介護士さんの勤務時間はどれくらい?1日の仕事内容や夜勤の特徴も解説!

介護の仕事 2023年5月9日
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車椅子に座る男性に寄り添う男性介護士

介護士さんの勤務時間は、入居施設やデイサービス、訪問介護事業所などによって異なります。施設形態によっては夜勤が含まれるので、自分の実現したい働き方に合った求人を見つけることが重要です。

この記事では、介護士さんの勤務時間や1日のスケジュール例、働き方、夜勤についてを詳しく解説。これから介護業界へ就職・転職しようと考えている方は、ぜひご一読ください。

介護士ってどんなお仕事?仕事内容や働き方、必要な資格、給与などを解説

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目次

介護士さんの勤務時間

介護士さんの勤務時間は、施設形態によって異なります。施設形態ごとの勤務時間は以下のとおりです。

入居施設の場合

入居施設の場合は、勤務時間に夜勤が含まれるのが基本です。勤務時間はシフトごとに区切られています。

  • 早番:07:00~16:00
  • 日勤:09:00~18:00
  • 遅番:11:00~20:00
  • 夜勤:17:30~08:30

また、入居施設は2交代制勤務・3交代勤務・4交代制勤務のいずれかに分かれていることがほとんどです。勤務時間が分かれている理由は、職場の人員配置や忙しい時間帯に人材を確保しておくためといえます。

デイサービス・訪問介護事業所の場合

デイサービスや訪問介護事業所は、基本的に日勤のみで、勤務時間は9:00~18:00前後です。実働8時間で休憩時間は1時間となっています。

職場によってはデイサービスでの宿泊対応や訪問介護の早朝・夜間対応を行う場合も。完全に日勤のみなのかどうかは施設や求人の情報をチェックしましょう。

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介護士さんの勤務の流れ

ここでは、入居施設における1日のスケジュール例をご紹介します。日勤と夜勤の流れを掴み、業務に対するイメージを固めましょう。

日勤の場合

09:00 出勤
10:30 入浴介助
11:30 昼食準備
12:00 昼食介助
13:00 休憩
14:00 レクリエーション
15:00 おやつの時間
16:00 コミュニケーションの時間
17:00 夕食準備
17:30 夕食介助
18:00 引き継ぎ・退勤

夜勤の場合

17:30 出勤・日勤の引き継ぎ
18:00 夕食の後片付け
20:00~4:00 巡回・適宜介護業務
05:00 起床準備
06:00 起床介助
07:30 朝食準備・食事介助
08:00 朝礼・引き継ぎ
08:30 退勤

介護士さんの働き方

介護士さんの仕事内容や休日については、下記に情報をまとめました。介護士さんの働き方のイメージを掴み、就職・転職に役立てましょう。

仕事内容

介護士さんの仕事には、食事・入浴・排泄の介助を行う身体介護や、洗濯・調理・買い物などを行う生活援助があります。利用者さんが自分らしい生活を続けられるよう、安心安全のサポートを実施。入居施設やデイサービスでは、レクリエーションも行います。利用者さん一人ひとりが楽しい時間を過ごすために、工夫して企画を立案することが大切です。

夜勤では、見守りや安否確認、おむつの交換、起床介助などに対応。適切な支援で利用者さんが徘徊をしたり転倒したりするのを防ぎます。

また、介護に対する相談対応やご家族への連絡を行い、充実したサービス提供へつなげることも介護士さんの仕事です。

休日数

介護士さんの年間休日数は、平均110日ほどとなっています。年間休日数が110日以上の求人を探せば、仕事とプライベートのメリハリをつけながら働けるでしょう。

なお、入居施設の場合は土曜日・日曜日・祝日が休みになることは少ないので注意が必要です。デイサービスや訪問介護事業所では、定休日が設けられている場合があります。あえて平日に休みを取り、人の少ない時間に用事を済ませる人もいるようです。

夜勤ってきつい?

