働きながら取得しやすい介護の資格とは?必要な期間や方法、費用も解説!

介護の資格 2025年3月12日
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この記事のまとめ

「働きながら介護の資格は取れるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。介護職は未経験・無資格から始められ、働きながら介護の資格を取得することも可能です。実際に無資格で入職してから、介護施設や事業所で働きながら資格を取得する方も少なくありません。この記事では、働きながら介護の資格を取得する方法を解説します。介護の資格を取得するメリットもまとめたので、参考にしてみてください。

介護資格の種類31選!取得方法やメリットを解説します

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目次

働きながらでも取りやすいおすすめの介護の資格

「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」は、無資格の方が働きながらでも取りやすい資格です。介護の資格を取得すると業務に必要な知識や技術が身につき、仕事の幅が広がるため、取得して損はありません。

ここでは、働きながら取得しやすい資格の概要と取得に必要な期間、費用をまとめているのでチェックしてみましょう。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修は、介護の基礎を身につけられる、未経験でも取りやすい資格です。受講条件が特に定められていないので、誰でも受講可能。利用者さんの身体に直接触れる「身体介護」を1人で行うためには、介護職員初任者研修以上の資格が必須なので、就職前に受講する人もいます。

資格の取得方法

130時間のカリキュラムを修了して筆記試験に合格すれば、初任者研修を取得できます。講座のコースによっては、最短1ヶ月程度で取得可能です。働きながら資格取得を目指す方は、土日や夜間のみ、週1回からなどの無理がなく通学できるコースを選択するのがおすすめ。その場合は資格を取得するのに3~4ヶ月ほどかかります。

受講方法は、通学のみと通学・通信講座を併用する方法があり、自分に適した学び方を選ぶことが可能です。ただし、通信講座を受けられるのは、40.5時間までと定められており、残りの89.5時間はスクールに通う必要があるので注意しましょう。

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取得に必要な費用

介護職員初任者研修の受講費用は、5万〜10万円程度です。詳しくは後述しますが、働きながら無料で受講できるスクールもあります。スクールによって受講費用は異なりますが、カリキュラムは厚生労働省が定めた方針に基づいているため、学ぶ内容が大きく変わることはありません。

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介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、基礎から応用まで、幅広い介護知識と技術を身につけられる資格です。初任者研修と同様に受講資格は定められていません。国家資格である介護福祉士の受験に活かせたり、訪問介護のサービス提供責任者の要件を満たせたりする資格なので、取得しておくとキャリアアップに役立てられます。

資格の取得方法

実務者研修を取得するには、450時間のカリキュラムと医療的ケアの演習の受講が必須です。スクールによっては、修了試験に合格しなければなりません。取得に必要な期間の目安は6ヶ月程度と長めですが、通学の日数を抑えて通信講座を中心に学ぶ方法もあるので、働きながらでも取りやすい介護の資格です。

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取得に必要な費用

介護福祉士実務者研修の受講費用は、4万~20万円ほどです。無資格から受講する場合の受講費用は14万~22万円程度ですが、保有資格によっては一部科目が免除され、受講料が安くなります。たとえば、介護職員初任者研修を保有している方は、130時間の免除を受けることができ、8万~19万円程度で取得が可能です。

受講費用はスクールによって差があるため、事前に問い合わせてみましょう。キャンペーンやほかの資格とのセット割で安く受講できることもあるので、インターネットを使って比較するのもおすすめです。

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介護福祉士

介護福祉士は介護の資格のなかで唯一の国家資格です。国家資格と聞くと難易度が高いイメージを持つかもしれませんが、厚生労働省の「第36回介護福祉士国家試験合格発表」によると、2024年の合格率は82.8%。合格率が高い傾向にあります。

介護福祉士の資格を保有するスタッフは、利用者さんの介護だけでなく職員の指導・育成を担える人材として重宝されるでしょう。介護福祉士試験の受験には要件があるため、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修よりも取得に時間がかかりますが、養成施設や福祉系高校に通わず、働きながら取得することも可能です。

資格の取得方法

介護福祉士資格を取得する方法は、主に「養成施設ルート」「福祉系高校ルート」「実務経験ルート」の3つ。働きながら介護福祉士を取得しやすいのは実務経験ルートです。

実務経験ルートでは、介護の現場で3年以上(従事日数540日以上)の実務経験と、介護福祉士実務者研修の資格があれば、介護福祉士国家試験を受験できます。
従事日数は、1日の勤務時間は問わないので、時短勤務の方も1日分の計算です。同じ日に介護事業所の仕事を掛け持ちしている方は、就業期間や従事日数は1日分として扱われてます。

介護福祉士の取得ルートについて詳しく知りたい方は、「最短で介護福祉士になるには?知っておきたい3つのルート」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

