
この記事のまとめ
- 初任者研修や実務者研修などの介護の資格は、働きながらでも取得しやすい
- 働きながら介護の資格を取得すると資格手当がもらえるなどのメリットがある
- 働きながら介護の資格を取得する際は、資格取得支援制度を活用すると良い
「働きながら介護の資格は取れるの?」と疑問に思う方もいるかもしれません。介護職は未経験・無資格から始められ、働きながら介護の資格を取得することが可能です。実際に無資格で入職し、介護施設や事業所で働きながら資格を取得する方も少なくありません。この記事では、働きながら取りやすい介護の資格の種類や取得方法を解説します。介護の資格を取得するメリットや目指す資格の決め方もまとめたので、参考にしてください。
介護資格の種類29選!取得方法やメリットを解説します目次
働きながらでも取りやすいおすすめの介護の資格
「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」は、無資格の方が働きながら取りやすい資格です。介護の資格を取得すると業務に必要な知識や技術が身につき、仕事の幅が広がるため、取得して損はありません。
ここでは、働きながら取得しやすい介護の資格の概要と取得に必要な期間、費用をまとめているのでご一読ください。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、未経験から取りやすい資格で、受講によって介護の基礎を身につけられます。受講条件が特に定められていないので、誰でも受講可能です。利用者さんの身体に直接触れる「身体介護」を1人で行うためには、介護職員初任者研修以上の資格が必須なので、就職前に取得する人もいます。
資格の取得方法
130時間のカリキュラムを修了して筆記試験に合格すれば、介護職員初任者研修を取得できます。選択する講座によっては、最短1ヶ月程度で取得可能です。働きながら資格取得を目指す方は、土日や夜間のみ、週1回の通学など無理なく通えるコースを選択すると良いでしょう。その場合は資格を取得するのに3~4ヶ月ほどかかります。
受講方法は、通学のみと通学・通信講座を併用する方法があり、自分に適した学び方を選ぶことが可能です。ただし、通信講座で履修できるのは、40.5時間分までと定められており、残りの89.5時間はスクールの教室に通う必要があるので注意しましょう。
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資格取得に必要な費用
介護職員初任者研修の受講費用は、5万〜10万円程度です。詳しくは後述しますが、働きながら無料で受講できる場合もあります。
スクールによって受講費用は異なりますが、カリキュラムは厚生労働省が定めた方針に基づいているため、学ぶ内容が大きく変わることはありません。
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介護福祉士実務者研修は、基礎から応用まで、幅広い介護知識と技術を身につけられる資格です。介護職員初任者研修と同様に受講資格は定められていません。
国家資格である介護福祉士の受験に活かせたり、訪問介護のサービス提供責任者の要件を満たせたりする資格なので、取得しておくとキャリアアップに役立てられます。
資格の取得方法
介護福祉士実務者研修を取得するには、450時間のカリキュラムと医療的ケアの演習の受講が必須です。スクールによっては、修了試験に合格しなければなりません。
取得に必要な期間の目安は6ヶ月程度と長めですが、通学の日数を抑えて通信講座を中心に学ぶ方法もあるので、働きながらでも取りやすいといえます。
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資格取得に必要な費用
介護福祉士実務者研修の受講費用は、3万~18万円ほどです。無資格から受講する場合の受講費用は10万~18万円程度ですが、保有資格によっては一部科目が免除され、受講料が安くなります。
たとえば、介護職員初任者研修を保有している方は、130時間分の受講の免除を受けることができ、8万~11万円程度で取得が可能です。
受講費用はスクールによって差があるため、事前に問い合わせてみましょう。キャンペーンやほかの資格とのセット割で安く受講できることもあるので、インターネットを使って比較するのも有効です。
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介護福祉士
介護福祉士は介護の資格のなかで唯一の国家資格です。国家資格と聞くと難易度が高いイメージを持つかもしれません。しかし、厚生労働省の「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」によると、2026年1月に行われた2025年度(第38回)試験の合格率は70.1%と、受験者の約7割が合格しています。
介護福祉士の資格を保有するスタッフは、利用者さんの介護だけではなくほかの介護職員の指導・育成を担える人材として重宝されるでしょう。介護福祉士試験の受験には要件があるため、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修よりも取得に時間がかかりますが、養成施設や福祉系高校に通わず、働きながら取得することも可能です。
出典
厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」(2026年8月24日)
資格の取得方法
