有料老人ホームのケアマネとは?仕事内容や給与、必要資格、他施設との違い

介護の仕事 2026年9月7日
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この記事のまとめ

「有料老人ホームのケアマネジャーとは?」と気になる方もいるのではないでしょうか。有料老人ホームのケアマネは、入居者さんの生活の質が上がるようにケアプランの作成や介護サービスのモニタリングなどを行う職種です。この記事では、有料老人ホームで働くケアマネの役割や仕事内容を解説します。1日の流れや平均給与もご紹介。やりがいや向いている人、なり方などもまとめたので、就職・転職の参考にしてください。

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目次

有料老人ホームのケアマネジャーが果たす役割

有料老人ホームのケアマネジャーとは、施設で暮らす入居者さんが安心した毎日を送れるよう、一人ひとりに最適なケアプランを作成・調整する専門職です。ケアマネジメントによって介護を必要とする入居者さんの生活の質を向上させる役割があります。
「どのような介護サービスを提供すれば入居者さんが暮らしやすくなるのか」を詳しく調査・分析し、入居者さんが必要な介護サービスを利用できるよう手続きを行うことが、ケアマネジャーの果たす大きな役割です。

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有料老人ホームで働くケアマネジャーの仕事内容

ここでは、有料老人ホームで働くケアマネジャーの具体的な仕事内容を紹介します。

ケアプランの作成

ケアマネジャーは、介護度や生活するうえでの課題、今後の生活方針などを踏まえて、入居者さんの希望を実現するためのケアプランを作成します。ケアプランとは、介護サービスを利用する際に参考とする計画表のことです。
入居者さんにどういった介護サービスを提供するのかが分かりやすくなるよう、日時ごとに行うケア内容を書き込みます。

介護サービスの実施状況のモニタリング

ケアプランどおりに適切な介護サービスが提供できているかを確認するのも、有料老人ホームのケアマネジャーの仕事です。ケアプランの作成後、3ヶ月に1回入居者さんの様子を観察し、実施中のケアについて評価を実施。モニタリングに必要な情報は、入居者さん本人からだけではなく、介護職員や医療職員など他職種からヒアリングすることもあります。
モニタリングの結果によっては、ケアプランを見直し、適宜調整を行わなければなりません。

サービス担当者会議の開催

ケアマネジャーは、作成したケアプランの原案をもとにサービス担当者会議を開催します。サービス担当者会議は、入居者さんやご家族、医療職員や介護職員と話し合いを行い、より入居者さんの希望やケアの目標を実現できる内容に調整する重要なプロセスです。
なお、サービス担当者会議で修正したケアプランは、入居者さんやご家族から最終確認が済むと正式決定となります。

介護サービス事業者との調整・連携

有料老人ホームで働くケアマネジャーの仕事の一つは、入居者さんが施設の介護職員や医療関係者から適切なケアを受けられるよう調整や連携をすることです。ケアマネジャーは入居者さんが希望するケアの内容と、介護職員が提供できるケア内容をすり合わせます。
また、入居中の有料老人ホームと提携している病院や看護師と連携しながら、入居者さんの心身の状態把握に努めるのも有料老人ホームのケアマネジャーの仕事です。

介護給付費の管理業務

介護サービスを利用した場合の介護給付費の管理業務も、有料老人ホームで働くケアマネジャーの仕事の一つです。ケアマネジャーは、国民健康保険団体連合会(国保連)に介護給付費を請求するための書類を作成します。給付管理票や入居者さんに提供したサービスに関するケアプランの請求データなどの書類を、翌月に所属する都道府県の国民健康保険団体連合会へ送ることが必要です。

入居者さんが外部の介護サービスを利用した場合、介護サービスを行う事業者は国民健康保険団体連合会を通じて、介護保険の保険者である各市町村から介護給付費を受け取らなくてはなりません。なお、有料老人ホームによっては事務スタッフが請求作業を行う場合もあるようです。

