ケアマネジャーの仕事のやりがいは?居宅・施設の体験談や魅力、大変なこと

介護の仕事 2026年6月22日
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この記事のまとめ

「ケアマネの仕事のやりがいは?」と気になる方もいるのではないでしょうか。ケアマネジャーがやりがいを感じるのは、利用者さんやご家族から感謝の言葉をもらえたときです。この記事では、居宅ケアマネ・施設ケアマネの仕事のやりがいを体験談つきで紹介します。ケアマネジャーの仕事内容や役割、資格を取得するメリット・魅力もまとめました。資格の取得方法や難易度も解説するので、ぜひご一読ください。

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目次

ケアマネジャーの仕事のやりがいとは?

ケアマネジャーは、利用者さんやご家族の力になれることにやりがいを感じられる仕事です。以下で解説するので、「ケアマネの仕事にはどんなやりがいがあるの?」と気になる方はご覧ください。

利用者さんやそのご家族から感謝の言葉をもらえる

ケアマネジャーとして働くなかで、利用者さんやご家族から感謝の言葉をもらえたときに、「この仕事をしていて良かった」と感じるようです。「あなたのおかげで楽しく過ごせている」「この施設を選んで良かった」「おかげさまで状態が安定している」といった感謝の言葉をもらえることがあります。

ケアプラン作成が利用者さんの状況の改善につながる

自分の知識や経験を活かして作成したケアプランによって利用者さんに良い変化が見られたときも、やりがいを感じられるでしょう

介護サービスは、ケアマネジャーの作成したプランに沿って提供されます。利用者さんが自立した生活を続けるためには、担当のケアマネジャーのサポートが重要です。自立支援につながるケアを組み込めば、利用者さんは支援を受けながら役割を持って自分らしい生活を送れるでしょう。

要介護者やそのご家族と信頼関係が築ける

地域の高齢者の方と信頼関係を築けたと実感したときに、やりがいを感じるケアマネジャーもいるようです。ケアマネジャーは、利用者さんのケアプランを作成するだけでなく、まだ介護保険を利用していない方からの相談に応じる場合もあります。

専門性の高い知識やスキルを活かしてアドバイスをしたり、気持ちに寄り添って対応したりすると、利用者さんやご家族が安心した表情を見せてくれることも。ケアマネジャーとして周囲に必要とされて貢献できることにやりがいを感じる人は少なくありません。

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【体験談】現役ケアマネジャーが感じる仕事のやりがい

ここでは、現役のケアマネジャーから聞いた仕事のやりがいを紹介します。居宅ケアマネ・施設ケアマネの体験談をそれぞれまとめたので、ぜひご一読ください。

居宅ケアマネがやりがいを感じた体験談

転倒が原因で寝たきりになっていた利用者さんが、私の立てたケアプランをもとに支援を行ったことで、再びご自身の足で歩けるまで回復されたことが心に残っています。日々の変化を見守りながら元気になっていく姿を支えられるのは、ケアマネだからこそ感じられるやりがいです。
利用者さんやご家族から「ありがとう」と感謝の言葉をいただけたときは嬉しく、この仕事を続けていく原動力になっています

ある利用者さんの娘さんと初めて面談をした際に、暗い表情で「もう在宅介護は限界かも…」とおっしゃっていました。しかし、私の提案したサービスを利用し始めてからお会いすると、娘さんも利用者さんも以前より笑顔が増え、余裕ができた様子でした。
大変な状況に寄り添って相談に乗り、利用者さんやご家族が安心して過ごせるよう支援できることに、ケアマネとしてのやりがいを感じます

施設ケアマネがやりがいを感じた体験談

施設に入所したばかりで不安がっていた利用者さんに、日々根気強く声を掛け続けました。少しずつ打ち解け、利用者さんから話し掛けたり相談を持ち掛けたりしてくれるようになったとき、「信頼関係を築けた」と実感して嬉しかったことを覚えています。

施設ケアマネは、利用者さんと直接関わる機会が多い仕事です。コミュニケーションを取るなかで利用者さんのポジティブな変化を見られると、支援するやりがいを感じます
また、他職種と話し合いながらケアの方向性を考え、チームケアを実践できるのも魅力です。チームで協力して、利用者さんのその方らしい生活を支えられたときは、チーム全員で成果を分かち合える喜びがあります。

そもそもケアマネジャー(介護支援専門員)とは?