介護福祉士資格を取得する方法は、主に「養成施設ルート」「福祉系高校ルート」「実務経験ルート」の3つ。働きながら介護福祉士を取得しやすいのは実務経験ルートです。
実務経験ルートでは、介護の現場で3年以上かつ従事日数540日以上の実務経験と、介護福祉士実務者研修の資格があれば、介護福祉士国家試験を受験できます。
従事日数の計算において1日の勤務時間は問われないため、時短勤務の方も1日分の実務経験として計算される仕組みです。同じ日に介護事業所の仕事を掛け持ちした場合は、従事日数は1日分として扱われます。
介護福祉士の取得ルートについて詳しく知りたい方は、「最短で介護福祉士になるには?知っておきたい3つのルート」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。
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資格取得に必要な費用
介護福祉士を取得するために必要な費用は、ルートによって異なります。実務経験ルートの場合は、介護福祉士実務者研修の取得が必要となるため、保有資格によって3万~18万円程度の費用が必要です。
養成施設ルートの場合は、通学する学校や期間によって異なりますが、100万~200万円ほどの学費がかかります。福祉系高校ルートの場合、必要な費用は高校の学費のみです。
上記の受験資格を得るための費用に加え、介護福祉士国家試験の受験費用と登録費用、それぞれの手数料がかかります。費用についてさらに詳しく知りたい方は、「介護福祉士の資格取得にかかる費用は?受験料や実務者研修の受講料金を解説」の記事をご参照ください。
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働きながら介護の資格を取得するメリット
働きながら介護の資格を取得すると、資格手当がもらえたり、キャリアアップに役立ったりするなど、さまざまなメリットがあります。以下で解説するので、ぜひチェックしてみてください。
就職や転職で有利になる
働きながら資格を取得すると、「別の介護施設に転職したい」と考えた際に、採用に有利になります。また、「これから介護職に挑戦してみたい」と考えている方も、今の仕事を続けながら資格を取っておくと良いでしょう。
介護業界は未経験・無資格から就職できますが、募集要項に介護職員初任者研修以上の資格を挙げている施設も少なくありません。スクールによっては、就職先を紹介してくれることもあり、資格を取得したほうがスムーズに職場を探せる場合があります。
資格手当が付いて給与が増える
職場によっては介護資格を取得することで資格手当が支給され、給与アップを目指すことが可能です。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)」によると、介護職員(常勤・月給制)の保有資格別の平均給与は、以下のとおりです。

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)」
無資格者が介護職員初任者研修を取得すると、3万円ほどの給与アップを目指せます。給与アップを目指す方は、積極的に介護の資格を取得しましょう。なお、介護職員の給与や資格手当は施設によって異なるので、上記の平均給与はあくまで参考としてご覧ください。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2026年8月24日)
キャリアアップに役立つ
働きながら介護の資格を取得すると、キャリアアップに役立ちます。介護業界は、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」という順番で資格を取得することで、段階的に成長できるようキャリアパスが整理されているのが特徴です。
たとえば、介護職員初任者研修を取得しておくと、介護福祉士実務者研修を取得する際に130時間分のカリキュラムが免除されます。また、介護福祉士実務者研修を取得すれば、介護福祉士の実務経験ルートの受験資格の一つを満たすことが可能です。
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仕事の幅が広がり経験を積める
専門的な資格を取得すると仕事の幅が広がるので、介護業界で活躍したいと考えている方は、積極的に介護の資格を取得すると良いでしょう。
たとえば、介護職員初任者研修があれば、利用者さんに直接触れてケアする「身体介護」を1人で行えるため、仕事の幅が広がります。訪問介護は基本的に1人で利用者さんを介護するので、介護職員初任者研修といった資格の取得が必要です。応募できる事業所の種類が増えると選択肢が広がるでしょう。
キャリアアップにおすすめの介護・福祉系の資格
ここでは、介護職員のキャリアアップに役立つ資格をご紹介します。難易度が高く、簡単に取得できる資格とはいえませんが、介護や福祉の仕事に役立つスキルが身につく資格なので、ぜひチャレンジしてみてください。
社会福祉士
社会福祉士は、福祉業界で幅広く活かせる、相談援助のスキルを証明する国家資格です。介護業界においては、生活相談員や支援相談員として活躍することが多く、利用者さんの状況に応じた福祉サービスの提供につなげる役割を果たしています。
資格の取得方法
社会福祉士になるには、福祉系大学に通ったり、一般大学卒業後に養成施設で学んだりしたうえで、社会福祉士国家試験に合格しなければなりません。
