介護福祉士実務者研修とはどんな資格?取得のメリットや費用の目安を解説!

介護の資格 2026年7月29日
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この記事のまとめ

「介護福祉士実務者研修とはどんな資格?」と気になる方もいるのではないでしょうか。介護福祉士実務者研修は、介護に関する専門的なノウハウが学べる内容で、介護福祉士の取得につながる資格です。この記事では、介護福祉士実務者研修の概要を解説します。介護職員初任者研修との違いや取得のメリットもご紹介。スクール選びのコツにも触れているので、取得を検討している方は参考にしてください。

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目次

介護福祉士実務者研修とはどんな資格?

介護福祉士実務者研修とは、介護に関する専門的な知識や実践的な技術を学べる資格で、介護資格のなかで唯一の国家資格である「介護福祉士」を取得するのに役立ちます。また、介護の入門資格である「介護職員初任者研修」の上位資格という位置づけです。

介護福祉士実務者研修の概要を以下で解説するので、確認してみましょう。

質の高い介護を提供するための実践的な知識と技術が学べる

介護福祉士実務者研修を受講することで、利用者さんへより質の高いサービスを提供するための実践的なスキルを磨くことが可能です。「喀痰(かくたん)吸引」「経管栄養」といった医療的ケアの基礎知識や、介護計画の作成、ボディメカニクスを活用した介護技術についても学びます。
高齢者や障がいのある方を支援するうえで知っておきたい専門知識を習得することで、介護業務や他職種との連携のスキルを高められるでしょう。

国家資格「介護福祉士」の取得を目指すためのステップになる

介護福祉士実務者研修は、「実務経験ルート」で介護福祉士の取得を目指す際の要件の一つです。介護福祉士実務者研修の目的の一つに、介護福祉士に必要な知識や技術を体系的に学ぶことがあります。

介護福祉士の受験要件を満たすルートのうち、福祉系高校や養成施設に通わない実務経験ルートでは、「実務経験3年以上」に加えて、「介護福祉士実務者研修の修了」が必須です。
介護福祉士の取得方法の詳細は、「最短で介護福祉士になるには?知っておきたい3つのルート」の記事をご覧ください。

無資格・未経験から受講できる

介護福祉士実務者研修には受講要件がなく、無資格・未経験から取得を目指すことが可能です。ただし、介護職員初任者研修レベルの基礎知識に続き、応用が展開されるカリキュラムのため、未経験からスタートする場合は内容を少し難しく感じるかもしれません。

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介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修の違い

介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修の違いを、以下の表にまとめました。

介護福祉士実務者研修介護職員初任者研修
科目数・受講時間20科目(約450時間)10科目(約130時間)
取得までの期間(無資格の場合)6ヶ月程度1~4ヶ月程度
学習内容・介護業務に必要となる基礎的な知識、技術
・実践的な介護の専門知識、技術
・喀痰(かくたん)吸引や経管栄養といった医療的ケアの基礎知識、手技
・介護業務に必要となる基礎的な知識、技術
修了試験実施の有無はスクールによる必須

介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修では、科目数や受講時間、修了試験の有無などが異なります。

受講する科目数や取得までの期間

介護職員初任者研修が基礎的な知識と技術を学ぶ内容であるのに対し、介護福祉士実務者研修はより専門的で実践的な内容を扱います。そのため、履修する科目数や取得にかかる期間が異なります

介護職員初任者研修は、10科目(約130時間)のカリキュラムの受講が必要で、取得にかかる期間は1~4ヶ月程度です。一方で、介護福祉士実務者研修のカリキュラムは20科目(約450時間)で、無資格の場合は取得まで最短6ヶ月ほどかかります。

なお、介護職員初任者研修を保有している方は、介護福祉士実務者研修における130時間の共通科目が免除される仕組みです。カリキュラムが減る分、受講期間を短縮できます。
無資格から資格の取得を目指す場合、「まずは初任者研修で介護の基礎を学び、働きながら実務者研修へステップアップする」という方法を選ぶ方も少なくありません。

介護福祉士実務者研修を最短で取得したい方は、「実務者研修取得の最短期間は?介護福祉士国家資格を取る方法も解説!」の記事をチェックしてみてください。

修了試験の有無

介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修では、研修の最後に行われる修了試験の有無も異なります

介護職員初任者研修は、全カリキュラムを受講したあとに筆記試験を受験し、合格することで取得が可能です。筆記試験は学習内容を復習する程度の難易度で、不合格になっても多くのスクールでは追試が行われます。

一方で、介護福祉士実務者研修は、修了試験の実施は義務化されていません。修了試験がない場合、全日程を休まず受講して課題提出や演習を行い、一定の評価を得られれば資格を取得できるでしょう。ただし、スクールによっては、理解度を確認するために独自のテストを設けていることもあります。

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介護福祉士実務者研修を取得するには?

