
この記事のまとめ
- 介護職の仕事に向いている人は、人と関わるのが好きな人や気配りができる人
- 実際の介護職員には多い性格は、「真面目」や「責任感がある」など
- 潔癖症な人や短気な人は、介護の仕事に向いていないと感じる可能性がある
「介護職はどんな人に向いているの?」と疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。介護の仕事は、人と関わるのが好きな人や、気配りができる人などに向いています。この記事では、介護職に向いている人の性格10選をご紹介。また、介護職に聞いた向いている人の特徴もまとめました。向いていないと感じやすい人の特徴や職場選びの方法も解説するので、介護職への就職・転職を検討中の方は参考にしてみてください。
介護士ってどんなお仕事?仕事内容や働き方、必要な資格、給与などを解説目次
介護職に向いている人の性格や特徴10選
介護の仕事に向いているのは、人と関わるのが好きな人や、高齢者に丁寧な対応ができる人です。また、責任感があって勉強好きな人なども向いています。以下で、介護の仕事に向いている人の性格や特徴を詳しく解説するので、チェックしてみてください。
1.人と関わるのが好きな人
介護職は利用者さんと接する仕事のため、人と関わるのが好きな人に向いています。介護の現場では、周りのスタッフと連携しながら業務に取り組むことが大切です。そのため、良好な人間関係を築くスキルがある方は、業務をストレスなく進めやすいでしょう。
2.相手への気配りができる人
利用者さんのなかには、病気や認知症を患い意思を伝えるのが難しい方や、介護職員に対する遠慮から要望を伝えられない方もいます。そのため、相手の気持ちを読みとって細やかな気配りができる人は、介護の仕事に向いているでしょう。
また、入浴や排泄の介助をする際にプライバシーへの配慮が足りないと、利用者さんの尊厳を傷つけてしまうことも。状況に応じた気配りを欠かさず、相手の意思を尊重した介護ができる人は、利用者さんやほかの職員からの信頼が高まるはずです。
3.コミュニケーション能力が高い人
コミュニケーション能力が高い人は介護の仕事に向いています。介護現場では、利用者さんへの声掛けや傾聴といったコミュニケーションが大切です。話しやすい人と思ってもらえれば、利用者さんと信頼関係が築けるでしょう。
また、利用者さんの生活を支援するためには、職員同士のコミュニケーションも欠かせません。「報告・連絡・相談」を意識して業務に取り組める人は、職員同士の連携をスムーズに行えます。
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4.高齢者に丁寧な対応ができる人
介護現場では、丁寧な言葉遣いや態度で利用者さんに対応することが求められます。認知症を患っていたり、1人で日常生活を送ることに課題があったりなど、さまざまな状況の高齢者の方に対し、丁寧な対応をすることが大切です。利用者さん一人ひとりの尊厳を守り、謙虚な姿勢で介護できる人は、仕事を通して成長できるでしょう。
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5.明るくて元気な人
明るくて元気な人は介護の仕事に向いています。利用者さんのなかには心身機能に何らかの不調を抱えている方もおり、日によって気分の浮き沈みが生じる方も少なくありません。明るい人柄は相手に親近感や安心感を与えるため、利用者さんはもちろん、一緒に仕事をする職員とも良い関係が築けるでしょう。
6.身体が健康で体力に自信がある人
健康で体力に自信がある人は、介護現場で活躍できるでしょう。入浴介助や排泄介助は体力的な負担のかかる仕事です。また、夜勤などの不規則な勤務シフトは、生活のリズムを保つのに一定の大変さがあり、疲れが溜まることも。健康で体力があれば、身体介護や夜勤も無理なくこなせるでしょう。
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7.介護の知識やスキルを勉強する意欲がある人
介護に関する知識やスキルを勉強する意欲がある人は、介護の仕事に向いています。
レバウェル介護の「きらケア介護白書2022(p.8)」によると、介護職員として働こうと思った理由として「介護の知識や技術を身につけたかったから」を挙げた人は20.3%でした。特に、40代以上にこの回答が多いのは、親や身近な人の介護に役立てたいと考える人が一定数いるためと推測できます。
