
この記事のまとめ
- 介護福祉士になるには受験資格を満たす必要があり、最短でも1年以上かかる
- 介護福祉士になるルートは、養成施設・福祉系高校・実務経験・EPAの4つ
- 介護福祉士国家試験は年1回なので、事前の申し込みを忘れないようにしよう
「介護福祉士になるには最短でどれくらい?」と疑問に思う方もいるのではないでしょうか。資格取得の期間は選ぶルートや学歴によって異なり、最短で1~2年かかります。この記事では、介護福祉士になる最短年数をご紹介。介護福祉士国家試験の受験資格を得られる、養成施設・福祉系高校・実務経験・EPAという4つのルートについて解説します。試験の概要もまとめたので、最短で介護福祉士の資格取得を目指す方はご覧ください。
介護福祉士とはどんな資格?取得方法や受験資格、試験の概要を解説目次
最短で介護福祉士になるには?
介護福祉士になるには最短で1~2年かかります。介護福祉士の役割と資格取得に必要な時間を確認していきましょう。
そもそも介護福祉士とは?

介護福祉士とは、1人で日常生活を送るのが困難な方をサポートする専門職で、「ケアワーカー(CW)」とも呼ばれます。
介護福祉士の仕事は、食事や入浴、排泄といった身の回りのお世話を通して、介護を必要とする方がその人らしい生活を送れるようにサポートすることです。また、介護職員のリーダーとしての役割を果たしたり、利用者さんやご家族からの相談に対応したりもします。
資格取得には最短で1~2年の期間が必要
介護福祉士になるには、「介護福祉士国家試験」に合格しなければいけません。合格後に必要書類を提出し、介護福祉士登録簿に登録されて初めて「介護福祉士」と名乗れます。介護福祉士国家試験には受験資格が定められているため、まずは受験資格を満たしましょう。
受験資格を得る主なルートは、「3年以上の実務経験+実務者研修の修了」「福祉系高校の卒業」「養成施設の卒業」の3つ。これに加え、一部の外国人の方向けのルートもあります。このなかで介護福祉士の資格を最短で取れるのは養成施設を卒業するルートで、必要な期間は1~2年です。それぞれのルートの詳細は次項で解説します。
働きながら資格を取る方法教えます
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介護福祉士の資格取得にかかるルート別の最短年数

介護福祉士になるには、「実務経験ルート」「福祉系高校ルート」「養成施設ルート」「EPAルート」の4つのルートがあります。「自分が最短で介護福祉士になるにはどうしたら良いの?」と気になっている方は、以下で受験ルートを確認してみましょう。
養成施設ルート:最短1~2年
養成施設ルートは、厚生労働大臣などが指定する養成施設を卒業して介護福祉士国家試験を受ける方法です。養成施設に入学する条件は、高等学校卒業以上もしくはそれに準ずる者とされています。
養成施設に指定されている教育機関は、大学や短期大学、専門学校などです。なお、通信制の養成施設はありません。
学歴によって養成施設に通う期間が異なる
養成施設に通う期間は、学歴によって異なります。
- 高校や一般大学を卒業した人:2年以上
- 福祉系大学や社会福祉士養成施設、保育士養成施設などを卒業した人:1年以上
福祉系大学や社会福祉士養成施設、保育士養成施設を卒業していて、介護福祉士養成施設に通う場合に限り、最短1年で介護福祉士国家試験を受験可能です。それ以外の学校を卒業した方は、受験資格を得るのに最短2年かかります。
養成施設の種類やカリキュラム、ルートの詳細については、「介護福祉士養成施設とは?種類やカリキュラム、通うメリットを解説」の記事をご参照ください。
養成施設ルートの注意点
かつては、養成施設の卒業者は試験を受けずに介護福祉士の資格を取得できました。しかし、法改正により2017年度からは、養成施設を卒業する場合も国家試験を受けることが介護福祉士取得の条件となっています。
ただし、2031年度までに養成施設を卒業する人は経過措置の対象で、卒業から5年以内であれば、試験を受けなくても介護福祉士の資格を有する者として扱われます。将来も介護福祉士として働くには、卒業後5年以内に試験に合格しなくてはなりません。
また、2026年度(2027年3月31日)の卒業生までは、卒業後5年間継続して介護などの業務に従事することで、試験を受験をしなくても資格を保持できる特例措置が適用されます。
出典
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]養成施設ルート図」(2026年9月16日)
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[資格登録]【経過措置登録】平成29年4月1日から令和14年3月31日までに介護福祉士養成施設を卒業した方の介護福祉士経過措置登録について」(2026年9月16日)
福祉系高校ルート:最短3年