介護福祉士実務者研修を受けるには、都道府県の指定を受けた資格スクールに受講を申し込みましょう。約450時間+医療的ケアの演習のカリキュラムをすべて修了すれば、実務者研修を取得できます。

以下で介護福祉士実務者研修のカリキュラムや学習時間、必要な費用を解説するので、取得を目指す方は参考にしてみてください。

介護福祉士実務者研修のカリキュラムと学習時間

介護福祉士実務者研修のカリキュラムは、20科目・約450時間です。無資格の場合は全カリキュラムの受講が必要ですが、介護に関する公的資格がある方は、一部の科目の受講が免除になる場合があります。

厚生労働省の「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について 別添1」をもとに、介護福祉士実務者研修のカリキュラムと時間数を、保有資格ごとに以下の表にまとめました。◯が受講が必要な科目です。

科目名時間数介護職員初任者研修ホームヘルパー1級ホームヘルパー2級ホームヘルパー3級介護職員基礎研修
人間の尊厳と自立5
社会の理解I5
社会の理解II30
介護の基本I10
介護の基本II20
コミュニケーション技術20
生活支援技術I20
生活支援技術II30
発達と老化の理解I10
発達と老化の理解II20
認知症の理解I10
認知症の理解II20
障害の理解I10
障害の理解II20
こころとからだのしくみI20
こころとからだのしくみII60
介護過程I20
介護過程II25
介護過程III45
医療的ケア50
合計4503209532042050
免除時間数13035513030400

参考:厚生労働省「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について 別添1

医療的ケアの科目は、上記の講義50時間に加えて演習の受講も必要です。介護福祉士実務者研修の多くのカリキュラムは通信で受講できますが、介護過程lllと医療的ケアの演習は通学で受講しなければなりません
介護過程IIIでは介護計画の作成や介護技術の実践を学び、医療的ケアの演習では、シミュレーター(人形)を用いて医療的ケアの手技を学びます。

上記のように、これまでに介護の資格を取得して知識を身につけた方は、介護福祉士実務者研修の科目免除の対象です。スクールや自治体によって細かいルールは異なる場合があるので、受講を検討している方は確認してみると良いでしょう。
なお、ホームヘルパー1級~3級と介護職員基礎研修はすでに廃止されているため、新たに取得することはできません。

介護福祉士実務者研修の取得にかかる費用

介護福祉士実務者研修の受講料は、保有資格や研修を実施する機関によって異なります。保有資格ごとの受講料の目安を以下にまとめたので、チェックしてみてください。

保有資格実務者研修の受講料の目安
無資格10~20万円
初任者研修、ヘルパー2級8~15万円
ヘルパー1級5~10万円
介護職員基礎研修3~8万円

保有資格によってカリキュラムの一部が免除される場合、その分受講料も安くなります

また、資格の条件が同じでもスクールによって費用には幅がありますが、標準カリキュラムが設けられているため、どの講座であっても必須の項目は漏れなく学習可能です。スクールによって受講料が異なるのは、教室の立地やサポート体制などの違いが影響している可能性があります。

介護福祉士実務者研修の受講にかかる費用についての詳細は、「介護福祉士実務者研修の費用相場はいくら?受講料を抑える方法を解説」の記事をご覧ください。

介護福祉士実務者研修を取得する4つのメリット

介護福祉士実務者研修を取得すると、介護福祉士へのキャリアアップにつながったり、業務の幅を広げられたりするメリットがあります。取得を迷っている方は、以下でメリットを確認してみてください。

1.介護福祉士へのキャリアアップにつながる

先述したように、介護福祉士実務者研修は介護福祉士国家試験を「実務経験ルート」で受験する際の要件の一つです。介護福祉士になれば、より高度で専門的なケアや、現場のリーダー的な役割を任されるようになるでしょう。
介護福祉士になってさらに実務経験を積むと、ケアマネジャーやサービス管理責任者(障害福祉サービス事業所の管理職)へのキャリアアップにもつながります。