ケアマネジャー(介護支援専門員)とは、要介護者やそのご家族が福祉サービスなどを活用できるようサポートする職種を指します。主な仕事内容は、ケアプランの作成や相談対応を通じて、利用者さんの自立した日常生活を支援することです。

ケアマネジャーの具体的な仕事内容

ケアマネジャーの具体的な仕事内容の画像

ケアマネジャーは、介護保険を利用する方の援助方針を適切に決定するために、ケアプランの作成からモニタリングまで、介護に関する全体的なマネジメントを担います。ケアマネジャーの具体的な業務内容を、以下で確認してみましょう。

介護サービスに関する相談対応

介護を必要としている方の相談に乗り、適切な介護サービスを利用できるよう関係機関や他職種と連携することが、ケアマネジャーの主な仕事の一つです
「介護を求めている方はどのような心身状態なのか」「自立した生活を続けるためにどのような介護サービスが必要なのか」といった視点で、利用者さん一人ひとりに合ったケアプランを作成するための情報を集めます。

要介護認定の申請代行

利用者さんやそのご家族の代わりに、ケアマネジャーが要介護認定の申請を代行する場合があります。利用者さんが介護保険サービスを利用するためには、要介護認定を受けなければなりません。
要介護認定の申請には、書類をそろえたり役所に出向いて手続きを行ったりする手間が掛かります。そのため、利用者さんやご家族から依頼を受け、ケアマネジャーが申請を代行することが多いです。

ケアプラン作成のための調査と分析(アセスメント)

ケアマネジャーは、利用者さんにどのような介護・支援が必要なのか、自宅を訪問して調査します
利用者さんやご家族に、「入浴介助は必要か」「排泄は自立しているか」「居宅内を安全に移動できているか」など、日常生活についてヒアリングを実施。具体的な情報を集めて利用者さんの状況や課題を分析(アセスメント)することで、ニーズに沿った適切なケアプランの作成につなげます。

ケアプランの作成

アセスメントの結果をもとにケアプランを作成するのも、ケアマネジャーの重要な仕事です。ケアプランの原案ができたら、サービス担当者会議のプロセスへ移行します。
サービス担当者会議とは、介護関係者や医療関係者が専門的な立場から意見を出し合い、利用者さんやご家族の意向を汲み取りながらケアプランの調整を行う会議のことです。ケアマネジャーが主催者となり、利用者さんを含めた各関係者に連絡し、招集を行います。

サービス担当者会議で話し合った内容に基づき、必要に応じてケアプランの原案の変更を行い、利用者さんとご家族から同意を得て支援内容や目標を決定する流れです。

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利用者さんの状況の確認(モニタリング)

ケアプランをもとに介護サービスの提供が始まると、ケアマネジャーは定期的に利用者さんのもとを訪ね、「ケアプランが現在の利用者さんの状況に合っているか」「ケアの効果はあるか」などを確認します。利用者さんの状態の変化によって必要なケアが変わった場合は、ケアプランの見直しが必要です
ケアプランを検証し続けることで、利用者さんが常に心身の状況に合ったサポートを受けられるでしょう。

介護報酬の給付管理

ケアマネジャーは、介護保険サービスの利用状況を確認し、国民健康保険団体連合会に介護報酬を請求するための給付管理を行います。給付管理を行うことで、介護サービスを提供した事業所が介護報酬を受給できるため、給付管理も大切な仕事です。
介護報酬の給付管理は、利用者さんが継続して介護サービスを利用するためにも欠かせない業務といえます。

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ケアマネジャーの役割

ケアマネジャーの役割の画像

ケアマネジャーの役割は、支援が必要な方ができる限り自立した生活を送れるよう、介護サービスなどを管理することです。居宅介護支援事業所や地域包括支援センター、介護施設などに勤務し、地域の高齢者の方の相談対応や利用者さんのケアマネジメントを行います。

