病院勤務の介護士の仕事内容とは?介護施設との違いや働くメリットを解説!

介護の仕事 2026年4月23日
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この記事のまとめ

「病院で働く介護士ってどんな仕事をするの?」と興味がある方もいるのではないでしょうか。病院で働く介護士の仕事内容は、患者さんの介助や環境整備、看護師のサポートなどです。この記事では、病院の介護士の具体的な仕事内容や1日のスケジュール例をご紹介。介護施設で働く介護士との違いも解説します。病院の介護士として働くメリット・デメリットや、働いた経験がある方の体験談もまとめたので、ぜひご一読ください。

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目次

病院で働く介護士の具体的な仕事内容

病院で働く介護士(看護助手)の主な仕事内容は、次の3つです。

  • 患者さんの介助
  • 病院の環境整備
  • 看護師の補助

以下で、それぞれの業務について解説します。

患者さんの介助

病院で働く介護士の仕事は、入院患者さんの介助が中心です。配属される病棟の診療科目によって、介助が必要な患者さんの割合は異なります。療養型の病院のように高齢者が多い病棟・病院は、介助が必要な患者さんの割合が高いでしょう。
介助業務の具体的な内容は、以下のとおりです。

入浴介助

病院で働く介護士は、入院患者さんの入浴介助を行います。入浴介助とは、病気やケガ、障がいなどの理由で、1人での入浴が困難な患者さんをサポートすることです
病院の浴槽は、家庭の浴室と同様の作りのものと、機械浴・特殊浴と呼ばれるものがあります。機械浴・特殊浴は、座位が保てない方や浴槽をまたぐのが難しい方などが使用する浴槽です。

排泄介助

病院勤務の介護士は、トイレで排泄が可能な患者さんのトイレ介助やパット交換、トイレで排泄するのが難しい方のオムツ交換を行います

排泄介助では、患者さんのプライバシーへの配慮が重要です。特に、普段は自力でトイレに行っていた方が、病気やケガの影響で排泄介助が必要になった場合は、介助されることに羞恥心や抵抗感を感じやすいでしょう。大きな声で排泄の話をしない、排泄介助への抵抗感を示さないといった点に留意し、患者さんができるだけ心理的な負担を感じないような関わり方をするのがポイントです。

更衣介助

更衣介助とは、患者さんの着替えをサポートする業務です。寝たきりの方だけではなく、手足が不自由、腕が上がらないといった理由で更衣介助が必要な方もいます。病院では、手術を受けたばかりの患者さんをサポートすることもあるため、看護師に対応方法を確認しながら安全を考慮して介助を行うことが大切です。

食事介助

食事介助では、自立して食事を取ることが難しい方に対して、食事を口まで運ぶ介助をしたり、正しい姿勢を保つためのサポートを行ったりします。病院ではベッド上で食事介助を行うことが多いため、誤嚥(ごえん)に注意が必要です。ベッドをギャッジアップして上体を起こした姿勢にすることで、誤嚥を防止します。

病院の環境整備

病室のベッドメイキングやリネン交換、洗濯、清掃なども、病院の介護士の仕事内容です。定期的なシーツ交換に加え、血液や嘔吐物などの汚れによって交換が必要になる場合もあります。介護施設よりも病院のほうが血液や嘔吐物の処理を行うことが多いため、先輩や看護師にしっかりと教わり、感染症対策をしながら正しく対処しましょう。
なお、病院の環境整備を外部に委託している場合、介護士が行わない可能性もあります。

看護師の補助

看護師の補助業務は、介護施設で働く介護士にはない、病院で働く介護士ならではの仕事内容です。以下で解説します。

カルテの整理

病院に勤務する介護士は、簡単なカルテの整理を依頼されることがあります。ただし、現在は電子カルテが主流になっているため、膨大な量の紙カルテを扱う可能性は低いでしょう。カルテ以外の書類の整理も依頼されることがあるので、取り扱いについて指導を受けておくと安心です。

医療器具の準備・洗浄

医療器具の準備や洗浄、消毒も、看護師の補助業務の一環です。医療器具には、処置に使われる器具や注射器、吸引機などさまざまな種類があります。なかには、見たことがないものや扱い方が分からないものもあるでしょう。そのため、先輩職員にしっかりと扱い方を教えてもらい、業務にあたりましょう。