介護福祉士の仕事内容や資格の活かし方については、「介護福祉士の仕事内容とは?介護職員との違いや資格の活かし方をご紹介」の記事をご一読ください。

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2.医療的ケアの知識を活かして業務の幅を広げられる

介護福祉士実務者研修を取得して医療的ケアの知識を身につけると、対応できる業務の幅が広がり、現場で頼りにされる存在になるでしょう。実際に現場で医療的ケアを行うには、「喀痰吸引等研修の実地研修の受講」や「都道府県への登録」などの要件を満たす必要があるので、興味がある方は確認しておくと安心です。

医療に関する知識を身につけることで、就職や転職の際に有利になる可能性もあります。たとえば、特別養護老人ホームで看取りを行う際や、介護老人保健施設で医療が必要な方のケアを行う際に、専門知識があれば安全な介護や適切な連携ができるでしょう。

3.資格手当や昇給による給与アップの可能性がある

職場によっては、介護福祉士実務者研修を取得することで、資格手当の支給や昇給の対象になるかもしれません
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)」をもとに、2024年における介護職員の保有資格別の平均給与をまとめました。

保有資格平均給与(月給・常勤)
資格なし29万620円
介護職員初任者研修32万4,830円
介護福祉士実務者研修32万7,260円
介護福祉士35万50円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)

介護福祉士実務者研修を保有する介護職員の平均給与は、無資格の方に比べて3.6万円以上高い結果です。収入を安定させて介護業界で長く活躍したい人にとって、目に見える形で待遇が向上するのは魅力といえます。

なお、上記の給与額はあくまで、基本給・手当・賞与などを合算したひと月当たりの給与の平均値です。昇給制度や資格手当の有無・金額は職場によって異なるため、事前に確認しておくと良いでしょう。

4.サービス提供責任者としてマネジメントに携われる

介護福祉士実務者研修を取得すると、訪問介護事業所の管理職である「サービス提供責任者」の資格要件を満たせます。サービス提供責任者になると、利用者さんへの直接的な身体介護や生活援助だけではなく、現場のまとめ役としてマネジメント業務に携わることが可能です。
ホームヘルパーへの指導やケアマネジャーとの連携といった責任ある業務を担うことで、スキルアップや待遇の向上も期待できるでしょう。

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介護福祉士実務者研修は働きながら取得を目指せる?

介護福祉士実務者研修は、働きながら取得を目指せます。介護施設や事業所によっては、福利厚生やキャリアアップ支援の一環として、資格取得支援制度が設けられていることも。受講にあたってシフトを調整してくれたり、職場が受講料を全額または一部負担してくれたりする場合があるため、制度があれば積極的に活用しましょう。

「働きながら研修を受けるのは大変そう…」「今の職場は資格取得を目指しにくい」という方は、介護業界に特化した転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。
レバウェル介護(旧 きらケア)では、キャリアアドバイザーがあなたの経歴や希望条件をヒアリングして、働きながら資格取得を目指せる職場をご紹介します。職場の資格取得支援の実績や、制度の詳細な情報もお伝えすることが可能です。サービスはすべて無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。

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介護福祉士実務者研修を取得する際の注意点

ここでは、介護福祉士実務者研修を取得する際の注意点をご紹介するので、受講予定の方は確認してみてください。

介護福祉士国家試験を受験する方は早めに申し込みをする

介護福祉士国家試験の受験を見越して介護福祉士実務者研修の取得を目指す方は、遅くとも受験前年の6~7月末ごろまでには受講を申し込むと良いでしょう

介護福祉士国家試験の受験申し込みは、例年7月下旬~9月上旬ごろに行われています。実務経験ルートの場合、申し込み時に介護福祉士実務者研修の「修了証明書」または「修了見込証明書」の提出が必要です。研修の実施機関に修了見込証明書を発行してもらうには、受講申し込みが完了していなければなりません。

また、受験年度の3月31日までに介護福祉士実務者研修の全カリキュラムを修了する必要があります。もしも期限までに修了できなかった場合、介護福祉士国家試験に合格しても無効となるため注意しましょう。

