介護職はシングルマザーに向いてる?きつい?ひとり親におすすめな理由とは

転職ノウハウ 2026年2月16日
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この記事のまとめ

「シングルマザーは介護職に向いてるの?」「転職するときつい?」という疑問や不安を持つ方もいるかもしれません。介護職は未経験者歓迎の求人が多く、自身の状況に合わせて働き方を選びやすいため、ひとり親の方にもおすすめです。この記事では、シングルマザーに介護職が向いている理由を解説します。おすすめの職場や、子育てと両立できるのかについてもまとめたので、介護職への転職を迷っている方は参考にしてみてください。

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目次

シングルマザーに介護職が向いている理由

仕事と子育ての両立や、お子さんの将来のための金銭的な備えを考え、転職を視野に入れるシングルマザーの方は少なくありません。キャリアを検討するなかで介護職の求人を目にして、「自分にできるのか気になる」という方もいるのではないでしょうか?

介護職には、「未経験・無資格から転職できる」「ライフスタイルに合わせた働き方を選べる」「キャリアアップを目指せる」というメリットがあり、シングルマザーの方も多く活躍しています

ここでは、シングルマザーの方に介護職が向いている理由を紹介するので、自分に合っている仕事かどうか確認してみてください。

求人が多く未経験・無資格から転職しやすい

超高齢社会である日本では、介護サービスのニーズが高まる一方で、介護人材が不足しています。そのため、未経験・無資格から応募できる介護職の求人は少なくありません

職業情報提供サイト(job tag)の「施設介護員」と「訪問介護員/ホームヘルパー」によると、2024年度の有効求人倍率は、施設介護員が3.09倍、訪問介護員が28.85倍です。
求職者1人に対して、施設介護員は約3件、訪問介護員は約28件の求人がある状態なので、希望条件に合う求人を見つけやすい傾向にあります。

また、未経験・無資格の介護職の採用に前向きな職場の多くは、教育制度や資格取得制度が整っているのも魅力です。フォロー体制が整っている職場なら、介護経験がなくても安心して仕事に慣れていけるでしょう。

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多様な選択肢からライフスタイルに合う働き方を選べる

介護職は、正社員や派遣社員、パート・アルバイトといったさまざまな雇用形態の求人があるため、自分の状況に合わせて働き方を選べます。出産後しばらくはパートで働き、子どもが小学校に入学するタイミングで正社員を目指すなど、子育ての状況に合わせて雇用形態を選ぶ介護職員もいるようです。

介護施設の種類によっても、働き方は異なります。利用者さんを24時間ケアする入居施設は夜勤を含むシフトですが、デイサービスなどの通所施設なら日勤のみで働くことが可能。土日や祝日を休みとしている職場もあります。カレンダーどおりのシフトで働ける職場なら、子育てと仕事を両立させやすいでしょう。

「介護施設にはどんな種類があるの?」という方は、「介護職が働きやすい施設とは?仕事内容や未経験者が良い求人を見つける方法」の記事を参考にしてみてください。

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働きながらキャリアアップを目指せる

介護職として経験を積みながら資格を取得することで、学歴や経歴、年齢に関係なくキャリアアップを目指せます

介護職として働きながらキャリアアップを目指す場合、「介護職員初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」を修了し、国家資格である「介護福祉士」を取得するのが一般的です。初任者研修や実務者研修は、受講に要件がなく、資格や経験、年齢を問わず取得できます。

また、国家資格である介護福祉士は、大学・短大や専門学校などの卒業が必須ではなく、取得に年齢制限もないので、働きながら取得する方が多い資格です。介護福祉士国家試験の受験資格を満たして合格すれば、介護福祉士を取得できます。

厚生労働省の「第37回介護福祉士国家試験合格発表について(参考)」によると、介護福祉士国家試験合格者のうち「41~50歳」は23.2%、「51~60歳」は20.0%、「61歳以降」は4.7%です。介護福祉士の合格者の約半数を40歳以降の方が占めており、介護業界は年齢を問わず国家資格を取得してキャリアアップできると分かります。