また、働きながら相談援助の実務経験を積み、社会福祉士国家試験の受験資格を満たす方法もあります。学歴に応じて1~4年以上の実務経験の条件を満たし、一般養成施設に1年以上通うことで、社会福祉士国家試験を受験可能です。
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社会福祉士の難易度
社会福祉士国家試験の難易度は比較的高いといえます。厚生労働省の「第38回社会福祉士国家試験合格発表」によると、2026年2月に実施された2025年度(第38回)試験の合格率は60.7%でした。同じく国家資格である介護福祉士と比較すると合格率が低く、資格取得を成功させるには計画的な学習が求められます。
公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「[社会福祉士国家試験]令和8年度 第39回社会福祉士国家試験」によると、試験項目は筆記のみで五肢択一が基本です。
資格取得にかかる費用
2027年2月に実施される第39回試験の受験料は、社会福祉士のみ受験する場合2万4,300円です。精神保健福祉士と同時に受験する場合や、共通科目免除で受験する場合は費用が異なるので、事前に確認しておきましょう。
社会福祉士について興味がある方は、「社会福祉士資格を取得する7つのメリットとは?取得方法やルートも解説!」の記事もあわせてご覧ください。
出典
厚生労働省「第38回社会福祉士国家試験合格発表」(2026年8月24日)
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[社会福祉士国家試験]令和8年度 第39回社会福祉士国家試験」(2026年8月24日)
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精神保健福祉士
精神保健福祉士は、主に精神障がいのある方を対象に相談援助を行うために必要な国家資格です。介護業界では社会福祉士と同じように、主に利用者さんやご家族の相談窓口となる生活相談員や支援相談員として活躍しています。
精神保健福祉士を取得すると、医療機関や司法施設、福祉行政機関などでも働けるため、キャリアアップを目指す方や転職時の選択肢を増やしたい方にもおすすめの資格です。
資格の取得方法
精神保健福祉士になるには、福祉系大学に通ったり一般大学卒業後に養成施設で学んだりして、精神保健福祉士国家試験に合格しなければなりません。社会福祉士と同様に、学歴に応じて1~4年以上の相談援助の実務経験を積み、一般養成施設に1年以上通った場合も、受験資格を満たせます。
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精神保健福祉士の難易度
厚生労働省の「第28回精神保健福祉士国家試験合格結果を公表します」によると、2025年度(第28回)の精神保健福祉士国家試験の合格率は、78.2%でした。
精神保健福祉士は社会福祉士と試験内容が被るところがあるため、同時に受験したり片方の資格を持っていたりすると、共通科目を免除してもらえます。社会福祉士と同時に受験すれば、お得に2つの資格を取得できるので、余裕のある方は挑戦してみると良いでしょう。
資格取得にかかる費用
公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「[精神保健福祉士国家試験]令和8年度 第29回精神保健福祉士国家試験」によれば、2027年2月に実施予定の2026年度(第29回)精神保健福祉士国家試験の受験料は2万8,910円です。
社会福祉士と同様、社会福祉士と精神保健福祉士を同時に受験する場合や、共通科目免除で受験する場合は費用が異なるのでご注意ください。
出典
公益社団法人 日本精神保健福祉士協会「精神保健福祉士について」(2026年8月24日)
厚生労働省「第28回精神保健福祉士国家試験合格結果を公表します」(2026年8月24日)
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[精神保健福祉士国家試験]令和8年度 第29回精神保健福祉士国家試験」(2026年8月24日)
介護支援専門員(ケアマネジャー)
介護支援専門員は、ケアマネジャーとして働くために必要な資格です。国家資格ではありませんが、キャリアアップに役立ちます。ケアマネジャーは、利用者さんのケアプラン作成や介護保険認定調査が主な仕事内容で、介護従事者や医療従事者、関係機関との調整役を担う職種です。
資格の取得方法
ケアマネジャーになるには、介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)に合格しなければなりません。指定の国家資格等に基づく実務経験が5年以上ある人や、生活相談員や相談支援専門員などとしての実務経験が5年以上ある人が、試験を受けられます。介護福祉士として5年の実務経験を積むと、受験資格を満たすことが可能です。
ケアマネジャーの取得方法について詳しく知りたい方は、「ケアマネジャーになるには?介護支援専門員の受験資格や試験の難易度を解説」の記事もあわせてチェックしてみてください。
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介護支援専門員の難易度
介護支援専門員実務研修受講試験は、福祉系の資格のなかでも特に難易度が高いようです。厚生労働省の「第28回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、2025年度(第28回)の介護支援専門員実務研修受講試験の合格率は、25.6%です。過去5年の合格率は、20~30%前後で推移しています。
