
この記事のまとめ
- 介護派遣を更新しない場合は、契約満了日の1ヶ月以上前に派遣会社に伝える
- 介護派遣を更新しない場合の注意点は、「派遣会社の担当者に伝える」など
- 介護派遣を更新しない理由の伝え方に悩む場合は、例文を参考にしてみよう
「介護派遣を更新しないつもりだけど、どうすれば良いんだろう?」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。派遣を更新しない場合は、契約期間の満了日の1ヶ月以上前に、派遣会社に知らせると良いでしょう。この記事では、介護派遣を更新しない理由の伝え方や注意点を解説します。介護派遣を更新しない理由もまとめました。契約を更新しない場合の手順も紹介するので、円満に介護派遣を終了したい方は参考にしてみてください。
介護派遣のメリットとデメリットは?働き方や派遣会社の選び方、体験談も目次
介護派遣を更新しないことは可能?
介護派遣を更新しないことは可能です。派遣の更新は、派遣先・派遣社員・派遣会社の3者の合意で成立するため、派遣社員が更新しない意思を示した場合、雇用契約は終了します。
円滑に契約終了へ進めるためには、派遣会社に「更新しない」と伝えるタイミングや意思表示後の対応などを押さえておくと良いでしょう。次の見出しから、介護派遣を更新しない場合にすべきことや注意点を解説するので、ぜひチェックしてみてください。
出典
厚生労働省「労働者派遣事業関係業務取扱要領(令和7年6月1日以降)」(2026年3月3日)
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介護派遣を更新しない場合はどうすれば良い?
介護派遣を更新しない場合は、派遣会社の担当者に更新しない意思を伝えます。介護派遣の期間は契約によって異なりますが、2~3ヶ月ごとの更新の場合が多いでしょう。
基本的に契約満了の1ヶ月前までに派遣会社から更新の可否を確認されるので、そのタイミングで「契約更新はしません」と伝えます。もしも連絡がない場合は、派遣会社の担当者に連絡して退職の意思を伝えましょう。
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介護派遣を更新しない場合の注意点
介護派遣を更新しない場合は、意思を伝える相手や時期に注意が必要です。以下で解説するので、「トラブルなく介護派遣を辞めたい」という方はぜひチェックしてみてください。
派遣会社の担当者に伝える
介護派遣スタッフの方が契約を更新しない意思を示す際は、まずは雇用主である派遣会社に伝えましょう。
派遣会社よりも前に派遣先に伝えると、会社間の意思疎通がうまくいかずトラブルが生じる可能性があります。派遣先から続けてほしいと引き止められ、辞めにくくなることも考えられるでしょう。
介護派遣スタッフが働くのは介護事業所ですが、雇用関係にあるのはあくまで派遣会社です。そのため、派遣会社から派遣先に正式な通知が入るまでは、自分から派遣先に「更新しない」と伝えるのは避けましょう。
契約更新日の1ヶ月前には意思を伝える
介護派遣の契約を更新しない場合は、契約満了の1ヶ月前までにその旨を伝えましょう。更新しない意思を伝えるタイミングが遅れると、新しい人材を確保できないなど、派遣会社と派遣先に迷惑がかかる可能性があります。なお、更新するかどうか確認されるよりも早く伝えることは問題ありません。
ただし、初回の契約期間は、派遣社員の適性を見るために通常よりも短く設定される傾向にあり、1~2ヶ月程度ということも。初回の契約期間が1ヶ月の場合は、1ヶ月以上前に更新しない意思を伝えることはできないため、2週間前までに伝えると良いでしょう。2ヶ月以上の契約期間がある場合は、基本的に1ヶ月前までに伝えるのが適切です。
更新しない理由を伝える際に嘘をつかない
派遣会社から介護派遣を更新しない理由を聞かれたときに嘘をつくと、次の派遣先の紹介に影響したり、嘘だと発覚した際に派遣会社との信頼関係が崩れたりするリスクがあります。
派遣会社は、派遣社員の希望条件に沿って派遣先を探すため、状況を偽ると自分に合う職場を紹介してもらうことが難しくなるでしょう。本当の理由を共有せずに次の派遣先を探すとミスマッチが続く可能性があるので、できる範囲で事実を伝えたほうが自分のためといえます。
介護派遣を更新しない理由は?