食事の配膳

病院勤務の介護士は、入院患者さんへの食事の配膳も行います。患者さんごとの食事内容を示す食札をよく確認し、名前と食事内容に誤りがないかをしっかりチェックしながら配膳しましょう。患者さんによって、食事の制限やアレルギー、食形態などが異なります。

患者さんの診察の付き添い

1人で安全に移動することが困難な患者さんには、診察や検査、リハビリの付き添いが必要です。介護士は、杖を正しく使用できるよう声掛けをしたり、身体を支えて介助したりして、患者さんが移動時に転倒しないようにサポートします。また、患者さんの状態によっては車いすを使用することもあるでしょう。

業務で使う物品の発注・補充

病院勤務の介護士は、使い捨て手袋やマスク、消毒液など、病棟で使う物品の発注や補充を担当する場合もあります。必要な物品が不足しないよう備品を管理することで、看護師や医師がスムーズに業務にあたれるでしょう。

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病院で働く介護士の1日のスケジュール例

ここでは、病院で働く介護士の1日のスケジュール例をご紹介します。なお、職場によって任される業務や具体的な流れは異なるので、あくまで参考としてご覧ください。

病院で働く介護士の1日の流れ

  • 時間

    仕事内容

  • 07:00

    出勤、朝礼・申し送り(患者さんの情報共有)

  • 08:00

    朝食の配膳、食事介助、口腔ケア

  • 09:00

    排泄介助、入浴介助・清拭

  • 10:00

    環境整備(シーツ交換や清掃)、診察や検査の付き添い

  • 11:00

    休憩

  • 12:00

    昼食の配膳、食事介助、口腔ケア

  • 14:00

    排泄介助、入浴介助、環境整備

  • 15:00

    カンファレンスへの参加

  • 16:00

    夜勤への申し送り、退勤

病院勤務の介護士は、夜勤に入る場合もあります。日勤と夜勤のスタッフでしっかりと情報を共有することで、患者さんの状態の変化にスムーズに対応できるでしょう
病院で働く介護士の夜勤については、「病院勤務の介護士(看護助手)の夜勤とは?仕事内容やスケジュールをご紹介」の記事をご覧ください。

病院で働く介護士と介護施設で働く介護士の違い

「病院と介護施設の介護士にはどんな違いがあるの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。以下では、介護士が介護施設で働く場合と病院で働く場合で異なる点を解説します。

求められる役割の違い

病院で働く介護士の仕事内容は看護師の補助が中心であるのに対し、介護施設で働く介護士は主体的に利用者さんにアプローチを行います

病院で働く介護士の役割は、患者さんの病気やケガの治療をスムーズに行えるよう、看護師の補助をしたり患者さんの生活をサポートしたりすることです。国家資格を持つ看護師の指示に従って、医療チームの一員として業務をこなします。
患者さんの年齢層は病棟の診療科によって異なりますが、子どもから高齢者まで幅広い年代の患者さんに対応する場合が多いでしょう。

一方、介護施設で働く介護士の役割は、身体機能・認知機能の低下や障がいにより、自立した生活を送るのが困難な高齢者をサポートすることです。介護施設では、介護職員が中心となり、利用者さんの生活をより良くするためのサポートを行うため、主体的なケアの実践が求められます。

仕事内容の違い

病院で働く介護士の仕事は、食事・入浴・排泄の介助、リネン交換など、介護施設の介護業務と同じ内容も多いかもしれません。しかし、医療機器の片付けやカルテの整理、リハビリ・検査の付き添いなど、病院勤務の介護士ならではの仕事内容もあります。

また、病院の介護士として働く場合、一般的にはレクリエーションやご家族の対応は担当しません。介護施設で働いていて、レクリエーションの運営や家族対応が苦手と感じている方は、病院で働くことを検討してみるのも良いでしょう。

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給料の違い

職場によって実際の給与額は異なりますが、病院で働く介護士は介護施設の介護士よりも給与水準が低いようです

政府統計の総合窓口e-Statの「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)表番号1」によると、2025年における病院勤務の介護士(看護助手)の平均月給は24万800円でした。一方、介護施設などで働く介護士の平均月給は、27万7,700円です(企業規模計10人以上が調査対象)。
なお、こちらの平均月給は「きまって支給する現金給与額」のことで、「基本給+各種手当(残業代や深夜勤務手当を含む)」の合計となります。