高齢者が地域で包括的な支援を受けられるよう、介護だけでなく医療分野のスタッフと連携することも、ケアマネジャーの重要な役割です。介護施設では職員の指導にも携わり、介護サービスの質の向上に大きく関わります。

ケアマネジャーの役割についての詳細は、「ケアマネジャーの役割とは?具体的な業務や支援の内容を解説」の記事をチェックしてみてください。

ケアマネジャーに求められる能力・スキル

ケアマネジャーには、調整能力や観察力、コミュニケーション能力などが求められます。下記では、ケアマネジャーに必要とされる能力・スキルを解説するので、ケアマネジャーとして働くことを考えている方は参考にしてみてください。

調整能力

ケアマネジャーには、介護スタッフや医療スタッフを束ねて問題解決に取り組む調整能力が求められます。ケアマネジャーの仕事は、介護・医療分野のエキスパートと関わることが多いのが特徴です。分野の垣根を越えて連携するためには、立場が違う関係者の意見をまとめるスキルが必要といえます。

観察力や洞察力

観察力や洞察力がある方も、ケアマネジャーとして活躍できるでしょう。利用者さんやご家族の相談に乗る際は、言葉だけではなく表情や声色にも注目し、介護のニーズや抱えている不安をくみ取ることが求められます。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力がある方は、利用者さんやご家族と信頼関係を築きやすかったり、多職種とスムーズに連携できたりするでしょう。利用者さんやご家族の話を真摯に受け止めて共感することで、相談しやすい雰囲気づくりができます。
ほかにも、医師や介護職員、リハビリ専門職といった多職種との連携にもコミュニケーションスキルが必要です。

時間管理能力

ケアマネジャーは、複数の業務をスケジュールに組み込む必要があるため、時間を意識してタスクを管理することが欠かせません。複数の利用者さんのケアプランの作成や申請書類の作成、モニタリングなどの業務を並行することが求められます。

また、ケアマネジャー以外の職種を兼務することもあるため、優先順位を決めて仕事を進められると良いでしょう。ケアマネジャーとして働く人のなかには、事業所の管理者を兼務したり、介護施設で介護職員を兼務したりする人もいるようです。

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ケアマネジャーの資格を取得するメリット・魅力とは?

ケアマネジャーの資格を取得すると、給与アップを望めたり、キャリアアップにつながったりするメリットがあります。具体的にどのようなメリットや魅力があるのか、見ていきましょう。

介護職員と比較して給与が高い

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.126)」によると、2024年におけるケアマネジャーの平均給与は、37万5,410円でした。ケアマネジャーは介護職員より給与が高い傾向があるので、介護福祉士からケアマネジャーになる場合は資格取得による給与アップを狙えます

同資料(p.126)をもとに、ケアマネジャーとほかの介護従事者の平均給与を下記のグラフにまとめました(百の位以下切り捨て)。

令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果のグラフ画像

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.126)

ケアマネジャーの平均給与は、介護職員や生活相談員・支援相談員、リハビリ専門職員よりも高い結果です。ケアマネジャーの給料には、専門的な知識と経験に対する評価が反映され、資格手当や昇給によって給与が高くなっていると考えられます。

なお、平均給与は、「基本給(月額)+手当+一時金(4~9月支給金額の1/6)」で算出された金額です。実際の給与は、勤続年数やお住まいのエリアなどでも異なるため、あくまで参考程度にお考えください。

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業務の幅が広がりキャリアアップにつながる

ケアマネジャーの資格を取得すると、介護保険の利用手続きや給付管理、ケアプラン作成、認定調査員の仕事など、できる業務が増えてキャリアアップにつながります

介護保険制度全体を理解できて知識が深まったり、利用者さんとご家族の視点で考えられるようになったりするなど、より利用者さんに貢献できるようになることも。知識やスキルの向上がキャリアアップにつながり、自身の市場価値を高められるのもケアマネジャーの資格を取るメリットです。