介護派遣スタッフが契約を更新しない理由は、体力や人間関係の問題などさまざまです。以下では、介護派遣を更新しない理由と次の仕事を探す際のポイントを解説します。
体力的に厳しいから
介護派遣を更新しない理由の一つに、体力的な問題があります。介護施設のなかには、人手不足や要介護度の高い利用者さんが多いといった背景から、激務となってしまうところもあるようです。
現在働いている施設が多忙な場合、心身ともに疲弊してしまい、契約を更新する気になれない人も。3交代制や4交代制など、シフトが変則的な場合、生活リズムの乱れから体力を消耗してしまうことも考えられます。
介護派遣を更新しない理由が「体力的な負担が大きいから」であれば、日勤のみで働ける職場や利用者さんの介護度が低めの職場を探すと、無理なく介護職を続けられるかもしれません。
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人間関係を構築するのが難しいから
人間関係のストレスから、契約更新を見送る介護派遣スタッフの方もいます。派遣社員の働き方に理解がないスタッフがいる職場では、「派遣先の職員同士で固まっていて連携しにくい」「よそ者のように扱われる」ということがあるようです。
介護現場ではチームでの協力が不可欠なため、人間関係を築くのが難しいと感じる場合、更新しない決断をするのも無理はありません。
人間関係を理由に新しい派遣先を探す際は、あらかじめ派遣会社に職員の年齢層や職場の雰囲気などを聞いて、自分に合いそうか慎重に検討することでミスマッチを防げます。
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契約内容と業務実態が違うから
契約内容と実際の業務に違いがあると、介護派遣の契約を更新するのは難しいでしょう。たとえば、「夜勤は月に4回と聞いていたのに実際はもっと担当させられた」「聞いていたよりも残業が多く、体力的に厳しくなった」など、契約前に派遣会社から聞いていた内容と業務実態が異なるケースがあるようです。
契約内容や事前に聞いた情報と実際の働き方に違いがあれば、ストレスを感じたり生活に影響したりします。
雇用契約と実際の労働条件が異なるのであれば、本来は派遣会社が改善を図るべき状況です。しかし、派遣会社による対応が不十分な場合や、派遣会社が動いても派遣先が改善しない場合は、介護派遣スタッフが職場を変える選択をすることがあります。
スキルアップしにくいから
現在の派遣先で期待するようなスキルアップが見込めないことから、介護派遣を更新しない方もいます。
たとえば、「補助的な業務が多く介護技術を活かす機会が少ない」「新しい資格取得に向けた経験が積めない」など、自分の目標やスキルと派遣先の環境が合わないと感じることがあるようです。
「仕事で疲れて資格の勉強ができない…」と感じ、職場を変えることを検討する派遣社員の方もいます。スキルアップのための転職は、向上心を持って前向きにキャリアを考えているからこその決断です。
次の仕事を探す際は、自分の将来の目標を明確にしておくと、理想のキャリアプランを叶えるための選択ができるでしょう。
施設の経営方針が合わないから
派遣先の介護施設の方針が合わず、契約を更新しない介護派遣スタッフの方も少なくありません。介護施設はそれぞれ方針や理念を持っており、それらに共感した人が働いています。
そのため、派遣先の施設の考え方が自分に合わないと、雰囲気に馴染めずストレスが溜まってしまう場合があるでしょう。
「施設の方針が合わない」と感じて新しい派遣先を検討する場合、自分の介護観を派遣会社に事前に伝えておけば、理念が一致する派遣先を紹介してもらいやすいといえます。
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【状況別】介護派遣の契約更新をしない理由の伝え方
派遣先での勤務を円満に終了するためには、派遣会社に更新しない理由を適切に伝えることが大切です。ここでは、介護派遣を更新しない理由の伝え方を状況別に解説するので、「何て言えば良いか分からない…」とお悩みの方は参考にしてみてください。
就業条件や職場環境が合わず派遣先を変えたい場合
派遣先に理由がある場合は、事実を冷静に伝えることが重要です。労働条件の問題やハラスメントなど、改善すべき点があるときは、事実を正確に共有することで派遣会社が適切に対応できます。
適切な伝え方は、「契約時の説明と実際の業務内容に差があり、働き続けるのは難しいと感じています」「派遣先の職員から情報共有が行われず、業務に支障が生じています」などです。感情的に派遣先を批判するのではなく、状況を整理して何に困っているのかを伝えましょう。