退去時のサポート

退去時のサポートも有料老人ホームのケアマネジャーの仕事です。たとえば、「介護が必要になったので健康型有料老人ホームを退去する」「別の施設に移りたい」「自宅に戻ることになった」などのケースがあります。
ケアマネジャーは、入居者さんの転居に伴う支援や退去後の生活相談に対応。入居者さんやご家族に新しい土地にある福祉施設や医療機関の情報を提供したり、転居先の施設のケアマネジャーにケアプランの引き継ぎを行ったりして退去時のサポートをします。

要介護認定の申請・変更・更新

入居者さんやご家族だけで介護の手続きを完了させるのが難しい場合、ケアマネジャーが代わりに行政への要介護度の申請や変更手続きを行います。
また、入居者さんやご家族からの申請を受けて、主治医の意見書やモニタリング時の身体面や認知機能の変化を基に介護度の区分を更新することもあるようです。

介護サービスの実施

有料老人ホームでは、主に介護職員が入居者さんに食事の提供や身体介護などの生活支援・介護サービスを実施します。しかし、有料老人ホームのケアマネジャーは、ケアマネ業務と介護業務を兼務することが可能なため、ケアマネジャーが一部の介護業務を担う場合も。その際、介護業務はケアマネジャーの仕事と平行して作業できる範囲で行うことが条件とされています。

ケアマネジャーが介護業務を兼務するかどうかは職場によって異なるため、実際の業務は応募先に確認するようにしましょう。

有料老人ホームで働くケアマネジャーの1日の流れ・スケジュール

有料老人ホームで働くケアマネジャーの1日の流れやスケジュールを見ていきましょう。ご紹介する例は、以下の条件で想定しています。

  • 日勤のみの午前9時~午後6時に勤務
  • 在籍する有料老人ホームでは約50人の入居者さんを、ケアマネジャー1人で対応

スケジュールや業務内容は職場によって異なるため、あくまで一例としてご覧ください。

有料老人ホームのケアマネの1日の流れ

  • 09:00

    出勤

  • 09:30

    施設の巡回、モニタリング

  • 10:30

    新規入居者さんの相談対応(インテークなど)

  • 12:00

    昼休憩

  • 13:00

    サービス担当者会議

  • 14:30

    新規入居者さんのアセスメント

  • 15:30

    介護認定書類やケアプランの原案の作成

  • 17:30

    翌日のスケジュール確認、終業の準備

  • 18:00

    退勤

有料老人ホームのケアマネジャーは、毎日同じルーティンを繰り返すわけではありません。たとえば、インテークと呼ばれる支援の依頼を受けたときに行う初回面談は、新規の入居者さんがいる場合に発生する業務です。サービス担当者会議は、入居者さんの心身の状態や要介護度が変わった際に開催します。
「会議や面談の予定がない日は、モニタリングや書類作成に時間を使う」など、日によって柔軟にスケジュールを組み立てることが必要です。

また、施設によっては、ケアマネジャーが入居希望の方の見学案内や施設の説明などを担当する場合も。ケアマネジャーの対応が有料老人ホームへの印象に大きく影響するため、丁寧な対応を心掛ける必要があるでしょう。

なお、有料老人ホームのケアマネジャーのなかには、介護職を兼任する人もいます。介護業務を行う場合は、本来の役割であるケアマネジャー業務に支障をきたさない範囲で行わなくてはなりません。

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そもそも有料老人ホームとはどんな施設?

有料老人ホームとは、主に高齢者の方を対象とし、食事の提供や日常生活の支援、介護などのサービスを提供する居住施設です。以下で、有料老人ホームの種類や特徴、ほかの介護施設との違いを紹介します。

有料老人ホームの施設は「介護付き」「住宅型」「健康型」の3つ

有料老人ホームには、「介護付き有料老人ホーム」「住宅型有料老人ホーム」「健康型有料老人ホーム」の3つがあります。厚生労働省の「有料老人ホームの類型・表示事項(p.1)」をもとに、3つの違いを以下の表にまとめました。