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子育てや介護に対する理解を得やすい

介護職は40代以上の職員が多く、子育てや親の介護経験を持つ人もいるため、家庭の事情に対する理解を得やすい傾向にあります。子どもの体調不良による急な早退や欠勤に柔軟に対応してくれる職場なら、シングルマザーの方も安心して働くことが可能です。
また、子育てを経験した職員がいると、仕事と家庭の両立についてアドバイスを得られることもあるでしょう。

社宅・寮を用意している職場もある

介護施設のなかには、社宅や寮を完備している施設もあります。社宅や寮が利用できれば、家賃などの住まいにかかる負担を軽減できるでしょう

また、社宅や寮はなくても、住宅手当を支給している職場もあります。住宅に関する福利厚生については、求人票やWebサイトから確認すると良いでしょう。社宅・寮がある職場に興味がある方は、「社宅・寮ありの介護求人一覧」もご覧ください。

託児所を用意している職場もある

託児所を併設している介護施設や事業所もあります。託児所が併設されている職場なら、子どもの送り迎えの時間が短縮でき、緊急時もすぐ対応できるため安心です

また、勤務時間が考慮される傾向にあるため、早番・遅番といったシフトにも対応しやすいでしょう。職場によっては、24時間保育に対応している場合も。保育料は一般的な保育施設よりも安い傾向にあり、経済的な負担を抑えることができます。

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シングルマザーの採用に前向きな職場もある

助成金制度の後押しもあり、シングルマザーの採用に前向きな介護事業所も存在します。たとえば、シングルマザーは「特定求職者雇用開発助成金」の対象です。特定求職者雇用開発助成金では、シングルマザーといった就職が難しい状況にある人をハローワークなどを通じて雇い入れた事業所に、助成金が支給されます。

事業所が採用をためらう要因となっている、就業時間の制限や定着率などの不安を助成金でカバーする制度があるため、シングルマザーの採用をポジティブに検討する職場も増えつつあるようです。

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介護職と子育てを両立している方の体験談

ここでは、介護職の仕事と子育てを両立している方の体験談をご紹介します。

仕事と子育ての両立に理解がある職場で、安心して働けています。子どもの急な体調不良や学校行事の際も、勤務変更や早退のお願いを快く受け入れてもらえ、希望休も取得できます。スタッフ同士が「お互いさま」の気持ちで助け合う風土があり、有給も活用できるため、子育てと仕事のバランスが取りやすい環境です。
また、私が働いている訪問介護事業所は、残業がほぼなく夜勤もないため、子どもとの時間を大切にできています。

介護業界は子育て中の女性も多く活躍しており、互いに助け合いながら働ける職場も少なくありません。詳しくは「日勤のみで働ける職場」の項目で後述しますが、シフトが日勤のみの職場もあります。

介護職はきつい?シングルマザーによくある悩み

ひとり親で介護職を目指す方のなかには、子育てや経済面に不安がある方もいるのではないでしょうか?ここでは、介護職を目指すシングルマザーの方によくある悩みをご紹介します。

子育てと仕事の両立ができるか不安

子育てと仕事を両立させられるか、不安に感じる方は少なくありません。しかし、介護事業所のなかには、夜勤のある職場もあれば、日勤だけの職場もあります。
「子どもが保育園や小学校に行っている時間だけ働きたい」という方は、デイサービスや訪問介護事業所など、夜勤なしで働ける職場を探してみると良いでしょう

介護職と子育てを両立するためのポイントを「介護職と子育ては両立できる?可能な理由やおすすめの施設・働き方を解説!」記事にまとめているので、ぜひチェックしてみてください。

収入・経済面が不安

前述したように、介護職は資格を取得することで収入が上がる場合があります。職場や自治体の資格取得支援制度を活用して、経済的な負担を抑えながらキャリアアップを目指すと、将来的に収入アップの可能性があるでしょう
夜勤に入ると、夜勤手当や深夜手当によって給与を上げられるので、周囲のサポートが得られる場合は、夜勤に入るのも選択肢の一つです。

また、介護職の給料は、国の施策である介護職員等処遇改善によって増加傾向にあります。今後も引き続き介護職員の処遇改善は行われると考えられており、給料も上がる見込みです。
ただし、介護職員等処遇改善加算は、勤務先が申請しないと支給されません。転職の際は、応募先が介護職員等処遇改善加算を取得しているか確認しておくと良いでしょう。

