
この記事のまとめ
- 介護福祉士実務者研修のカリキュラムは全20科目・約450時間
- 実務者研修の学習内容は、介護技術や介護計画の作成、医療的ケアの手技など
- 実務者研修の受講期間は保有資格によって異なり、無資格なら最短およそ半年
介護福祉士実務者研修に興味があり、「学習内容が知りたい」という方もいるのではないでしょうか?介護福祉士実務者研修の学習内容は、「人間の尊厳と自立」「介護の基本l・ll」など、20科目・450時間のカリキュラムです。この記事では、介護福祉士実務者研修の学習内容を科目別に解説します。資格取得の難易度やメリットもまとめたので、ぜひ介護業界のキャリアの参考にしてみてください。
目次
介護福祉士実務者研修のカリキュラムの内容
介護福祉士実務者研修を修了するには、20科目450時間のカリキュラムを受ける必要があります。以下に、科目と学習時間の目安、介護職員初任者研修を修了した方の免除科目をまとめました。
| 科目 | 学習時間 | 初任者研修修了者の免除 |
| 人間の尊厳と自立 | 5時間 | 免除あり |
| 社会の理解l | 5時間 | 免除あり |
| 社会の理解ll | 30時間 | ‐ |
| 介護の基本l | 10時間 | 免除あり |
| 介護の基本ll | 20時間 | ‐ |
| コミュニケーション技術 | 20時間 | ‐ |
| 生活支援技術l | 20時間 | 免除あり |
| 生活支援技術ll | 30時間 | 免除あり |
| 介護過程l | 20時間 | 免除あり |
| 介護過程ll | 25時間 | ‐ |
| 介護過程lll(スクーリング) | 45時間 | ‐ |
| 発達と老化の理解l | 10時間 | ‐ |
| 発達と老化の理解ll | 20時間 | ‐ |
| 認知症の理解l | 10時間 | 免除あり |
| 認知症の理解ll | 20時間 | ‐ |
| 障害の理解l | 10時間 | 免除あり |
| 障害の理解ll | 20時間 | ‐ |
| こころとからだのしくみl | 20時間 | 免除あり |
| こころとからだのしくみll | 60時間 | ‐ |
| 医療的ケア | 50時間 ※別途演習あり | ‐ |
| 合計 | 450時間 | 130時間 |
参考:厚生労働省「実務者研修における「他研修等の修了認定」の留意点について(p.3)」
介護福祉士実務者研修の内容の多くは通信講座で学習できますが、介護過程lllと医療的ケアの演習は通学が必須です。
通信講座を活用することで、スキマ時間に勉強を進められます。自分のスケジュールに合わせて勉強できれば、働きながらでも資格取得を目指しやすいでしょう。
出典
厚生労働省「介護福祉士養成施設等における「医療的ケアの教育及び実務者研修関係」」(2026年6月23日)
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ここでは、厚生労働省の「社会福祉士及び介護福祉士法施行規則等の一部を改正する省令の施行について(介護福祉士養成施設における医療的ケアの教育及び実務者研修関係)(p.25~p.33)」をもとに、介護福祉士実務者研修の学習内容を科目別に解説します。「どんな勉強をするのか知りたい」という方は、ぜひご一読ください。
なお、科目ごとに内容や到達目標、時間数が定められていますが、実際の研修では複数の科目をまたいで学習する場合もあります。
人間の尊厳と自立(5時間)
人間の尊厳と自立では、障がいのある方や高齢の方、健康な方が平等な立場で共存できる社会のあり方について考えます。
学習内容
介護を必要とする方に接する際の基本の理念として、尊厳やプライバシー保護について学ぶのが、「人間の尊厳と自立」の科目です。権利擁護や自立支援の必要性を学習し、本人主体のケアについて考えます。
到達目標
「人間の尊厳と自立」の到達目標は以下のとおりです。
- 尊厳の保持や自立・自律の支援、ノーマライゼーション、利用者さんのプライバシーの保護、権利擁護など介護の基本的な理念を理解する
つまり、介護職に必要な倫理観を身につけるための科目といえます。介護職は、利用者さんのデリケートなケアを行ったりプライバシーに関わる個人情報を取り扱ったりするため、相手の気持ちや権利を尊重することが重要です。
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社会の理解l(5時間)
社会の理解lでは、介護保険制度などについて学びます。
学習内容
介護保険の目的や基本理念、介護サービス・施設の種類、要介護認定を受けてから介護サービスを利用するまでのプロセスなどが、「社会の理解l」の学習内容です。介護職員をはじめ、介護業界で働く職種の役割を理解する科目でもあります。
到達目標
「社会の理解l」の到達目標は以下のとおりです。
- 介護保険制度の体系と目的、介護サービスの種類と内容、サービス利用までの流れ、専門職の役割などを理解し、利用者さんにアドバイスできるようになる