ケアマネジャー試験合格後は、「介護支援専門員実務研修」として、約15日間の演習・講義と3日間の実習を履修。全日程を終えて登録が完了したら、ケアマネジャーの資格を取得できます。
資格取得にかかる費用
介護支援専門員実務研修受講試験の受験料は、実施している都道府県ごとに異なるので、自身が受験する都道府県の情報を確認しておきましょう。独学で勉強するかスクールに通うかなど、試験勉強の方法によっても取得にかかる費用は異なります。費用負担と学習効率のバランスを考慮しながら、自分が納得できる勉強方法を選ぶことが大切です。
出典
厚生労働省「第28回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」(2026年8月24日)
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働きながら利用できる資格取得支援制度もある
資格取得支援制度を利用すると、無料または一部の費用負担で資格を取得できます。介護の資格は種類によって必要な費用が異なり、数万~数十万円ほどかかるので、費用負担を抑えて取得できるのは大きなメリットといえるでしょう。
また、スクールの資格取得支援制度を利用する場合、就職をあっせんしてもらえる場合があるので、取得した資格を活かせる職場をスムーズに見つけられる可能性があります。
職場や自治体の資格取得支援制度
働きながら介護の資格を取得する際に、職場や地方自治体などの資格取得支援制度を利用するのも良いでしょう。支援の内容は、職場や自治体によって異なるので、事前に確認しておくことが重要です。
資格取得支援制度の例としては、取得費用の負担や祝い金の支給があります。また、職場の資格取得支援制度では、受講日・試験日を出勤扱いとして給与を支給したり、施設内で講座・研修を開催したりすることもあるようです。
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スクールの資格取得支援制度
スクールの資格取得支援制度を活用するのも選択肢の一つです。介護業界専門の転職エージェントであるレバウェル介護(旧 きらケア)が開講する「レバウェルスクール介護(旧 きらケアSTEPUPスクール)」では、通信コースと週1回の通学で学習を進められます。
無料で講座の振替ができるので、働きながらでもスクールに通いやすいでしょう。また、レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)の派遣スタッフは、条件を満たせば受講料が無料になります。
働きながら資格を取る方法教えます
取得する介護の資格に迷ったときの決め方
無資格の方が取りやすい介護の資格から、キャリアアップに役立つ資格までご紹介してきましたが、何の資格を取ったら良いか迷う方もいるかもしれません。
ここでは、取得する資格の決め方をまとめたので、どの介護の資格を取得するべきか悩んでいる方は、参考にしてみてください。
就きたい職種や役割から決める
自分が就きたい職種や役割が決まっていると、必要な介護の資格がはっきりします。訪問介護員になりたいなら介護職員初任者研修、職場のチームリーダーを目指すなら介護福祉士というように、職種や役割に適した資格を選ぶと良いでしょう。
資格取得の難易度から決める
初めて介護の資格を取得するときは、難易度が低いものにチャレンジするのがおすすめです。取りやすい介護の資格を探すときは、合格率の高さや取得に必要な期間の短さを参考にしてみましょう。
たとえば、介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修は、無資格からでも取りやすい介護の資格です。
叶えたい目的から決める
収入アップや介護で活かせるスキルの習得など、叶えたい目的からどの資格を取るか決める方法もあります。たとえば、介護福祉士の資格を取得すると、介護のスキルアップに役立つことに加え、基本給やボーナスが増える可能性もあるでしょう。
ほかにも、介護保険制度を学んで利用者さんの手助けを行いたいなら、介護支援専門員の資格を取得すると、専門的な視点からアドバイスをしやすくなります。目的に沿って取得する資格を決めれば、何の資格を取るべきか迷わなくなるかもしれません。
介護の資格があると働き方の選択肢が増える
介護の資格を持っていると、無資格の場合に比べて働き方の選択肢が増えるため、介護職員初任者研修以上の資格を取得する介護職員は多くいます。国家資格である介護福祉士を取得している人も少なくありません。
国家資格や介護支援専門員(ケアマネジャー)は、難易度が高い分活躍の場が幅広く、介護の知識・技術を深められるので、持っていて損はないでしょう。
無資格で働く介護職員のなかには、費用や勉強時間に不安を抱える人もいるかもしれませんが、資格取得をサポートしてくれる事業所や制度は多いので、安心して挑戦できます。介護職として長く勤めて活躍したいなら、職場の福利厚生や教育訓練給付制度などの公的支援を活用し、介護の資格取得を目指してみると良いでしょう。
介護・福祉系資格の取りやすさに関するよくある質問
ここでは、働きながら介護・福祉系資格の取得を目指す方からよくある質問に回答します。「介護の資格を取得したいけど、働きながら取れるか不安…」という方は、ぜひご一読ください。
介護施設で働きながら介護職員初任者研修は取得できるの?