以下の表に、病院で働く介護士と介護施設で働く介護士の平均月給や賞与、平均年収をまとめました。

平均月給
(きまって支給する現金給与額)
賞与等
(年間賞与その他特別給与額)
平均年収
(平均月給×12ヶ月+賞与等)
病院で働く介護士
(看護助手)
24万800円48万1,200円337万800円
介護施設で働く介護士(介護職員)27万7,700円54万7,800円388万200円

参考:政府統計の総合窓口e-Stat「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)表番号1

平均年収は、病院で働く介護士が約337万円、介護施設で働く介護士が約388万円で、50万円程度の差があると分かります

なお、看護助手は、勤続年数を重ねたり資格を取得したりすることで、給料アップを図ることが可能です。国を挙げて介護士や看護助手の処遇改善に取り組んでいるため、給与水準は今後良くなっていくかもしれません。
看護助手の給料の今後については「看護助手に将来性がある理由とは?給料や働くメリット・デメリットを解説」の記事で言及しているので、気になる方はあわせてご参照ください。

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必要な資格と資格取得支援の違い

病院で働く場合も介護施設で働く場合も、介護士の仕事は無資格・未経験から挑戦可能です。しかし、介護施設で働く無資格の方は、入職から1年以内に「認知症介護基礎研修」という認知症介護の基礎を学ぶ研修を受講するか、上位の資格を取得しなければなりません。

また、介護関連の資格を取るための資格取得支援制度は、介護施設のほうが充実している傾向にあります。働きながら介護の資格を取得してキャリアアップしたい方は、職場から補助を受けられるか調べておくと良いでしょう。

病院の場合、看護師免許の取得支援として、看護学校に通うための奨学金を設けている場合があります。金銭的なサポートを受けて看護師になりたいと考えている社会人の方は、病院で介護士として働きながら、職場の制度を活用して看護師免許の取得を目指すのも選択肢の一つです。

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病院の介護士として働くメリット

病院の介護士として働くメリットを3つご紹介します。

  • 医療の知識や専門性が身につく
  • 高齢者以外の介護にも従事できる
  • 福利厚生が充実している傾向がある

以下でそれぞれ解説するので、転職先に悩んでいる介護士の方は、職場選びの参考にしてみてください。

医療の知識や専門性が身につく

病院に勤務すると、看護師の仕事を近くで見る機会が多いため、医療ケアや専門用語の知識を習得しやすいでしょう。医療に興味がある方や医療職へのキャリアチェンジを考えている方にとって、この環境は大きなメリットといえます。

業務を行う際に積極的に質問をすれば、医療・看護の知識を多く吸収することが可能です。知識を活かして、患者さんの状況をより正確に理解できるようになれば、一層やりがいを感じて働けるでしょう。

高齢者以外の介護にも従事できる

介護施設の利用者さんは高齢者が多いのに対し、一般病院に入院している患者さんの年齢層は、子どもから高齢者までさまざまです。幅広い年齢層の方の介護に携われるのは、病院で働く介護士ならではのメリットといえます。

福利厚生が充実している傾向がある

病院勤務の場合、福利厚生が充実していることが多いようです。託児所や保育所が併設されているなど、子育て中のスタッフが働きやすい環境が整っている病院もあります。また、介護士の残業が少なく、休日をしっかり取れることもメリットといえるでしょう。

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病院の介護士として働くデメリット

病院の介護士として働くことにはメリットがある一方で、デメリットも存在します。病院の介護士に転職するか悩んでいる方は、メリットとデメリットの両方を知ったうえで検討してみましょう。

スキルアップ・キャリアアップの機会が少ない

介護をあまり必要としない患者さんが多い診療科に配属された場合、介護士としてのスキルアップの機会に恵まれない可能性があります。病院で勤務して介護のスキルアップを図りたい方は、介助業務が多い病棟への配属を希望すると良いかもしれません。

なお、病院で患者さんの身体介護に携わる場合、実務経験を活かして介護福祉士の資格取得を目指せます。詳しくは、「介護福祉士の受験資格に看護助手の実務経験も含まれる?職種の違いも解説!」の記事をご覧ください。

主体的に動けない場合がある

病院勤務の介護士は、基本的には医師や看護師の指示に従って動きます。そのため、主体的に仕事がしたい方はストレスを感じる可能性も。介護士として主体性を持って働きたい方は、介護施設に勤務すると理想を実現させやすいでしょう。

