介護派遣のメリット・デメリットを知ろう

仕事 2016/06/22
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
60_TOP_飛び跳ねてる

介護派遣という働き方をご存知ですか?

今回のコラムでは、勤務地や勤務時間などの融通がききやすい介護派遣の働き方に迫ります。プライベートを充実させたい方、育児とバランスをとりながら仕事をしたい方にとって、派遣はメリットの大きい選択肢です。

派遣の仕組みと、メリット・デメリットの両面を知った上で、自分に合った働き方を見つけてください。

介護派遣とは?


介護派遣とは、派遣会社に雇用されて派遣先の介護施設で仕事をする働き方を指します。正社員やパートタイム、アルバイトが勤め先企業と雇用関係を結ぶ一方で、派遣社員は実際に働く職場(派遣先企業)ではなく、派遣会社と雇用関係を結ぶのが特徴。日々の業務上の指示は派遣先企業から受けますが、給与は派遣会社から受け取り、福利厚生は派遣会社のものが適用されます。

ですので、派遣社員として働く場合、業務上の相談や報告は派遣先企業に行い、契約内容などに関する相談は派遣会社にするのが基本。職場の上司には言いにくいことでも、派遣会社の担当者に相談できるのが派遣の良さといえます。
労働者派遣法では派遣社員が1つの派遣先で働けるのは最長3年までとなっていますが、実際には3ヶ月ごとに契約更新する職場が多いようです。

契約が打ち切られる時は1ヶ月ほど前に通告があるのが一般的で、派遣だからといって「明日から出勤しなくてもいい」と言われることはありません。

同時に働く側も、病気や怪我などのやむを得ない場合を除いては、契約期間は同じ職場で働くのがルールとなっています。

時給がよく、残業代もきちんと支払われる


Stack of japanese currency yen or Japanese banknotes

介護派遣はパートタイムやアルバイトに比べて時給が高い傾向にあります。
この理由の1つには、派遣は正社員と違ってボーナスや退職金を支給しなくて良いため、正社員に比べて低コストで雇用できることがあるでしょう。

2つ目には、介護業界では多くの施設や事業所が人手不足で悩んでおり、高い時給を払っても人材を確保したい背景があります。事業所にとって、正社員と違って長期的に雇用する必要のない派遣社員は、一時的な人手不足を補えるメリットがあるのです。
派遣の時給は派遣会社や勤め先、地域によって異なりますが、資格を持ってると無資格者より高い時給を得ることが可能です。介護職員初任者研修は介護職の初歩的な資格ですが、無資格に比べて優遇されるケースが多く、需要が高い介護福祉士だと、さらなる時給アップが叶うかもしれません。

ほかには、ケアマネージャーや社会福祉士などの資格があると優遇される可能性があります。
派遣社員は原則として時給制なので、残業代が必ず支給されるのもメリットです。派遣社員は正社員と同じく労働基準法で守られており、サービス残業があった時は派遣会社が罰則を受ける仕組み。派遣会社は派遣先が適切な運営をしているかチェックするため、残業代がきちんと支払われるというわけです。

時間や勤務地の融通がききやすい


生活スタイルに合わせて勤務日や勤務時間を選べるのは派遣の大きなメリットです。正社員として働く場合、毎月の出勤日数は定められており、休日も全て希望通りというわけにはいきません。

ですが派遣社員の場合、フルタイムで働くのはもちろん、「週2日」「夜勤のみ」「日勤のみ」「扶養内」と自分の都合に合わせて働き方や働く曜日、時間帯を選べます。

派遣であれば勤務地の自由も大きく、自宅近くや通勤に都合の良い場所で働けるでしょう。このようなことから、派遣は希望するライフスタイルで働きたい人、家事や育児と仕事を両立させたい方にぴったりの働き方といえます。
さらに、正社員だと給与や残業時間といった条件交渉を自分でしなければなりませんが、派遣社員の場合は派遣会社が変わりに交渉してくれます。

また、働く中で「当初の契約内容と違う」と思った時も、派遣会社の担当者に相談できるのは心強いポイント。正社員だとトラブルが起きた時は1人で対応しなければなりませんが、派遣社員は必要に応じて派遣会社に頼れます。

自分に合った職場か見極められ、その後正社員を目指すことも可能


Pflegepersonal, Fachkräftemangel介護業界は業界全体で人手不足が課題であるため、未経験歓迎の正社員求人を比較的簡単に探せます。

派遣の場合も同様で、「これから介護の世界に入りたい」という人がチャレンジできる求人が豊富。介護業界では異業種からの転職者を歓迎していますし、教育体制の整った職場に就職すれば、働きながらスキルアップをはかれます。

いきなり正社員で介護業界で働くのが不安という人も、まずは契約期間が短い派遣で介護の仕事が合っているか確認できるでしょう。

さらに、紹介予定派遣として働けば、将来正社員になることも可能です。紹介予定派遣とは、一定期間派遣として働いた後、本人と派遣先企業の合意の上で正社員に登用される制度。スキルや勤務態度が条件に満たないと登用されない場合もありますが、意欲のある方なら登用は難しくありません。
加えて派遣で働けば、正社員になる前に職場との相性を見極められるメリットもあります。正社員として就職すると退職のハードルが上がりますが、派遣の場合は更新をしなければ大丈夫です。

介護職の離職理由には、職場の人間関係や、事業所の運営方針と自分の考え方の不一致が多いですが、派遣として働く間に職場との相性を見極めれば、本当に自分に合った職場で働くことが可能です。

また、介護業界には、有料老人ホームといった入居施設から、日帰りでサービス提供を行うデイサービス、利用者の自宅を尋ねる訪問介護とさまざまな働き方があります。

派遣であれば、複数の職場を経験しながら自分の向き不向きを把握し、将来的にどんな施設で働きたいかじっくり考えることもできるでしょう。

派遣のデメリットとは


派遣社員のメリットをご紹介してきましたが、もちろん派遣にはデメリットも存在します。

派遣はパートやアルバイトに比べて時給が高い傾向にあるものの、ボーナスや退職金はなく、時給制だと祝日や長期休暇のある月の給与は低くなってしまいます。

また、「派遣だから」という理由で責任がある仕事を任せてもらえない可能性もあり、ばりばり働きたいという方には向いていないかもしれません。

雇用においても派遣は正社員に比べて不安定であり、良い職場と出会えても契約期間が満了すればそれ以上は働けなくなってしまいます。

先ほど派遣には色々な職場や施設形態を体験できるメリットがあるとご説明しましたが、1つの職場で長く働きたい人にとってはそれがメリットにならない可能性もあります。

「自分の都合を優先して働きたい」という人は派遣向きですが、「より多くのお金を得たい」「安定して長く働きたい」という人は正社員を目指すのが良いでしょう。

派遣・正社員にはそれぞれの良さや大変さがあり、一概にどちらが良いとは言えません。どちらのメリット・デメリットを理解した上で、自分に合ったスタイルで働くのが良いのではないでしょうか。

介護業界での就職・転職に興味のある方はきらケアまでご相談ください。きらケアでは業界に精通したアドバイザーがその方の希望に合った求人をご提案し、内定までをサポートいたします。

当サービスでは、正社員・契約社員・派遣・紹介予定派遣・パート・アルバイトと幅広い雇用形態の求人を扱っているので、自分に合った働き方を見つけたいという方におすすめです。

プロのアドバイスを受けながら、あなたに合った職場を見つけませんか?

 

関連ジャンル: 仕事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「仕事」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