福祉系高校ルートは、福祉系高校もしくは福祉系特例高等学校を卒業して介護福祉士国家試験を受ける方法です。特例高校の場合、卒業に加えて9ヶ月以上の実務経験がないと介護福祉士国家試験を受験できません。
「2009年度以降に福祉系高校へ入学した人」「2008年度以前に福祉系高校に入学した人」「特例高校の卒業生」のいずれかで、介護福祉士の資格登録までに満たすべき要件が異なります。2009年度以降に入学した卒業生は、国家試験に合格すれば介護福祉士を取得可能です。
2008年度以前に福祉系高校に入学し卒業した人と、特例高校の卒業生は、国家試験に合格してから資格登録の申請までに「介護過程III」を修了し、介護過程III修了証明書を提出する必要があります。なお、実務者研修を修了した人は、実務者研修修了証明書の提出により「介護過程III」の受講を免除できます。
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実務経験ルート:最短3年

介護職員として現場で3年間の実務経験を積み、受験資格を得るのが実務経験ルートです。「3年以上の実務経験(従業期間3年以上かつ従事日数540日以上)」「実務者研修の修了」という2つの条件を満たすことで、介護福祉士国家試験の受験資格を得られます。
実務経験として認められるのは、高齢者や障がいのある方、障がいのある児童を対象とする施設における介護業務です。生活相談員といった相談援助を行う職種や、医師、看護師など介護がメインでない職種としての業務は実務経験にならない点に注意しましょう。
社会人として働きながら介護福祉士を取れる
社会人が介護福祉士を目指す場合は、実務経験ルートが人気です。実務経験ルートは時間的に最短ではありませんが、働きながら介護福祉士を目指す場合、負担の少ないルート。また、すでに介護の仕事をしている人にとっては、最短ルートの可能性があります。
実際に介護現場で働くことで実践的な技術が身についたり、養成施設ルートに比べて費用を抑えられたりするのが、実務経験ルートのメリットです。職場が資格取得に協力してくれることも少なくありません。
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介護福祉士実務者研修について
前述したように、介護福祉士国家試験を実務経験ルートで受験する場合、実務者研修を修了しなければいけません。実務者研修は、実践的な介護の知識・技術を身につけることを目的とする資格です。介護福祉士の受験資格となるほか、訪問介護事業所のサービス提供責任者になるための要件でもあります。
実務者研修を取得するには、約450時間のカリキュラムの修了が必要なので、資格スクールに通って講座を受けましょう。一部通学が必須ではあるものの、通信と組み合わせて受講できる講座も少なくありません。スクールやコースは多数あるため、自分に合った学び方を選ぶのがポイントです。
また、介護職が未経験の人は、介護の入門的な資格である「介護職員初任者研修」を受講し、そこからステップアップしていくのも良いでしょう。初任者研修では介護の基礎的な知識や考え方が身につくため、介護業務に役立ちます。
初任者研修を修了している人は、実務者研修を受講する際に共通のカリキュラムが免除されるので、「450時間の講座を一度で受講するのは大変そう」と感じる場合は初任者研修から受講するのもおすすめです。
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経済連携協定(EPA)ルート:最短3年
介護福祉士になるには、上記の一般的な3つのルートに加えて、一部の外国人の方向けの「経済連携協定(EPA)ルート」が存在します。EPAルートは、経済連携協定に基づいて来日した外国人が、介護現場で働きながら介護福祉士を目指すルートです。
現在対象となっている国は、インドネシアとフィリピン、ベトナムの3ヶ国のみ。EPAの介護福祉士候補者が介護福祉士になるには、一定の条件を満たしたうえで来日し、日本語研修を受けつつ介護施設で3年以上の実務経験を積み、国家試験に合格する必要があります。
出典
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]受験資格」(2026年9月16日)
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介護福祉士国家試験の申し込み方法
ここでは、介護福祉士国家試験の申し込み方法を解説します。
試験センターのWebサイトで申し込み手続きを行う
介護福祉士国家試験の受験の申し込みでは、公益財団法人社会福祉振興・試験センターの公式Webサイトの「インターネット受験申し込み」から手続きを進めます。メールアドレスと顔写真データが必要となるため、事前に準備しておきましょう。また、受付期間内に受験手数料を支払わなければなりません。
