施設ケアマネの給料はどのくらい?多い?それとも少ない?

仕事 2020/08/05
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仕事に就くうえで、誰しも少なからず給料が気になるもの。どんなポジションに就いたとき、どの程度の給料が得られるのか、キャリアを考えれば知っておきたいところです。ここでは施設ケアマネの給料事情について、詳しく解説していきます。施設ケアマネの平均的な給料はどの程度で、居宅ケアマネとの間にどれくらいの差額があるのか。気になる方はぜひご覧ください。

【目次】


施設ケアマネの給料はどれくらい?
施設ケアマネとは
施設ケアマネと居宅ケアマネの違いは?
施設ケアマネになるには?
まとめ


施設ケアマネの給料はどれくらい?


厚生労働省「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」を参照しながら、施設ケアマネと居宅ケアマネの給料を比較してみましょう。

施設別に、常勤で働くケアマネージャーの平均月給を見てみると、以下のような結果が出ています。

介護老人福祉施設(特養):施設ケアマネ 382,510円
介護老人保健施設(老健):施設ケアマネ 371,850円
・通所介護事業所:施設ケアマネ 331,440円
・介護療養型医療施設:施設ケアマネ 330,750円
・認知症対応型共同生活介護:施設ケアマネ 328,040円
訪問介護事業所:居宅ケアマネ 327,790円

平均給与額は、居宅ケアマネよりも施設ケアマネの方が高いことがわかります。
特に特養の施設ケアマネの給与額は382,510円と、訪問介護事業所の居宅ケアマネよりも5万円以上高いという結果でした。次に高いのが老健の371,850円です。
有料老人ホームは民間企業のためデータがありませんが、公営の介護施設よりも待遇面や給与面で充実していることが予想されます。おそらく、平均的な給与額は40万円を上回るのではないでしょうか。

出典:厚生労働省「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2020年8月5日)

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施設ケアマネとは


そもそも施設ケアマネはどんな役割を担い、具体的にどのような仕事をしているのか解説します。

施設に所属するケアマネージャー


施設ケアマネとはその名の通り、特養や老健、デイサービスグループホームなどの介護施設に所属するケアマネージャーのことです。
施設ケアマネは各介護施設で、入居者さんの状態にあわせた介護サービスが提供できるようケアプランを作成。そして、生活をサポートする業務を担っています。
具体的な業務は入居者さんの状態を分析して、適切な介護を提供するための施設サービス計画(ケアプラン)作成、介護と看護、リハビリ、食事面などの総合的観点から個別援助計画を作成することです。

また、定期的に介護スタッフや看護スタッフ、生活相談員などを交えたカンファレンスを開催して介護サービスの内容を検討。より良い介護サービスが提供できるよう、必要に応じてケアプランの更新なども行います。

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施設ケアマネと居宅ケアマネの違いは?


施設ケアマネと居宅ケアマネの仕事内容の違いについて詳しく解説します。

担当する件数が違う


施設ケアマネと居宅ケアマネのもっとも大きな違いは、担当する案件の件数です。
居宅ケアマネの場合は多くても35件程度の案件を受け持ちますが、施設ケアマネは最大で100件近く受け持つことがあります。
施設ケアマネは居宅ケアマネの3倍近い受け持ち件数ですが、施設内の部屋をまわって対応するのでそれほど時間がかかりません。
一方で居宅ケアマネの場合は、介護利用者さん宅を一軒一軒まわって対応しなくてはいけないため、対応件数にも制限が設けられています。

施設ケアマネは介護の業務を兼務することが多い


施設ケアマネにはケアプランやモニタリングといったケアマネ本来の業務以外に、介護業務や管理業務などを兼務するケースがよくあります。
一方で居宅ケアマネの場合は、介護業務を兼務することはまずありません。ただし、事業所の管理者を兼務することはよくあるようです。

居宅ケアマネは自己判断による柔軟な対応が必要


居宅ケアマネは基本的に1人で利用者さん宅を訪問し、自分で考えて判断してケアプランを作成していきます。
利用者さんにあわせてケースバイケースで介護内容が変わるため、自己判断による柔軟な対応が求められます。

施設ケアマネと居宅ケアマネの役割の違い


施設ケアマネは、施設内の入居者さんを対象にしたケアプランの作成やモニタリングを行います。
そのため、施設内の生活相談員や介護スタッフ、医療スタッフらとの連携が必須です。
また、作成したケアプランがスタッフの負担になり過ぎず、なおかつ入居者さんの生活の質を上げる内容でなくてはなりません。
一方で居宅ケアマネは、介護サービスを提供する地域の介護事業所や医療サービスを提供する病院や診療所との連携が欠かせません。
そのため、調整役としての役割が求められます。地域の包括的な支援体制をうまく利用して、介護利用者さんにとって最適な介護サービスが提供できるように配慮。そういう意味で、居宅ケアマネには各分野の調整能力が求められます。
さまざまな関係部署とコミュニケーションをとり、円滑な関係性を維持しなくてはなりません。
また、1人で利用者さん宅を訪問してケアプラン作成、調査・分析やモニタリングなどを行うので、的確な判断能力が問われます。

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施設ケアマネとは?居宅ケアマネとの違いや仕事内容

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施設ケアマネになるには?


施設ケアマネに限りませんが、ケアマネージャーになるには介護支援専門員実務研修を受ける必要があります。受験要件は、以下1・2のいずれかです。

1.生活相談員(特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護など)や支援相談員(介護老人保健施設における支援相談員)、相談支援専門員(計画相談支援、障害児相談支援における相談支援専門員)、主任相談支援員(生活困窮者自立相談支援事業などの主任相談支援員)としての実務経験(5年以上・実務日数900日以上)が必要です。なお、2017年までは受験資格にケース・ワーカーも含まれていましたが、現在は除外されています。

2.以下いずれか、保健・医療・福祉系の国家資格にもとづく5年以上かつ900日以上の実務経験のある人。
<該当資格>
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士

1・2いずれかの資格を備えたうえで各都道府県の行う「介護支援専門員実務研修受講試験」にパスした後、「介護支援専門員実務研修」を修了することで、ケアマネージャー(介護支援専門員)として登録されます。
資格取得後は老人ホームなどの介護施設の求人に応募し、採用試験を経て施設ケアマネとして活躍することができるでしょう。

出典:厚生労働省「介護支援専門員実務研修ガイドライン」(2020年8月5日)

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《ケアマネージャー試験の受験資格》の条件とは?試験内容や最短でなる方法


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まとめ


厚生労働省のデータによると、施設ケアマネの平均給与が居宅ケアマネよりも高いという結果が出ています。
特に介護老人福祉施設の施設ケアマネの給与額は382,510円で、訪問介護事業所の居宅ケアマネよりも5万円以上高いという結果でした。
ケアマネージャーを目指すなら、施設ケアマネとして働くほうが高収入を得られるでしょう。

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