介護保険制度の仕組みを学び、目的に応じた施設選びやサービス利用の支援を行うスキルを修得します。
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社会の理解ll(30時間)
社会の理解llは、社会保障制度や関連する法律などを学び、福祉への理解を深める内容です。
学習内容
社会の理解IIでは、「人間の尊厳と自立」や「社会の理解I」の学習内容を発展させ、活用できるさまざまな制度や法律を学びます。自助・共助・公助の理念を学習して地域福祉のあり方を考えたり、高齢者や障がいのある方の権利擁護に関する制度や法律を学んだりする内容です。
到達目標
「社会の理解ll」の到達目標は以下のとおりです。
- 家族や地域、社会との関連から生活と福祉をとらえられるようになる
- 社会保障制度の発達や体系、財源などについての基本的な知識を修得する
- 障害者自立支援制度の体系や目的、サービスの種類と内容、利用までの流れ、利用者負担、専門職の役割などを理解し、利用者さんに助言できるようになる
- 成年後見制度や生活保護制度、保健医療サービスなど、介護実践に関連する制度の概要を理解する
認知症を患う方や障がいのある方の金銭管理のための制度など、福祉の多様な制度を学ぶことで、実際に生活に困難を抱える方にどのようなアプローチができるのかを理解します。
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介護の基本l(10時間)
介護の基本lでは、介護福祉士制度の歴史や虐待防止に関する法制度、介護福祉士の職業倫理について学びます。
学習内容
介護の基本lは、介護福祉士の業務範囲や役割への理解を深める内容です。また、「人間の尊厳と自立」の学習を展開させ、自立の考え方を踏まえた尊厳の保持や介護実践のプロセスを学びます。
到達目標
「介護の基本l」の到達目標は以下のとおりです。
- 介護福祉士制度の沿革、法的な定義・業務範囲・義務などを理解する
- 個別ケアやICF(国際生活機能分類)、リハビリテーションなどの考え方を踏まえ、尊厳の保持、自立に向けた介護を展開するプロセスなどを理解する
- 介護福祉士の職業倫理、身体拘束禁止・虐待防止に関する法制度などを理解し、倫理を遵守する
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士に必要な知識やスキルを身につけることを一つの目的としているため、介護福祉士の役割やキャリアパスへの理解が求められます。
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介護の基本ll(20 時間)
介護の基本llでは、介護を必要とする方の生活状況を把握して、適切な介護サービスを提供するための知識や技術を学びます。
学習内容
介護の基本llの学習内容は、高齢者や障がいのある方がどのような生活課題を抱えているのか、家庭や社会において自立した生活を送るために必要なことは何かなど、支援対象者のニーズを考えることです。必要な支援を円滑に提供するために、関係機関の機能や連携の方法も学びます。
さらに、重要な事故を防止するための対策や感染症対策の基本などの知識も修得。利用者さんの安全管理に加え、介護職員の健康管理や適切な労働環境についても勉強します。
到達目標
「介護の基本ll」の到達目標は以下のとおりです。
- 介護を必要とする高齢者や障がいのある方などの生活を理解し、ニーズや支援の課題を把握できる
- チームアプローチに関わる職種や関係機関の役割、連携方法に関する知識を修得する
- リスクの分析と事故防止、感染管理など、介護における安全確保に関する知識を修得する
- 介護福祉士の心身の健康管理や労働安全対策に関する知識を修得する
利用者さんの生活を把握したうえで課題を分析し、介護サービスに反映させることが介護職員に求められる専門性です。介護の基本llは、利用者さんが安全に過ごすための環境整備やセルフケアの知識も修得し、専門職として長期的に活躍する基盤を築く科目でもあります。
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コミュニケーション技術(20時間)
コミュニケーション技術では、介護を必要とする方やそのご家族とのコミュニケーションについて学びます。
学習内容
コミュニケーション技術の学習内容は、「介護におけるコミュニケーション技術」「介護場面における利用者さん・ご家族とのコミュニケーション」「介護におけるチームのコミュニケーション」です。
利用者さんの運動機能に応じた声かけの工夫や、認知機能や聴力に配慮した非言語的コミュニケーションの活用などを学習します。利用者さんとのコミュニケーションだけではなく、ご家族と信頼関係を築いて連携する技術や、職員間の情報共有のための記録作成・会議での報告などのスキルも修得する内容です。