介護職は無資格・未経験から挑戦できますが、適切な支援を行うには、介護保険の仕組みやケア方法などの知識や技術を数多く身につけなければなりません。そのため、積極的に研修に参加したり資格取得を目指したりする勉強熱心な人は、介護の仕事に向いているでしょう。
出典
レバウェル株式会社「介護士のキャリアや外国人雇用などに関するレポート「きらケア介護白書2022」を公開しました」(2026年6月18日)
8.責任感がある人
介護は人の命に関わる仕事のため、責任感を持って働ける人に向いています。できるだけ利用者さんに怪我やトラブルが起きないよう、ほかの職員と連携しながら丁寧に仕事に取り組むことが大切です。また、困難な場面でも根気強く対応を続けることが求められます。
9.オンオフの切り替えが上手な人
仕事とプライベートの切り替えが上手な人は、介護の仕事に向いています。介護の仕事は利用者さんや職員など大勢の人と接するため、ときには人間関係のストレスを感じてしまうことも。仕事を長く続けるには、「帰宅後は仕事のことを考えない」「休日は息抜きする」といったメリハリをつけ、疲れを溜めないように過ごす工夫も必要です。
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10.夜勤や土日祝日に仕事をすることに抵抗がない人
多くの介護施設では、夜勤や土日祝日の勤務があります。そのため、日勤・夜勤の変則的な勤務や平日休みでも問題ない人は、介護の仕事に向いているでしょう。
ただし、施設によっては日勤のみや平日のみで働ける場合もあるので、自分の希望する働き方に合った職場を選ぶことがポイントです。
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現役介護職に聞いた!向いている人の特徴
ここでは、レバウェル介護(旧 きらケア)が介護職を対象に行った「介護職はどんな人が向いているか・どんな人と働きたいか」というアンケートへの回答をご紹介します。
日々仕事をこなすなかで、介護職は人と接することが好きな人に向いているなと実感します。介護は1人ではなくチームで進める仕事です。だからこそ、思いやりの心を持って声を掛け合い、お互いにサポートし合える人と一緒に働きたいですね。
介護現場では、利用者さんの話に耳を傾けて、その方の目線で「本当に必要なことは何か」を理解しようとする姿勢が大切だと感じています。いつもにこやかに、一人ひとりに丁寧に向き合っている人は、利用者さんと良好な関係を築けていますよ。
介護は人を相手にする仕事で思い通りにいかないこともありますが、上手に気持ちを切り替えながらも優しく寄り添える人は、介護職として長続きすると思います。
どんな状況もポジティブに捉え、現場をより良くするために行動できる人は、介護職に向いていると思います。たとえば、利用者さんのケアのことで悩みがあるときは、チームで相談して試行錯誤することも少なくありません。そんなとき、前向きに行動力を発揮し、より良い介護を目指して動ける人がいると心強いです。
実際の介護職員にはどんな性格の人がいるの?
実際の介護職員には、真面目で責任感のある人が多くいます。レバウェル介護の「きらケア介護白書2022(p.5)」によると、介護職員に聞いた自身の性格のランキングは下記のとおりでした。

引用元:レバウェル株式会社「きらケア介護白書2022(p.5)」
最も多い性格は「真面目(27.5%)」です。次いで「マイペース(22.4%)」「責任感がある(20.2%)」と続きます。介護は人の命や健康に関わる仕事なので、真面目に落ち着いて物事に取り組める人が多いことが読み取れるでしょう。
出典
レバウェル株式会社「介護士のキャリアや外国人雇用などに関するレポート「きらケア介護白書2022」を公開しました」(2026年6月18日)
介護施設別の職員の適性
介護職の仕事は、施設の種類によっても適性が異なります。以下で、介護施設・事業所ごとの向いている人の特徴や仕事内容を見ていきましょう。それぞれの現場で実際に働く介護職が感じた「向いている人の特徴」も紹介するので、参考にしてみてください。
介護老人福祉施設(特養)
介護老人福祉施設(特養)は、要介護3以上の認定を受けた介護度の高い方が主な入居対象で、入浴介助や排泄介助などの手厚いケアを提供する介護施設です。そのため、介護職として基礎から応用まで幅広く身につけたい人に向いています。