介護付き有料老人ホーム住宅型有料老人ホーム健康型有料老人ホーム
概要・介護保険制度による「特定施設入居者生活介護」の指定を受けた施設
・施設の職員が介護サービスを提供する
・生活支援などのサービスを提供する施設
・介護が必要な入居者さんは、外部の介護サービスを利用する
・自立した高齢者が余生を楽しむための施設
・娯楽設備を備えている場合もある
入居対象者・原則65歳以上が対象
・自立した生活が可能な方~要介護の方
・一般的に60~65歳以上が対象
・ある程度自立した要支援~要介護者
・一般的に60歳以上が対象
・自立した生活が可能な方
提供するサービス介護サービスや医療的ケア主に日常生活の支援見守りサービスや安否確認など

参考:厚生労働省「有料老人ホームの類型・表示事項(p.1)」 

3種類のうち介護付き有料老人ホームは、介護保険制度による「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている施設です。高齢で寝たきりの方なども入居可能で、介護職員が24時間体制で介護サービスを提供しています。介護付き有料老人ホームは厚生労働省により、1人以上のケアマネジャーの配置が義務付けられているのが特徴です。

住宅型有料老人ホームは、比較的自立度の高い方を対象に、食事の提供や清掃、見守りサービスといった日常生活の支援を行う施設。健康型有料老人ホームは施設というより、マンションに近いタイプの老人ホームといえます。

入居者さんの多くが健康な方たちで、それぞれで自立した生活を送っているのが特徴です。
住宅型や健康型の有料老人ホームの場合、介護サービスを提供するのは外部の介護サービス事業者の場合が多く、ケアマネジャーの配置は義務ではありません。

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有料老人ホームと特別養護老人ホームとの違い

ここでは、介護付き有料老人ホームと特別養護老人ホームとの違いを紹介します。「老人ホームなら同じじゃないの?」と疑問のある方は、チェックしてみましょう。

介護付き有料老人ホーム特別養護老人ホーム
運営元民間事業者公的機関
定員制限なし広域型:30人以上地域密着型:29人以下
入居対象者自立されている方から要介護認定されている方まで幅広く、施設により異なる入居対象者は原則要介護3以上
ケアマネジャーの配置要介護者100人に対し1人以上利用者さん100人に対し1人以上
その他特徴・施設によってサービスやコンセプトがさまざま
・介護サービスがメインの施設もあれば、見守りや相談、イベントがメインの施設もある
・生活支援や身体介護など、介護サービスがメイン
・レクリエーションや行事もある

参考:厚生労働省「特定施設入居者生活介護・ 地域密着型特定施設入居者生活介護(p.2)」「介護老人福祉施設・ 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護(p.3、p.4)」

介護付き有料老人ホームの入居対象者は、介護度が要支援1・2の方、要介護1~5の方と幅広いのが特徴です。一方で、特別養護老人ホームでは、原則として要介護3以上といった利用制限があります。

有料老人ホームを運営するのは民間企業など。施設によってコンセプトが異なり、提供サービスも多種多様なのが特徴です。介護度が高い入居者さんを積極的に受け入れる施設もあれば、自立度の高い入居者さんが楽しく暮らせるよう、アクティビティや設備に力を入れた高級ホテルのような施設もあります。
一方、特別養護老人ホームは社会福祉法人が運営する公的施設です。レクリエーションや行事はあるものの、生活支援や身体介護などの介護サービスを中心に提供しています。

有料老人ホームで働くケアマネジャーの平均給与・年収

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.162)」によると、2024年における介護付き有料老人ホームを含む特定施設入居者生活介護事業所で働くケアマネジャー(介護支援専門員)の資格を有する介護職員の平均給与は、常勤で39万9,380円でした。平均給与×12ヶ月分で計算した平均年収は、約480万円です。

同資料(p.126)によると、ケアマネジャーの平均給与は37万5,410円で、介護職員の平均給与33万8,200円や、生活相談員・支援相談員の35万3,950円より高い結果でした。ケアマネジャーは、介護関連の職種のなかで給与水準が高いといえるでしょう。

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有料老人ホームで働くケアマネジャーのやりがいやメリット

ここでは、有料老人ホームで働くケアマネジャーのやりがいやメリットをご紹介します。

  • 相談業務やケアプラン作成を通して、入居者さんやご家族の課題解決に貢献できる
  • 他職種と協力して入居者さんに合わせた支援を検討・実行する達成感がある
  • 知識と経験を活かして管理者や施設長を目指せる