夜勤は拘束時間が長く、人によっては「きつい」と感じる場合もあります。ここでは、夜勤のメリットとデメリットを解説するので、ぜひ参考にしてください。

夜勤のメリット

夜勤に携われば、1回につき5,000~8,000円ほどの夜勤手当を受け取れます。日勤のみよりも高い収入を得られるのがメリットといえるでしょう。

夜勤は見守り業務が中心ですが、万が一の際には迅速な対応が求められます。トラブルがあったときにも適切に対応するため、利用者さんのことを第一に考えて効率的に仕事を進められるスキルを身につけられるでしょう。

夜勤のデメリット

夜勤は配置人数が少なく、利用者さんが急変することもあるのできついと感じる人もいます。見守りシステムといったICT機器を積極的に導入している職場なら、安心して働けるかもしれません。

なお、夜勤は体力的にも精神的にも負担がかかります。「きついけど夜勤手当が受け取れるから頑張っている」という介護士さんも多いようです。日勤と夜勤を繰り返すと、生活リズムが乱れて体調に悪影響をもたらすことがあります。不規則な生活がつらいと感じる場合は、夜勤専従という働き方も視野に入れてみましょう。

介護士さんが活躍できる求人

介護士さんが活躍できる求人には、日勤中心・夜勤が含まれるもの・時間を選択できるものがあります。それぞれの特徴を下記でまとめました。

日勤中心の求人

日勤中心の求人には、デイサービスや訪問介護があります。職場によっては入居施設でも日勤のみの求人がありますが、夜勤に携われる方が優遇されるでしょう。日勤がメインの求人は、ワーク・ライフ・バランスを整えながら働けるのが強みです。

夜勤が含まれる求人

入居施設の求人には、夜勤が含まれます。職場の体制にもよりますが、夜勤は月に4~5回担当するのが一般的です。夜勤の勤務時間は長いので、体力に自信のある方に向いているでしょう。

好きな時間で働ける求人

好きな時間で働きたいと考えている方は、派遣社員としての働き方がおすすめです。派遣社員なら、好きな時間帯や曜日、働く日数を選べますそのため、家庭での時間やプライベートの充実を図ることも可能です。

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介護士の勤務時間に関する質問

ここでは、介護士の勤務時間に関する質問に回答します。

介護士の夜勤のスケジュールは?

介護士の夜勤のスケジュールは施設によって異なり、2交代制か3交代制かによっても変わります。2交代制の場合の例としては16時~17時頃に出勤し、引き継ぎや夕食の介助を行うことが多いようです。その後、就寝準備や排泄介助、消灯後の巡回などがあります。深夜1時頃に交代で軽食や仮眠を取る施設もあるでしょう。朝6時頃から起床や朝食の準備を始め、必要な介助をした後、8時~10時頃に引き継ぎ・退勤となるのが一般的です。詳しくは「介護士さんの勤務の流れ」をご参照ください。

介護士の早番はきついですか?

介護士の早番は施設や人によっても異なりますが、早起きが苦手でない限り、慣れれば必ずしもきついと感じるわけではないようです。早番はだいたい午前7時頃に始業となります。朝の時間帯は、利用者さまの起床や食事の介助を夜勤スタッフと共に行い、日中は排泄・入浴や昼食の介助、レクリエーションなどの業務にあたります。早く出勤している分、終業時間が早く、午前7時に出勤した場合は、午後4時頃が退勤時間です。早寝早起きの規則正しい生活ができ、早く帰宅する分、夕方からの時間をプライベートに使えるメリットも大きいといえるでしょう。

まとめ

介護士さんの勤務時間は、施設形態によって違いがあります。入居施設では早番・日勤・遅番・夜勤に分かれており、デイサービスや訪問介護事業所では日勤のみが基本です。

夜勤は拘束時間が長いため、人によっては大変だと思うこともあるでしょう。しかし夜勤に携われば夜勤手当を受け取れるため、収入アップにつながります。変則的なシフトが苦手な方は、夜勤専従としての働き方を視野に入れるのも一つの手です。

働くうえで好きな時間帯や曜日を選びたいなら、派遣社員という働き方もあります。派遣の介護士さんになりたいとお考えの人は、レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)にご相談ください。

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※この記事の掲載情報は2023年5月9日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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