特養の多くが看取りまで対応しているので、利用者さんの人生の最期に向き合って支えたい人は、やりがいを持って働けるでしょう。
特養の仕事は、介護スキルを磨きたい人に向いていると思います。対人の仕事で、かつ認知症を患っている方が多いので、予定通りにいかないことも日常茶飯事です。困ったときに一歩引いて冷静に対応できる人が、長く活躍しています。
介護老人福祉施設(特養)について詳しくは、「特別養護老人ホーム(特養)とは?わかりやすく入居条件や施設の違いを解説」の記事で紹介しているので、興味がある方はあわせてご覧ください。
介護老人保健施設(老健)
介護老人保健施設(老健)は、入院治療を受けていた方などが、自宅復帰を目指して入所する介護施設です。要介護1以上の認定を受けた方を対象としています。
医師や看護師、理学療法士など、多くの専門職が連携して介護を行っているのが特徴です。老健の介護職は、他職種と意見交換しながら利用者さんの自宅復帰をサポートしたい人や、医療やリハビリに関する知識を学びたい人に向いているでしょう。
老健では、利用者さんの状態が良くなるよう、多職種でケア内容を話し合う機会が多くあります。そのため、職員同士のコミュニケーションを大事にして、チーム一丸となって利用者さんやご家族を支えられる人に向いていると思いますよ。
介護老人保健施設(老健)については、「老健とは?特徴をわかりやすく解説!入所条件やほかの介護施設との違い」の記事で詳しく紹介しているので、こちらも参考にしてみてください。
グループホーム
グループホームとは、認知症を患う高齢者の方が、介護職員の支援を受けながら共同生活を送る施設です。グループホームの生活の単位であるユニットは5~9名の少人数で構成され、1つの施設におけるユニットは最大3つまでと定められています。
そのため、少人数の環境で認知症の方のケアについて深く学びたい人や、利用者さん一人ひとりとじっくり向き合いたい人に適した施設です。利用者さんと一緒に食事の準備をしたり買い物に行ったりすることがあるので、家庭的な雰囲気のなかで働きたい介護職に向いているでしょう。
利用者さんと過ごす時間を楽しめる人は、グループホームでやりがいを感じながら活躍できます。認知症を患っている方の支援では、相手の気持ちを第一に考えてじっくり待つ粘り強さが大切です。傾聴したり適度に声掛けをしたりできる人は、利用者さんと信頼関係を築いて穏やかな時間を共有できます。
グループホームについては、「グループホームとは?簡単に解説します!入所条件や費用、メリット、選び方」の記事で解説しているので、興味がある方はこちらもぜひご覧ください。
訪問介護事業所
訪問介護事業所では、ホームヘルパー(訪問介護員)が利用者さんの自宅を訪問して日常生活を支援します。ホームヘルパーには、介護職員初任者研修といった資格が必須です。
基本的に1人で利用者さんの身体介護や生活援助を行うホームヘルパーの仕事は、責任感を持って対応できる人に向いているでしょう。また、利用者さんにマンツーマンで接するので、自分のペースで着実に業務を進められる人にも向いています。
ホームヘルパーは、限られた時間内で必要なケアを提供できるよう、メリハリをつけて動ける人に向いていると思います。「どうすれば利用者さんが安心してケアを受けられるか」を考え、寄り添う姿勢を持つことも大切です。
また、1人で利用者さんの介護を行うことが多いので、プレッシャーを感じないためには、ほかの職員や利用者さんのご家族と連携する協調性があると良いですね。
「ホームヘルパー(訪問介護員)とは簡単にいうと?仕事内容や資格要件を解説」の記事では、訪問介護についてご紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。
デイサービス
デイサービスは、自宅で生活する利用者さんに対し、食事や入浴、レクリエーションなどの介護サービスを日帰りで提供する介護施設です。季節ごとの行事やレクリエーションを通して、大勢の利用者さんと交流する場面が多くあります。そのため、人前で話すのが苦にならない人や、イベントの運営が得意な人に向いているでしょう。
また、デイサービスは比較的介護度が低い利用者さんが多いことや、基本的に夜勤がないことから、体力に自信がない人も働きやすい傾向があります。