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取得に必要な費用

介護福祉士を取得するために必要な費用は、ルートによって異なります。実務経験ルートの場合は、実務者研修の取得が必要となるため、保有資格によって4万~20万円程度の費用が必要です。

養成施設ルートの場合は、通学する学校や期間によって異なりますが、100万~200万円ほどの学費がかかります。福祉系高校ルートの場合、必要な費用は高校の学費のみです。

これらの費用に加えて、介護福祉士国家試験の受験費用と登録費用、それぞれの手数料がかかります。さらに詳しい費用については、「介護福祉士の資格取得にかかる費用は?受験料や実務者研修の受講料金を解説」の記事をご参照ください。

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働きながら介護の資格を取得するメリット

働きながら介護の資格を取得すると、資格手当がもらえたり、キャリアアップに役立ったりするなど、さまざまなメリットがあります。以下で解説するので、ぜひチェックしてみてください。

就職や転職で有利になる

働きながら資格を取得すると、「別の介護施設に転職したい」と考えた際に、採用に有利になります。また、「これから介護職に挑戦してみたい」と考えている方も、今の仕事を続けながら資格を取っておくのがおすすめです。

介護業界は未経験・無資格から就職できますが、募集要項に介護職員初任者研修以上の資格を挙げている施設も少なくありません。スクールによっては就職先をあっせんしてくれることもあり、資格を取得したほうがスムーズに職場を探せる場合があるでしょう。

資格手当が付いて給与が増える

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)」によると、保有資格別の介護職員(常勤・月給制)の平均給与は、以下のとおりです。

保有資格介護職員(常勤・月給)の平均給与
無資格268,680円
介護職員初任者研修300,240円
介護福祉士実務者研修302,430円
介護福祉士331,080円
社会福祉士350,120円
介護支援専門員(ケアマネジャー)376,770円

参考:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.157)

介護職員初任者研修を取得することで、3万円ほどの給与アップを目指せます。給与アップを目指す方は、積極的に介護の資格を取得しましょう。なお、介護職員の給与や資格手当は施設によって異なるので、上記の平均給与はあくまで参考としてご覧ください。

キャリアアップに役立つ

働きながら介護の資格を取得すると、キャリアアップに役立ちます。介護業界は、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」という順番で資格を取得すると、段階的に成長できるようキャリアパスが整理されているのが特徴です。

たとえば、介護職員初任者研修を取得しておくと、介護福祉士実務者研修を取得する際に130時間のカリキュラムが免除されます。介護福祉士を取得する際も、受験資格として実務者研修の取得が求められるため、今後も介護業界で活躍したいと考えている方は、働きながら資格取得を目指してみましょう。

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仕事の幅が広がり経験を積める

上位の資格を取得するほど仕事の幅も広がるので、介護業界で活躍したいと考えている方は、積極的に介護の資格を取得すると良いでしょう。

たとえば、介護職員初任者研修があれば、利用者さんに直接触れる身体介護を行えるため、仕事の幅が広がります。訪問介護は基本的に1人で利用者さんを介護するので、初任者研修以上の資格の取得が必要です。応募できる事業所の種類が増えると選択肢が広がるでしょう。

キャリアアップにおすすめの介護の資格

ここでは、介護職員のキャリアアップに役立つ資格をご紹介します。難易度が高く取りやすいとはいえませんが、介護や福祉の仕事に役立つスキルが身につく資格なので、ぜひチャレンジしてみてください。

社会福祉士

社会福祉士は、福祉業界で幅広く活かせる、相談援助のスキルを証明する国家資格です。介護業界においては生活相談員や支援相談員として活躍することが多く、利用者さんの状況に応じた福祉サービスの提供につなげる役割があります。

資格の取得方法

社会福祉士になるには、福祉系大学に通ったり、一般大学卒業後に養成施設で学んだりしたうえで、社会福祉士国家試験に合格しなければなりません。

また、働きながら相談援助の実務経験を積み、社会福祉士国家試験の受験資格を満たす方法もあります。最大4年の実務経験の条件を満たし、一般養成施設に1年以上通うことで、社会福祉士国家試験を受験可能です。

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社会福祉士の難易度

社会福祉士国家試験の難易度は比較的高いといえます。厚生労働省の「第36回社会福祉士国家試験合格発表」によると、2024年の合格率は58.1%です。同じく国家資格である介護福祉士と比較して合格率が低く、資格取得を成功させるには計画的な学習が求められます。

試験項目は筆記のみで、受験料は1万9,370円(2025年時点)です。精神保健福祉士と同時に受験する場合や、共通科目免除で受験する場合は費用が異なるので、事前に確認しておきましょう。

