社会人から介護福祉士になるには何をすれば良い?資格の取り方を解説!

転職ノウハウ 2021年5月11日
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資格の勉強をする男性

介護の仕事は経験や年齢を問われない傾向にあります。社会人から介護福祉士になるには、どのようなことをすれば良いのでしょうか?

この記事では、社会人から介護福祉士になる方法について詳しくまとめました。また、介護福祉士の仕事内容や活躍できる職場、働くメリットなども解説。これから介護の世界に入りたいという方は、ぜひ記事の内容をご確認ください。

目次

社会人から介護福祉士になるには

社会人から介護福祉士になるには、養成施設に通うか介護職として実務経験を積む必要があります。それぞれの方法を理解しておきましょう。

働きながら養成施設に通って資格を取る

介護福祉士の養成施設に通えば、最短で受験資格を得られます養成施設に通うと、介護福祉士国家試験の実技試験が免除になるのが強みです。

筆記試験の対策に専念できるので、社会人でも資格取得を目指しやすいでしょう。養成施設は一般の高校や大学を卒業したあとでも入学できます。

介護職で実務経験を積んで資格を取る

社会人から介護福祉士になるには、介護職として働きながら経験を積み、資格条件を満たすのも一つの手です。社会人から介護職を目指す人の多くは、現場で実務経験を積んでからチャリアチェンジを実現しています。

実務経験が3年以上あり、かつ実務者研修を修了していれば、養成施設に通う場合と同様に、実技試験を免除してもらえます。なお、未経験から介護現場で働きたいと考えている人は、介護職員初任者研修→実務者研修→介護福祉士の順に資格を取得するのが良いでしょう。

介護福祉士の仕事内容

介護福祉士は、介護業界唯一の国家資格です。身体介護や生活援助に加え、スタッフのまとめ役といった役割を果たします。それぞれの仕事内容の詳細は、以下のとおりです。

身体介護

介護福祉士は、日常の動作をこなすのが難しくなった高齢者に対し、その人の身体能力を把握しながら必要なサポートを行います。具体的には、食事・入浴・排泄などの介助が中心です。また、歩行が困難な高齢者の移動を手助けしたり、就寝前の着替えを手伝ったりすることもあります。

生活援助

生活援助では、掃除・洗濯・料理・買い物など、利用者さんの日常生活に必要なサポートを実施。利用者さんの身体に触れない支援内容を指します。生活援助はあくまでも利用者さん本人が対象なので、ご家族に対するサービス提供はありません。

スタッフのまとめ役

介護福祉士は介護現場での経験を積んでいるため、チームをまとめるリーダー的役割を任されることがあります。まとめ役の仕事は、スタッフの指導やタスクの管理、新人への教育などがメインです。スタッフと信頼関係を築いたり、周囲のモチベーションを上げるための工夫をしたりするなど、多角的なサポートスキルを求められます。

このほかにも、楽しみながら身体機能を維持できるレクリエーションを企画するのも介護福祉士の仕事です。利用者さんの話を聞いたり、地域住民と交流を図ったりして心身の両方をケアする役割を果たします。

介護福祉士の主な職場

介護福祉士が活躍する職場には、入所施設・訪問介護・通所介護などが挙げられます。施設形態によって働き方も異なるので、チェックしておきましょう。

入所施設

入所施設には、特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護付き有料老人ホーム、グループホームなどがあります。利用者さんが快適に過ごせるよう、身体介護や生活周りのサポート、夜間の見回りなどを実施。そのため、入所施設では夜勤を担当する可能性があることを覚えておきましょう。

訪問介護

訪問介護では、利用者さんの自宅を訪問し、その方の生活スタイルや意思を尊重したサービスを提供。利用者さんができる限り自宅での生活を続けられるよう、心身状態に合わせた支援を行います。

1日に複数の利用者さん宅を訪問するので、一人ひとりのニーズに適した介護を実現可能です。訪問介護は徒歩・自転車・自動車などで訪問するため、比較的自宅の近くで働けるのがメリットといえます。

通所介護

通所介護は、食事・入浴・レクリエーションなどを日帰りで提供。利用者さんは比較的介護度の低い人が多いので、無資格・未経験でも働きやすい環境といえます。通所介護は宿泊対応をしているところ以外なら基本的に日勤のみのため、生活リズムを整えながら働けるのが特徴です。