医師や看護師との人間関係に悩むことがある

病院で働く介護士は、医師や看護師といった医療職との連携が必須です。多くの職員と関わるため、人間関係に悩むこともあるでしょう。特に、指示を受けることが多い看護師との間に上下関係を感じてしまう人もいるようです

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病院勤務に向いている介護士の特徴

ここでは、病院勤務に向いている介護士の特徴をご紹介します。「自分に病院の仕事が合っているのか気になる」という介護士の方は、参考にしてみてください。

医療知識や技術に興味がある

前述のように、病院勤務の介護士には、医療知識が身につきやすいというメリットがあります。そのため、将来的に介護士として医療的ケアに携わりたい方や、ニーズに沿った介護を行うために疾患について学びたい方は、病院の仕事にやりがいを感じられるでしょう。
特に、特別養護老人ホーム(特養)や老人保健施設(老健)、介護医療院など、医療・リハビリの側面が強い介護施設の仕事には、医療現場での経験を活かせます。

キャリアチェンジを検討している

准看護師や看護師へのキャリアチェンジを考えている方は、病院勤務の介護士に向いています。病院で働くことで、医療知識が身につくだけでなく、実際の医療現場の雰囲気を掴めるでしょう。また、働きながら看護師や准看護師の資格取得を目指す場合、職場の先輩に質問できたり、病院によっては資格取得支援があったりするのもメリットです。

さらに、介護福祉士として実務経験を積んでケアマネジャーを目指す際にも、医療現場での経験が役立ちます。病院の介護士として働くことで、ケアマネジャーに必要な医療面の知識や連携スキルが自然と身につくでしょう。

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看護師がいる職場のほうが安心と感じる

看護師がいる環境のほうが安心して働ける方は、病院勤務に向いているでしょう。看護師が在籍していない介護施設や、介護士のみで夜勤をする介護施設では、利用者さんがケガをしたり体調が急変したりした場合、まずは介護士が対応します。
一方、病院勤務の介護士は医療職の指示のもとで動けるので、精神的な負担が比較的かかりにくいでしょう

介護福祉士にとって病院の仕事はつまらない?

介護福祉士の資格を持ちながら病院で働くことに対し、「専門性が発揮できないのでは?」と疑問を感じる方もいるかもしれません。しかし、介護現場でなく医療現場であっても、経験やスキルを発揮して働くことは可能です。
ここでは、介護福祉士が病院勤務をつまらないと感じる場合の理由や、介護福祉士が医療現場で果たす役割を解説します。

介護福祉士が病院の仕事をつまらないと感じる理由

介護福祉士が病院の仕事に物足りなさを感じる理由の一つは、自身の裁量が限定されやすいことです。
医療現場では看護師の指示で行うサポート業務が中心となるため、「介護福祉士としての専門性を活かせず、無資格の看護助手と変わらない」と感じる人も。利用者さんのケアの方向性についてケアマネジャーと意見を出し合うなど、介護施設のように自らが主体となって積極的に働きかける機会は少ないことから、「やりがいがない」と感じてしまう場合があるようです

また、ベッドメイキングや物品の搬送、備品管理といった雑務が多いことから、「病院は直接的なケアがあまりできなくてつまらない」と思う介護福祉士の方もいるのかもしれません。

病院で働く介護福祉士が果たす役割

病院で働く介護福祉士は、医療チームの一員として、患者さんの在宅復帰や社会復帰を生活面から支える重要な役割を担います。医療行為は行いませんが、介護のプロという立場で入院生活の質を高めるケアを実践する貴重な人材です
これまでに磨いてきた介護技術を、一緒に働くほかの看護助手に教えることができるのも、知識や経験が豊富な介護福祉士の強みといえます。

患者さんが退院していくまでの過程を間近で見守れることや、医療現場に貢献できることは、病院ならではのやりがいです。また、支援の対象が高齢者に限定されず、幅広い世代・病気の患者さんと向き合うため、一人ひとりの状況に応じた支援を行うスキルを磨けるでしょう。

介護福祉士が病院で働くメリットや求められる役割が気になる方は、「介護福祉士の病院での役割とは?業務内容や待遇、施設との違いを解説!」の記事もご一読ください。

【体験談】病院の介護士が感じた仕事のやりがい

ここでは、病院で働いた経験のある介護士の体験談をご紹介します。病院介護士にはどのようなやりがいがあるのか、確認してみましょう。

病院で働いた経験は、介護士としてのスキルアップにすごく役立っています。私は、現職の介護施設で働く前に、3年ほど病院で働いていました。病院の介護士として働くなかで特にやりがいや魅力だと感じたのは、以下の3点です。

