介護の仕事でやりがいや魅力を感じるときはいつ?

介護の仕事 2024年1月4日
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車椅子の男性に寄り添う笑顔の男女ヘルパー

介護は肉体労働が多く大変なお仕事ですが、やりがいを感じられるから続けている人も多いはず。しかし、働いているうちに心身が疲弊してしまったり、仕事に慣れが生じたりしてやりがいを感じられなくなってしまうことも。そこで、この記事では仕事へのモチベーションを上げるために、介護でやりがいを感じるときがいつかをご紹介します。自分がやりがいを感じた瞬間や、介護の仕事を始めたときの気持ちを思い出してみましょう。

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目次

介護の仕事でやりがいを感じるとき

介護の仕事を行っていると、「介護士になって良かった」「頑張った甲斐があった」というように、やりがいを感じるときがあります。現在介護の仕事にやりがいを感じられない方は、疲労やストレス、慣れなどの理由でふとした瞬間の喜びに気付けていないのかもしれません。ここでは介護の仕事でやりがいを感じられる瞬間をご紹介するので、最近当てはまることがなかったか振り返ってみましょう。

利用者さんを笑顔にできたとき

介護は利用者さんの生活援助や身体介護を行う対人援助職なので、自分とのコミュニケーションや介護ケアによって笑顔になってもらえると、やりがいを感じられます。リハビリを重ねて今までできなかったことができるようになったり、楽しい瞬間を共有できたりすると、自分も利用者さんも幸せな気持ちになれるはず。ケアが上手くいったときや良いことがあったときに、自分のことのように喜ぶ介護士を見てさらに笑顔になってくれる利用者さんもいます。喜びを共有して利用者さんを笑顔にできるのは、介護士にとってやりがいを感じるときだといえるでしょう。

ご家族から感謝の言葉をもらえたとき

介護士がやりがいを感じるときとして、利用者さんだけでなくご家族からも「ありがとう」と感謝の気持ちを述べられた瞬間が挙げられます。利用者さんとは接する時間が長い分感謝の言葉をもらえる機会も多くありますが、ご家族とは面会や相談のタイミングでしか会えません。「自分の代わりに面倒を見てくれてありがとう」「母が楽しそうで良かったです」など、感謝の言葉をもらったときに感じられるやりがいは大きいはず。介護の仕事を長く続けると感謝の言葉に慣れてしまうかもしれませんが、素直に気持ちを受け取れるようになれば、再びやりがいを感じられるでしょう。

他職種のスタッフとの連携が上手くいったとき

利用者さんのケアを行う際は介護士や看護師、ケアマネージャー、理学療法士など協力が必要なため、連携がうまくいって介護が行えるとやりがいを感じられます。チームで利用者さんの介護に取り組む中でほかの専門職と連携し、自分の役割を果たせたときに得られる喜びはひとしおです。それぞれの専門や役割を明確にして利用者さんに適したケアを提供できれば、「介護の仕事をやっていて良かった」と感じられるでしょう。

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介護の仕事にやりがいを感じられないときの対処法

日々の仕事にマンネリを感じたり、気持ちに余裕がなくなっていたりすると、介護の仕事にやりがいを感じられなくなってしまいます。中にはやりがいを感じられないままモチベーションが下がり、介護業界を離れてしまう人も珍しくありません。ここではモチベーションを取り戻して楽しく働くために、やりがいを感じられないときの対処法をご紹介します。

初心に返る

仕事に疲れてやりがいを見失ってしまったときは、介護士になった理由や初めて感謝の言葉をもらえたときのこと思い出してみましょう。誰しも介護士になったばかりのころは、ミスをしたりなかなか仕事を覚えられなかったりして苦労したはず。大変な時期を乗り越えて介護士を続けられているのは、利用者さんの笑顔や感謝の言葉にやりがいを感じられたからではないでしょうか?介護士を続けていると忘れがちですが、感謝してもらえるのは当たり前のことではありません。感謝の気持ちをしっかり受け止めて自分の仕事に誇りを持てるようになれば、やりがいを感じるときが増えていくはずです。

やりがいを感じたときのこと思い出す

過去に感じたやりがいを紙に書いてみるのも有効な対処法です。思い出しながら書いてみると当時の感情や記憶が鮮明になって、やりがいを感じていたときの感覚を取り戻せる可能性があります。もしも感覚を取り戻せなくても、やりがいを感じていた事実は変わらないので焦る必要はありません。やりがいを感じにくくなっている現状を受け入れ、ストレス解消に取り組んだり前向きに仕事に臨める方法を探したりして、モチベーションアップを図りましょう。