到達目標
「コミュニケーション技術」の到達目標は以下のとおりです。
- 利用者さんやご家族とのコミュニケーション・相談援助の技術を修得する
- 援助関係を構築し、ニーズや意欲を引き出せる
- 利用者さんの感覚機能、運動機能、認知機能などに応じたコミュニケーションの技法を選択・活用できる
- 状況や目的に応じた記録、報告、会議などでの情報共有ができる
コミュニケーションは、円滑に介護サービスを提供したり利用者さんの要望をヒアリングしたりする際に欠かせないものです。信頼関係を築くためには、相手の状況に配慮しながらコミュニケーションを取るスキルが求められます。
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生活支援技術l(20時間)
生活支援技術lでは、ICF(国際生活機能分類)の枠組みや身体介護の基礎知識、福祉用具の活用などについて学習します。
学習内容
生活支援技術lの学習内容は、「生活支援とICF」「ボディメカニクスの活用」「介護技術の基本」「環境整備や福祉用具活用などの視点」です。ICFや介護技術については、介護福祉士国家試験でも多く取り上げられるので、介護福祉士実務者研修の科目のなかでも重要な科目の一つといえるでしょう。
ICFとは、健康状態や活動内容、生活環境などを分類するもので、本人にできることや生活の在り方を考える足がかりとなります。介護サービスはあくまで利用者さんの生活における一つの要素であると理解し、その場のケアを行うだけではなく総合的に生活を捉えるためにも、ICFの考え方を知ることは重要です。
また、介護に携わるうえで必要なスキルとして、介護技術の基本的な知識・技術や福祉用具の活用を学びます。
到達目標
「生活支援技術l」の到達目標は以下のとおりです。
- 生活支援における ICF の意義と枠組みを理解する
- ボディメカニクスを活用した介護の原則を理解し、実施できる
- 介護技術の基本(移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱、整容、口腔清潔、家事援助など)を修得する
- 居住環境の整備や福祉用具の活用などにより、利用者さんの生活環境を整備する視点・留意点を理解する
正しい介護技術の修得により、介護を受ける人や介護をする人の負担を軽減できます。
生活支援技術Iで介護技術やボディメカニクスの基礎を修得し、応用的な科目の学習につなげるのが、介護福祉士実務者研修の学習の流れです。
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生活支援技術ll(30時間)
生活支援技術llでは、利用者さんの心身の状態に応じた支援を行うための介護技術を学びます。前述の生活支援技術lの学習内容を深め、介護技術の専門性を高める科目です。
学習内容
生活支援技術llは、認知機能や身体機能、生活環境などが異なる利用者さんに対し、必要な支援を安全に行う方法を学ぶ内容です。また、終末期の介護についても学習し、「利用者さんのそのときの状況に応じて必要なケアは何かを考えるスキル」を養います。
到達目標
「介護支援技術ll」の到達目標は以下のとおりです。
- 移動・移乗、食事、入浴・清潔保持、排泄、着脱・整容・口腔清潔、睡眠、終末期の介護において、利用者さんの心身の状態に合わせた介護や福祉用具などの活用、環境整備を行える
基本的な介護技術を応用し、利用者さん一人ひとりの状況を見て適切な支援を行うための知識を修得するのが、生活支援技術llの目標です。実際の介護現場では、利用者さんによって生活歴や必要なサポートが異なることを理解し、相手に寄り添った介助方法や声かけを行う必要があります。
介護過程l(20時間)
介護過程lでは、「利用者さんがその人らしい生活が送れるように支援する」ことを目標に、介護過程を展開するための知識と技術を学びます。
学習内容
介護過程lの学習内容は、「介護過程の基礎的知識」「介護過程の展開」「介護過程とチームアプローチ」です。介護過程とは介護サービスの提供プロセスのことで、「アセスメント(情報収集・課題分析)」「介護計画の立案」「介護の実践」「評価」を繰り返し行います。
介護過程を展開し、課題の分析やサービスの評価を行うことで、根拠をもって介護サービスを提供することが可能です。また、多職種で構成される介護チームが同じ方向を向いてケアを実践するためにも、援助方針や目標の決定・共有は欠かせません。
到達目標
「介護過程I」の到達目標は以下のとおりです。
- 介護過程の目的や意義、展開方法などを理解する
- 介護過程を踏まえ、目標に沿って計画的に介護を行えるようになる
- チームで介護過程を展開するための情報共有の方法や、各職種の役割を理解する
介護計画がどのように立案されるのか、計画を実践することでどのような効果を見込めるのかを知る科目が、介護過程Iです。介護過程の必要性や展開の流れを理解できれば、一つひとつの業務に納得して取り組めるでしょう。
