介護派遣の時給相場はどれくらい?正社員との比較や収入アップの方法を解説

介護の仕事 2026年1月5日
  • この記事をシェアする
  • facebook
  • X
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
介護 派遣 時給に関する記事のタイトル画像

この記事のまとめ

「介護派遣の時給はほかの雇用形態より良いの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。介護派遣の平均時給は1,300円程度で、パートやアルバイトより高い傾向があるようです。この記事では、介護派遣の時給相場や正社員との給与の違いを解説。介護派遣の給与への満足度や時給が高い理由もまとめました。時給をアップさせる方法も紹介するので、高収入を目指す方や、介護派遣が気になっている方は参考にしてみてください。

介護派遣のメリットとデメリットは?働き方や派遣会社の選び方、体験談も

現在のストレス度と傾向がわかる!介護職のストレスタイプ診断

目次

介護派遣の時給相場

厚生労働省の「令和5年度 労働者派遣事業報告書の集計結果(速報)(p.10)」をもとに計算すると、2023年度における介護サービス職業に従事する派遣労働者の平均時給は1,355円でした。こちらの平均時給は、1日あたりの平均賃金を8時間で割って算出しています。

同資料(p.9)をもとに算出した派遣労働者全体の平均時給は約2,023円なので、介護従事者の平均時給は派遣労働者全体より低い結果です。しかし、介護派遣の時給は、パートやアルバイトの介護職員より高い傾向にあります。

また、努力次第では介護派遣で時給アップを目指すことができます。「介護派遣の時給を上げる方法」で後述するので、ぜひ最後までご覧ください。

なお、職場によって時給は異なるので、上記はあくまで参考程度に捉えておきましょう。

保有資格別の平均時給

介護派遣の時給は、保有資格などの条件によって異なります。

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.165)」をもとに、派遣社員を含む時給制・非常勤で働く介護職員の保有資格別の平均時給を、以下のグラフにまとめました。

なお、ご紹介する平均時給は、「平均給与÷実労働時間数」で算出した1時間あたりの給与です(小数点以下切り捨て)。平均給与には各種手当や一時金が含まれるため、実際の平均時給は下記よりも低いと考えられます。

令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果のグラフ画像

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.165)

介護職員は、保有資格の専門性が高いほうが、時給が高い傾向にあります。無資格の介護職員の平均時給が1,330円なのに対し、資格を保有している場合の平均時給は1,500円台以上です。

上記は介護職員全体の平均値で、派遣社員に限ったデータではありません。また、資格以外に、地域や企業によっても時給は増減するので、あくまで参考としてご覧ください。

▼関連記事
介護福祉士の派遣での働き方は?時給相場や高給与求人の選び方

時給換算した正社員の給与との比較

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.165)」をもとに「平均給与額÷実労働時間数」で算出すると、派遣を含む時給制・非常勤で働く介護職員の1時間あたりの給与は約1,542円となります。

同資料 (p.161)をもとに、正社員を含む月給制・常勤で働く介護職員の1時間あたりの給与を算出すると、約2,073円でした(小数点以下切り捨て)。

派遣社員はボーナスが支給されないことも少なくありません。そのため、ボーナスが支給される割合が高い正社員の給与(時給換算)と比較すると、介護派遣の1時間あたりの給与のほうが低い傾向にあると考えられます。

社保即日加入できます!

無料で派遣の仕事を見てみる

▼関連記事
介護職は派遣の方が良い?正社員との違いは?メリットやデメリットをご紹介

派遣介護士最強の働き方を紹介!時間を有効活用できて月収が増える?

介護派遣の時給の満足度

レバウェル株式会社の「きらケア介護白書2022(p.25)」によると、介護職員の雇用形態別の収入の満足度は、以下のとおりです。

介護職の雇用形態別の収入の満足度のイメージ
引用:レバウェル株式会社「きらケア介護白書2022(p.25)

派遣社員を含む非正規雇用の介護職員は、正社員よりも収入に満足している人が多いようです。介護派遣の時給に満足している方の意見としては、「派遣社員として納得できる時給だから」「高時給で休みも取得しやすいから」「残業なしで身体的負担がないから」などがあります。