試験勉強の時間を確保するためにも、直前になって焦らないよう余裕を持ったスケジュールを立てるのがおすすめです。

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無料・割引で受講できる制度を確認しておく

介護福祉士実務者研修は、国や自治体が実施する公的な支援制度を利用することで、無料もしくは割引価格で受講できる場合があります。スクール独自の割引キャンペーンや職場の資格取得支援だけではなく、自分が公的な支援制度の対象かどうかも申し込み前に確認しておくと良いでしょう。

ここでは、厚生労働省が管轄してハローワークが提供する公的なキャリア支援制度として、「職業訓練制度」と「教育訓練給付制度」の2つの方法をまとめました。

職業訓練制度

現在離職中の方や求職中の方は、ハローワークが実施する職業訓練を利用できる可能性があります
職業訓練は、雇用保険(失業保険)の受給資格がある方向けの「公共職業訓練(離職者訓練)」と、フリーランスなど雇用保険の受給資格がない方向けの「求職者支援訓練」の2種類です。ハローワークを通して申し込むことで、介護福祉士実務者研修などの職業訓練の講座を、受講料無料で受けられます。

「公共職業訓練」では、雇用保険を受給しながら講座を受講できる場合があるでしょう。また、「求職者支援訓練」においては、本人の収入が月8万円以下・世帯全体の収入が月30万円以下といった一定の要件を満たせば、受講期間中に月10万円の職業訓練受講手当や交通費を受け取りながら資格取得を目指せます。

ただし、職業訓練を利用するには、ハローワークで求職申込みと職業相談を行ったうえで、面接や筆記試験などの選考に合格することが必要です。また、給付金を受け取るには、原則としてすべての訓練実施日に出席しなければなりません。
訓練は平日の日中(午前9時〜午後5時など)に行われる傾向があり、毎日通学する必要があるため、まとまった学習スケジュールを確保できる方に適した制度といえるでしょう。

教育訓練給付制度

現在雇用保険に入って働いている方や離職から1年以内の方は、「教育訓練給付制度」を利用できる可能性があります。教育訓練給付制度の対象者は、「雇用保険の加入期間が1年以上ある」などの一定の条件を満たす方です。

給付金の対象となる教育訓練は「専門実践教育訓練」「特定一般教育訓練」「一般教育訓練」の3種類あります。介護福祉士実務者研修はすべての対象ですが、実際にどの制度を利用できるかは講座によって異なるので、申し込み前に確認しておきましょう。

給付率が最も高い「専門実践教育訓練」の指定講座を修了した場合、受講費用の50%が支給されます。さらに資格取得や就職、賃金アップなどの要件を満たせば、最大で受講費用の80%が支給される仕組みです。なお、専門実践教育訓練を受講する場合、雇用保険の加入期間が2年以上必要とされます。

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介護福祉士実務者研修のスクール選びのコツ

介護福祉士実務者研修を無理なく取得するには、自分に合ったスクールを選ぶことが大切です。以下で、スクール選びで失敗しないためのポイントを解説します。

受講料の安さだけで妥協しない

介護福祉士実務者研修の受講料はスクールによって異なりますが、「一番安いから」という理由だけで選んでしまうと後悔するかもしれません
受講料が安いスクールは、授業の振替に毎回追加料金がかかったり、サポート体制が手薄だったりする場合があります。目先の安さにとらわれず、「トータルの費用対効果」で比較することが大切です。

たとえば、将来的に介護福祉士を目指している方は、介護福祉士実務者研修と「国家試験対策講座」がセットになったコースを選ぶ選択肢もあります。セット割引が適用されるだけではなく、同じスクールで一貫した指導を受けられるため、試験勉強を効率良く進められるでしょう。

スクーリングの教室へのアクセスを確認する

通信講座を活用する場合も、介護福祉士実務者研修のカリキュラムの一部はスクーリング(通学)が必須のため、通いやすさが重要です。「自宅や職場から通いやすい場所にあるか」「最寄り駅からのアクセスは良いか」などを確認し、無理なく通学できる立地のスクールを選ぶと良いでしょう。