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介護過程ll(25時間)
介護過程llでは、前述の介護過程lの内容をさらに発展させます。アセスメントから評価まで、介護過程の展開の各段階に対する理解を深め、実際に介護過程を展開する科目です。
学習内容
介護過程llの学習内容は、「利用者さんの状態について事例を設定し、介護過程を展開する」「観察のポイントや安全確保・事故防止、家族支援、他機関との連携などについて考察する」です。
介護過程を展開する際は、まず利用者さんの介護度や医療依存度、家庭環境などの基本情報を集めます。集めた情報を参考にしつつ、利用者さんやご家族と接するなかで見える不安や困りごとに目を向けて課題を分析し、介護計画を立案。介護サービスの提供開始後は、効果を検証して必要に応じて計画の見直しを行います。
到達目標
「介護過程ll」の到達目標は以下のとおりです。
- 情報収集やアセスメント、介護計画立案・実施、モニタリング、介護計画の見直しを行える
設定された事例をもとに、この介護過程展開の一連の流れを実践したり留意点を考察したりするのが、介護過程llの科目です。実際のプロセスを経験し、介護計画の作成や見直しに必要な視点を養います。
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介護過程lll(スクーリング)(45時間)
介護過程lllはスクーリングが必須の科目で、根拠に基づいて介護過程を展開するスキルを修得することを目的としています。介護計画の作成や実践を適切に行うために、プロの介護職員としての専門的な視点を磨く科目です。
学習内容
介護過程lllの学習内容は、「介護過程の展開の実際」「介護技術の評価」です。さまざまな事例を用いて介護過程を展開します。
介護計画を作成する際は、ほかの受講生と意見交換をしながら、「どのようなニーズがあるのか」「ニーズを満たすためには具体的にどのような支援を行うべきか」などを検討。正解のないなか、グループワークでそれぞれの意見を出し合って最適な計画を立案するなかで、関係者間で連携してチームケアを行うスキルも身につくでしょう。
また、介護技術の項目は、実際に介助や声かけを行って介護技術を修得する内容です。たとえば、車いすでの外出を支援するシチュエーションの場合、「支援内容の説明」「移乗の介助」「坂道での車いすの操作」などを適切に行えるかが評価されます。
到達目標
「介護過程lll」の到達目標は以下のとおりです。
- 介護福祉士実務者研修課程で学んだ知識・技術を確実に修得し、活用できる
- 知識・技術を総合的に活用し、利用者さんの心身の状況などに応じて介護過程を展開し、系統的な介護(アセスメント、介護計画立案、実施、モニタリング、介護計画の見直しなど)を提供できる
- 介護計画を踏まえ、安全確保や事故防止、ご家族との連携・支援、他職種や他機関との連携を行える
- 知識・技術を総合的に活用し、利用者さんの心身の状況などに応じた介護を行える
介護過程lllは、実際の介護計画作成や介護の実践に大きく関わる科目です。研修で学んだ内容を実技に落とし込み、利用者さんやご家族にとって必要な支援を提供する技術を身につけます。
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発達と老化の理解l(10時間)
発達と老化の理解lでは、老化が身体や精神に及ぼす影響について学びます。
学習内容
発達と老化の理解lの学習内容は、「老化に伴う心の変化と日常生活への影響」「老化に伴うからだの変化と日常生活への影響」です。
老化による心理的な変化が、高齢者の生活や行動にどのように影響するのかを理解します。また、「姿勢の変化」「皮膚の変化」「免疫機能の変化」など、老化による身体的な変化も学習内容です。
到達目標
「発達と老化の理解l」の到達目標は以下のとおりです。
- 老化に伴う心理的な変化の特徴と日常生活への影響を理解する
- 老化に伴う身体的機能の変化の特徴と日常生活への影響を理解する
老化によって心理的・身体的にどのような変化が生じやすいのかを知り、高齢者への理解を深めることが目的の科目です。支援が必要になる理由や生活課題が分かると、相手の立場を考えた関わり方ができるでしょう。
発達と老化の理解ll(20時間)
発達と老化の理解llでは、老年期を含めた人間の成長・発達と、老化に伴う課題について学びます。
学習内容
発達と老化の理解llの学習内容は、「人間の成長・発達」「老年期の発達・成熟と心理」「高齢者に多い症状・疾病などと留意点」です。
発達段階の基本的な考え方に、「人間は生まれてから最期のときまで心身の変化があり、発達や成長を続ける」というものがあります。老年期の発達課題は、「仕事をリタイアしたことによる役割の変化」や「近しい人との死別による喪失感を乗り越えること」などです。