前向きな理由で派遣先を変えたい場合
別の派遣先でのスキルアップや正社員を目指すなど、前向きな理由で介護派遣を更新しない場合は、そのまま派遣会社に伝えると良いでしょう。
伝え方の例は、「より成長できる環境で働きたい」「別の分野にも挑戦して経験を広げたい」「転職して正社員を目指したい」などです。向上心がある理由なら、派遣会社からポジティブに受け取ってもらいやすいでしょう。
やむを得ない事情で派遣先を変える場合
親の介護や自身の体調不良、引っ越しなど、やむを得ない事情がある場合は、素直に伝えて問題ありません。「持病の腰痛が悪化し、現在の派遣先での業務を続けることが難しくなりました」「夫の転勤で引っ越すので契約は更新できません」のように、そのまま事情を説明します。
話しづらい内容であれば、「家庭の事情」「一身上の都合」という表現で伝えると良いでしょう。ただし、同じ派遣会社の利用を続けたい場合は、可能な範囲で理由を伝えておくと配慮してもらえます。事情をあらかじめ共有しておけば、今の状況に合った働き方ができる派遣先を探しやすいでしょう。
相性が合わず派遣会社を変えたい場合
派遣会社の担当者やサポート体制、紹介される求人のミスマッチなどが理由で、利用する派遣会社を変えたいと考えることもあるかもしれません。
派遣会社との相性の悪さが理由で更新しない場合は、不満や批判を直接伝えることは避け、前向きな理由に言い換えて伝えることが大切です。本音をそのまま伝えてしまうと、担当者との関係性が悪化し、円満な契約終了が難しくなる可能性があります。
「介護派遣を辞めて今後のキャリアを見直したい」「希望する働き方や仕事内容に合う求人に出会えなかったため、他社も検討してみたくなった」といった表現に留めれば、角を立てずに意思を伝えられます。スムーズに円満退職するためには、自身のキャリア形成の前向きな意欲を示すことがポイントです。
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介護派遣を更新しない場合の基本的な流れ
ここでは、介護派遣を更新しない場合の、退職までの基本的な手順を解説します。「更新しない場合は何を考慮しておけば良いんだろう?」「どんな手続きが必要?」と気になる方は、確認してみてください。
派遣会社に更新しないことを伝える
前述したとおり、派遣会社からの意思確認の際に、介護派遣を更新しないことを伝えましょう。その後、雇用主である派遣会社が、派遣先である介護施設・事業所に連絡し、派遣終了に向けて調整を行います。
退職までに有給休暇を消化したい場合は、早めに派遣会社に伝えておくと、派遣先がシフトを調整しやすいでしょう。
また、別の派遣先に転職したい場合は、派遣会社に希望条件を早めに共有しておくとスムーズです。介護派遣の仕事自体を辞める場合も、退職後すぐ次の就業先が見つかるとは限らないため、可能であれば在職中に仕事探しを始めると良いでしょう。
最終出勤日の1~2週間前に派遣先に退職の挨拶をする
派遣先に契約を更新しないことを伝えるのは派遣会社の役割ですが、最終出勤日が近づいたら、派遣先の上司や職員に自ら退職の挨拶をしましょう。挨拶のタイミングは、最終出勤日の1~2週間前が目安です。挨拶する場や方法について不安がある場合は、派遣先の上司に相談してみると良いかもしれません。
挨拶文の例文は以下のとおりです。
挨拶の場では、契約満了で退職する旨と感謝の気持ちを簡潔に伝えます。対面での挨拶が難しい職員がいる場合は、別途メールなどを活用すると良いでしょう。
最終出勤日まで誠実に働く
介護派遣の契約を更新をしないことが決まっても、最終出勤日までプロ意識を持って誠実に業務にあたることが、円満な契約満了のポイントです。利用者さんの情報共有といった業務の引き継ぎは丁寧に行いましょう。
最終出勤日までに、派遣先から借りている制服や名札、パソコンなどの貸与物や備品は忘れずに返却します。また、使用していたロッカーやデスクの整理整頓もきちんと行い、私物は持ち帰りましょう。
退職後に社会保険・失業保険など必要な手続きを行う
介護派遣の契約満了後に離職期間ができる可能性がある場合、社会保険や失業保険の手続きについて確認しておくと良いでしょう。以下で、社会保険と失業保険の加入方法や注意点について解説します。
社会保険の加入手続き
介護派遣を辞めて離職期間ができたり、個人事業主として働いたりする場合は、健康保険と国民年金(第1号または第3号)の加入手続きを行う必要があります。社会保険の担当窓口は、お住まいの市区町村の役所や年金事務所です。