  • 多くの看護師と関わるため、自然と看護師と人間関係を構築できるようになる
  • さまざまな症状を持つ患者さんに対応するため、対応力が磨かれる
  • 看護師や患者さんから直接感謝される機会が多い

看護師との人間関係の築き方といった、病院で培った対応力は、介護施設で働いている今も活かせているスキルです。認知症の症状一つ取っても、病院で対応していた患者さんのほうが対応が困難なことが多かったため、介護施設の利用者さんの対応でつまずくことはほとんどありません。

もし、病院か介護施設か迷っているのであれば、介護施設でも活かせるような経験が積める診療科を選ぶと、どちらの仕事にも活用できる知識や経験が得られると思います。

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病院介護士の仕事内容についてよくある質問

ここでは、病院介護士の仕事内容についてよくある質問にお答えします。病院介護士への転職を考えている方は、ぜひご覧ください。

病院に勤務する介護士の給料や年収はどのくらい?

政府統計の総合窓口e-Statの「職種(小分類)、性別きまって支給する現金給与額、所定内給与額及び年間賞与その他特別給与額(産業計)表番号1」によると、2025年における病院勤務の介護士(看護助手)の平均月給は24万800円、賞与等の平均は48万1,200円でした。
「平均月給(きまって支給する現金給与額)×12ヶ月+賞与等(年間賞与その他特別給与額)」で算出すると、病院勤務の介護士の平均年収は337万800円となります(企業規模が10人以上の職場の場合)。なお、実際の給与額は職場によって異なるため、平均年収のデータは参考までにご覧ください。
病院で働く介護士の給与については、この記事の「病院で働く介護士と介護施設で働く介護士の違い」でも解説しています。

病院で働く介護士はいらないって本当?

病院で働く介護士の仕事内容は、基本的に看護師の補助が中心なので、なかには「看護師がいるなら介護士はいらないのでは?」と思う方もいるようです。しかし、病院勤務の介護士は、医療職がスムーズに業務をこなせるようにサポートする重要な職種で、医療の資格がなくてもできる仕事を幅広くこなします。患者さんの身の回りのお世話や病室の環境整備などを行い、身近に寄り添ってケアをする介護士は、医療チームの一員として患者さんを支える重要な仕事です。

病院で働く介護士の仕事は大変ですか?

基本的な医療知識が必要なことや他職種との連携が多いことから、「病院で働く介護士は大変…」と感じる方もいるようです。病院では、専門用語が日常的に飛び交うため、慣れるまでは仕事を難しいと思うかもしれません。また、看護師の指示を受けて業務をこなすので、他職種との上下関係を意識することもあるようです。
一方で、「医療の専門知識が身につく」「人間関係の構築がうまくなる」というメリットもあります。この記事の「【体験談】病院の介護士が感じた仕事のやりがい」で、病院で働く介護士の体験談をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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病院で働く介護福祉士のメリット・デメリットは?

病院で働く介護福祉士のメリットは、医療従事者と連携するなかで、疾患や医療ケアに関する専門知識を吸収できることです。急変時の対応などを間近で学べるため、介護職としての専門性をさらに高められます。
一方で、あくまで医療ケアがメインの現場のため、看護師の指示のもとで行うサポート業務が中心となることをデメリットに感じる場合も。生活支援や自立支援に重点を置きたい方は、裁量が少なく専門性を発揮しにくいと感じる場合があるかもしれません。病院勤務を検討する際は、メリットとデメリットを比較し、自身の希望に合っているか確認することが大切です。

まとめ

病院で働く介護士の仕事内容は、介護施設で働く場合と同様に、介助業務がメインです。また、病院で働く介護士には、看護師をサポートする役割が求められるため、医療器具の準備や洗浄、患者さんの診察・検査の付き添いといった業務も行います。
病院で働くことに興味がある方は、病院特有の業務内容を理解したうえで求人に応募すると良いでしょう。

介護士が病院で働くメリットは、医療ケアに関する知識を身につけられることや、幅広い年齢層の方の介護に携われることです。一方で、主体的な介護やスキルアップの機会が少ない点をデメリットに感じる場合があります。
医療現場に貢献したい方や、看護師へのキャリアチェンジを目指す介護士の方は、転職・就職先の候補として病院を検討してみると良いでしょう。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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