高齢者やそのご家族と関わる介護職員は、「社会参加の機会が減るなかでの生きがいとは何かを考える」「喪失感を抱える利用者さんやご家族の話を傾聴して寄り添う」といった関わり方ができるでしょう。
さらに、高齢者に多い視力低下・聴力低下などの症状や原因疾患、支援の際に気をつけるべきポイントなども学び、利用者さんに配慮したケアを行うスキルを修得します。
到達目標
「発達と老化の理解ll」の到達目標は以下のとおりです。
- 発達の定義や発達段階、発達課題について理解する
- 老年期の発達課題、心理的な課題と支援の留意点を理解する
- 高齢者に多い症状・疾病などと支援の留意点を理解する
高齢者がどのような悩みや不安を感じやすいのかを理解し、相手の状況に合った支援や声かけができるようになるために、老年期の発達課題や老化の影響を学びます。老年期にも発達課題があると知ると、自身や家族が年齢を重ねることへの心構えにもつながるでしょう。
認知症の理解l(10時間)
認知症の理解lでは、認知症ケアの考え方や認知症が生活に及ぼす影響・心理状態、認知症を患う方やそのご家族との関わり方を学びます。
学習内容
認知症の理解lの学習内容は、「認知症ケアの理念」「認知症による生活障がい、心理・行動の特徴」「認知症の人との関わり・支援の基本」です。
認知症ケアの基本的な理念の一つに、「パーソン・センタード・ケア」があります。これは、認知症という疾患ではなく、利用者さん個人に焦点を当てて関わるという考え方です。「認知症だから」と決めつけるのではなく、「この利用者さんは今何を不安に感じているのか」「どのような生活を送ってきて何を重視しているのか」など、その人らしさや個別性に着目して支援を行うことが重要といえます。
到達目標
「認知症の理解l」の到達目標は以下のとおりです。
- 認知症ケアの取り組みの経過を踏まえ、今日的な認知症ケアの理念を理解する
- 認知症による生活上の障がい、心理・行動の特徴を理解する
- 認知症を患う方やそのご家族に対する関わり方の基本を理解する
高齢者のサポートをするうえで認知症ケアの知識は欠かせません。認知症の症状や心理への理解を深めることが、利用者さんやご家族の気持ちに寄り添ったケアにつながります。
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認知症の理解ll(20時間)
認知症の理解llでは、認知症に関する医学的な知識や、地域の支援体制を活用するためのノウハウを学びます。
学習内容
認知症の理解llの学習内容は、「医学的側面から見た認知症の理解」「認知症の人や家族への支援の実際」です。
認知症の知識として、認知症の原因疾患や症状について学びます。また、居住環境やご家族の状況を把握して状況に応じた支援を行うスキルや、地域資源の活用に関する知識も修得する内容です。
到達目標
「認知症の理解ll」の到達目標は以下のとおりです。
- 代表的な認知症(若年性認知症を含む)の原因疾患や症状、障がい、認知症の進行による変化、検査・治療などの医学的知識を理解する
- 認知症を患う方の生活歴や疾患、ご家族・社会との関係、居住環境などについてアセスメントし、その状況に合わせた支援ができる
- 地域におけるサポート体制を理解し、支援に活用できる
認知症に関する医学的な知識や状況に応じた支援の実施、地域資源の活用などのスキルを身につけることが目標の科目です。
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障害の理解l(10時間)
障害の理解lでは、障がいの概念やこれまでの障害者福祉の歴史を踏まえたうえで、障害者福祉の理念を学びます。
学習内容
障害の理解lの学習内容は、「障害者福祉の理念」「障がいによる生活障がいや心理・行動の特徴」「障がいがある方やご家族への関わり・支援の基本」です。
障がいとは生活上の困難がある状態で、適切な支援によって自立を支援できることを理解したうえで、障がいに関する基礎知識を学びます。
到達目標
「障害の理解l」の到達目標は以下のとおりです。
- 障がいの概念の変遷や障害者福祉の歴史を踏まえ、今日的な障害者福祉の理念を理解する
- 障がいがある方が感じる生活上の障がいや、心理・行動の特徴を理解する
- 障がいのある方やそのご家族に対する関わり・支援の基本を理解する
障害福祉の理念への理解を深め、障がいがある方の課題について知り、基本的な支援方法を身につける必要があります。
障害の理解ll(20時間)
障害の理解llでは、障害の理解lで学んだ内容をさらに深掘りします。
学習内容
障害の理解llの学習内容は、「医学的側面からみた障がいの理解」「障がいのある方への支援の実際」です。
障がいの種類や原因、生活上の課題、身体機能面の医学的な知識などを学びます。また、ご家族の状況に応じた支援を行うスキルや、社会参加のサポートに関する知識も修得可能です。