特に働きながら受講する場合、長期間の通学が負担にならないよう、無理なく通い続けられる距離のスクールを選ぶのがポイントです。

受講スケジュールを確認する

自分の生活スタイルに合った受講スケジュールが組めるかどうかも、確認しておくのがおすすめです。スクールによっては、平日の日中だけではなく、夜間コースや土日コースの講座を用意している場合があります。
「仕事の休日に合わせて通えるか」「無理のないペースで学習を進められる日程か」などを確認すると良いでしょう。

サポート体制を確認する

欠席時の無料振替や質問対応といった、スクールのサポート体制を事前に確認することも大切です。急な仕事や体調不良で、どうしてもスクーリングに参加できなくなる可能性もあります。

また、自宅での通信学習で分からないことがあった際に、メールや専用フォームから気軽に質問できるサポート体制が整っているスクールを選べば、疑問を解消しながら学習を進められるでしょう。

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【体験談】介護福祉士実務者研修を取得して良かったこと

ここでは、実際に介護福祉士実務者研修を取得した介護職の体験談として、リアルな声をご紹介します。

介護福祉士実務者研修を取得したことで、現場で働きながら覚えた身体介護を、正しい介護技術として学び直すことができました。介護職員初任者研修では触れなかった喀痰吸引などの医療的ケアも学べたので、対応できる業務の幅が広がりましたね。講師の方から「実際の現場ならどう動くか」という視点で直接アドバイスをもらい、毎日のケアに自信を持って取り組めるようになりました。(30代前半・女性・特別養護老人ホーム勤務)

介護福祉士実務者研修を取得して良かったことは、サービス提供責任者にキャリアアップできたことと、介護福祉士の受験資格を満たせたことです。働きながらの受講は一定の大変さがありましたが、実際に事業所内で役職が上がり、資格手当もついてお給料がアップしました。今は介護福祉士の資格取得に向けて勉強しています。今後のキャリアを考えると、早い段階で受講しておいて正解でした。(40代前半・女性・訪問介護事業所勤務)

介護業界への転職を考えた際に、少しでも有利になればと思い、介護福祉士実務者研修を受講しました。結果的に選考で即戦力候補として評価してもらえ、希望の施設に無事就職できました。実際に働き始めてからも、スクールで教わった知識や実技、利用者さんとの接し方が役立つ場面が多く、就職前にしっかり勉強しておいて良かったと感じています。(20代後半・男性・介護付き有料老人ホーム勤務)

介護福祉士実務者研修を受講した方は、業務の幅が広がったり、学んだノウハウが実際の介護現場で役立ったりすることで、「介護福祉士実務者研修を取得して良かった」と感じるようです
また、スキル面だけではなく、キャリアや待遇面でのメリットを実感する声も少なくありません。

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実務者研修を受けた感想をご紹介!メリットや大変な部分、取得するコツは?

介護福祉士実務者研修に関してよくある質問

ここでは、介護福祉士実務者研修についてよくある質問に回答します。介護福祉士実務者研修の受講を悩んでいる方は、参考にしてください。

介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修どちらを受けるべき?

すでに介護現場での実務経験がある方や、最短でキャリアアップを図りたい方は、介護福祉士実務者研修を受けると良いかもしれません。現場で培った基礎知識があれば、専門的な講義にもスムーズについていけるでしょう。また、実務経験が3年程度ある方なら、介護福祉士実務者研修を修了することで介護福祉士国家試験の受験要件を満たせます。
一方で、介護業界が未経験の方やまだ経験が浅い方は、入門資格である介護職員初任者研修から段階的に取得を目指すと、無理なくスキルアップを図れるでしょう。

介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修のどちらから受けるべきかは、介護経験の長さやキャリアの目標によって異なります。介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修の違いについては、この記事の「介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修の違い」をご覧ください。

介護福祉士実務者研修を受けるには特別な条件がありますか?

介護福祉士実務者研修を受けるのに特別な条件はなく、誰でも挑戦できます。「先に介護職員初任者研修を取得する必要がある?」と思う人もいるかもしれませんが、介護資格を持っていなくても受講することが可能です。
無資格から介護福祉士実務者研修の取得を目指す方は、「実務者研修を無資格で受講するメリットは?初任者研修とどっちがいい?」の記事もチェックしてみてください。

介護福祉士実務者研修は難しい?