介護福祉士の資格の取り方

介護福祉士の資格を取得するには、「介護福祉士国家試験」に合格する必要があります2021年における介護福祉士国家試験の合格率は、71.0%と高めです。過去の出題から傾向を掴み、学習時間をしっかりと確保すれば、資格取得を目指せるでしょう。

なお、介護福祉士国家試験を受験するには、実務経験ルート・養成施設ルート・福祉高校系ルート・経済連携協定(EPA)ルートのいずれかを選択しなければなりません。下記では、それぞれの資格要件を詳しく解説します。

実務経験ルート

実務経験ルートは、介護現場で働きながら資格取得を目指せる方法です。ほかのルートと比較すると費用が安価であり、収入がなくならないのもメリットといえます。

実務経験ルートでは、実務者研修の取得と3年以上の実務経験が必要です。受験資格を満たすには、現場で仕事をしつつ、実務者研修の講座を開講しているスクールに通いましょう。

実務者研修の平均的な受講期間は半年程度で、通信教育とスクーリング(通学)を合わせたカリキュラムを受講すれば、働きながらでも勉強時間を確保できます。

養成施設ルート

養成施設ルートは、厚生労働省が指定する学校(4年制大学、短期大学、専門学校)を卒業し、国家試験合格を目指す方法です。実務経験ルートに比べて短期間で介護福祉士を目指せますが、学校に通う費用・時間面について考える必要があります。

福祉系高校ルート

福祉系高校ルートは、福祉系高校もしくは特例高校で指定のカリキュラムを履修して卒業し、国家試験を目指す方法です。福祉系高校の場合は修了時に受験資格を得られ、特例高校の場合は卒業後に9ヶ月以上の実務経験を積むと受験資格が得られます。

経済連携協定(EPA)ルート

経済連携協定(EPA)ルートは、一定の要件を満たして就労しているインドネシア・フィリピン・ベトナム出身者が選択可能です。国によって必要な要件や期間は異なるので注意しましょう。なお、特例として試験問題の漢字にはふりがながふられ、試験時間も通常の1.5倍になります。

社会人から介護福祉士になるメリット

社会人から介護福祉士になれば、即戦力として活躍できたり、より良い待遇を受けられたりするでしょう。ここでは、社会人から介護福祉士になるメリットをご紹介します。

介護の現場で即戦力になれる

介護福祉士の資格を取得すれば、現場で即戦力として活躍可能です。介護福祉士なら専門的な知識や技術が備わっているため、職場ならではの業務を理解したり利用者さんの要望へ的確に応えたりできます。また、働いているうちに転職したいと考えたとしても、介護福祉士の資格があれば希望の求人を見つけやすいでしょう。

介護業界でキャリアアップを目指しやすい

介護福祉士になれば、介護業界でキャリアアップを実現しやすくなります。たとえばケアマネージャーになるには、介護福祉士を含む国家資格を取得し、5年以上の実務経験が必須です。地域によっては介護福祉士として活躍していれば生活相談員になれる場合も。そのほかにも、介護福祉士の資格があればサービス提供責任者を目指すことが可能です。

介護福祉士として着実に経験を積んでいれば、より専門性の高い職種で活躍できます。

給与面の待遇が上がりやすい

介護福祉士の資格があれば、給与や資格手当の額も高くなるのがメリットです。厚生労働省の「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、保有資格別の平均給与は以下のようになっています。

保有資格なし:27万5,920円

初任者研修:30万1,210円

実務者研修:30万3,230円

介護福祉士:32万9,250円

このデータから、上位資格になるほど給与が高くなることが分かります。介護福祉士ならある程度の月収を確保しながら、現場で働けるでしょう。

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まとめ

社会人から介護福祉士になるには、働きながら養成施設に通う方法もしくは実務経験を積んで資格を取る方法が一般的です。介護福祉士国家試験の合格率は約70%のため、しっかりと対策をすれば合格を目指せるでしょう。

社会人から介護福祉士になれば、介護現場で即戦力として活躍することが可能です。また、介護福祉士はケアマネージャーの資格要件にも含まれているので、キャリアアップを目指しやすくなります。資格手当の額を高めに設定している職場も多く、より良い待遇が受けられるのもメリットといえるでしょう。

これから介護業界の一員として働きたいと考えている人は、きらケアへお気軽にご相談ください。

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