到達目標
「障害の理解ll」の到達目標は以下のとおりです。
- さまざまな障がいの種類・原因・特性、障がいに伴う機能の変化などに関して、医学的知識を修得する
- 障がいのある方の、障がい、家族・社会関係、居住環境などについてアセスメントし、状況に応じた支援ができる
- 地域におけるサポート体制を理解し、支援に活用できる
障がいについて医学的な観点も踏まえて正しく理解し 、多角的な視点で支援ができるようになることが求められます。
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こころとからだのしくみl(20時間)
こころとからだのしくみlでは、介護の仕事に役立つ身体機能の基本を学びます。
学習内容
こころとからだのしくみlの学習内容は、「介護に関係した身体の仕組みの基礎的な理解」です。移乗や食事、入浴、排泄、清潔保持など、基本的な介護を行ううえで理解が必要な、人体の構造や仕組みについて学習します。
到達目標
「こころとからだのしくみl」の到達目標は以下のとおりです。
- 介護に関係した身体の構造や機能に関する基本的な知識を修得する
清潔保持の支援が感染症を防ぐうえで大切であることや、食事における身体的なプロセスなど、介護に関する身体機能の基本を学ぶ内容です。
こころとからだのしくみll(60時間)
こころとからだのしくみllでは、人間の基本的な欲求や心理、人体の構造と機能についての基本知識などを学習します。
学習内容
こころとからだのしくみllの内容は、「人間の心理」「人体の構造と機能」「身体の仕組み、心理・認知機能などを踏まえた介護におけるアセスメント・観察のポイント、介護・連携などの留意点」です。
人間の心理として、生命維持や安全確保のために人間が持つ基本的な欲求とその優先度を示す「マズローの欲求5段階」などを学びます。また、記憶のプロセスや、「長期記憶」「短期記憶」といった記憶の分類と特徴についても学習。高齢者や認知症を患う方に対する理解を深めます。
さらに、人体の仕組み、ボディメカニクスなども学習内容です。ボディメカニクスとは、身体の仕組みを理解して少ない負担で介護を行う技術を指します。具体的には、「重心を低くする」「重心を近づけて介護をする」「足を肩幅以上に開いて身体を支える面積を確保する」などです。
到達目標
「こころとからだのしくみll」の到達目標は以下のとおりです。
- 人間の基本的欲求や、学習・記憶などに関する基礎的知識を修得する
- 生命の維持・恒常や、人体の部位、骨格・関節・筋肉・神経、ボディメカニクスなど、人体の構造と機能についての基本的な知識を修得する
- 身体の仕組みや心理・認知機能などに関する知識を活用し、アセスメントや観察、介護、他職種との連携が行える
こころとからだのしくみの学習内容は、生活支援技術の科目と深く関係しています。人体の仕組みや人間の心理を知ることで、利用者さんの身体状態や心理状態、認知機能の状態を考慮した、安心感のある介護が行えるでしょう。
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医療的ケア(50時間+演習)
医療的ケアでは、医療的ケアを安全に実施するための基本的知識や手技、医療行為に関する法律や倫理を学びます。50時間の基礎学習に加えて、2~4日程度の通学による演習があるのが特徴です。
学習内容
医療的ケアの学習内容は、「医療的ケア実施の基礎」「喀痰吸引(基礎的知識・実施手順)」「経管栄養(基礎的知識・実施手順)」「演習」です。
喀痰吸引や経管栄養の概要、実施方法を学びます。ほかにも、利用者さんの健康管理や緊急対応、感染予防なども学習内容です。
医療的ケアの演習では、喀痰吸引と経管栄養の処置の手技を、シミュレーターという人形を用いて一人ずつ実践します。さらに、AEDの手配や心臓マッサージを行う「救急蘇生法」のスキルも修得可能です。
到達目標
医療的ケアにおける到達目標は以下のとおりです。
- 医療的ケアを安全・適切に実施するために必要な知識・技術を修得する
利用者さんの健康・安全を保つために、医療的ケアの実践と、「健康管理」「緊急対応」「感染予防」といったリスク管理を学びます。医療的ケアの知識やスキルを身につけると、医療職とのスムーズな連携にもつながる可能性があるでしょう。
出典
厚生労働省「介護福祉士養成施設等における「医療的ケアの教育及び実務者研修関係」」(2026年6月23日)
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介護福祉士実務者研修の取得難易度
介護福祉士実務者研修の取得難易度はそれほど高くありません。すべてのカリキュラムを修了すれば資格を得られます。介護福祉士実務者研修は受講資格が定められておらず、誰でも挑戦可能です。また、修了試験の実施は義務ではありません。