家庭の状況や収入によっては家族の扶養に入れる可能性があるので、自身が加入する保険を調べておきましょう。
なお、離職期間なく同じ派遣会社の別の派遣先で働く場合、社会保険の切り替え手続きは必要ありません。別の会社ですぐに働く場合も、会社からの指示に従って「雇用保険被保険者証」「源泉徴収票」などの書類を提出することで、切り替え手続きを代行してくれるのが一般的です。
失業保険の受給手続き
介護派遣を辞めて離職期間ができ、失業保険(雇用保険の基本手当)の受給を希望する場合は、ハローワークでの手続きが必要です。退職理由が自己都合か会社都合かで、失業保険の内容は以下のように異なります。
| 特定受給資格者・特定理由離職者 | 一般の受給資格者 | |
| 離職理由 | 解雇、定年、契約期間満了 | 自己都合、懲戒解雇 |
| 受給要件 | 離職の日以前の1年間に6ヶ月以上、雇用保険に加入 | 離職の日以前の2年間に12ヶ月以上、雇用保険に加入 |
| 支給開始時期 | 離職票を提出し、求職申し込みをしてから7日後 | 離職票を提出し、求職申し込みをしてから7日+1〜3ヶ月後(給付制限) |
| 受給期間 | 離職の日の翌日から1年間 ※所定給付日数(90日~330日)を限度として支給 | 離職の日の翌日から1年間 ※所定給付日数(90日~150日)を限度として支給 |
失業保険を受給するためには、自分の意思で派遣を更新しない「自己都合」の場合、退職前2年間に12ヶ月以上雇用保険に加入している必要があります。
仕事を継続する意思があるのに派遣先から契約満了を伝えられたり、派遣会社から仕事の紹介が得られなかったりする「会社都合」の場合は、必要な雇用保険の加入期間は過去1年間に6ヶ月以上です。
また、失業保険の受給期間は、雇用保険の加入期間や年齢、退職理由などによって異なります。受給額も「離職以前の6ヶ月の給与額を180で割った額の5~8割程度」と受給者ごとに異なるため、詳細は最寄りのハローワークで確認しましょう。
出典
長野労働局「会社を退職後にやることガイド」(2026年3月3日)
厚生労働省「雇用保険制度」(2026年3月3日)
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派遣社員は有給消化できない?取得条件や契約満了・退職時の注意点を解説!
介護派遣を更新しないときに心配なこと
介護派遣を更新しない場合、「派遣会社に引き止められないか」「マイナス評価がついてしまわないか」「次の求人を紹介してもらえるか」といった不安を感じる方も少なくありません。以下で、介護派遣を更新しない際の疑問や不安にお答えします。
派遣会社に引き止められないか
派遣先からの評価が高かったり、新しい派遣先をすぐに紹介できない可能性があったりすることを理由に、派遣会社に引き止められないか心配な方もいるかもしれません。
しかし、派遣社員は派遣会社との雇用契約に基づいて働いており、契約が満了したら仕事を辞める権利があります。引き止められたとしても、明確に意思を伝えれば退職は可能です。
もしも引き止められた場合は、更新しない理由を伝えられる範囲で正直に話しましょう。そして、更新の意思がないことを、誠意をもってはっきりと伝えることが大切です。
マイナス評価につながらないか
「契約を更新しないと派遣会社からの評価が下がるのではないか」と心配する介護派遣スタッフの方もいます。しかし、適切な手順を踏んで次の仕事を探す場合、マイナス評価につながることはないでしょう。
派遣会社は、派遣社員のキャリアをサポートする立場です。前向きな理由や、やむを得ない事情であれば、今後の仕事探しやキャリア形成について親身に相談に乗ってくれることが多いはず。契約期間中に最後まで施設で働いた姿勢を評価してもらえることはあっても、契約を更新しないという理由で懸念を抱かれることはありません。
次の仕事を紹介してもらえるか
介護派遣スタッフとして契約期間中にまじめに働き、円満に契約満了できれば、次の仕事の紹介に響くことはありません。ただし、契約期間が満了する前に仕事をバックレたり、派遣会社への不満を感情的に伝えたりしてしまうと、スムーズに派遣先を探すのは難しいので注意が必要です。
また、「週○日のみ・○曜日しか働けない」などの制約がある場合、マッチする求人が少なく派遣先探しに時間がかかりやすいので、早めに派遣会社へ仕事探しの依頼をしておいたほうが無難といえます。
介護派遣の更新に関するよくある質問
ここでは、介護派遣の更新に関するよくある質問に回答します。「介護派遣を更新するかどうか迷っている…」という方は、参考にしてみてください。
派遣を更新しない理由を伝える際の例文を教えて!