例年6月ごろに、同サイトで介護福祉士国家試験の受験申し込みの詳細が発表されます。受験の申し込みは9月上旬ごろに締め切られるので、1年に1回の試験を逃さないよう、こまめにWebサイトをチェックしましょう。
受験に必要な書類を提出する
介護福祉士国家試験の申し込みでは、受験資格を証明する書類の提出が必要です。提出書類は受験ルートによって異なるため、注意しましょう。
実務経験ルートの場合、「実務経験(見込)証明書」と「実務者研修修了(見込)証明書」が求められます。養成施設ルートの場合は、「卒業証明書」もしくは「卒業見込証明書」などの提出が必要です。
証明書の発行には一定の時間がかかるため、提出期限に遅れないよう計画的に準備を進めましょう。
なお、過去に受験申し込みを行い、すでに受験資格が確定している場合は、直近の試験の受験票や結果通知書を証明書として使用できます。
出典
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]」(2026年9月16日)
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介護福祉士国家試験の概要
介護福祉士国家試験は、例年1月下旬に行われます。午前と午後の2部構成で、午前の部は105分、午後の部は115分です。なお、以前は3月上旬に実技試験が開催されていましたが、現在は筆記試験のみとなっています。
公益財団法人社会福祉振興・試験センターの「[介護福祉士国家試験]令和8年度 第39回介護福祉士国家試験」を参考に、試験科目と開催される都道府県を以下にまとめたので、確認してみましょう。第38回(2025年度)試験から新しく始まった「パート合格」についても、あわせて解説します。
試験科目
介護福祉士国家試験の出題範囲は、12科目に総合問題を加えた13科目で、計125問が出題されます。知識を問われる暗記問題だけではなく、実際の業務を想定した事例問題も出題されるのが特徴です。
以下の表に、試験の出題範囲をまとめました。
| パートの分類 | 試験科目 |
| Aパート | 人間の尊厳と自立、介護の基本、社会の理解、人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術、生活支援技術 |
| Bパート | こころとからだのしくみ、発達と老化の理解、認知症の理解、障害の理解、医療的ケア |
| Cパート | 介護過程、総合問題 |
参考:公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]令和8年度 第39回介護福祉士国家試験」
第38回試験から導入されたパート合格の制度により、13科目は3つのパートに振り分けられています。パート合格とは、試験科目をA・B・Cの3パートごとに分けて合否を判定する制度です。複数回受験して全パートに合格することで介護福祉士を取得できる仕組みで、試験に不合格だったものの、合格パートがあった場合に適用されます。
全パートの総得点で合格基準を満たせず試験に不合格になったとしても、パート合格の可能性があるので確認が必要です。パート合格の有効期限は2年間(翌々年の試験まで)となっています。
パート合格について、詳細は「介護福祉士のパート合格とはどんな制度?合格基準や目的、メリット」をチェックしてみてください。
試験が開催される都道府県
2026年度(2027年1月)の介護福祉士国家試験は、以下の35都道府県で実施される予定です。
介護福祉士国家試験は、一部の都道府県を除く多くの地域で実施されます。自分がどの都道府県で受験するかは、申し込みの際に選ぶことが可能です。
出典
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]令和8年度 第39回介護福祉士国家試験」(2026年9月16日)
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国家資格「介護福祉士」の取得難易度
介護福祉士になるには試験の受験資格を満たす必要があるため、思い立ったときにすぐ資格を取れるわけではありません。
下記では、介護福祉士国家試験の難易度を知りたい人に向けて、合格率と合格基準を解説します。
介護福祉士国家試験の合格率
厚生労働省の「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」によると、第38回(2025年度)介護福祉士国家試験の合格率は70.1%でした。
| 受験者数 | 7万8,469人 |
| 合格者 | 5万4,987人 |
| 合格率 | 70.1% |
| パート別合格者 | Aパート:3,935人 Bパート:1,509人 Cパート:6,181人 |
参考:厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」
介護福祉士国家試験の合格率は第35回と第36回は80%を超えており、第37回では78.3%でした。近年の合格率は70%以上で推移しています。