スクールによっては、理解度の確認のために修了試験を行う場合があるので、スクール選びの際に確認しておきましょう。修了試験がある場合も、しっかりと学習しておけば合格できるレベルです。もしも不合格になったとしても、追試を受けられるスクールが多いのでご安心ください。
なお、スクーリングの際に、介護技術や医療的ケアの評価を目的に、実技の簡単なテストを行う傾向にあります。受講者を落とすための試験ではないため、合格が出るまであきらめずに取り組めば修了を目指せますが、専門的な技術の修得が必要です。
「実務者研修についていけないかも…」と不安な場合、講師のサポート体制が手厚いスクールを選ぶと良いでしょう。
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介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修の違い
介護福祉士実務者研修と介護職員初任者研修は、カリキュラムの時間数や専門性の高さに違いがあります。
初任者研修のカリキュラムは130時間であるのに対し、実務者研修は450時間で、時間数は3倍以上です。実務者研修は学習時間が長い分、医療的ケアなども勉強できるので、より専門性の高い介護の知識や技術を身につけられるでしょう。
一方、実務者研修と初任者研修の資格の共通点は、誰でも挑戦できるところです。保有資格や実務経験などの受講要件が定められていないので、無資格や未経験の方も取得を目指せます。
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介護福祉士実務者研修の取得にかかる期間
無資格者が介護福祉士実務者研修の取得にかかる期間は6ヶ月程度です。スクールに通う頻度や保有資格によって取得までの期間が異なります。保有資格によってカリキュラムが免除されるので、確認してみてください。
無資格から取得する場合は6ヶ月程度
無資格から介護福祉士実務者研修を取得する場合、450時間のカリキュラムをすべて受講しなければならないので、最短でも6ヶ月ほどかかります。
働きながら資格取得を目指す際は、仕事と勉強を両立するために適切にスケジュールを調整することが重要です。
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保有資格によっては科目が免除される
介護職員初任者研修を取得している方は、介護福祉士実務者研修を受講する際に、重複する130時間分のカリキュラムが免除されます。受講時間が320時間になるので、最短2ヶ月程度で取得することが可能です。
段階的に資格を学習したい方は、介護職の入門資格である初任者研修から取得するのも良いでしょう。免除科目を確認したい方は、「介護福祉士実務者研修のカリキュラムの内容」の項目をご覧ください。
ほかにも、ホームヘルパー1級の修了者は355時間、2級は130時間、介護職員基礎研修は400時間、実務者研修のカリキュラムが免除されます。ホームヘルパー1級・2級、介護職員基礎研修の資格は現在も有効ですが、すでに廃止されており新たに取得することはできません。
出典
厚生労働省「介護福祉士養成施設等における「医療的ケアの教育及び実務者研修関係」」(2026年6月23日)
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レバウェル介護の資格スクール介護福祉士実務者研修を取得するメリット
介護福祉士実務者研修を取得すると、キャリアアップにつながったり、給料がアップしたりするメリットがあります。以下で解説するので、ぜひチェックしてみてください。
キャリアアップにつながる
訪問介護の管理職である「サービス提供責任者(サ責)」になるための要件の一つに、介護福祉士実務者研修資格の取得があります。介護福祉士実務者研修を取得することで、サービス提供責任者を目指せるようになり、キャリアアップにつながるでしょう。資格を取得しておくと、転職で有利になる可能性もあります。
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介護の知識やスキルが身につく
介護福祉士実務者研修を取得することで、介護の正しい知識やスキルを身につけられます。知識やスキルの修得により、仕事の幅が広がったり、自分の仕事に自信をもてたりするでしょう。
適切な介護技術があれば、身体的な負担を軽減できたり、利用者さんへ安全な介護を提供できたりするメリットもあります。
経管栄養や喀痰吸引などの医療的ケアの知識が身につく
介護福祉士実務者研修を取得すると、経管栄養や喀痰吸引などの医療ケアに関する知識が身につくため、職場でも頼りにされるでしょう。経管栄養や喀痰吸引をするには、医療的な知識や技術が必要です。
なお、実際に利用者さんの医療的ケアを行うには、喀痰吸引等研修の実地研修の修了が必須。実地研修を受講して登録を行うことで、一部の医療的ケアに携われます。
資格手当が支給される