介護施設で働きながら介護職員初任者研修を取得することは可能です。働きながらスクールに通う場合は、土日のみや夜間のみのコースを選ぶと無理なく通学できます。スクールによっては、週1回から通えるコースもあるので、働きながら通いやすい講座を見つけましょう。
具体的な取得方法は、「働きながらでも取りやすいおすすめの介護の資格」で解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
介護職員初任者研修は働きながら無料で取得できる?
介護職員初任者研修は、働きながら無料で取得できる場合があります。職場やスクールの資格取得支援制度を活用することで、無料もしくは費用の一部を負担してもらって介護の資格を取得可能です。
資格取得の費用を抑える方法は、「介護職員初任者研修を無料で取得する方法は?メリットや支援制度を解説」の記事で解説しているので、「お得に介護の資格を取得したい」と考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
受験資格なしで取得できる福祉系資格はある?
受験資格なしで取得できる福祉系資格として、「介護職員初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」が挙げられます。受験資格なしでも取得できる資格は、基礎的な知識や技術を身につけられるものが多いので、働くうえで必要なスキルを習得できるでしょう。目指したい職種に合った資格を取得すれば、スキルアップやキャリアアップに役立てられるはずです。
福祉分野における国家資格の一覧を知りたいです
福祉分野における国家資格には、介護福祉士・社会福祉士・精神保健福祉士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などがあります。また、保育士や看護師も国家資格です。福祉分野の国家資格を取得するには、養成施設に通ったり実務経験が求められたりなど、要件があることを理解しておきましょう。
まとめ
働きながら介護の資格を取得することは可能です。無資格の方が働きながら取得しやすい資格は、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」などで、介護に関する基本的な知識やスキルを身につけられます。
働きながら取得する場合は、土日や夜間に通えるコースのあるスクールを選んだり、通信講座を活用したりすると良いでしょう。
なお、「介護福祉士」を取得するには受験資格を満たさなければいけません。実務経験ルートの場合、3年以上介護等の実務経験を積み、かつ介護福祉士実務者研修を修了することで、受験資格を得ることができます。
働きながら介護の資格を取得すると、資格手当がもらえたり、仕事の幅が広がって介護職員として多様な経験を積めたりします。
働きながら介護の資格を取得するときは、職場やスクールの資格取得支援制度を活用するとお得です。職場の支援制度では、シフトの調整をしてもらえたり、費用を負担してもらえたりする可能性があります。スクールの支援制度では、費用の負担や就職先のあっせんをしてもらえることがあるようです。
働きながら介護の資格を取得したいと考えている方は、レバウェル介護(旧 きらケア)をご利用ください。レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界に特化した就職・転職エージェントです。
資格取得支援制度のある施設など、あなたの希望に合った求人をご紹介いたします。専任のキャリアアドバイザーが、求人探しから入職後のフォローまで一貫してサポートを実施。転職を決めていなくても相談可能なので、「どんな求人があるのか知りたい」「資格取得について相談したい」という方も、ぜひ気軽にお問い合わせくださいね。
働きながら資格を取る方法教えます
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