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転職で不利にならないか不安

「シングルマザーだと転職に不利にならないか不安」と感じている方は、一定数いるようです。採用担当者のなかには、「子どもの体調不良で急に欠勤してしまいそう」といった懸念を抱く方もいますが、必ずしもひとり親が転職で不利になるわけではありません。
たとえば、介護の仕事には、観察力や家事スキルが活かせるため、子育ての経験がアピール材料になる場合もあります

また、子育てへの理解がない職場では、たとえ採用されたとしても働きづらさを感じてしまうかもしれません。ひとり親であることを面接の段階で伝え、子育てに理解のある職場を選ぶことで、仕事と子育ての両立をスムーズに行えるでしょう。

面接が不安

介護職への転職では、面接に不安を感じる方も多いようです。介護職の面接は、聞かれる質問はある程度決まっているため、事前に対策をしておくとスムーズに答えられます

たとえば、未経験から介護職へ転職する場合、採用担当者は「なぜ介護職を選んだのか」を知りたいと思うようです。介護職を選んだ理由を、応募先の特徴やニーズを盛り込んで伝えられるようにしておくと良いでしょう。

面接でよく聞かれる質問については、「介護職未経験者が面接で質問される内容とは?回答の例文と対策をご紹介」を参考にしてみてください。

シングルマザーにおすすめの転職先

ここでは、ひとり親の方が働きやすい職場の特徴をご紹介します。介護職への転職を検討している方は、参考にしてみてください。

日勤のみで働ける職場

日勤のみで働ける職場なら、夜間の子どもの預け先の心配がないため、子育てと仕事を両立させやすいでしょう。
ただし、日勤のみで働ける職場は、夜勤がある職場と比べて給料が低い傾向があります。転職の際は、手当の充実度や生活費と働き方のバランスを確認しておきましょう。

日勤のみで働ける主な介護施設や事業所には、「デイサービス」「デイケア」「訪問介護事業所」があります。デイサービスやデイケアは、日中に利用者さんが自宅から通う施設なので基本的に夜勤はありません。
また、訪問介護事業所では、介護職員が利用者さんの自宅を訪問して介護サービスを提供します。24時間対応や夜間対応型の事業所以外は、夜勤はありません。

なお、デイサービスやデイケアは無資格から働けますが、訪問介護事業所の訪問介護員として働くには基本的に介護職員初任者研修といった資格が必要となります。

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利用者さんの介護度が比較的低い職場

利用者さんの介護度が低い職場は、身体介護を行う機会が少ないため、介護職員の身体的な負担が少なめです。身体的な負担が少ない職場なら、「子育てと介護の仕事を両立できるか体力的に不安…」という方も無理せず働けるでしょう。

以下で、身体的な負担が少ない傾向にある施設として、サービス付き高齢者向け住宅とグループホームをご紹介します。

サービス付き高齢者向け住宅

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、高齢者が安心して暮らせる環境の賃貸住宅で、自立した入居者さんが多い傾向にあります
主な仕事内容は入居者さんの安否確認や生活相談で、高度な介護技術は求められることは少ないでしょう。急な対応で残業が発生することも少ない傾向にあるため、子どものお迎えなどで勤務できる時間が決まっている方も働きやすいといえます。

ただし、職場によって入居対象者や提供するサービスは異なるため、転職の際は業務内容や働き方が自分に合っているか確認することが大切です。
サービス付き高齢者向け住宅については、「サ高住とは簡単にいうとどんな住宅?種類や入居対象者、仕事内容を解説!」もご覧ください。

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グループホーム

グループホームは、利用者さんの介護度が比較的低く、対応する人数が少ないため、職員の身体的な負担が少ない傾向にあります。認知症を患う高齢者の方が共同生活を送る施設で、身体機能を維持している利用者さんも少なくありません。
利用者さんができない部分を必要に応じてサポートするという自立支援が基本となるため、身体介護に追われることは少ないでしょう。