一人ひとりに合わせたケアプランを作成し、入居者さんのADL(日常生活動作)が改善したり、ご本人やご家族から感謝の言葉を聞けたりすると、ケアマネジャーとしてのやりがいを感じるでしょう。

有料老人ホームはケアマネジャー以外にも介護職員や看護職員、生活相談員、機能訓練指導員などが勤務しています。幅広い職種のスタッフと入居者さんの生活を支えられる喜びを分かち合えるのも魅力です。

また、有料老人ホームでのケアは、基本的にケアマネジャーが作成するケアプランを基に実施されます。入居者さんのケア業務の中心人物であるケアマネジャーは他職種についても詳しくなるため、施設全体の運営を担う管理者に挑戦しやすいでしょう。

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有料老人ホームのケアマネジャーに向いている人

ここでは、有料老人ホームのケアマネジャーに向いている人の特徴について解説します。

コミュニケーション能力が高い人

有料老人ホームのケアマネジャーに向いているのは、コミュニケーション能力が高い人です。「自社以外のサービスも公平に勧める」「モニタリングでしっかりと話を聞く」など、入居者さんの状況に応じて、適切なケアプランを作成する姿勢が備わっている人は適性があるでしょう。

入居者さんの希望に寄り添わなければ、「ケアマネジャーを変更したい」と言われてしまうこともあるかもしれません。入居者さんだけではなく、ご家族や介護スタッフ、医療スタッフとも情報共有をして、ニーズを正確に把握することが不可欠です。

冷静に問題を解決できる人

冷静に問題を解決できる人は、有料老人ホームのケアマネジャーに向いているでしょう。ケアプランどおりにサービスを提供できていても、入居者さんの体調が急変したり、ご家族からケアプランの変更を依頼されたりすることもあります。急な変更にも慌てず、要望に対処する冷静さや問題解決能力が必要です。
必要に応じて介護スタッフや医療スタッフに指示を出しながら、柔軟に対処できる人が活躍できるでしょう。

観察力・洞察力がある人

観察力がある人も、有料老人ホームのケアマネジャーに向いています。ケアマネジャーの代表的な業務であるケアプランの作成をより実践的なものにするには、入居者さんに対する深い理解が欠かせません。入居者さんが言葉にしたことだけではなく、話し方や雰囲気、所作からも本音や異変を見抜く力が必要です。

向上心がある人

有料老人ホームのケアマネジャーに向いているのは、向上心がある人です。介護業界の制度やサービスは定期的に改正されるため、日ごろから最新の情報に触れておく必要があります。
職場によってはケアマネジャーが介護業務を行うこともあるため、介護の技術や法律についても学ぶ姿勢が求められるでしょう。自己学習をしたり外部のセミナーに参加したりするなど、常に学び続けられる人はケアマネジャーとして活躍できるでしょう。

有料老人ホームのケアマネジャーになるには

有料老人ホームのケアマネジャーとして活躍するには、ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)に合格する必要があります。ここでは、ケアマネジャーになるための資格要件やプロセスについて解説するので、ぜひご一読ください。

ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)に必要な資格要件

ケアマネジャー試験を受験するには、以下の1・2いずれかの要件を満たす必要があります。

1.以下いずれかの実務経験(5年以上・実務日数900日以上)がある人

  • 生活相談員(特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護など)
  • 支援相談員(介護老人保健施設における支援相談員)
  • 相談支援専門員(計画相談支援、障害児相談支援における相談支援専門員
  • 主任相談支援員(生活困窮者自立相談支援事業などの主任相談支援員)
2.以下の保健・医療・福祉系のいずれかの国家資格を持ち、資格に基づく5年以上かつ900日以上の実務経験のある人
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士

特定の国家資格の保有や最低でも5年の実務経験が求められることから、ケアマネジャー試験の受験ハードルは高いといえるでしょう。

また、厚生労働省の「第28回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、2024年に行われたケアマネジャー試験(第28回)の合格率は25.6%で、試験の難易度も高いことが分かります。