派遣の更新を断る際の例文は、「自分の強みである○○を活かせる職場で働きたい」「チームケアができる場所で働きたい」などです。派遣先や派遣会社の批判にならないよう配慮しつつ、前向きな理由に言い換えると円満に話を進められるでしょう。契約を更新しない場合、まず派遣会社にその旨を伝えるのがルールです。
この記事の「【状況別】介護派遣の契約更新をしない理由の伝え方」で理由別の伝え方を紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
介護派遣の契約を更新しない場合はどうなるの?
介護派遣の契約を更新しない場合は、派遣先での勤務が終わると同時に、派遣会社との契約自体が終了します。ただし、同じ派遣会社を利用し、離職期間なく別の派遣先で働く場合、そのまま次の契約を結ぶことになるでしょう。契約満了で退職する際の手続きについては、この記事の「介護派遣を更新しない場合の基本的な流れ」をご覧ください。
介護派遣の契約期間中にすぐ辞めることはできるの?
介護派遣の契約期間中に辞めるのは、原則難しいといえます。派遣社員が契約期間中に辞めてしまうと、派遣先の人材が不足し、業務に支障が出る可能性があるためです。しかし、どうしても回避できないやむを得ない事情がある場合は、派遣会社の担当者に相談すれば認められる可能性があるでしょう。
詳しくは、「派遣を辞めたいときはどうする?すぐに退職できる?理由や相談の仕方も解説」で解説しているので、チェックしてみてください。契約期間中に介護派遣を辞めるリスクや退職時の注意点についてもまとめています。
派遣契約が更新されない予兆ってあるの?
派遣契約の更新が見送られる場合、派遣先で変化を感じることも。たとえば、「任される業務が減る」「情報共有の場に呼ばれなくなる」「上司や職員との関わりが少なくなる」などです。また、「人材確保を積極的に進めている」「人員整理をしている」という動きが派遣先にある場合、更新の可否に影響を及ぼす可能性があります。
ただし、これらはあくまで傾向であり、必ず更新されないサインではありません。「契約更新されないかも…」と不安に感じたら、派遣会社の担当者に相談してみると良いでしょう。
まとめ
介護派遣スタッフには、契約を更新しない選択をする権利があります。派遣の仕事は、派遣社員・派遣先・派遣会社の3者の合意があって初めて成立するため、派遣社員が更新に同意しなければ契約は満了になるでしょう。
円満に契約を終了するためには、契約満了日の1ヶ月前を目安に、雇用主である派遣会社の担当者に更新しない意思を伝えます。理由を伝える際は、派遣先や派遣会社の批判とならないよう配慮することが大切です。前向きな理由や、やむを得ない事情の場合は、そのまま伝えても問題ありません。
介護派遣を更新しないことが決まった後も、最終出勤日まで誠実に業務に取り組み、きちんと引き継ぎを行うことが、契約を円満に終了するためのポイントです。更新をしない意思を伝えるタイミングや伝え方、契約満了日までの勤務態度などが適切であれば、次の派遣先の紹介に悪影響を及ぼすことはありません。
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執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