高時給の求人を選べば、ワーク・ライフ・バランスを保ちながら満足できる収入を得られるのが、介護派遣の強みといえるでしょう。

▼関連記事
介護士(介護職員)の給料は?平均給与や年収アップの方法、処遇改善の状況

介護派遣の時給が高い理由

すでにご説明したように、非正規雇用の介護職員のなかで、派遣社員は時給が高い傾向にあります。介護派遣の時給が高い理由を以下で解説するので、ぜひチェックしてみてください。

短期間の雇用契約ができるから

介護派遣は短期間の契約ができるので、一時的な人手不足を解消するために活用されることも少なくありません

介護施設には、適切な介護サービスを提供するための人員基準が定められています。そのため、離職などで職員の補充が間に合わないときも、決められた人数のスタッフを確保しなければなりません。

急な欠員が出た際は、必要な期間だけ派遣社員を雇用すれば、人員基準を満たすことができます。派遣は必要な期間だけ雇用できるメリットがあるため、時給の高い求人があるようです。

▼関連記事
介護職は派遣とパートどちらがおすすめ?違いやメリット・デメリットを解説

即戦力となる人材を募集しているから

即戦力となる人材を呼び込むために、介護派遣の時給を高めに設定することもあります。派遣社員に介護施設側の求めるスキルや資格がなければ、任せられる業務の範囲が狭まるため、好待遇でスキルのある人材を募集するケースです。

介護派遣に高い時給を提案することで、即戦力となる人材を確保できれば、教育にかかる時間の削減にもつながります。

採用コストを削減できるから

一から介護職員を採用するには、時間や費用などが必要です。人手不足の施設では、採用の決定権を持つ管理者も現場に出ることがあり、採用活動に時間を割けないことがあります。
派遣会社が間に入ることで採用コストを削減できるので、その分、時給が高くなっている面もあるようです。

交通費が含まれている場合があるから

派遣会社によっては、時給に交通費が含まれている場合があります。近年では、交通費を別途支給しているところも増えていますが、交通費が時給に含まれている求人も。介護の派遣会社を比べる際は、時給の内訳がどのようになっているかの確認も必要です。
なお、雇用形態に関わらず、交通費の支給は基本的に任意となっています。

▼関連記事
派遣社員には交通費が出ない?時給設定のルールや通勤手当の支給方法を解説

▶介護派遣の求人はこちら
▶紹介予定派遣の求人はこちら

介護派遣の時給を上げる方法

ここでは、介護派遣の時給を上げる方法を解説します。より良い条件で働きたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護系の資格を取得する

保有資格別の平均時給」の項目で解説したように、介護派遣は資格を保有しているほうが時給が高い傾向にあります。専門性が高い介護資格を取得することで、現場が求める人材として高く評価されるため、時給アップを狙えるでしょう

介護業界のキャリアパスは整理されており、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」「ケアマネジャー(介護支援専門員)」の順で資格を取得すれば、段階的に介護の知識やスキルを身につけられます。

なお、介護福祉士やケアマネジャーを取得するには、実務経験や指定のカリキュラムの修了などが必要です。資格取得による時給アップを目指す場合、自身の将来を見据えたキャリアプランを考えて計画を立てることが重要といえます。

▼関連記事
介護資格の種類29選!取得方法やメリットを解説します

首都圏限定!資格取得が無料!

転職活動しながら資格を取る

資格取得のみでもOK!

レバウェル介護の資格スクール

夜勤のシフトに入る

「夜勤の回数を増やす」「夜勤専従になる」といった働き方をすると、深夜割増賃金が適用されて時給が高くなるでしょう。労働基準法第37条4項によると、午後10時〜午前5時の時間帯に働いた場合、通常の2割5分以上の割増賃金が支払われます。

日勤の1.25倍以上の時給が支払われるのは、夜勤の強みです。そのため、体力に自信がある方や夜勤が苦ではない方は、検討してみると良いかもしれません。

介護派遣の夜勤について知りたい方は、「介護職の夜勤はしんどいの?仕事内容やメリット、きついときの対処法を解説」の記事をぜひご覧ください。

勤務態度を良くする

遅刻や欠勤を繰り返すと、評価が悪くなってしまいます。そのため、遅刻や欠勤をしないように注意し、やむを得ない事情により遅刻・欠勤するときも、事前に連絡をすることが重要です。
当たり前のことかもしれませんが、小さな積み重ねで信頼関係を築けていれば、時給交渉をするときも前向きに検討してもらいやすいでしょう。