受験資格を得るには1~3年以上の時間が必要となるものの、試験の合格率は高めです。そのため、介護福祉士は、国家資格のなかでは比較的取得しやすいと考えられます。
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介護福祉士国家試験の合格基準

介護福祉士国家試験の合否は、「全パートの総得点で合格点を満たす+全科目群で得点する」という合格基準にのっとり判定されるのが基本です。総得点で合格基準を満たせなかった場合や、一部のパートを受験する場合は、パートごとの合否判定が行われます。
以下で、全パート(総得点)とパートごとの合格基準を解説するので、確認してみてください。
全パートの合格基準
介護福祉士国家試験の初回受験では、原則としてすべてのパートを受験します。全パートを受験した場合の合格基準は、「総得点で合格基準点(総得点の60%程度)以上得点する」かつ「上記の11科目群すべてで得点する」ことです。なお、合格基準点は問題の難易度に合わせて補正されるため、毎年異なります。
厚生労働省の「第38回介護福祉士国家試験の合格基準及び正答について」によると、第38回(2025年度)介護福祉士国家試験の合格基準点は、総得点125点に対して64点以上でした。125点の60%の点数は75点のため、補正により合格基準点が引き下げられたようです。
ただし、合格点を満たしていても0点の科目群があれば不合格になるので、試験対策はまんべんなく行いましょう。
パートごとの合格基準
パートごとの合格基準は、「パートの合格基準点以上得点する」かつ「パートを構成する科目群すべてで得点する」ことです。
合格基準点は、全パート受験者の得点をベースに算出されます。パートごとの平均点の比率をもとに、総得点の合格基準点を3つのパートに振り振ったものが、パートごとの合格点です。
介護福祉士国家試験の合格点や基準は、「【2026年速報】介護福祉士国家試験の合格点の推移や合格基準、難易度」でも解説しているので、興味のある方はあわせてご覧ください。
出典
厚生労働省「第38回介護福祉士国家試験合格発表について」(2026年9月16日)
介護福祉士国家試験の勉強法
介護福祉士国家試験の勉強法は、対策講座を行っている資格学校に通う方法や、独学する方法があります。プロの指導で効率的に学びたいなら、資格学校を活用するのがおすすめです。費用を抑えたい場合は独学が良いかもしれません。
独学する人は、必要な教材をそろえるのが試験対策の第一歩です。テキストは複数販売されているので、自分が理解しやすいものを選びましょう。
介護福祉士の試験勉強は、過去問を何度も解くのがポイントです。間違えた部分を復習し、苦手分野をなくしましょう。独学の場合も、資格学校が開催する模擬試験を利用すると、本番に向けた力試しになります。
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介護福祉士の仕事内容
ここでは、介護福祉士の仕事内容を詳しく見ていきましょう。実際の働き方を想像して、将来介護福祉士として働く自分の姿をイメージしてみてくださいね。
身体介護
身体介護は、利用者さんの身体に直接触れて行うケアです。具体的には、食事介助や入浴介助、排泄介助、移乗介助などがあります。ほかにも、通院に伴う外出介助や、薬の服用をサポートする服薬介助、洗面や清拭といった身体の清潔を保つための支援も、身体介護に該当します。
介護スタッフによる医療行為は原則として認められていませんが、喀痰吸引等研修を受講して実地研修を受けた場合に限り、たんの吸引・経管栄養という医療的ケアを行うことが可能です。
生活援助
生活援助とは利用者さんの身体に直接触れない介護のことで、日常生活を送るのに必要な家事などをサポートします。具体的な仕事内容は、居室の掃除や食事の用意、洗濯、ベッドメイキング、薬局や病院での薬の受け取りなどです。
介護のアドバイス
介護福祉士は、利用者さんのご家族に対する介護のアドバイスも行います。たとえば、家庭で介護を行うご家族に福祉用具を使う際の注意点を説明したり、介護食の作り方を伝えたりすることがあるでしょう。
その際は、介護に慣れていない方に分かりやすく情報を伝えることはもちろん、自宅の設備やご家族の負担を考慮したうえで、的確なアドバイスをすることが求められます。
介護職員の指導
介護福祉士は、介護職員のリーダーとして教育・指導も行います。介護福祉士の資格を、主任やリーダーの就任条件としている介護施設は少なくありません。そのため、介護福祉士になると、介護職員のまとめ役を担う場面も出てくるでしょう。
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介護福祉士の国家資格に関するよくある質問
ここでは、介護福祉士の国家資格についてよくある質問に回答します。介護福祉士を目指している方は、ぜひご覧ください。
介護福祉士の資格は何年で取得できるの?
