を支えるため、チームワークが必要になることもあるでしょう。施設によっては、多職種連携が必要なこともあります。そのため、ほかの職員と協力して業務に取り組める人は、介護の仕事に向いているでしょう。

コミュニケーション能力が高い

コミュニケーション能力が高い人は、介護職として活躍できます。介護をするうえで、利用者さんと信頼関係を構築することは非常に重要です。日ごろから利用者さんと良好なコミュニケーションが取れていれば、利用者さんの悩みにも気づくことができるでしょう。
また、ほかのスタッフと連携するにあたっても、人と接することが好きであれば、業務を進めやすいといえます。

気持ちの切り替えがうまい

気持ちの切り替えができる人は、介護職に向いています。介護職として働いていれば、利用者さんとうまく話せなかったり、ご家族からクレームが入ったりすることもあるかもしれません。しかし、仕事が大変に感じたときは、ネガティブな気持ちを引きずり過ぎず、次につなげることが大切です。
仕事のオンオフを切り替えられないと、休日もプレッシャーを感じながら過ごしてしまうおそれがあります。自分のメンタルヘルスをケアし、心身の調子を整えられる人は、介護職として長く活躍できるでしょう。

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介護の仕事は無資格・未経験から挑戦できる

介護職になるために必須の資格はないため、無資格・未経験から挑戦できます。2024年4月から、介護職には「認知症介護基礎研修」の受講が義務付けられていますが、入職から1年以内に取得すれば問題ありません。
未経験で介護職に転職し、スムーズに業務をこなすためには、「無資格・未経験可の求人に応募する」「資格を取得してから職場を探す」といった方法があります。

無資格・未経験可の求人に応募する

無資格・未経験から介護職を目指す場合は、「無資格・未経験可」の記載がある求人に応募するのがおすすめです。無資格・未経験歓迎の施設は、教育制度や資格取得支援制度が整っている可能性が高いでしょう。そのため、「働きながら資格取得を目指したい」「少しずつ介護業務を覚えたい」という方には、適した環境でといえます。

未経験から介護職に転職する方におすすめの職場は、デイサービスや有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅など、利用者さんの自立度が比較的高めな施設です。このような施設の介護職は、専門的な介護スキルよりも、コミュニケーション能力が求められる傾向にあるので、未経験の方も活躍しやすいでしょう。
ただし、施設の利用対象者や介護職の仕事内容、運営方針などは職場ごとに異なるので、転職前に確認しておくことが大切です。

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資格を取得してから職場を探す

「転職がうまくいくか不安…」「知識をつけてから仕事をしたい!」という方は、資格を取得してから介護の仕事を始めるのも良いでしょう。
資格を先に取得するメリットは、スキルが身につくことだけではありません。無資格で働くよりも給与水準が高かったり、転職先の選択肢が増えたりするのも、資格取得のメリットです。

介護の仕事に活かせる資格

ここでは、介護の仕事に活かせる主な資格をご紹介します。未経験で取得できる資格もあるので、ぜひチェックしてみてください。

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)

介護職員初任者研修は、介護職の入門的な資格です。130時間の研修を受け、筆記試験に合格すれば取得できます。取得すると、介護に関する基礎的な知識・技能があることを証明できるため、1人で身体介護に携わることが可能です。
介護職員初任者研修に受講要件は設けられておらず、無資格や未経験の方も取得できます。そのため、介護未経験の方は、ここから挑戦してみるのがおすすめです。

介護職員初任者研修を取得したい方には、「レバウェルスクール介護(旧 きらケアSTEPUPスクール)」がおすすめです。現役の医療福祉職員である講師から、実用的な知識を学べることに加え、就業に関するサポートも実施しています。介護の資格を取得したいと考えている方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

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介護職員初任者研修を取得するメリットとは?資格の取り方とあわせて解説

介護の仕事に活かせる資格

介護職の求人には、無資格・未経験から応募できます。しかし、資格を取得すると、選考で有利に働いたり業務に役立ったりするでしょう。ここでは、介護の仕事に活かせる主な資格をご紹介します。

介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)

介護職員初任者研修は、介護の資格の中でも入門的な資格です。介護について基礎的な知識・技能を保証する資格で、取得すると1人で身体介護ができるようになります。要件は設けられておらず、無資格の方も受講が可能です。130時間の研修を受けて筆記試験に合格することで、介護職員初任者研修を取得できます。介護未経験の方は、まずはここから挑戦してみると良いでしょう。

働きながら資格取得を目指すなら、介護業界専門の転職エージェント「レバウェル介護(旧 きらケア)」が提供するレバウェルスクール介護(旧 きらケアSTEPUPスクール)がおすすめです。仕事と資格取得を両立できる職場に転職するためのサポートも受けられるので、ぜひご利用ください。

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介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修を取得すると、介護に関する専門性の高い知識・技術があることを証明できます。介護福祉士実務者研修も要件はないため、誰でも受講可能です。なお、前述の介護職員初任者研修を取得していれば、130時間分の研修が免除されます。
介護福祉実務者研修は、上位資格である介護福祉士を「実務経験ルート」で取得する際の要件の一つなので、キャリアアップしたい方は取得を目指すと良いでしょう。