また、グループホームは、1ユニット5~9人の利用者さんを3人の介護職員でケアする体制で人員配置が手厚く、比較的業務にゆとりがあります。時間に余裕があると、先輩職員からの指導や教育も受けやすいため、未経験の場合も安心してスキルを身につけられるでしょう。

ただし、施設によって利用者さんの介護度や支援内容は異なるため、事前に確認することが大切です。
グループホームについては「グループホームの仕事内容とは?役立つ介護の資格や給料事情を解説」の記事で詳しく解説しているので、気になる方は合わせてご覧ください。

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給料水準が高い職場

収入面を重視する方は、給料水準から転職先を選ぶのも一つの方法です。介護職員の平均給与は、介護施設や事業所の種類によって異なります。

以下では、厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」をもとに、月給制で働く介護職員の平均給与を施設形態別にまとめました(百の位以下切り捨て)。

介護職員の施設形態別の平均給与の棒グラフのイメージ

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)

介護職員の平均給与が最も高いのは、特別養護老人ホームの36万1,860円です。次いで、特定施設入居者生活介護事業所(介護付き有料老人ホームなど)が36万1,000円、介護老人保健施設が35万2,900円でした。

24時間体制で利用者さんのケアを行う施設は、夜勤に入る介護職員が多いため、夜勤手当や深夜手当の支給により給与が高くなることがあります。また、手厚いケアや医療的ケアが必要な利用者さんが多い施設は、介護職員の専門性を評価して給料を高く設定しているようです。
「給料面を重視したい」「夜間の子どもの預け先がある」という場合は、入所施設への転職を検討してみるのも良いでしょう。

なお、介護職員の給与は勤務先の地域や業務内容、保有資格などによって異なるため、上記は参考程度にご覧ください。

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資格取得制度が充実している職場

「介護職員としてキャリアアップしたい」という方は、資格取得制度が充実している職場への転職を検討すると良いでしょう。
資格取得制度がある職場では、研修の受講料や試験の受験料などの費用を一部もしくは全額負担してくれる場合があります。勤務先の資格取得支援制度を活用すれば、少ない金銭的な負担でスキルアップを目指すことが可能です。

資格取得支援制度が整っている傾向にある介護施設として、有料老人ホームが挙げられます。有料老人ホームは主に民間企業が運営しており、質の高いサービスを提供して競合他社との差別化を図るために、職員のスキルアップに力を入れる施設も少なくありません。
資格取得支援制度がある職場は、未経験から安心してスタートできるように研修体制が整っている傾向があり、実務を通して知識や技術を身につけやすい点も魅力です。

ただし、資格取得制度は職場によって利用条件や内容が異なります。転職の際は、応募先の資格取得制度の内容を事前に調べておくと、転職後のミスマッチを減らせるでしょう。

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子育て支援が充実している職場

子どもが小さい場合は、子育て支援が充実している職場を選ぶと安心です。たとえば、時短勤務制度の延長措置や3歳未満の子どもの保育料補助など、独自の子育てサポートを行っている職場もあります。
夜勤がある職場でも、日勤のみで働けるように配慮をしてくれたり、子どもの体調不良の際に柔軟にシフトを調整してくれたりする職場も少なくありません。

特に、「くるみん認定」を受けている職場は、子育てに関する理解と支援が期待できます。くるみん認定とは、子育てしやすい職場環境づくりに取り組む企業を、厚生労働省が認定する制度です。くるみん認定を受けている職場は、育児休業や短時間勤務制度、子の看護休暇などの制度が充実している可能性が高いでしょう。

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シングルマザーの介護職の給料はいくらくらい?

「介護職として働いたらどのくらいの収入になるんだろう?」と気になるシングルマザーの方もいるのではないでしょうか。
ここでは、介護職として働く女性職員の平均給与をご紹介します。なお、実際の給与は勤務地や資格手当の有無、業務内容などによって異なるため、あくまで参考程度にご覧ください。

月給制・常勤で働く女性介護職員の平均給与

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.167)」をもとに、月給制・常勤で働く女性の介護職員の平均給与を以下にまとめました(百の位以下切り捨て)。

月給制・常勤で働く女性介護職員の平均給与の棒グラフのイメージ

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.167)