日勤中心の働き方で体力的負担が減る

日勤中心の働き方ができることも、ケアマネジャーの仕事の魅力の一つです。施設で働く介護職員や病院で働く看護師は、ケアマネジャーに転身することで、勤務時間帯を変えられるでしょう。
ケアマネジャーは、利用者さんやご家族の相談対応や、介護報酬の給付管理など、日中に行う業務が多い傾向があります。ケアマネジャー業務のみに従事する場合は夜勤がないため、一定の生活リズムで過ごせて体力的な負担を軽減できるでしょう。

また、職場によっては短時間パートの求人もあり、子育てや介護などでプライベートが忙しい方も、ライフステージに合わせた働き方を選択できます。

スキルが高く評価され転職で有利に働く

ケアマネジャーの資格があれば、専門性の高い知識とスキルを備えているアピールになるため、介護・福祉業界での転職の際に有利です。資格を取得する過程で身につけたノウハウは、ケアマネジャーはもちろん、介護職や認定調査員といった他職種の仕事にも活かせるでしょう。

また、ケアマネジャー試験を受験するまでに、介護・福祉業界における実務経験が5年以上必要なことから、資格を保有する方は現場経験も評価されます。

【体験談】ケアマネジャーになって良かったこと

ここでは、実際にケアマネジャーの資格を取得した方の体験談として、「ケアマネになって良かったこと」を紹介します。

ケアマネの資格取得を目指す過程で、介護保険制度の目的やサービスの種類、利用方法、費用負担などの知識を網羅的に学べました。要介護認定の仕組みなど、これまで漠然としか理解していなかった部分も明確になり、自信を持って利用者さんやご家族に説明できるようになりました。
介護保険制度の理解が深まったことで、適切なサービスを選定して質の高いケアプランを作成するための基盤が確立されたと実感しています。

ケアマネの資格を取得したことで、資格手当が毎月の給料に加算されるようになり、収入が増えました。以前よりも経済的なゆとりが生まれ、「将来の不安が軽減された」と感じています。収入がアップしたことで仕事に対するモチベーションも維持できており、この仕事を長く続けたいと思っています。

資格を取得してケアマネとして働き始めた結果、ワーク・ライフ・バランスの取れた規則正しい生活ができるようになりました。以前は入所施設で介護職員として勤務しており、夜勤や不規則な勤務が多く、体力的にも精神的にも負担を感じていました。
しかし、ケアマネになってからは、日勤のみで土日祝日が休みとなり、自分の時間や家族との時間を大切にできています。趣味の時間や自己学習の時間を確保でき、仕事とプライベートにメリハリをつけられるようになりました。

ケアマネジャーになって良かったこととして、「スキルアップできた」「働きやすくなった」という声があります。また、「給与アップがモチベーションにつながった」といった理由で、資格取得が仕事のやりがいにつながる場合もあるようです

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ケアマネジャーの仕事で大変なこと・デメリットは?

ケアマネジャーの仕事はやりがいがある一方で、業務量の多さや人間関係の難しさを大変に感じる人もいます。以下で解説するので、参考にしてみてください。

業務量が多い

ケアマネジャーが直面する課題の一つが、「日々の業務量が多いこと」です。ケアマネジャーはケアプランやアセスメントシートの作成など、書類作成の業務が多くあります。そのほか、サービス担当者会議に出席したり、外部機関や他職種との連絡・調整を行ったりもするため、多忙になりがちです。

居宅ケアマネであれば、利用者さんの自宅を直接訪問することも多いでしょう。施設ケアマネは、介護業務などを兼務することも珍しくありません。業務量が多く仕事がたまると、時間的なゆとりを持てず負担を感じるようです。

ケアマネジャーの業務負担を軽減するためには、ICTを活用して事務作業を効率化するといった対策が必要となります。

困難事例やサービス外の対応で負担がかかる

制度の枠組みを超えた複雑な課題や予期せぬトラブルへの対応も、ケアマネジャーの抱える苦労の一つです。経済的な困窮や家族間の不和、ゴミ屋敷の問題、認知症によるトラブル、孤独死など、対応が難しい事例は多々存在します。

