憧れのケアマネージャー!転職前に知っておきたい大変なこと

仕事 2019/12/16
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人差し指を立てる白衣の女性

「大変」「激務」というイメージが強い、ケアマネージャーの仕事。
頑張って資格を取得しても、実際に働いてみると想像よりもずっと大変で、思うようにいかないと悩んでいる方は多いようです。
そこで当コラムでは、どんなことが大変なのか、どんなやりがいがあるのか、どんな人に向いている仕事なのかをご紹介します。
キャリアアップを失敗させないためにも、ぜひご覧ください!

ケアマネージャーとは


そもそもケアマネジャーとは、正式名称を「介護支援専門員」といい、介護保険法に規定された専門職です。
介護や医療、福祉に関するいずれかの資格を持ち、実務経験を5年以上積み、介護支援専門員の試験に合格すればなれます。
主な仕事内容は、ケアプランの作成、適切な介護サービスの提案、介護保険の申請代行、介護に関わる各種手続き、市区町村や実際に介護サービスを提供する事業者との連絡・調整です。
要介護認定を受けた方が、医療や看護といった保健医療サービスから、身体介護や生活援助といった福祉サービスまで、自身に合ったサービスを利用できるようにサポートしています。

ケアマネージャーは、居宅介護支援事業所や介護施設で働くことができます。
居宅介護支援事業所に所属するケアマネージャーは、ご利用者の自宅を訪問して、介護サービスを提案。訪問介護や訪問看護、デイサービスなど、他のサービス事業所と併設されることが多く、連携してサービス提供に取り組んでいます。
一方、介護施設に所属するケアマネージャーは、特別養護老人ホームなど特定の介護施設に所属し、その施設を利用している方に介護サービスを提案。介護スタッフと共に介護業務を行ったり、他の業務にも携わったりすることもあるのが特徴です。


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ケアマネージャーの大変なところ


在宅介護 聞き取り

ケアマネージャーはしんどくて大変な仕事、というイメージを持つ方もいますが、具体的に何がどう大変なのかをご紹介します。

【ご利用者の都合に合わせて行動しなくてはならない】

上記で述べたように居宅介護支援事業所で働くケアマネージャーは、ご利用者やそのご家族へのヒアリングやモニタリングのためにご家庭を1件1件訪問しなくてはなりません。
しかし、平日はご家族の方が仕事や用事で留守にしている場合が多いので、土曜日や日曜日、平日の夜といった相手側の都合に合わせて柔軟に対応することが求められます。
特にモニタリングは、きちんと行っていないと処分の対象になってしまうため、多忙な業務の間を縫っての家庭訪問は、ケアマネージャーが大変だと言われる要因の一つです。

【幅広い豊富な知識が必要】
ケアマネージャーはご利用者の多様なニーズに応えたケアプランを提案するために、サービスの種類や保険制度、費用などに関する豊富な知識が必要です。
しかも、介護保険は3年に一度の改正、6年に一度の大改正があるのが特徴。
介護職として働いていた頃よりはるかに幅広い知識を求められるだけでなく、改正の度に新しい介護保険制度について学び、ご利用者やご家族に説明し、介護事業所や医療機関とのやり取りの確認・調整を行わなくてはなりません。

【事業所によっては引き継ぎがない】
居宅介護支援事業所によっては、最低限の人数で運営しているところもあります。
そのため、ケアマネージャーの資格を取得し、夢を抱いて居宅介護支援事業所に転職したとしても、前任者の退職による欠員募集だった場合、引き継ぎはほとんどありません。
介護職であれば直接前任者から引き継ぎがなくても、周りのスタッフからサポートしてもらうことができますが、ケアマネージャーは資格を取得したばかりの新人でも、いきなり数十人いるご利用者を任されることがあるようです。

ケアマネージャーのやりがい


ケアマネージャーは大変なことも多いですが、やりがいも大きい仕事です。
具体的にどんなやりがいがあるのか、ご紹介します。

【誰にでもできるわけではない仕事】
ケアマネージャーは介護業界の中でも欠かせない職種です。
高齢者が介護保険制度を利用する上で重要なポジションと言えます。
しかし、誰にでもなれるわけではなく、5年以上の実務経験がないと資格試験を受けることができません。
業務に関してもケアマネージャーにしかできない内容が多く、「自分にしかできない仕事」という点が、やりがいに繋がっています。