月給制・常勤で働く女性の介護職員全体の平均給与は、32万8,830円です。年齢別に見ると、「29歳以下」と比べて、30代・40代・50代は平均給与が2~3万円程度高いことが分かります。

シングルマザーが介護職に就く場合、実務経験や資格、夜勤の有無などによっては上記よりも給与が低くなる可能性がある点に留意しましょう。ただし、経験年数を重ねるなかで、資格を取得したり役職に就いたりして給与アップを目指すことが可能です。

時給制・非常勤で働く女性介護職員の平均給与

同資料(p.173)をもとに、時給制・非常勤で働く女性の介護職員の平均給与を以下にまとめました(百の位以下切り捨て)。

時給制・非常勤で働く女性介護職員の平均給与の棒グラフのイメージ

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.173)

時給制・非常勤で働く女性の介護職員全体の平均給与は12万8,680円、実労働時間の平均は83.5時間です。非常勤の場合、勤務時間や勤続年数に応じた平均給与となっています。

パート・アルバイトや派遣社員として時給制で働く場合、時給と手当を合わせた給与と生活費を計算し、必要な収入を得られるか確認すると良いでしょう。

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シングルマザーで介護系の資格を保有している人の割合

厚生労働省の「令和3年度 全国ひとり親世帯等調査結果報告(令和3年11月1日現在)(p.25)」によると、就業している母子世帯の母親で資格を有している人のうち、「介護福祉士」を保有している人は6.0%です。そのうち87.3%の人が「資格が役に立っている」と回答しています。
現在は廃止されていますが「ホームヘルパー」の保有率は9.9%とあり、「役に立っている」という人の割合は59.6%です。

前述したとおり、介護職は無資格から働くことが可能です。しかし、資格があれば仕事に役立だったりキャリアアップや給与アップにつながったりするため、取得を目指してみるのも良いでしょう
次の見出しで、介護職におすすめの資格をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

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介護職のキャリアアップや給料アップに役立つ資格

介護職のキャリアアップに役立つ主な資格は、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」です。

介護職員初任者研修

介護職員初任者研修とは、介護の基礎を学ぶことを目的とした資格です。受講要件は定められていないため、誰でも受講できます。介護経験がない方は、介護職員初任者研修の取得を目指すと良いでしょう。

介護職の主な業務の一つである身体介護は、無資格の場合は有資格者の監督・指導なしでは行えません。しかし、初任者研修を取得することで、単独でも行えるようになります。
また、訪問介護員(ホームヘルパー)としても働けるようになるなど、勤務先の選択肢の幅が広がるのもメリットです。

初任者研修は仕事をしながらでも取得できますが、転職前に取得すると、介護のスキルを有していることが評価され、転職で有利になる場合があります。
初任者研修に興味のある方は、「介護職員初任者研修とはどんな資格?受講費用を抑える方法や取得のメリット」も参考にしてみてください。

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介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修とは、初任者研修の上位資格であり、より専門的な介護知識や技術の習得を目的とした資格です。初任者研修と同様に受講要件は定められていないため、介護の資格や実務経験がなくても受講できます。

ただし、介護の応用的な内容まで学ぶカリキュラムとなっているため、介護経験がないと難しいと感じるかもしれません。初任者研修を終えて、「さらにスキルアップしたい」「介護福祉士を目指したい」と考えたタイミングで受講を検討する方も多いようです。
実務者研修については、「介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説」をご覧ください。

▶実務者研修のスクールを見てみる

介護福祉士

介護福祉士とは、介護に関する専門的な知識と技術があることを証明する国家資格です。取得するには、介護福祉士国家試験の受験要件を満たしたうえで試験を受け、合格することが必要となります。

介護職員として働きながら介護福祉士を目指すなら、「3年以上の実務経験」と「実務者研修の修了」で受験要件を満たす「実務経験ルート」がメジャーです。

介護福祉士は取得までに最短でも3年かかったり、要件を満たす必要があったりと大変な面はあるものの、給与や待遇面で優遇されやすくなるのがメリット。また、資格取得後は、リーダー職や教育担当など、より責任のあるポジションの挑戦の機会が増え、将来的なキャリアアップにもつながります。