介護福祉士実務者研修を難しいと感じるかどうかは、実務経験の有無などによって異なりますが、学習時間を確保できれば取得の難易度はそれほど高くないでしょう。介護福祉士実務者研修は、約450時間のカリキュラムを修了すれば取得できます。スクールによっては修了試験を行う場合もありますが、到達度を測るためのもので受講者を落とす試験ではありません。
介護福祉士実務者研修の難易度について知りたい方は、「実務者研修は難しい?資格取得の難易度やスムーズに修了するコツを解説」の記事をご一読ください。

介護福祉士実務者研修に免除制度はありますか?

介護福祉士実務者研修は、保有資格によってカリキュラムが免除される制度があります。たとえば、介護職員初任者研修を取得していれば、重複する130時間分のカリキュラムの受講を免除可能です。ほかにもホームヘルパー1級や介護職員基礎研修といった資格を持っていると、カリキュラムが一部免除されます。
介護福祉士実務者研修の免除制度が適用される資格については、「介護福祉士実務者研修の受講が免除になる資格は?費用が安くなる制度も紹介」の記事を参考にしてみてください。

ホームヘルパー1級で介護福祉士実務者研修はどのくらい免除される?

厚生労働省の「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について 別添1」によると、旧ホームヘルパー1級を保有している場合、355時間分の科目が免除されます。「介護過程III」「医療的ケア」の2科目(計95時間+医療的ケアの演習)の受講のみで、介護福祉士実務者研修を取得することが可能です。
ホームヘルパー1級はすでに廃止された資格ですが、過去に取得した方は介護福祉士実務者研修の取得や介護業務に活用できます。

介護福祉士実務者研修は働きながら無料で取得できる?

職場の資格取得支援制度を利用すれば、介護福祉士実務者研修を働きながら無料で取得できる可能性があります。資格取得支援の有無や内容は職場によって異なるので、事前に確認しておくことが大切です。
特に、対象資格や負担金額はチェックしておきましょう。職場によっては、受講日が出勤扱いになったり勉強会を開催してくれたりすることも。職場に資格取得支援制度があれば、上手く活用して資格取得を目指すと良いでしょう。
働きながらお得に介護福祉士実務者研修を受講したい方は、「実務者研修は働きながら無料で取得できる?支援制度や申し込み条件、選び方」の記事をご覧ください。

介護福祉士実務者研修と介護福祉士の違いは?

介護福祉士実務者研修と介護福祉士の主な違いは、国家資格であるかどうかです。介護福祉士実務者研修は公的資格で、国の定める基準をもとに、都道府県などが指定するスクールが研修を行います。一方で、介護福祉士は介護系の資格のなかで唯一の国家資格であり、取得した人だけが介護福祉士を名乗れる「名称独占資格」です。
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士国家試験を実務経験ルートで目指す際の要件の一つのため、介護福祉士のキャリアアップにつながる重要な資格といえます。
介護福祉士の受験資格を得るルートについては、「介護福祉士の受験資格を得るルートを解説!必要な実務経験や試験概要は?」の記事をチェックしてみてください。

まとめ

介護福祉士実務者研修とは、介護職員初任者研修の上位に位置付けられている資格。介護福祉士国家試験を「実務経験ルート」で受験する際の必須要件の一つです。受講すると、基本的な介護のノウハウだけではなく、医療的ケアの専門知識も学べます。

介護福祉士実務者研修に受講要件はなく、無資格・未経験から受講することが可能です。しかし、介護の基礎知識がないとカリキュラムについていくのを難しいと感じる場合があるため、介護職員初任者研修から段階的に取得する方も少なくありません。

無資格の方は、介護福祉士実務者研修を取得するのに、約450時間のカリキュラムを修了する必要があります。一方、介護職員初任者研修や旧ホームヘルパー1級といった介護資格を保有している方は、重複するカリキュラムが免除される仕組みです。

介護福祉士実務者研修のスクールは全国に多数あるため、自分のスケジュールに合う日程の講座を選べば、働きながら取得を目指せます。ただし、仕事と勉強を両立するには、職場環境も大切です。「仕事が忙しくて研修を受講できそうにない…」という方は、転職するのも選択肢の一つでしょう。

今の働き方で介護福祉士実務者研修のスクールに通えるか不安な方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。
資格取得支援制度が充実した求人をご紹介するだけではなく、プロの視点から将来のキャリアパスに関するアドバイスも行っています。「まずは今後のキャリアについて相談だけしたい」という方も、お気軽にお問い合わせくださいね。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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