派遣会社に時給アップを交渉する

介護派遣として時給を上げるなら、時給交渉をするのも一つの手です。仕事量と時給が見合っていなければ、モチベーション低下につながりかねません。

派遣社員が時給交渉をするときは、雇用主である派遣会社に相談しましょう。派遣会社の担当者に、「時給を上げてもらうことは可能でしょうか?」と伝えて話し合います。契約内容の業務をきちんと遂行しており、勤怠に問題がなければ、担当者も相談に応じやすいでしょう。なお、時給交渉をするタイミングは、契約更新の時期が最適です。

時給の高い派遣先を探す

確実な収入アップを目指すのであれば、時給の高い派遣先を探しましょう。初めから時給が高ければ、契約期間内は十分な収入を確保できます。ただし、時給の高い派遣先は、専門的な資格の保有や経験年数などの条件を設けていることがあるため、確認が必要です。

介護業界に特化した派遣会社に登録する

時給の高い介護派遣の求人を探すのであれば、介護業界に特化した派遣会社に登録するのがおすすめです。介護業界に特化した派遣会社なら、幅広い介護施設の求人を取りそろえているため、好条件の求人を見つけやすいでしょう。
キャリアアドバイザーが派遣先と応募者の相性を判断しながら求人を紹介してくれるので、効率的に仕事探しができます。

介護業界に特化した派遣会社のレバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)では、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポート。希望に沿う求人の提案はもちろん、時給や待遇の交渉にも対応可能です。派遣社員の方にうれしい「給与の前払い」や「社会保険の即日加入」にも対応しています。まずはお気軽にお問い合わせください。

▼関連記事
介護派遣会社の選び方を解説!仕組みや利用のメリットを知れば失敗しない

社保即日加入できます!

無料で派遣の仕事を見てみる

介護派遣で働くメリット

ここでは、介護派遣で働くメリットを解説します。介護派遣の仕事に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

時給が高い傾向にある

前述したように、介護派遣はパートやアルバイトよりも時給が高い傾向にあるので、非正規雇用の働き方で高給与を目指す場合におすすめです。時給が高く短時間で稼ぐことができるため、時短で働きながら子育てや家族の介護などの時間を確保しつつ、一定の収入を得られるでしょう。
また、時給以外にも、「残業がない」といった待遇面で働きやすさを感じる人もいます。

▼関連記事
介護派遣は残業がない?できない場合は?正社員との違いやメリットも解説

人間関係のトラブルがあっても対応しやすい

介護派遣では派遣会社と雇用契約を結ぶので、人間関係のトラブルがあったときは派遣会社に相談できます。また、短期契約なので、どうしても合わない人がいる場合、契約更新時に職場を変えることも可能です。

職場の人間関係のトラブルを解決しやすい環境があって働きやすいことは、介護派遣の大きなメリットといえます。

▼関連記事
介護派遣で人間関係に悩んだら?ストレスを軽減できる考え方

多様な介護施設で経験を積める

介護派遣の仕事の魅力の一つが、多様な介護施設で経験を積めることです。介護施設には、特養や老健、デイサービス、グループホームなどさまざまな種類があり、施設によって細かい仕事内容や求められるスキルは異なります。派遣であれば、複数の現場を経験しながら、自分に合った働き方や得意・不得意を判断できるでしょう

また、介護度や医療依存度が異なる利用者さんへの介護を通じて培ったスキルや対応力は、介護現場で広く役立ちます。多様なケアに対応できる人材は重宝されるため、時給面で評価される可能性も。介護職員として幅広い経験を積んでスキルアップできることは、派遣の強みといえるでしょう。

社保即日加入できます!