日々の業務の改善点や目標を見つける

仕事に慣れを感じてマンネリ化しているせいでやりがいを感じられないなら、目標を立てたり改善点を見つけたりしながら日々の業務に取り組んでみましょう。たとえば、「10分以内にシーツを取り替える」「利用者さんも楽しんでもらえるレクリエーションを考える」など、頑張れば達成できそうな目標を立てます。自分で決めた目標を達成できれば、少しずつやりがいを感じられるようになっていくはずです。また、利用者さん一人ひとりをよく観察して、本当に必要な介護ケアを実践できるようになると、やりがいを感じて楽しく働けるかもしれません。

介護の質を高めるために資格取得を目指す

上記のような対処法を実施してもやりがいが感じられない、仕事に具体的な目標を持てないというときは、介護に関する資格取得を目指してみましょう。介護福祉士やケアマネージャーといった主要な資格のほかにも、認知症ケア専門士やレクリエーション介護士などさまざまな種類があります。興味がある資格を見つけて勉強を始めてみると、新たな発見があったり自分のケアが与える影響を知れたりするので、いい刺激を受けて仕事にやりがいを感じられるはずです。

介護はやりがいや必要性を感じやすい仕事

少子高齢化が進んでいる日本では、年々介護の需要が高まりつつあります。介護は大変なことも多いですが、これからの社会に必要不可欠なやりがいと魅力に溢れた仕事です。肉体疲労や精神的なストレスが理由で介護の仕事にやりがいを感じられないときは、しっかり休息を取って気持ちをリセットしましょう。介護の仕事を長く続けるためには、限界を迎えてしまう前に自分のケアを行ってあげることも大切です。辛いときは家族や職場の先輩、同僚に相談することも視野に入れてみましょう。

やりがいや魅力にあふれた介護の仕事に向いている人

介護の仕事にやりがいを感じられなくなると、「自分には向いていなかったのかも…」と考えて離職してしまう人がいますが、辞めてしまうのは早計かもしれません。疲れているときやネガティブになっているときに判断すると、後から後悔してしまうことも。ここで紹介する特徴に当てはまる人は介護の仕事に向いている可能性が高いので、1度冷静になって考えてみましょう。

人と関わるのが好き

介護は対人援助職なので、人と接するのが好きな人は向いているといえます。高齢者とのコミュニケーションを通じて信頼関係を築いたり、相手の自立をサポートしたりすることにやりがいを感じた経験があるなら、今後も介護を楽しく続けられる可能性が高いです。自分との会話で利用者さんが笑顔になってくれるのが嬉しいと感じられるなら、やりがいを取り戻せるかもしれません。

高齢者が元気に生活できるように支援したい

高齢者がいきいきと生活できるようになるのにやりがいを感じ、自立支援を行いたいと考えている人は介護の仕事に向いています。やりがいを感じられなくなっているときは、より利用者に寄り添った介護サービスが提供できるように新しい資格を取得したり、勉強を始めてみたりするとモチベーションが上がるかもしれません。高齢者福祉に携わりたいと少しでも感じているなら、現状を整理して改善策を考えてみましょう。

利用者さんと喜びを分かち合いたい

利用者さんと喜びを分かち合うことにやりがいを感じた人は、介護の仕事に向いているといえます。初心に返って介護士になったばかりの大変な時期や、初めて感謝の言葉をもらえた時のことを思い出してみると、やりがいを取り戻せるかもしれません。しっかりと休日にストレス解消を行えば、気持ちに余裕が生まれて楽しく仕事に取り組めることもあります。

介護の仕事についてよくある質問

介護の仕事についてよくある質問を紹介します。介護の仕事に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

介護職のやりがいにはどのようなものがありますか?

介護職の仕事は、利用者さんやそのご家族に感謝の言葉をかけてもらったり、ほかの職種とうまく連携を取れたりするとやりがいを感じられます。利用者さんの生活をサポートする介護職員は、利用者さんの笑顔を見る機会も多々あり、人の役に立っているという実感を得られやすいでしょう。「介護の仕事でやりがいを感じるとき」で、詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

介護の仕事をするうえで大切なことは何ですか?

介護の仕事をするうえで大切なことは、利用者さんの心に寄り添い、体調や気持ちの変化に気づけることです。介護は、入浴介助や排泄介助などデリケートな部分もあるので、利用者さんの要望を汲み取ることが重要。利用者さんの健康を守るためにも、普段からしっかりと細かいところまで気を配りましょう。また、介護の技術は常に進化しているので、最新の知識や技術を身につけるために、向上心を持つことも大切です。

まとめ

介護の仕事でやりがいを感じるときは、利用者さんやご家族から感謝の言葉をもらえたときや、相手を笑顔にできたときが挙げられます。介護の仕事はハードワークなので、心身ともに疲労していたり日々の業務にマンネリ感を覚えていたりすると、やりがいを感じられずに離職に繋がってしまうことも。やりがいを持って介護の仕事を続けたいときは、目標を持って業務に取り組んだり初心に立ち返ったりしてみましょう。

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※この記事の掲載情報は2024年1月4日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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