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介護福祉士

介護福祉士は、介護に関する資格の中で唯一の国家資格。取得することで「介護福祉士」を名乗ることができます。高い専門性を証明できる資格なので、取得すれば転職に有利になったり給与アップを望めたりするでしょう。
ただし、介護福祉士を受験するためには、受験資格を満たす必要があります。受験資格を得る方法は、主に「養成施設ルート」「実務経験ルート」「福祉系高校ルート」の3通りです。
介護福祉士国家試験の受験資格については、「最短で介護福祉士になるには?知っておきたい3つのルート」で解説しています。

ケアマネジャー(介護支援専門員)

ケアマネジャーとは、介護保険サービスの利用者さんが適切なケアを受けられるよう、ケアプランを作成する職種です。
ケアマネジャーとして働くには、介護支援専門員実務研修受講試験に合格する必要があります。試験の受験要件は、指定の国家資格に基づく業務または相談援助業務に5年以上従事していることです。
介護福祉士を取得して5年以上の実務経験を積むことなどで受験できるので、介護業界でキャリアアップを目指す方は将来の目標にすると良いかもしれません。

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【体験談】介護職員が感じた仕事の魅力・やりがい

ここでは、実際に介護職員として働く方の体験談をご紹介します。「介護の仕事の魅力が知りたい!」と気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

利用者さまからの「ありがとう」の一言が仕事のやりがいです。些細なことでも感謝されると、人の役に立っていると実感でき、働いていて良かったと思えます。人の役に立ちたい、お年寄りが好きという気持ちのある人には魅力的な職種です。

デイサービスを利用していなかったら、1人で家にいて、誰とも話さずに過ごす利用者さんもいます。デイサービスに来ることで、社会との接点が作れることがうれしいです。デイサービスは送迎の時間が決まっており、機能訓練やレクで身体を動かすこともあるため、利用者さんの生活リズムや体調を整えることにも役立っています。利用者さんが楽しく過ごしている様子を見ると、自分の仕事に社会的な意義とやりがいを感じますね。

私は、無資格で派遣社員として入職し、その後正社員として雇用されました。職場の資格取得支援制度を利用して、介護職員初任者研修・介護福祉士実務者研修・介護福祉士の資格を取得しました。費用の負担を抑えて資格を取得でき、とても助かりましたね。

人と関わることが好きな方や奉仕精神の強い方にとって、介護職は魅力的な職業といえます。
また、介護職の資格取得支援を行っている職場は少なくありません。資格取得にかかる費用の一部を負担してくれたり、研修日程に合わせてシフトを調整してくれたりする職場を選べば、働きながら資格を取得しやすいでしょう。

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介護の仕事内容に関するよくある質問

ここでは、介護の仕事内容に関するよくある質問にお答えします。「介護職について詳しく知りたい!」という方は、ご一読ください。

介護職に向いている人の特徴は?

奉仕精神がある人やコミュニケーション能力が高い人は、介護職に向いているでしょう。介護職員には、介助技術だけでなく利用者さんに寄り添う姿勢も求められます。丁寧な声掛けや気遣いが必要なので、「人の役に立ちたい」という気持ちがある人は活躍しやすいでしょう。また、コミュニケーション能力があると、利用者さんに心を開いてもらいやすかったり、他の職員と連携しやすかったりなど、業務に活かせます。詳しくは、「介護の仕事に向いている人の特徴」で解説しているので、あわせてご覧ください。

介護職の仕事内容はきついの?

介護の仕事は、介助時に身体に負担がかかったり夜勤があったりすることから、「体力的にきつい」と感じる人もいるようです。初めは大変に感じることが多いかもしれませんが、業務をこなすうちに慣れていく部分もあります。正しい介護方法を身につけることで、介護職にかかる身体的な負担を軽減できるでしょう。介護職に転職するか迷っている方は、「介護の仕事のきついところ」もチェックしてみてください。

まとめ

介護職の仕事内容は、食事介助や入浴介助、排泄介助といった身体介護と、掃除や洗濯、食事の準備などの生活援助が中心です。ほかにも、レクリエーションの企画・運営や介護記録の作成も行います。

介護の仕事の魅力は、利用者さんから感謝の言葉をもらえることや、社会貢献ができること、段階的にキャリアアップできることなどです。介護職に興味のある方の中には、「介護職はきついイメージがある」「利用者さんとうまくコミュニケーションを取れるか不安」という方もいるでしょう。しかし、仕事をしていくうちに慣れることも多いため、必要以上に悩み過ぎず、まずは挑戦してみるのがおすすめです。

「自分がどの施設に向いているのか分からない…」「介護職の働き方をさらに詳しく知りたい!」という方は、レバウェル介護(旧きらケア)にご相談ください。レバウェル介護(旧きらケア)は、介護業界専門の就職・転職エージェント。介護業界に詳しいキャリアアドバイザーが、あなたの希望に合う求人をお探しします。サービスはすべて無料なので、ぜひ気軽にご利用ください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2024年9月9日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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