デイサービスは、さまざまな業務に積極的に挑戦できる人に向いている職場です。明るく元気で、前向きな姿勢がある人と働きたいですね。レクで悩む人も少なくないですが、失敗したとしても「次に活かそう」と切り替えてチャレンジし続ける姿勢があれば、楽しく成長できる職場だと思います。
デイサービスについては、「デイサービスとは簡単にいうとどんな施設?介護職向けに基本を解説します」の記事でご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
有料老人ホーム
有料老人ホームとは、主に民間企業が運営し、入居する利用者さんの日常生活の介護や支援を提供する施設です。運営する法人や施設によって方針が大きく異なるのが特徴。医療・リハビリに力を入れていたり、高級ホテルのようなホスピタリティを提供していたりと、施設ごとに特色があります。
運営方針の違いは、介護職員に求められる役割や働き方にも影響するでしょう。たとえば、ホスピタリティ重視の施設では、利用者さんへの言葉遣いや接遇に厳しい規定が設けられている場合があります。そのため、有料老人ホームは施設の方針に合わせて柔軟に対応できる人に向いているでしょう。
有料老人ホームは、一人ひとりの生活に寄り添って働きたい人に向いていると思います。利用者さんやご家族によってご要望はさまざまなので、相手の目線に立って考えて行動できる方は、信頼関係を築きやすいです。
有料老人ホームに限りませんが、現場は1人では回りません。スキルや経験は大切ですが、困ったときにフォローし合えるようなコミュニケーションを取ることも、同じくらい大切です。
有料老人ホームへ就職・転職する際は、施設の方針や特色に関する情報を集め、自分の希望する働き方に合うかを確認しましょう。
有料老人ホームの詳細は、「有料老人ホームとは?入居対象者やほかの施設との違い、介護職の仕事を解説」の記事で解説しているので、興味のある方はこちらもぜひご一読ください。
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介護施設の種類一覧を紹介!形態別の給与や求人を探すポイントを解説
介護の仕事に向いていないと感じやすい人の特徴
介護の仕事に向いていないと感じる可能性のある人の特徴として、潔癖症や短気な性格などが挙げられます。以下で詳しく紹介するので、チェックしてみてください。
自分のペースで仕事がしたい人
自分のペースを乱すことなく仕事を進めたい人は、「介護職に向いていない」と感じるかもしれません。
介護は介護職員同士で協力しながら、利用者さんのペースに合わせて行うものです。医師や看護師、リハビリスタッフなどのほかの職種と連携して業務にあたることも多いので、自分1人の考えやペースで仕事がしたい人にとっては働きにくい可能性があります。
潔癖症なところがある人
介護職は利用者さんの排泄介助を行うため、潔癖症の人は抵抗を感じてしまう場合があります。ただし、最初はイメージできなくても、仕事をするなかで慣れることも少なくありません。施設形態によって介助の内容や頻度は異なる傾向があるので、自分のなかでの許容範囲を整理して前向きに仕事を選ぶことが大切です。
せっかち・短気な性格の人
介護の現場では、利用者さんのペースに合わせて仕事をするので、せっかちで短気な性格の人は働きづらさを感じるかもしれません。身体を動かす動作に時間が掛かる方や、言葉がなかなか出ない方などに対し、根気よく待つ姿勢を保てない場合、「向いていないかも」と悩む可能性があります。
思いやりがない人
介護の仕事では、常に相手を思いやる姿勢が大切です。利用者さんのなかには、介助を受けることに恥ずかしさを感じたり、心身の不調に落ち込んだりする方もいます。利用者さんの気持ちを想像し、思いやりを持って向き合える人でなければ、信頼を得て働くことは難しいでしょう。
体力がない人
介護の仕事は、入浴介助や排泄介助、夜勤など身体的負担のかかる業務があるため、体力がない人は大変さを感じることがあります。
ただし、ボディメカニクスの活用など正しい介助スキルを身につければ、身体への負担を軽減することは可能です。60代以上で元気に介護の仕事をしている人もいるので、負担の少ない施設形態を選ぶなどの工夫をすれば苦にならない場合もあるでしょう。
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介護職に向いていない人の特徴とは?仕事の適性や悩みの対処法を解説!
向いている人でなければ介護職になれない?