実務者研修の取得や介護福祉士試験の勉強など、長期的なスパンで計画を立てながら、介護福祉士を目指してみると良いでしょう。
介護福祉士へのキャリアアップに興味がある方は、「最短で介護福祉士になるには?知っておきたい3つのルート」をチェックしてみてください

シングルマザーが資格取得で活用できる制度

ひとり親の方が介護の資格取得を目指す場合、職場が設けている資格取得支援制度のほかに、国の支援制度も活用できます。
ここでは、資格取得に活用できる制度として「自立支援教育訓練給付金」「高等職業訓練促進給付金」「ハローワークの職業訓練」を解説するので、参考にしてみてください。

自立支援教育訓練給付金

自立支援教育訓練給付金とは、ひとり親家庭の親を対象に、資格取得などの教育訓練にかかった費用の一部を修了時に支給する制度です

給付金の対象者は、父子・母子家庭の父母で、20歳に満たない子どもを扶養しており、以下の要件をすべて満たす方となります。

  • 自立に向けた計画(母子・父子自立支援プログラム)の策定などを受けている
  • 就業経験や技能、資格の取得状況や労働市場の状況などから判断し、適職に就くために当該教育訓練が必要であると認められている

自立支援教育訓練給付金は、就業のために教育訓練が必要なひとり親の方が利用できます。対象となる講座は、雇用保険の教育訓練に指定されている講座と、都道府県が対象と定める講座です。
たとえば、介護職員初任者研修を修了した場合、費用の最大60%(1万2,001円~最大20万円)を受給できます。

高等職業訓練促進給付金

高等職業訓練促進給付金とは、ひとり親家庭の親が資格取得を目的に養成機関で修業する際に、期間中の生活費を支援する制度です
給付金の対象者は、訓練開始日以降、以下の要件を満たすひとり親の方となります。

  • 児童扶養手当の支給を受けているか、同等の所得水準にある
  • 養成機関において6ヶ月以上のカリキュラムを修業し、対象資格の取得等が見込まれる
  • 仕事や育児と修業の両立が困難であると認められる

看護師や介護福祉士など取得に1年以上かかる国家資格や、デジタル分野の民間資格などの取得を目指すひとり親に対し、基本的に月額10万円(住民税課税世帯は月額7万500円)を支給。さらに訓練修了後には5万円(住民税課税世帯は2万5,000円)が支給されます。

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介護職の資格取得支援制度とは?給付金の種類や利用するメリットを解説

公的職業訓練(ハロートレーニング)

求職活動をしている人などを対象に資格取得を支援するのが、ハローワークの職業訓練です。職業訓練は2種類で、雇用保険を受給できない方は「求職者支援訓練」、雇用保険を受給できる方は「公共職業訓練」の対象となります。

ハローワークの職業訓練では、面接や筆記試験を受けて選考を通過すれば、原則無料で資格を取得することが可能です。また、訓練期間中、求職者支援訓練の方は職業訓練受講給付金(収入要件などの条件あり)を、公共職業訓練の方は雇用保険を受け取れる場合があります。
詳しくは、「介護職員初任者研修はハローワークで取得可能?給付金制度やメリットを解説」の記事をご一読ください。

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介護の資格を安く取りたい!「初任者研修」と「実務者研修」を無料or割引で受講する方法

シングルマザーの介護求人の探し方

介護職の仕事を始めるかお悩みのシングルマザーの方は、「子育てと両立できる?」「収入は安定する?」「未経験でも大丈夫?」など、働き始める前にさまざまな不安を抱えています。介護職として働くなら、こうした不安を解消できる職場を見つけることが重要です

たとえば、転職活動を行う際は、「夜勤なし」「土日休み」「残業なし」「福利厚生・資格取得支援制度が充実」などの条件で求人を絞り込むと良いでしょう。介護未経験の方は、「未経験歓迎」「無資格OK」の求人に応募することで、採用の確率が上がる可能性があります。