無料で派遣の仕事を見てみる

介護派遣で働くデメリット

介護派遣で働くデメリットには、「雇用期間が定められている」「昇給しにくい」などがあります。介護派遣として働くメリットだけではなくデメリットも確認して、自分に合っている働き方かどうか判断しましょう。

雇用期間が定められている

介護派遣で働くデメリットには、「雇用期間が定められている」「昇給しにくい」などがあります。介護派遣として働く場合は、メリットだけではなくデメリットも確認して、自分に合っている働き方かどうか判断しましょう。

雇用期間が定められている

雇用期間が定められていることはメリットにもなりますが、デメリットに感じる場合もあります。同じ職場で長く働き続けられないため、雇用が不安定だと感じる方もいるでしょう。雇用期間が定められていると、職場で人間関係を築きにくいこともデメリットといえます。

また、派遣先が変わるごとに、仕事内容や利用者さんを覚えなければならないため、大変だと感じることがあるかもしれません。

▼関連記事
派遣法の3年ルールとは?上限を過ぎた場合の対応方法や例外を解説

管理職になりにくい

派遣社員は、人員補充のために雇われたり契約期間が短かかったりと、管理職になりにくい働き方です。管理職を目指している方は、「経験を積んでもキャリアアップできない…」と不満に感じる可能性があるので、正社員などの雇用形態も視野に入れると良いかもしれません。

昇給しにくい

長期間同じ職場で働いて勤務実績を積めないため、正社員と比べて昇給しにくいことも、介護派遣のデメリットです。

また、手当やボーナスがないことから、収入に不満を覚える場合があるかもしれません。介護派遣の時給は非正規雇用の介護職員のなかでは高い傾向にありますが、年収で見るとほかの雇用形態より低くなることも考えられます。

働き始めてから不満を感じないためには、時給だけに注目するのではなく、手当やボーナスを含めた収入と働き方をチェックしたうえで求人を選ぶことが大切です。

▼関連記事
介護派遣の実態を解説!働き方やメリット・デメリット、派遣会社の選び方

▶正社員の求人はこちら

介護派遣の時給に関するよくある質問

ここでは、介護派遣の時給についてよくある質問にお答えします。「時給2,000円で働ける?」「夜勤の時給相場は?」と気になる方は、ぜひチェックしてみてください。

介護派遣で時給2,000円で働くことは可能?

介護派遣の時給相場は1,400円前後なので、時給2,000円を目指すのは簡単ではないでしょう。一部には時給2,000円の求人もありますが、「介護福祉士」などの資格要件が定められている傾向にあります。
高時給を実現するためには、資格取得のほかに、夜勤のシフトに入ったり時給交渉をしたりするのも効果的です。介護派遣で時給をアップさせる方法は、この記事の「介護派遣の時給を上げる方法」で解説しているので、ぜひご一読ください。

夜勤専従で働く介護派遣の時給相場は?

夜勤専従の介護派遣の求人を調査すると、時給1,300円〜1,700円程度が相場でした。夜勤手当や資格手当が時給として上乗せされる場合、日勤より高時給になります。
なお、ご紹介した時給相場は目安のため、参考程度に留めておきましょう。「実際の時給はどれくらいだろう?」と気になる方は、レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)にお問い合わせください。キャリアアドバイザーが、無料でお住まいの地域の時給相場をお調べいたします。

まとめ

介護派遣の平均時給は、1,355円です。専門性の高い資格を保有しているほうが、時給が高い傾向にあります。

非正規雇用の介護職員のなかで、介護派遣は時給相場が高めです。介護施設側に、即戦力となる人材を確保できたり、採用コストを抑えられたりするメリットがあるため、派遣社員の時給は高い傾向があると考えられます。

介護派遣の時給を上げる方法は、「上位の介護資格を取得する」「夜勤に入る」「時給交渉をする」「時給の高い派遣先を探す」などです。介護業界に詳しい派遣会社に登録すれば、好条件の求人を見つけやすいでしょう。
高時給の介護派遣の求人をお探しの方は、「レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)」に相談してみませんか?専任のキャリアアドバイザーが、あなたの希望条件に沿った求人をご紹介します。
派遣先へのヒアリングを丁寧に行っているので、職場の雰囲気や職員の人数、年齢構成など、気になることを事前に確認することが可能。また、求人探しから入職後のフォローまで一貫して行うため、介護派遣が未経験の方も安心です。サービスはすべて無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。

社保即日加入できます!

無料で派遣の仕事を見てみる

執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

関連記事

関連ジャンル: 介護の仕事

この記事をシェアする

  • facebook
  • X
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※この記事の掲載情報は2026年1月5日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

レバウェル介護の新着一覧

「介護の仕事」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧

新着記事一覧