介護職に多いシフト勤務はどのような働き方?業務時間の例や夜勤を解説

介護の仕事 2025年9月17日
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この記事のまとめ

「介護職のシフト形態ってどうなっているの?」と疑問に思っている方もいるかもしれません。介護職のシフトは職場によって異なり、2交代制や3交替制などが導入されています。この記事では、介護職でよくあるシフト勤務の例を紹介。また、16時間の夜勤と8時間の夜勤のメリットやデメリットも解説します。介護職に転職する際のチェックポイントも説明しているので、転職を考えている方は、参考にしてみてください。

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目次

介護職のシフト勤務とは

シフト勤務とは、固定の勤務日や勤務時間で働くのではなく、月ごとなどに作成されるシフト表によって、始業時間や退勤時間が決まる働き方のことをいいます。

24時間体制で利用者さんをケアする介護施設では、早番や日勤、夜勤といったシフトがあり、交代で業務するのが一般的です。また、夜勤がない通所施設でも、人手が必要な時間帯の人員を手厚くするために、シフト勤務制を導入しているところもあります。

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介護職でよくあるシフト勤務の例

介護職は、施設によって「2交替制」や「3交替制」「4交替制」が導入されています。介護職に転職する際は、どのようなシフトを取り入れているのか、自身のライフスタイルに合った働き方ができるかを確認することが大切です。
ここでは、シフト勤務の例を一つずつ説明します。

2交替制のシフト勤務

2交替制とは、1日を「日勤」と「夜勤」の2つの勤務形態に分けて勤務するシフトを指します。基本的に、介護職における2交替制の労働時間は、日勤が約8時間、夜勤は約16時間です。夜勤は長時間勤務となるため、多くの施設では夜勤明けの翌日は休みになるように調整しています。

2交替制のシフト例は以下のとおりです。

  • 日勤 午前9時~午後6時(8時間勤務、1時間休憩)
  • 夜勤 午後5時~翌午前11時(16時間勤務、2時間休憩)

職場による違いはありますが、夜勤では約2時間の休憩がとれる場合があります。

3交替制のシフト勤務

3交代制のシフト勤務とは、日勤・遅番・夜勤というように、3つの時間帯に分かれて勤務する働き方です。

3交代制のシフト例は以下のとおりです。

  • 日勤 午前7時~午後4時(8時間勤務、1時間休憩)
  • 遅番 午後2時~午後11時(8時間勤務、1時間休憩)
  • 夜勤 午後9時~翌午前6時(8時間勤務、1時間休憩)

3交替制は、どのシフトでも労働時間は約8時間なので、2交替制と比べて夜勤の負担は少ないでしょう。

4交替制のシフト勤務

4交代制のシフトは、早番・日勤・遅番・夜勤というように、4つの時間帯に分かれて勤務する働き方です。4交代制ではシフトが細かく分けられているため、必要に応じて人員配置を柔軟に調整でき、職員の負担軽減につながります。

4交代制のシフト例は以下のとおりです。

  • 早番 午前7時~午後4時(8時間勤務、1時間休憩)
  • 日勤 午前10時~午後7時(8時間勤務、1時間休憩)
  • 遅番 午前11時~午後8時(8時間勤務、1時間休憩)
  • 夜勤 午後1時~午後10時(8時間勤務、1時間休憩)

労働時間は職場によって異なり、3交替制と同様にそれぞれ約8時間の場合があれば、夜勤のみ約16時間となる場合もあります。

通所介護・訪問介護のシフト勤務

一般的な通所介護や訪問介護事業所は夜勤がないため、日勤のみのシフトが組まれています。多くの職場では、早番や日勤といったシフトが組まれているようです。

  • 早番 午前8時~午後5時(8時間勤務、1時間休憩)
  • 日勤 午前9時~午後6時(8時間勤務、1時間休憩)

