サービス提供責任者になるために必要な資格は?

資格・試験 仕事 2020/05/13
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メモを取る女性の画像

訪問介護や居住型介護施設などに欠かせないサービス提供責任者(サ責)。サ責は責任ある立場であり、キャリアアップのひとつとして目指す人も少なくありません。サービス提供責任者になるためにはどのような資格が必要なのでしょうか。仕事内容や、働くメリットデメリットについてご紹介します。

【目次】


サービス提供責任者になるために必要な資格
サービス提供責任者の仕事内容
サービス提供責任者の1日はどんな感じ?1日のスケジュールを紹介
サービス提供責任者のメリット・デメリット
まとめ

サービス提供責任者になるために必要な資格


本のイメージ

サービス提供責任者は資格ではありません。あくまで、介護事業所などで勤務する際の役職名です。ただしサービス提供責任者として働くためには、資格要件が求められます。

サービス提供責任者として勤務するための資格要件


サービス提供責任者として勤務するためには、以下いずれかの資格要件が必要です。

・介護福祉士資格
・介護福祉士実務者研修

なお、このほかに「介護職員基礎研修」と「ホームヘルパー1級」も要件として含まれますが、これらはすでに廃止されています。そのため、これから取得することはできません。

サービス提供責任者の資格要件は2018年に改定されました。それまでは「介護職員初任者研修」(旧ヘルパー2級課程の修了者)も実務経験が3年以上あれば資格要件として認められましたが、現在は資格要件から除外されています。介護職員初任者研修の資格要件でサービス提供責任者として勤務している方は、介護福祉士か介護福祉士実務者研修の資格を取得する必要がある点に注意しましょう。

上記以外の資格要件が必要なケース


同行援護介護サービスや行動援護介護サービスを提供する事業所では、上記の資格要件に加えて、それぞれの介護内容に応じた養成研修を受講する必要があります。

同行援護介護サービスを提供する事業所


同行援護介護とは、視覚に障害のある利用者さんなどへ介護サービスを提供すること。同行援護介護サービスを提供する事業所でサービス提供責任者として勤務する場合には、通常のサービス提供責任者の資格要件に加えて同行援護従事者養成研修「一般課程(20時間)」と「応用課程(12時間)」のカリキュラムを受講する必要があります。

行動援護介護サービスを提供する事業所


行動援護介護とは、知的障害のある利用者さんなどへ介護サービスを提供することです。行動援護介護サービスを提供する事業所でサービス提供責任者として勤務する場合は、通常のサービス提供責任者の資格要件に加えて行動援護従事者養成研修「講義(10時間)」と「演習(14時間)」も受講する必要があります。

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サービス提供責任者の仕事内容


立ち上がりの介助をする男性介護士の画像

訪問介護計画書の作成業務


サービス提供責任者のおもな仕事が訪問介護計画書の作成。これはケアマネジャーが作成したケアプランにそって、より詳しい介護サービスの実施方法や手順を記したものです。サービス提供責任者は介護サービスを利用する方の自宅を訪問し、必要な手助けや介護などについて調査を実施。そこで取集した情報をもとに計画書を作り上げていきます。
また、訪問介護計画書の作成後に介護サービスの提供がスタートしたら、適切な介護サービスが行われているか確認し、必要に応じて柔軟な計画の練り直しなども実施。ケアマネジャーや各方面の介護スタッフを集めて検討会を行うなど、関係者間の調整役を果たすこともサービス提供責任者の仕事です。

介護スタッフの指導・教育係


サービス提供責任者の仕事には、現場の介護スタッフに対する指導も含まれます。介護スタッフのスケジュール調整から研修会の開催まで、介護サービスを充実させていくための重要な役割を担っているのです。

介護業務



事業所によって、サービス提供責任者の業務内容は変化します。なかには訪問介護計画書の作成や介護スタッフの指導に加え、サービス提供責任者が介護業務を行っているケースもあるでしょう。

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サービス提供責任者の1日はどんな感じ?1日のスケジュールを紹介


OKする介護士の画像

サービス提供責任者として働いているところをイメージしやすくするために、一般的な1日のスケジュールを見てみましょう。こちらの事業所は、サービス提供責任者がヘルパーの業務も兼ねたケースとなります。

9:00 出勤
サービス提供責任者は、パソコンによる書類作成などの事務作業が中心です。午前中に訪問介護計画書の作成など、頭を使う作業を集中して行います。

11:10~
訪問介護スタッフから「利用者さんの様子がおかしい」という連絡を受けて急遽利用者さんの自宅へ。バイタルチェックなどを行ったが異常がないようなので、事業所へ帰ります。

12:00~13:00 昼食

13:00~ 事務作業の続き
午前に続いて、書類作成などの事務作業を行います。

14:30~ 利用者さん宅へ聞き取り調査
訪問介護サービスを提供することが決まった利用者さん宅へ訪問して、どのような介護が必要なのか、困ったことなどはないか聞き取り調査を実施。ヒアリング内容をもとに、訪問介護計画書の作成準備を行います。

16:00 ケアマネジャーへの報告
午前と午後の訪問介護サービスの内容をケアマネジャーに報告。また、今後のサービス計画の変更についても情報共有します。

16:15~ 介護スタッフへの指導や相談受付
介護スタッフのスキルアップをはかるため介護指導を実施。また、介護対応などでわからないことがある介護スタッフがいれば、相談に乗ります。

18:00 終業

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サービス提供責任者のメリット・デメリット


メリット・デメリットの画像

サービス提供責任者として働くうえでは、メリットやデメリットもしっかり理解しておきましょう。ここで、いくつか具体的にご紹介します。

サービス提供責任者のメリット



・ほかの介護職よりも給料が良い


厚生労働省「平成28年度介護労働実態調査」によると、サービス提供責任者は同じ介護分野の訪問介護員や介護職員よりも平均年収が100万円以上も多いという調査結果が出ています。給与アップを目指す方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

・体力面で負担が少ない


介護保険上の加算を取得するために必要な書類作成や訪問介護計画書を作成など、サービス提供責任者の業務はデスクワークが中心です。そのため、体力的な負担は少ない仕事となります。

・利用者さんからの感謝がやりがいに繋がる


介護を必要する利用者さんへ提供する、介護サービスの内容を決める役割を担います。介護サービスを受けて笑顔で暮らす利用者さんの姿を見たり、感謝の言葉を掛けられたりすると大きなやりがいを感じられるでしょう。

サービス提供責任者のデメリット


介護を必要とする利用者さんをはじめ、ケアマネジャーや介護スタッフなど多くの人と関わる仕事です。そのため、高いコミュニケーション能力が求められます。広い人間関係に苦手意識を持つ方であれば、この点はデメリットとなるでしょう。

出典:厚生労働省「平成28年度介護労働実態調査」(2020年4月)

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まとめ


介護士がハートを持っている画像

サービス提供責任者は資格ではなく、介護事業所に勤務するうえでの職種です。おもな仕事内容に、ケアマネジャーが作成したケアプランにそった訪問介護計画書の作成などが挙げられます。なお、サービス提供責任者として勤務するためには、「介護福祉士資格」「介護福祉士実務者研修」「介護職員基礎研修(旧資格))「ホームヘルパー1級(旧資格)」のうちいずれかの資格が必要です。

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