介護福祉士の国家資格は、養成施設に通うことで最短1~2年で取得可能です。1年で介護福祉士国家試験の受験資格を得られるのは、福祉系大学や社会福祉士養成施設、保育士養成施設を卒業している人に限られます。それ以外の人は、養成施設に2年通うことで試験を受験可能です。また、研修の受講と3年の実務経験で受験するルートもあります。
介護福祉士の資格取得に必要な期間は、「介護福祉士の資格取得にかかるルート別の最短年数」で解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ヘルパー2級から介護福祉士になるには?
ヘルパー2級の資格を持っている人が、実務経験ルートで介護福祉士を目指すには、「3年以上の実務経験」と「実務者研修の修了」が必要です。ヘルパー2級を保有する方は、実務者研修の約450時間のカリキュラムのうち130時間分の受講の免除を受けられます。そのため、資格を活かしてキャリアアップを目指せるでしょう。
「実務者研修取得の最短期間は?介護福祉士国家資格を取る方法も解説!」の記事では、ヘルパー2級を所持している場合の実務者研修の取得期間を解説しているので、気になる方はあわせてご確認ください。
介護福祉士になるには実務経験が必要?
実務経験を積んで介護福祉士になるルートもありますが、未経験で介護福祉士を取得できるルートもあります。基本的に、養成施設や福祉系高校を卒業し、介護福祉士国家試験を受ける場合は、実務経験なしで介護福祉士になれます。それ以外のルートでは、介護等の実務経験が必要です。
出典
公益財団法人社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]受験資格」(2026年9月16日)
介護福祉士国家試験は簡単すぎるって本当?
介護福祉士国家試験は、介護だけではなく医学的な知識も問われる専門的な内容なので、一概に簡単とはいえません。しかし、介護福祉士は国家資格のなかでは試験の合格率が高いため、なかには「想像より簡単に受かった」と感じる方もいるようです。
介護福祉士国家試験の近年の合格率は70%前後で合格者が多いですが、裏を返せば10人のうち3人程度は不合格となっているため、合格には入念な対策が必要となるでしょう。
「介護福祉士は簡単すぎって本当?合格率や受験資格から取得の難易度を解説」では、試験の難易度や合格者のアンケート結果を掲載しているので、あわせてチェックしてみてください。
まとめ
介護福祉士になるには、養成施設に通う場合で最短1~2年かかります。社会人として働きながら介護福祉士を目指すなら、実務経験ルートがおすすめです。実務経験ルートでは、介護現場で実践的な介護知識や技術を学びながら、最短3年で介護福祉士の資格を取得できます。
介護福祉士国家試験の近年の合格率は70~80%台で推移しており、比較的合格しやすいため、働きながら取得を目指すことも可能です。これから介護の仕事に就く方は、「介護職員初任者研修」や「介護福祉士実務者研修」から取得を目指すと良いでしょう。
「まずは初任者研修を取得したい」「働きながら介護福祉士になりたい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)を活用してみませんか?
レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護業界に特化した転職エージェント。働きながら資格取得にチャレンジしやすい「資格取得支援のある介護事業所」など、キャリアアップを目指す方におすすめの求人を多数取りそろえています。介護業界に詳しいアドバイザーが対応するので、キャリアや転職のお悩みもお気軽にご相談くださいね。
働きながら資格を取る方法教えます
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点