お泊りデイサービスや夜間帯の訪問を行っていなければ夜勤はないので、子育て中の方や家族の介護をしている方も働きやすいでしょう。

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介護職における16時間夜勤のメリットとデメリット

介護職の16時間夜勤のメリットには、「夜勤明けが休みになることが多い」「夜勤手当によって給料が上がる」などがあります。
先述したとおり、夜勤の労働時間が16時間の場合、夜勤明けの翌日は休みになるのが一般的です。そのため、休息時間の確保がしやすいでしょう。また、夜勤に入ると「夜勤手当」や「深夜手当」が支給されるため、日勤で同じ時間働くよりも効率的に収入を得られます。

一方デメリットは、夜勤の勤務時間が長いことによる身体的・精神的負担が大きいことや、生活リズムが乱れやすいことです。体力面などの不安がある場合は、デメリットを感じやすいかもしれません。

介護職における8時間夜勤のメリットとデメリット

8時間夜勤のメリットは、16時間夜勤と比べて拘束時間が短いため、身体的負担が少ないことです。16時間といった長時間の勤務が不安な場合は、3交代制や4交代制の職場が向いているでしょう。

デメリットは、夜勤明けの翌日が出勤になる場合があることです。夜勤明けの翌日が日勤の場合は生活リズムが整えにくく、人によってはストレスを感じるかもしれません。

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夜勤の介護職員の仕事内容

夜勤の介護職員の仕事内容は、職場によって異なります。夜勤の介護職員の主な仕事内容は、以下のとおりです。

  • 食事の配膳と下膳
  • 就寝介助と起床介助
  • 定期巡回
  • コール対応
  • 事務業務

夜勤の介護職員は、出勤が夕方くらいになるため、まずは夕食の準備から行うことが多いようです。食事が終わったら、片付けや口腔ケア、就寝準備などを行います。利用者さんが就寝したら、定期巡回やコール対応を実施。起床時間になったら、起床介助や朝食の準備、食事介助を行います。
夜勤の仕事内容を知りたい方は、「介護職の夜勤はしんどいの?仕事内容やメリット、きついときの対処法を解説」を参考にしてみてください。

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夜勤で介護職員が求められるスキル

夜勤は日勤と比べて利用者さんの活動が減るため、介護職員の配置人数も少なくなるのが一般的です。そのため、緊急時には少ない人数で対応する必要があり、高い判断力と対応力が求められます。また、就寝時間帯に勤務し、長時間労働となるため、体力も必要です。

ただし、最初から全てを完璧にこなせる人はいません。初めての夜勤の際は、先輩介護職員のサポートを受けながら業務を覚えていきます。徐々に慣れていけば問題ありません。

介護職に転職する際のチェックポイント

介護職のシフトは管理職によって作成され、毎月希望休や勤務時間を考慮しながら組まれています。転職活動では、転職後のミスマッチを防ぐために、どのようなシフトで働くことになるのか、把握しておくことが大切です。職場見学や面接の逆質問で、シフトについて確認しておくと良いでしょう。

ここでは、転職の際にチェックしておいたほうが良いポイントを紹介します。

勤務時間はライフスタイルに合っているか

始業時間や就業時間は職場によって異なります。自身のライフスタイルにあった働き方ができるか確認しましょう。夜勤がある場合は、1ヶ月間に何回入るのか、夜勤明けの翌日は休みになるのかなども確認しておくと、転職後のミスマッチが防げます。

不公平なシフトが組まれていないか

特定の人に負担が集中するようなシフトが組まれていないかを確認すると、転職後の働きやすさを判断できます。有給や希望休などの取りやすいさや、急な欠勤が出た際の対応方法などを確認しておくと良いでしょう。

とはいえ、シフトの組み方について、応募先に直接聞くことは難しいものです。「どのようなシフトが組まれているのか詳しく知りたい」という方は、転職サイトの口コミを確認したり、転職エージェントを活用してみると良いでしょう。
レバウェル介護(旧 きらケア)は介護業界に特化した転職エージェントです。求人先の内部情報に詳しいため、転職後、どのような働き方になるのかなど、丁寧にご説明いたします。