資格手当が支給される職場であれば、介護福祉士実務者研修の取得により給料アップが狙えるでしょう。
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.161)」によると、介護職員(常勤・月給制)の保有資格別の平均給与は、以下のとおりです。
| 保有資格 | 平均給与 |
| 無資格 | 29万620円 |
| 介護職員初任者研修 | 32万4,830円 |
| 介護福祉士実務者研修 | 32万7,260円 |
| 介護福祉士 | 35万50円 |
| 社会福祉士 | 39万7,620円 |
| 介護支援専門員(ケアマネジャー) | 38万8,080円 |
参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果 (p.161)」
無資格の方が介護福祉士実務者研修の資格を取得する場合、約3万円給料がアップする可能性があります。年収として計算すると36万円程度の収入アップを狙えるでしょう。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2026年6月23日)
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介護福祉士実務者研修は介護福祉士の取得に必要な資格
介護福祉士実務者研修は、介護福祉士を取得するための要件の一つとなっている資格です。介護福祉士を取得するルートはいくつかありますが、働きながら資格取得を目指す「実務経験ルート」では、介護福祉士実務者研修の取得と3年以上の実務経験が求められます。
介護福祉士の資格を取得すると、手厚い資格手当がもらえたり、転職の際に有利に働いたりすることも。介護業界で長期的な活躍をしたいと考えている方は、介護福祉士を積極的に目指すと良いでしょう。
事前に介護福祉士実務者研修を取得しておけば、介護福祉士の試験勉強に集中できます。介護福祉士国家試験は年に1回しか開催されません。受験資格を一つ満たしておけば、取得を考えたときに受験に挑戦しやすいでしょう。
出典
公益財団法人 社会福祉振興・試験センター「[介護福祉士国家試験]受験資格」(2026年6月23日)
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介護福祉士実務者研修についてよくある質問
ここでは、介護士福祉士実務者研修についてよくある質問に回答するので、取得を考えている方は参考にしてみてください。
実務者研修の資格を取得するとできる仕事って何?
介護福祉士実務者研修を取得することで携われる仕事は、訪問介護のサービス提供責任者(サ責)です。実務者研修を取得することでサ責の資格要件を満たせ、挑戦が可能になります。また、実務者研修のカリキュラムには医療的ケアが含まれるので、追加で実地研修を修了すれば、喀痰吸引・経管栄養の医療的ケアに携わることが可能です。
もっと詳しく知りたい方は、「実務者研修の資格でできる仕事は?取得のメリットや活躍できる職場をご紹介」をご覧ください。
介護福祉士実務者研修の実技試験の内容はどんなものなの?
介護福祉士実務者研修では、介護技術や医療的ケアの手技の修得を確認するための実技試験が行われます。受講者は、いくつかのグループに分かれて実技の練習を行う場合が多いようです。声かけや介助手順などを練習して覚え、講師からの評価を受けます。もしも不合格になった場合は、OKがもらえるまで挑戦することになるでしょう。
医療的ケアの演習に不安がある方は、「実務者研修の医療的ケアに落ちた…試験対策と演習内容、難易度を解説!」も参考にしてみてください。
まとめ
介護福祉士実務者研修のカリキュラムの内容は、「人間の尊厳と自立」「介護の基本l・ll」「介護過程l~lll」「医療的ケア」など、計20科目・約450時間です。10科目・130時間で構成される介護職員初任者研修と比べ、専門性が高く幅広い知識が身につく資格といえるでしょう。
介護福祉士実務者研修を取得すると、キャリアアップにつながったり、介護の知識やスキルが身についたりします。ほかにも、「医療的ケアの知識が身につく」「給料アップにつながる」などメリットは豊富です。
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転職を決めていない場合も、介護業界におけるキャリアプランの相談に対応可能です。介護のお仕事に関する悩みや疑問があるときは、いつでもご相談くださいね。
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実
元介護士ライター
グループホームに2年、訪問介護事業所に3年勤務。多くの高齢者や、障害のある方の介護に携わる。訪問介護事業所では、サービス提供責任者の業務も担当した。2022年に介護福祉士を取得。現在は、知識や経験を活かして、介護職員の方に役立つ情報を発信している。