しかし、求人票だけでは、「シフト調整は柔軟か」「具体的な収入はどの程度か」といったリアルな情報までは分かりません。そこで役立つのが転職エージェントです。

介護業界に特化したレバウェル介護(旧 きらケア)では、専任のキャリアアドバイザーが求人先に直接リサーチしているので、気になることや分からないことがあっても事前に確認することが可能。希望条件をヒアリングしたうえで、あなたに合った求人を紹介できます。
「面接で何を聞かれる?」「シングルマザーであることをどう伝える?」といった不安も、キャリアアドバイザーが丁寧にフォローするので、介護職として働くか迷っている方はまずは一度ご相談くださいね。

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シングルマザーの介護職に関するよくある質問

ここでは、シングルマザーの方が介護職に転職する際によくある質問をご紹介します。介護職への転職を迷っている方は、参考にしてみてください。

シングルマザーが介護職の仕事をするのはきつい?

シングルマザーが介護職として働く場合、働き方や状況によっては「きつい」と感じるかもしれません。介護業界は慢性的な人手不足のため、子どもの発熱などで急な休みを取りにくい可能性があります。早番・遅番や土日の勤務と育児を両立させるには、体力的な負担もかかるはずです。無理のない働き方をするには、自分の状況に合った職場を選ぶと良いでしょう。
シングルマザーにおすすめの転職先」では、ひとり親の方に向けて働きやすい職場を紹介しているので、参考にしてみてください。

介護職として働くシングルマザーは多い?

介護職として活躍するシングルマザーは少なくありません。
厚生労働省の「令和3年度全国ひとり親世帯等調査結果報告(令和3年11月1日現在)(p.16)」によると、働くシングルマザーの仕事内容は「事務」が22.9%と最多。次いで「専門的・技術的職業」「サービス職業」「販売」でした。「パート・アルバイト等」で見ると、介護の仕事を含む「サービス職業」が28.9%と最も多くなっています。
なお、上記は介護職に限ったデータではないため、参考程度にご覧ください。

夜勤がある介護職はシングルマザーに不向きですか?

「介護職=夜勤が必須」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、基本的には子どもが小学校就学前の方は夜勤が免除されます(条件あり)。また、デイサービスやデイケアなど、通所型の施設は基本的に夜勤がありません。訪問介護事業所も、夜勤のない働き方ができる職場で、勤務時間の相談がしやすい傾向にあります。
介護職の夜勤なしの働き方について知りたい方は、「夜勤ができないと介護職は難しい?日勤のみの職場や求人例、メリットを解説」の記事もチェックしてみてください。

まとめ

シングルマザーが介護職に向いている理由として、「未経験・無資格で応募できる求人が多い」「多様な選択肢からライフスタイルに合う働き方を選べる」「キャリアアップを目指しやすい」などが挙げられます。
施設や事業所によっては、社宅や寮、託児所があるので、子育てと仕事を両立しやすいでしょう。

シングルマザーにおすすめの転職先には、「日勤のみで働ける職場」や「利用者さんの介護度が低い職場」などがあります。「介護職に興味があるけど転職するときつい?」と心配な方は、しっかりと情報収集を行い、自分に合った働き方ができる介護施設・事業所を見つけることが大切です。

「子育てに理解がある職場で働きたい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)に相談してみませんか?
レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界の内情を把握しているため、子どものイベントや急な発熱の際の休みの取りやすさなど、求人票やWebサイトだけでは分からない職場環境をお伝えできます。「介護職として働けるか不安…」という方も、キャリアアドバイザーと話してお悩みを解消できるので安心です。サービスはすべて無料のため、お気軽にお問い合わせくださいね。

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監修者

  • 尾嶋

    レバウェル介護 キャリアアドバイザー

保有資格:キャリアコンサルタント(国家資格)
新卒でレバレジーズ株式会社に入社し、キャリアアドバイザーとして神奈川・大阪・広島・東京の介護職の転職を支援。2021年からはリーダーを兼任し、2023年は新卒教育にも携わる。

地域ごとの雇用動向や介護職の転職事例に精通し、個々に合ったサポートを提供しています。理想の介護や生活を実現する方法について一人ひとりの求職者さまと一緒に考え、キャリア構築のお手伝いをしていきます。

▼介護専門のキャリアアドバイザーについて
▼尾嶋の紹介ページを見る

執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2026年2月16日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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