社会福祉士について興味がある方は、「社会福祉士資格を取得する7つのメリットとは?取得方法やルートも解説!」の記事もあわせてご覧ください。

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精神保健福祉士

精神保健福祉士は国家資格で、主に精神障がいのある方を対象に相談援助を行うのが仕事です。介護業界においては、社会福祉士と同じように、主に生活相談員や支援相談員として活躍しています。取得することで、医療機関や司法施設、福祉行政機関などでも働くことができるため、キャリアアップを目指す方や転職時の選択肢を増やしたい方にもおすすめの資格です。

資格の取得方法

精神保健福祉士になるには、福祉系大学に通ったり一般大学卒業後に養成施設で学んだりして、精神保健福祉士国家試験に合格しなければなりません。社会福祉士と同様に、最大4年の相談援助の実務経験を積み、一般養成施設に1年以上通った場合も、受験資格を満たせます。

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精神保健福祉士の難易度

厚生労働省の「第26回精神保健福祉士国家試験合格結果を公表します」によると、2024年精神保健福祉士国家試験の合格率は、70.4%でした。受験料は2万4,140円です(2025年時点)。

精神保健福祉士は社会福祉士と試験内容が被るところがあるため、同時に受験したり片方の資格を持っていたりすると、共通科目を免除してもらえます。社会福祉士と同時に受験したほうが、お得に2つの資格を取得できるので、余裕のある方は挑戦してみると良いでしょう。

介護支援専門員(ケアマネジャー)

介護支援専門員はケアマネジャーとも呼ばれており、国家資格ではありませんが、キャリアアップに役立つ資格です。ケアマネジャーは、利用者さんの要介護認定の調査やケアプラン作成が主な仕事で、介護従事者や医療従事者、関係機関との調整役を担っています。

資格の取得方法

ケアマネジャーになるには、介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)に合格しなければなりません。指定の国家資格等に基づく実務経験が5年以上ある人や、生活相談員や相談支援専門員などとして5年以上の実務経験がある人が、試験を受けられます。介護福祉士として働きながら資格取得を目指すと、効率的に受験資格である実務経験をクリアできるでしょう。

ケアマネジャーの取得方法についてもっと詳しく知りたい方は、「ケアマネジャーになるには最短で何年?介護支援専門員の受験資格を解説」の記事もあわせてチェックしてみてください。

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介護支援専門員の難易度

介護支援専門員実務研修受講試験は、福祉系の資格のなかでも特に難易度が高いようです。厚生労働省の「第27回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、2024年の介護支援専門員実務研修受講試験の合格率は、32.1%です。合格率は、10~30%程度で推移しています。

ケアマネジャー試験合格後は、「介護支援専門員実務研修」として、約15日間の演習・講義と3日間の実務研修を受講。全日程を終えて登録が完了したら、ケアマネジャーの資格を取得できます。

介護支援専門員実務研修受講試験の受験料は、実施している都道府県ごとに異なるので、自身が受験する都道府県に問い合わせましょう。独学で勉強するかスクールに通うかなど、試験勉強のやり方によっても取得にかかる費用は異なるので、お財布と相談しつつ、自分に適した勉強方法を見つけることが大切です。

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働きながら利用できる資格取得支援制度もある

資格取得支援制度を利用すると、無料または費用の一部負担で資格を取得できます。介護の資格は種類によって必要な費用が異なり、数万~数十万円ほどかかるので、費用負担を抑え取得できるのは大きなメリットといえるでしょう。

また、スクールの資格取得支援制度を利用する場合、就職をあっせんしてもらえる場合があるので、取得した資格を活かして即戦力として活躍できるかもしれません。

職場や自治体の資格取得支援制度

働きながら介護の資格を取得する際に、職場や地方自治体などの資格取得支援制度を利用するのも良いでしょう。支援の内容は、職場や自治体によって異なるので、事前に確認しておくことが重要です。

資格取得支援制度の例としては、取得費用の負担や祝い金の支給があります。また、職場の資格取得支援制度では、受講日・試験日を出勤扱いとして給与を支給したり、施設内で講座・研修を開催したりすることもあるようです。

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スクールの資格取得支援制度

スクールの資格取得支援制度を活用するのもおすすめです。介護業界専門の転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)が開講するレバウェルスクール介護(旧 きらケアステップアップスクール)では、通信コースと週1回の通学で学習を進められます。

無料で講座の振替もできるので、働きながらでもスクールに通いやすいでしょう。また、レバウェル介護派遣(旧きらケア介護派遣)の派遣スタッフは、条件を満たせば受講料が無料になります。

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取得する介護の資格に迷ったときの決め方

無資格でも取りやすい介護の資格から、キャリアアップに役立つおすすめの資格までご紹介してきましたが、何を取ったら良いか迷う方もいるかもしれません。
ここでは、取得する資格の決め方をまとめたので、どの介護の資格を取得するべきか悩んでいる方は、参考にしてみてください。

