介護福祉士の資格取得にかかる費用は?試験内容や活躍できる場所もご紹介!

資格・試験 2020/09/14
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介護福祉士の資格を取りたいけれど、取得にかかる費用が気になる。そんな方に向けて、ここでは介護士の資格取得にかかる費用に焦点をあてて解説します。介護福祉士の資格は、介護分野における唯一の国家資格です。そのため、介護業界での活躍を目指すなら欠かせない資格と言っても良いでしょう。これから介護業界で就業を考えている、あるいは現在働いていて介護福祉士の資格取得を目指しているなら、ぜひ参考にご覧ください。

【目次】


介護福祉士の資格について
介護福祉士の資格取得に必要な費用は?
介護福祉士の資格取得まで
介護福祉士が活躍する現場
まとめ

介護福祉士の資格について


介護福祉士の資格は介護分野における唯一の国家資格であり、精神保健福祉士と社会福祉士と並んで福祉の三大国家資格と呼ばれています。そんな介護福祉士の資格保持者は、介護についての深い知識と技術を持つエキスパート。さまざまな介護現場で活躍しているとともに、ほかの介護スタッフを指導する役割も担っています。

資格試験の内容


介護福祉士の資格を取得するためのカリキュラムには、福祉のプロとしての自覚を養う「人間の尊厳と自立」という科目があります。これは、お互いに尊重しあう福祉社会のあり方について学ぶ内容です。また、認知症についての理解を深める「認知症の理解」というカリキュラムは、認知症の方やその家族への対処方法や介護対応の技術を習得するもの。そして「障害の理解」という科目は、障がいのある方の身体状況に合わせた生活支援のあり方について医学的な側面からアプローチして授業を行います。

さらに人が避けて通ることのできない、老化という本質的な課題について考える「発達と老化の理解」というカリキュラムは、死を目前にした高齢の方への対処法について学ぶ内容です。死を目前にすると多くの人はうろたえ、精神的な危機に陥ります。しかし、そうならないよう対処していく介護方法を学ぶのが「発達と老化の理解」というカリキュラムです。

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介護福祉士の資格取得に必要な費用は?


介護福祉士の資格取得にかかる費用について、ルート別に解説します。
介護福祉士を目指すルートは、主に「実務経験ルート」「養成学校ルート」「高校の福祉課程ルート」の3つです。

実務経験ルート


実務経験ルートの場合は介護の資格がない方で約10万円前後、初任者研修がある場合は8万円程度の費用がかかります。

実務経験ルートは、介護の仕事をしながら介護福祉士の資格取得が目指せるもの。
介護福祉士実務者研修を取得していて、なおかつ実務経験3年(1095日)以上・従業日数540日以上あれば、介護福祉士国家試験を受験する資格が得られます。実務経験3年は受験する年度末までに満たせば良いので、実務経験が3年目に入ったら「実務者研修」を受けて年度末の介護福祉士国家試験に備えましょう。

養成学校ルート


養成学校ルートでは、介護福祉士養成学校を卒業して介護福祉士を目指します。費用は養成学校の学費として100万円から150万円程度です。2016年度までは、養成学校を卒業すると同時に介護福祉士の資格が得られました。しかし2017年度からは、介護福祉士の国家試験を受験して合格することが必須になっています。

高校の福祉課程ルート


高校の福祉課程などを修了して介護福祉士を目指すルート。費用は高校の学費だけです。

上記以外に必要な費用


上記以外に、介護福祉士国家試験を受験する際には以下の費用が必要です。

・介護福祉士国家試験の受験費用:15,300円
・介護福祉士の登録費用:登録免許税9,000円、登録手数料3,320円

出典:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「介護福祉士国家試験」(2020/09/14)

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介護福祉士の資格取得まで


介護福祉士の資格取得までの流れを、わかりやすく解説します。

介護福祉士国家試験の受験申込み


年度末に実務経験3年を迎える時期になったら、介護福祉士国家試験の受験申込みを行い、受験申込み期間は8月上旬から9月上旬にかけて受験申込み期間中に必要書類をそろえ、社会福祉振興・試験センターへ提出しましょう。

介護福祉士国家試験の受験資格


実務経験ルート


「実務者研修を修了していること」と「3年(1,095日)以上の実務経験・従事日数540日以上」の2つが、介護福祉士国家試験の受験資格です。これらの資格は、受験する年の年度末までに満たす必要があります。

養成施設ルート


・介護福祉士養成施設(2年以上)を修了した者
・介護福祉士養成施設(1年以上)を修了した者

福祉課程のある高校ルート


福祉課程のある高校において所定のカリキュラムを修了した者

・経済連携協定(EPA)ルート
経済連携協定(EPA)の介護福祉士候補者で、3年以上(従業期間3年以上、従事日数540日以上)介護業務に従事した者

介護福祉士国家試験の受験


介護福祉士国家試験は例年1月下旬に筆記試験が実施され、3月の上旬に実技試験が行われます。

筆記試験の実施場所


北海道、青森県、岩手県、宮城県、秋田県、福島県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、和歌山県、鳥取県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、高知県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県

実技試験の実施場所


東京都、大阪府

試験科目


◎筆記試験

・人間の尊厳と自立、介護の基本
・人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
・社会の理解
・生活支援技術
・介護過程
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・こころとからだのしくみ
・医療的ケア
・総合問題

◎実技試験

・介護等に関する専門的技能

受験手数料


15,300円

合格発表


毎年3月下旬

出典:公益財団法人 社会福祉振興・試験センター(2020/09/14)

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介護福祉士が活躍する現場


介護福祉士の資格保持者は、どのような介護現場で活躍しているのでしょうか。

居宅介護


居宅介護とは訪問介護事業所などを指し、住み慣れた自宅で老後を過ごしたいという方の自宅を訪問して、自立した生活が営めるように介護サービスを提供する業務です。介護福祉士は介護業務を行いながら、介護事業所の介護スタッフを指導する役割も担っています。また、事業所でサ責や管理者のポジションについているケースも少なくありません。

入所型介護


入所型介護とは特別養護老人ホームや有料老人ホーム、介護老人保健施設などの滞在型介護施設など。入所型介護施設に所属する介護福祉士の多くが、生活相談員や支援相談員、ケアマネなどの職務に就いて介護サービスの計画や介護品質の管理を行っています。特に老健や特養では要介護度の高いご入所者が多いため、介護福祉士の知見や介護技術が欠かせません。

障害者施設


障がいのある方が暮らす障害者施設でも、介護福祉士が活躍しています。具体的な業務は、介護施設の場合とさほど変わりません。ただし、介護だけでなくリハビリや就労支援など、自立に向けた指導を行っているところが障害者施設の特徴です。介護福祉士は、障がいのある方が社会の一員として暮らしていけるように支援します。

病院


病院でも介護福祉士が活躍しています。具体的な業務は、療養や治療のために入院している患者の生活サポートが中心です。看護助手に計画的な介護が行えるよう指示を出したり、適切な介護サービスが提供できるよう指導したりすることも介護福祉士の役割となっています。

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まとめ


介護福祉士の資格を取得するための費用は実務経験ルートで10万円前後、養成学校ルートでは養成学校の学費として100万円から150万円程度かかります。そのほか、国家試験を受ける際には受験費用15,300円、登録免許税9,000円、登録手数料3,320円が必要です。資格を取得できれば、介護現場で携われる業務の幅が広がり、活躍できる職場の選択肢も増えるので、介護業界でのキャリアアップには欠かせない資格といえます。

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