ケアマネジャーの受験要件や難易度については、「ケアマネジャーになるには?介護支援専門員の受験資格や試験の難易度を解説」の記事をご覧ください。

有料老人ホームのケアマネジャーとして働くまでのプロセス

有料老人ホームのケアマネジャーとして働くには、以下のプロセスが必要です。

  • 1.ケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)に合格する
  • 2.介護支援専門員実務研修を修了する
  • 3.ケアマネジャー(介護支援専門員)として登録する
  • 4.有料老人ホームの採用試験に合格する
  • 5.有料老人ホームのケアマネジャーとしての仕事をスタートする

有料老人ホームのケアマネジャーとして働くには、資格要件を満たしてから各都道府県で開催されるケアマネジャー試験を受験します。ケアマネジャー試験に合格後、「介護支援専門員実務研修」を修了し、都道府県庁に研修修了証明書を提出することでケアマネジャー(介護支援専門員)として登録するのが基本の流れです。
ケアマネジャー資格の取得後は有料老人ホームの求人に応募し、採用選考に合格することで仕事をスタートできます。

有料老人ホームにおけるケアマネジャーに関するよくある質問

ここでは、有料老人ホームのケアマネジャーに関するよくある質問を紹介します。

有料老人ホームのケアマネジャーが作成するケアプランの例は?

有料老人ホームのケアマネジャーが作成するケアプラン例は、「1日○ccの水分摂取」「口腔体操」「マシントレーニング」「季節行事の参加」など、基本的な三大介助やリハビリ、レクリエーションなどさまざまです。
有料老人ホームのケアマネジャーは、施設サービス計画書として「1週間単位」や「1日単位」などのケアプランを作成し、定期的にモニタリングを行ってプランの見直し・調整を行います。

有料老人ホームのケアマネジャー求人は少ないですか?

有料老人ホームはケアマネジャーの人員配置が1人という施設も多いため、居宅ケアマネジャーの求人数と比較すると少ない傾向があります。「介護付き」を除く、「住宅型」「健康型」ではケアマネジャーの配置が必須ではないのも、有料老人ホームのケアマネジャー求人が少ない理由の一つです。
ただし、地域によっては有料老人ホームが多く、募集人員に対して「ケアマネジャーがいない」という施設もあるでしょう。施設・事業所ごとに募集状況は異なるため、まずは自分の地域で介護サービスを展開する介護業界専門の転職エージェントなどに働き方を相談してみるのも良いかもしれません。

住宅型有料老人ホームやサ高住では、入居者は外部サービスを使える?

住宅型有料老人ホームや一般型のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の入居者さんは、デイサービスといった外部の介護サービスも使用可能です。しかし、介護付き有料老人ホームや介護型のサービス付き高齢者向け住宅では、外部サービスが使えないことがあります。介護付きの有料老人ホームや介護型のサ高住は、ケアマネジャーが作ったケアプランを基に施設内の介護サービスを利用する仕組みです。

まとめ

有料老人ホームのケアマネジャーとは、入居者さんに最適なケアプランを作成し、生活を支える職種です。介護を必要とする入居者さんに、適切な介護サービスを提供できるようマネジメントする役割があります。

有料老人ホームにおけるケアマネジャーの仕事内容は、ケアプランの作成といったケアマネジメント業務が中心です。モニタリングを通して、ケアプランが適切かどうかを定期的に見直します。

有料老人ホームでケアマネジャーとして活躍するには、ケアマネジャー資格が必要です。資格を取得するには、特定の資格や相談援助業務での5年以上の実務経験などの受験要件を満たしたうえで、各都道府県が実施するケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)に合格しなければなりません。
試験合格後に「介護支援専門員実務研修」を修了し、都道府県へ登録申請を行うことで、ケアマネジャーとして正式に仕事をスタートできます。

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レバウェル介護(旧 きらケア)は介護業界の転職に特化した転職エージェントで、施設への訪問やヒアリングを通じて情報を収集しています。専任のキャリアアドバイザーがあなたに合った有料老人ホームのケアマネジャー求人を紹介しますので、お気軽にご相談ください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2026年9月7日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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