就きたい職種から決める

自分が就きたい職種が決まっていると、必要な介護の資格がはっきりします。訪問介護員になりたいなら介護職員初任者研修、職場のチームリーダーを目指すなら介護福祉士というように、職種に適した資格を選ぶと良いでしょう。

資格取得の難易度から決める

初めて介護の資格を取得するときは、難易度が低いものにチャレンジするのがおすすめです。取りやすい介護の資格を探すときは、合格率の高さや取得に必要な期間の短さを参考にしてみましょう。たとえば、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修は、無資格からでも取りやすい介護の資格です。

叶えたい目的から決める

収入アップや介護で活かせるスキルの習得など、叶えたい目的からどの資格を取るか決める方法もあります。たとえば、介護福祉士の資格を取得すると、介護のスキルアップに役立つうえ、基本給やボーナスが増える可能性があるようです。

ほかにも、介護保険制度を学んで利用者さんの手助けを行いたいなら、介護支援専門員の資格を取得すると、専門的な視点からアドバイスをしやすくなります。目的に沿って取得する資格を決めれば、何の資格を取るべきか迷わなくなるかもしれません。

介護の資格があると働き方の選択肢が増える

介護の資格を持っていると、無資格に比べて働き方の選択肢が増えるため、介護職員初任者研修以上の資格を取得する介護職員は多くいます。国家資格である介護福祉士を取得している人も少なくありません。国家資格や介護支援専門員(ケアマネジャー)は、難易度が高い分活躍の場が幅広く、介護の知識・技術を深められるので、持っていて損はないでしょう。

無資格で働く介護職員のなかには、費用や勉強時間に不安を抱える人もいるかもしれませんが、資格取得をサポートしてくれる事業所や制度は多いので、安心して受験できます。介護職として長く勤めたり活躍したりしたいなら、職場の福利厚生や一般教育訓練給付制度などの公的支援を活用して、介護の資格取得を目指してみるのもおすすめです。

介護・福祉系資格の取りやすさに関するよくある質問

ここでは、介護・福祉系資格の取りやすさに関するよくある質問に回答します。「介護の資格を取得したいけど、働きながら取れるか不安…」という方は、ぜひご一読ください。

介護施設で働きながら介護職員初任者研修は取得できるの?

介護施設で働きながら介護職員初任者研修の取得は可能です。働きながらスクールに通う場合は、土日のみや夜間のみのコースがおすすめ。スクールによっては、週1回から通えるコースもあるので、働きながら通いやすい講座を見つけましょう。具体的な取得方法は、「働きながらでも取りやすいおすすめの介護の資格」で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。

介護職員初任者研修は働きながら無料で取得できる?

介護職員初任者研修は、働きながら無料で取得できる場合があります。職場やスクールの資格取得支援制度を活用することで、無料もしくは費用の一部を負担してもらって介護の資格を取得可能です。「介護職員初任者研修を無料で取得する方法は?メリットや支援制度を解説」で解説しているので、「お得に介護の資格を取得したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

受験資格なしで取得できる福祉系資格はある?

受験資格なしで取得できる福祉系資格として、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修などが挙げられます。受験資格なしでも取得できる資格は、基礎的な知識や技術を身につけられるものが多いので、働くうえで必要なスキルを習得できるでしょう。目指したい職種に合った資格を取得をすれば、スキルアップやキャリアアップに役立てられるはずです。

福祉分野における国家資格の一覧を知りたいです

福祉分野における国家資格には、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などがあります。また、保育士や看護師も国家資格です。福祉分野の国家資格を取得するには、養成施設に通ったり実務経験が求められたりなど、要件があることを理解しておきましょう。

まとめ

働きながら介護の資格を取得することは可能です。無資格の方が働きながら取得しやすい資格は、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」などで、介護に関する基本的な知識やスキルを身につけられます。働きながら取得する場合は、土日や夜間に通えるコースのあるスクールを選んだり、通信講座を活用したりするのがおすすめです。

なお、「介護福祉士」を取得するには受験資格を満たさなければいけません。実務経験ルートの場合、介護職員として働きながら介護福祉士を目指しやすいでしょう。

働きながら介護の資格を取得すると、資格手当がもらえたり、仕事の幅が広がって介護職員として多様な経験を積めたりします。働きながら介護の資格を取得するときは、職場やスクールの資格取得支援制度を活用しましょう。職場の支援制度では、シフトの調整をしてもらえたり、費用を負担してもらえたりする可能性があります。スクールの支援制度では、費用の負担や就職先のあっせんをしてもらえることがあるようです。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年3月12日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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