【ご利用者やご家族に感謝される】
ケアマネージャーは、ご利用者はもちろん、そのご家族から感謝されることが多く、誰かの役に立てることが実感できます。
また、自分が提案したケアプランによって、ご利用者の生活状態が良い方向に向かっていくという点も、ケアマネージャーの仕事の醍醐味です。

【給与が増加傾向にある】
厚生労働省の介護従事者処遇状況等調査結果によれば、平成30年度のケアマネージャーの平均月給は常勤で350,320円、非常勤で229,050円。平均基本給は217,690円となっています。
平成29年度と比べると、平均月給で7,550円、平均基本給だと1,960円増加しており、ケアマネージャーの給与は増加傾向にあるようです。
超高齢化が進む日本では、ケアマネージャーは今後さらに重宝されるであろう職種。必然的に待遇も向上することが予想され、やりがいにも繋がるでしょう。

参照元:厚生労働省 - 平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果 https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/kaigo/jyujisya/19/index.html

ケアマネージャーに向いている人


介護士と高齢者

どんな仕事にも当然、向き、不向きはあるでしょう。
こちらでは、ケアマネージャーにはどんな人が向いているのかご紹介します。

【コミュニケーション能力が高い人】
ケアマネージャーは人と接する仕事です。
ご利用者やそのご家族だけでなく、訪問介護や訪問看護、デイサービスなどの介護事業所、病院、地域包括支援センターなど、さまざまな関係機関、ネットワークを駆使してサービスを提供します。
さまざまな人と関わっていかなくてはいけないので、人付き合いを苦に思わない方や、人と話すことが好きな方、物事を明るく考えられる方は、ケアマネージャーに向いているでしょう。

【どんな仕事にも取り組める人】
居宅系でも施設系でも、ケアマネージャーの仕事は多岐に渡ります。
ご利用者宅を訪問してアセスメント、モニタリングなどしてケアプランを作成するだけでなく、各関連機関へと連絡をしたり、書類作成やPC入力などの事務作業をしたり、煩雑な業務をテキパキとこなさなければなりません。
業務内容の選り好みはできないので、どんな仕事にも嫌な顔をせずに取り組めて、複数の業務を同時に進められる能力がある方に向いていると言えます。

ケアマネージャーに向いていない人


最後に、どんな人がケアマネージャー向いていないのかをご紹介します。

【自分の考えにこだわる人】
ケアマネージャーはご利用者の心身の状況や要望を把握した上でサービスを提案し、その中からご利用者本人もしくはご家族に選んでもらうのが理想的です。
しかし、中には自分の価値観や提案を押し付け、自分の考えこそが正しいと信じて疑わない方もいます。
このように自己中心的で思い込みの強い方は、ケアマネージャーに向いていないでしょう。

【感情が激しい人】
時にはご利用者から理不尽な要求を受けることがあります。
それに対し、つい感情的になってしまったり、慌ててしまったりする方は、ケアマネージャーに向いていないでしょう。
ケアマネージャーは介護サービスを提供するために必要不可欠な存在。そのケアマネージャーの感情が激しいと、ご利用者やご家族は怯えてしまい、安心してサービスを利用することができません。

【ケアマネージャーが偉いと思っている人】
自分が介護職として働いていた時、ケアマネージャーを特別視していたせいか、いざ自分がケアマネージャーになると、自分は偉くなったのだと錯覚してしまうようです。
そういった方は無意識のうちに介護スタッフやご利用者に対して上から目線で対応してしまい、ご利用者から嫌われたり、トラブルを起こしてしまったりする可能性があります。

ここまでケアマネージャーについてご紹介しましたが、ケアマネージャーは大変なことも多いですがやりがいのある仕事です。
たくさん勉強して介護支援専門員の資格を取得したのなら、せっかく学んだことを無駄にせず、役立てましょう。
もし今の職場に対する不満や転職に対する不安があるのなら、ぜひきらケアにご相談ください。
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