介護の仕事に向いている人の性格や特徴に当てはまっていなくても、介護職として働くことはできます。「利用者さんに安心して過ごしてほしい」「利用者さんの笑顔を引き出したい」といった介護に対する熱意があれば、不向きと感じる要素を克服し、介護職として活躍できるでしょう。
向いていないと感じる業務がある場合、施設によっては別の得意な業務で力を発揮できるように配慮してくれる場合もあります。
たとえば、高齢の方との雑談は不得意な一方、入浴介助が上手な介護職員がいる場合、入浴介助を多めに担当してもらって持ち味を上手に活用する施設も。最初からすべての業務に向いていなくても、自分にできることや強みを活かして少しずつ苦手なことを克服していけば、活躍のチャンスはあるはずです。
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介護の仕事とは
そもそも介護の仕事とは、介護や支援を要する方に対し、日常生活に必要な援助を提供することです。ここでは、介護の仕事に興味をお持ちの方に向けて、介護職の主な仕事内容や給料に関する情報をまとめました。
介護職の仕事内容
介護職の主な仕事内容は、利用者さんに対して身体介護や生活援助を行うことです。どちらの仕事も、利用者さんがその人らしく生き生きとした暮らしを実現するために欠かせません。
身体介護は、入浴や排泄、移乗など、利用者さんの身体に直接触れて行う介助を指します。利用者さんの着替えや歩行に付き添い、必要に応じて手助けするために見守ることも、身体介護の一環です。
身体介護の際は、利用者さんの誤嚥(ごえん)や転倒を防ぐことや、プライバシーに配慮することが求められます。安全性が重視される仕事のため、介護に関する資格のない人が身体介護を行う場合は、有資格者の監督が必要です。
生活援助は、洗濯や掃除、買い物など、利用者さんの身体に触れずに行うサポートを指します。利用者さんに代わり、日常生活を送るために必要な家事を行う業務です。施設における生活援助は、資格の有無に関わらず従事できます。
介護職の仕事内容の詳細は「介護職(介護士)の仕事内容とは?資格は必要?やりがいやメリットもご紹介」の記事で解説しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。
介護職の給料
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.129)」によると、介護職員(常勤・月給制)の施設形態ごとの平均給与額は以下のとおりです。

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.129)」
入所施設である特養や老健は、介護事業所のなかで平均給与が高めです。また、介護付き有料老人ホームなどが該当する「特定施設入居者生活介護事業所」も、給与水準が高い結果となりました。
介護職員の給料は事業所の種類によって違いがあり、利用者さんの介護度が高く身体介護を多く行う施設や、夜勤を行う施設は、給料が高い傾向があります。
一方で、デイサービスの給与が低めなのは、基本的に日勤のみで夜勤がないことが一つの理由です。グループホームは、小規模な事業所であることが給与に影響していると考えられます。ただし、介護職員の給料は、資格や勤続年数、地域などによっても異なることにご留意ください。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2026年6月18日)
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介護職のメリット・デメリットは?給料は安い?仕事のやりがいと魅力を紹介
介護職の魅力
介護職の仕事には、以下のような数多くの魅力があります。
- 無資格・未経験から挑戦できる
- 求人数が多く職が安定している
- 年齢に関係なく活躍できる
- 自分に合った働き方を選択できる
介護職は、無資格や未経験から挑戦することが可能です。研修制度が充実している介護事業所なら、職歴や年齢に関係なく、介護業界で働き始めてからキャリアアップを目指すこともできます。
また、求人数が豊富で職が安定していたり、ライフスタイルに合わせて自分に合った働き方を選択できたりする点も、介護職の魅力です。
介護職の魅力や仕事のやりがいについては「介護職の魅力とは?仕事のやりがいや向いている人の特徴を解説」で解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。
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介護職に転職するなら資格取得がおすすめ
無資格OKの介護職の求人もありますが、資格を取得していると就職・転職に有利に働くでしょう。ここでは、介護に関する基本的な3つの資格をご紹介します。
介護職員初任者研修
介護職員初任者研修は、介護職の入門的な資格です。修了すれば、介護の基本的な知識や技能を身につけていることを証明できます。利用者さんの身体に直接触れる身体介護を1人で行えるようになることが大きなメリットです。
また、受講要件はなく、介護の基礎から学びたい人は誰でも取得を目指せます。介護職は無資格から挑戦できますが、初任者研修を修了していれば仕事の選択肢が増えるうえに、給与アップの可能性があるため、介護業界で働く場合にまず取得したい資格です。
初任者研修の取得にかかる期間は、最短1ヶ月~4ヶ月程度。通学が必須のカリキュラムがありますが、夜間や短期集中型、通信併用などの講座が展開されており、働きながらの資格取得も可能です。
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介護職員初任者研修とはどんな資格?受講費用を抑える方法や取得のメリット
介護福祉士実務者研修
介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位に位置する資格です。基本的な介護スキルに加えて、喀痰(かくたん)吸引や経管栄養などの医療的ケアについても学ぶので、初任者研修より専門的な知識や技能が身につきます。
実務者研修を修了すると、訪問介護事業所に配置が必要なサービス提供責任者になることも可能になり、さらに仕事の幅が広がるでしょう。受講要件はなく、初任者研修を修了していなくても受講できます。
後述する介護福祉士国家試験を実務経験ルートで受験するには、実務者研修の修了が必須です。介護福祉士へのキャリアパスを視野に入れる場合は、ぜひ挑戦してみましょう。
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介護福祉士実務者研修とは?資格取得のメリットや初任者研修との違いを解説
介護福祉士
介護福祉士は、介護分野で唯一の国家資格です。取得すると、介護のプロフェッショナルとして、利用者さんのニーズに応じて適切な介護を提供できるでしょう。さらに、ご家族への介護サービスの説明や相談対応、介護職員の指導など幅広い業務に携わることが可能です。
介護福祉士の資格を取ることで、給与アップや管理職へのステップアップが望めるだけでなく、転職の際にも有利になるでしょう。
介護福祉士の資格取得を目指すには、主に実務経験ルート・養成施設ルート・福祉系高校ルートの3つの方法があります。働きながら取得を目指しやすい実務経験ルートの場合は、3年以上介護等の実務経験を積み、実務者研修を修了したうえで介護福祉士国家試験に合格することが必要です。
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介護福祉士とはわかりやすくいうとどんな資格?取得方法や試験概要を解説!