仮眠室や休憩室の設備が整っているか

夜勤がある場合は、職員がしっかり休める環境があるかチェックしておきましょう。環境が整っていないと、疲労やストレスが蓄積する要因となることがあります。
たとえば、職員専用の休憩室もしくは仮眠室があるか、ある場合は十分な広さがあるか、空調設備は整っているか、くつろげるような配慮はされているかなどを確認しておくと安心です。

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夜勤のある介護職に転職した際に気を付けること

シフト勤務は曜日や時間帯を問わない変則的な働き方なので、慣れないうちは生活リズムの乱れから体調を崩してしまう人も少なくありません。特に夜勤の前だからといって寝溜めしたり、睡眠時間を大幅にずらしたりすると、翌日以降に質の高い睡眠が取りにくくなってしまうことも。夜勤前は仮眠にとどめて、帰ってきてからしっかり睡眠を取りましょう。

ほかにも、シフトが不規則でも食事は決まった時間にとることで胃腸への負担を和らげたり、体内時計をリセットしたりする効果が期待できます。
夜勤の過ごし方については「夜勤前の過ごし方とは?仮眠や食事のコツをご紹介!」も参考にしてみてください。

介護職のシフト勤務に関するよくある質問

ここでは、介護職のシフト勤務に関する質問に回答します。介護職への転職を検討している方は、参考にしてみてください。

介護職のシフト例が知りたいです

介護職のシフトは施設によって異なりますが、2交替制の入所施設のシフトを例にすると、日勤が9時~午後6時(うち休憩1時間)、夜勤は午後5時~翌午前11時(うち休憩2時間)となります。3交替制の例は日勤が午前7時~午後4時(うち休憩1時間)、遅番は午後2時~午後11時(うち休憩1時間)、夜勤は午後9時~翌午前6時(うち休憩1時間)です。
介護職のシフトについては、「介護職でよくあるシフト勤務の例」もご覧ください。

介護職のシフトで不公平感が生じやすいこととは?

介護職のシフトで不公平感が生じやすいのは、勤務時間が考慮されていない場合です。たとえば、遅番の翌日に早番が設定されているようなことがたび重なると、疲労が溜まりやすくなります。また、早番や遅番、夜勤がほかの職員よりも多いと不満が募るだけでなく、体調も崩しかねません。介護現場は人手不足のため難しい面もあるとはいえ、希望休が取りにくいことも不公平感につながります。
ストレスなく働くために「介護職に転職する際のチェックポイント」をぜひご一読ください。

介護職のシフトはいつ出る?

介護職の翌月のシフト表がいつ出るかは職場によって異なりますが、20日~25日くらいに出るのが一般的なようです。職場によっては、月末ぎりぎりにシフトが発表される場合もあり、「来月の予定がなかなか決められない」という方もいます。転職の際は、来月のシフトはいつごろ出るのか聞いておくと安心でしょう。

まとめ

介護職の職場の多くはシフト勤務で、2交替制や3交替制、4交替制などさまざまな働き方があります。
2交替制は、1日を2つの勤務形態に分けて勤務するシフトで、3交替制は3つの時間帯に分かれて勤務する働き方です。2交替制の夜勤は16時間ほどになるのが一般的ですが、3交替制の夜勤は8時間ほどです。

介護職の16時間夜勤のメリットには、「夜勤明けが休みになることが多い」「夜勤手当によって給与が上がる」などがあります。デメリットは、夜勤の勤務時間が長いことによる身体的・精神的負担が大きいことです。

また、8時間夜勤は、16時間夜勤と比べて拘束時間が短いため、身体的負担が少ないことがメリット。デメリットは、夜勤明けの翌日が出勤になる場合があるため、生活リズムの立て直しが難しいことが挙げられます。転職の際は、それぞれの特徴を把握したうえで、応募先を決めることが大切です。
「介護職の働き方を把握したうえで、転職先を決めたい」という方は、「レバウェル介護(旧 きらケア)」にご相談ください。
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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年9月17日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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