また、単身で暮らす高齢者の方のなかには、身近な相談役であるケアマネジャーを頼りにする方も少なくありません。本来ケアマネジャーの業務ではない日常生活上のお世話を要求されたり、業務時間外の電話に対応したりすることで、疲労を感じてしまう方もいるようです。

ケアマネ業務で困ったことがあれば、一人で抱え込まずに事業所の上司や経験豊富な先輩に相談し、解決の糸口を探ると良いでしょう。もしも、業務外の支援を求められた場合は、対応可能な範囲を丁寧に説明したうえで、必要に応じて適切なサービスへつなぐのも対処法です。

人間関係で板挟みになりやすい

関係各所の間に立って意見を調整するケアマネジャーは、人間関係が複雑なことに悩み、精神的な負担を感じる場合も。たとえば、利用者さんとご家族の希望が食い違ったり、サービス事業者との間で受け入れ条件の折り合いがつかなかったりすることは珍しくありません。
人と人の間に立ち、それぞれの立場や主張を尊重しながら全員が納得する解決策を探ることが難しく、ストレスを感じることがあるようです。

ケアマネジャーとして経験を積むことで、少しずつ現場での立ち回りに慣れていけるでしょう。成長の機会だと前向きに考えたり、ストレスをため込まないよう適度にリフレッシュする時間を設けたりするのも、仕事を続けるためのポイントです。

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ケアマネジャーの資格の取得方法と試験の難易度

ここでは、ケアマネジャー資格(介護支援専門員)の取得方法と試験の難易度を解説します。ケアマネジャーへのキャリアアップを検討している方は、参考にしてみてください。

ケアマネジャー資格(介護支援専門員)の取得方法

ケアマネジャー資格(介護支援専門員)の取得方法の画像

ケアマネジャー資格を取得するには、要件を満たして「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」を受験し、合格することが求められます。また、研修の受講と資格登録も必要です。

実務経験を積んで受験資格を満たす

ケアマネジャー試験を受けるためには、受験資格を満たさなければなりません。受験資格を得るには、以下のどちらかの条件を満たす必要があります。

  • 指定の国家資格等に基づく業務の実務経験が5年以上かつ900日以上ある
  • 介護施設などにおける相談援助の業務の実務経験が5年以上かつ900日以上ある

「指定の国家資格等」とは、医師や看護師、介護福祉士、社会福祉士などです。相談援助の実務経験には、生活相談員としての業務などが該当します。

ケアマネジャー試験の受験資格については「ケアマネジャーになるには?介護支援専門員の受験資格や試験の難易度を解説」の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

介護支援専門員実務研修受講試験を受ける

受験資格を満たした後は、年に1度都道府県ごとに実施される「介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)」を受けます。試験の時期は例年10月ごろです。都道府県によって、申し込みの手続きの方法が異なります。

公益財団法人東京都福祉保健財団 ケアマネジャー専用サイトの「令和8年度 東京都介護支援専門員実務研修受講試験」によると、東京都の場合は、試験の申し込みは指定された期間に簡易書留による郵送で受け付けているようです。自分の受験地を確認のうえ、手続きの時期や方法をチェックしておきましょう。

介護支援専門員実務研修受講試験は、マークシート方式による五肢複択で解答します。試験時間は120分です。出題範囲は、「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」の2分野に分かれており、全60問出題されます。詳しい出題範囲は、上記のWebサイトで確認可能です。

ケアマネジャー試験については、「ケアマネ試験の内容や難易度を解説!出題分野や合格率、有効な対策とは?」の記事も参考にしてみてください。

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ケアマネジャーの試験の申し込みとは?受験手続きの方法や提出書類を解説!