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介護の仕事を長く続けるための職場選びの方法
介護の仕事を長く続けるためには、向き・不向きのみにとらわれずに、施設の種類や方針、特徴が自分に合っている職場を選ぶことが重要です。
「介護施設別の職員の適性」でお伝えしたように、自分のペースで仕事をしたいのであれば、訪問介護事業所が向いている可能性があります。1人で利用者さんの自宅に伺ってケアをするので、ある程度自分のペースで仕事を進められるのが特徴です。
また、介護業界における退職理由として、職場の人間関係による悩みが挙げられることも少なくありません。求人に応募する際は、施設の雰囲気や職員の様子を自分の目で確認することも大切です。
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就職前に介護施設を見学する際のチェックポイントは?服装やマナーも解説!
介護の仕事に向いている人に関する質問
ここでは、介護の仕事に向いている人に関する質問に回答します。介護の仕事の向き・不向きに関心のある方は、ぜひご一読ください。
介護の仕事は優しい人に向いてないって本当?
介護の仕事は利用者さんへの思いやりが基本になるので、優しい人に向いています。ただし、利用者さんの気持ちに寄り添うことと、すべての要望を叶えることは区別しなければなりません。少しでも長く元気な暮らしをしてもらうために、本人ができることは本人に任せて自立をサポートするのが、本当の意味での優しさといえるでしょう。
「介護職は優しい人に向いていないと言われる理由は?悩んだときの対処法を紹介」で掘り下げて解説しています。ぜひご一読ください。
介護職に向いてない人の性格は?
介護職に向いていない人の性格としては、自分のペースで仕事がしたい人や思いやりがない人、せっかちな人などが挙げられます。ただし、施設の運営方針や仕事内容によっては、向いていないと感じている人が活躍できるケースもあります。
「自分は介護の仕事に向いていない…」とお悩みの方は、この記事の「介護施設別の職員の適性」を参考に、自分に向いている施設を見つけてみてください。
介護職が向いている女性の特徴は?
性別に関わらず、観察力がある人や気配りができる人は、介護職として活躍しやすいでしょう。介護職が未経験でも、接客や営業の経験がある場合、仕事で培ったコミュニケーション能力を活かせます。また、育児や家事の経験がある方は、観察力や家事スキルを介護業務に応用できるでしょう。
介護職に向いている人の特徴は、この記事の「介護職に向いている人の性格や特徴10選」でもご紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。
まとめ
介護職の仕事に向いている人の性格は、「人と関わるのが好き」「気配りができる」「責任感がある」などが挙げられます。一方で、「潔癖症」「せっかち」といった特徴に当てはまる人は、介護の仕事に向いていないと感じる可能性があるでしょう。
しかし、介護の仕事に向いていない要素があるとしても、介護職になれないということはありません。介護職として頑張りたいという意欲があれば、働きながら苦手を克服することもできます。また、介護施設の種類や方針によって向いている性格は異なるため、自分の適性に合った施設を選ぶことも大切です。
自分の適性に合う介護施設を知りたい方は、介護業界専門の転職エージェント「レバウェル介護(旧 きらケア)」に相談してみませんか?
レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護施設の特徴や雰囲気、スタッフの人間関係など、リアルな職場情報を豊富に収集しています。専任のキャリアアドバイザーが、ご希望の条件や適性に合う施設を提案するので、自分に合った介護求人がきっと見つかるはずです。サービスはすべて無料!まずはお気軽にお問い合わせください。
内定後まで安心サポート
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