介護支援専門員実務研修を受講して資格登録する

介護支援専門員実務研修受講試験の合格後は、介護支援専門員実務研修を受講して資格登録を行うことで、正式にケアマネジャーになれます。研修の時間は合計87時間程度で、講義に加えて演習や現場実習もあるようです。

介護支援専門員実務研修受講試験の難易度

厚生労働省の「第28回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」によると、2025年度の介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)の合格率は25.6%でした。近年のケアマネジャー試験の合格率は10%~30%台で推移しているため、試験の難易度は高いといえるでしょう。

ケアマネジャー試験の難易度については、「ケアマネジャー資格は難易度が高い?合格率の推移や取り方、試験対策を解説」の記事をご覧ください。

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2025年のケアマネジャー試験の合格率は?過去の推移や勉強方法を解説!
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やりがいを感じられる職場へ転職する方法は?

ケアマネジャーとしてやりがいを感じられる職場へ転職したい場合は、介護業界専門の転職エージェントに相談するのがおすすめです。転職エージェントを利用すると、自分に合った職場を見つける手助けをしてもらえるため、働きながら次の職場を探す際にも役立ちます。

「ケアマネとしてやりがいのある職場で働きたい!」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)に相談してみませんか?介護業界に特化した転職エージェントである「レバウェル介護(旧 きらケア)」は、希望条件に沿った職場を豊富な求人からご提案します。
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ケアマネジャーに関するよくある質問

ここでは、ケアマネジャーについてよくある質問にお答えします。「ケアマネになるメリットは?」「ケアマネの仕事はどんな人が向いてるの?」と気になる方は、参考にしてみてください。

ケアマネジャーとして働くメリット・デメリットは?

ケアマネジャーとして働くメリットは、介護職員と比べて給与が高い傾向にあることや、日勤中心の働き方ができることなどです。一方で、ケアプランの作成や利用者さんの対応、外部機関との調整など業務範囲が広く、忙しさや人間関係の複雑さをデメリットに感じる場合があります。
ケアマネジャーのメリット・デメリットの詳細は、この記事の「ケアマネジャーの資格を取得するメリット・魅力とは?」と「ケアマネジャーの仕事で大変なこと・デメリットは?」で解説しているので、気になる方はご一読ください。

ケアマネジャーの仕事に向いている人は?

ケアマネジャーの仕事に向いている人は、コミュニケーションスキルが高い人やタスク管理能力のある人です。利用者さんやご家族、関係機関などさまざまな立場の人と関わって仕事をするケアマネジャーには、適切なコミュニケーションが求められます。また、担当する業務が多岐にわたり、優先順位をつけて時間配分を考える必要があるため、タスク管理能力も大切です。
ケアマネジャーに向いている人・向いていない人の特徴について、詳しくは「ケアマネに向かない人の特徴は?必要なスキルや悩んだときの対処法をご紹介」の記事にまとめているので、ご参照ください。

ケアマネジャーに求められるものは?

ケアマネジャーに求められるものは、利用者さんにとって最適なサービスを形にする力です。アセスメントからモニタリングにいたる一連の過程で、常に利用者さんの立場を考えて支援を行う姿勢が欠かせません。日々の複雑な課題に対応するためには、介護保険制度に留まらない幅広い分野の知識や、多職種とのスムーズな連携も重要です。
ケアマネジャーに求められる知識については、この記事の「ケアマネジャーに求められる能力・スキル」で解説しているので、あわせてチェックしてみてください。

まとめ

ケアマネジャーが感じる仕事のやりがいは、自分の考えたケアプランによって利用者さんの状況が改善したり、利用者さんやご家族から直接感謝の言葉をもらえたりすることです。寄り添った丁寧な対応をすることで、利用者さんや地域の高齢者の方との信頼関係が築けるケアマネジャーの仕事を、魅力的に感じる人は少なくありません。

ケアマネジャーの資格を取得すると、給料が上がったりキャリアアップにつながったりするメリットがあります。また、経験や知識の証明になるため、転職の際に活かしやすいでしょう。
ケアマネジャーには業務量の多さや対人関係のストレスといった大変な面もありますが、介護現場に必要不可欠な職種として、やりがいを持って活躍できる仕事といえます。

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これからケアマネジャー資格の取得を目指したい方には、資格取得支援制度が充実している職場も紹介可能です。志望動機の添削や面接対策などの支援も無料で行っているので、転職活動に不安がある方もまずは気軽にご相談くださいね。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2026年6月22日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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