障害者施設とは?仕事内容と高齢者介護の違い

介護の仕事 2019年8月26日
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安心・安全サポートイメージ介護職は、高齢者向けの施設だけでなく、障害者支援施設でも活躍できます。
障害者支援施設とはどのような施設なのでしょうか。
こちらの記事では、障害者支援施設の概要や仕事内容、メリット・デメリットなどについて解説しています。

目次

障害者支援施設とは

障害者支援施設とは、ハンデがあり自宅での生活が困難である方が利用できる社会福祉施設です。
知的障がい・発達障がい・身体障がいなどの状態にある方を対象としており、障害者程度区分は4以上、50歳以上の場合は区分3以上と定められています。
障がいの種類や利用者さまの状態を把握し、最適な支援を行っている施設です。

利用者さまが自分らしい日常生活を過ごしていけるよう、日中活動のサポートや施設入所支援に取り組んでいます。
障害者支援施設で行っている主な支援内容は下記の通りです。

【生活介護】
ハンデのある方の日中活動をサポートする業務。
障がいのレベルに応じ、食事や入浴、着衣などの介助を担当します。
また、心身機能や生活能力の向上に繋がるような援助に努めているサービスです。

【就労支援介護】
利用者さまの就職をサポートする業務。
ハンデのある方の就職支援をするには、健康的な人と同じように一般的な就職をするケースと、補助があれば仕事ができるケースとがあります。
どちらの場合でも、利用者さまと就職先の適性を見極めながら仕事選びに取り組むことが大切です。

【余暇活動支援】
利用者さまの買い物や映画に行きたいといった希望があれば、それらの余暇活動をサポートする業務。
「同行援護」「行動援護」「移動支援」というように、障がいによって使えるサービスの名目は異なります。
支援の内容によっては、経験年数や資格取得が求められる場合もあるので注意が必要です。

また、障害者支援施設は、障害者更生施設・障害者授産施設・生活施設・地域利用施設の4種類に分けられます。

【障害者更生施設】
リハビリテーションや機能訓練、治療などを行う施設。
利用者さまが社会生活に適応していけるよう、生活習慣を身につけることを目的としています。

【障害者授産施設】
一般的な企業での勤務が難しい方を対象に、授産活動を実施。
施設内で仕事に取り組むことで労働意欲と技術を身につけられます。

【生活施設】
24時間体制で介護を必要としているハンデのある方を受け入れている施設。
ハンデのある方が一人暮らしをするための訓練を行っているところもあります。

【地域利用施設】
ハンデのある方へ文化的な活動を提供している施設の総称。
デイケアやレクリエーションなどのサービスを利用者さまの居住地に近い場所で行っています。

障害者支援施設は、障がいの種類や重度によって上記よりもさらに細かく区分されています。
また、入所や通所などの違いでも形態が分かれるため、施設の展開は多様化していると言えるでしょう。

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障害者支援施設での仕事

介護イメージ

障害者支援施設では、食事や入浴の介助、おむつ交換、レクリエーションなどを行います。
また、パソコンの操作方法や調理補助など、利用者さまの自立に向けた訓練にも対応。
必要であれば利用者さまや家族の相談に応え、掃除などの雑務も行います。
ハンデのある方の日常生活や社会生活を支援する仕事であり、基本的な業務は高齢者向けの施設と大きな変わりはありません。

入所施設の場合は、早出・日勤・遅出・夜勤の勤務形態があります。
利用者さまが就寝したあとは、定期的に巡視を行いながら翌日の準備を進めます。
自分の希望する働き方が実現できるかは、募集要項やWebサイトで事前に確認しておきましょう。

障害者支援施設で働くメリット・デメリット

障害者支援施設で働くメリットとデメリットとは、どのようなものがあるのでしょうか。
以下では、どのような人が向いているのかについても合わせて解説します。

【メリット】
障害者支援施設では、ハンデのある方々とコミュニケーションを深められます。
業務を通して障がいへの理解を深めることができ、高齢者介護とは異なる専門的な知識を得ることが可能です。
利用者さまの状態が安定しているときは、一緒に外出やイベントを楽しめるでしょう。
なお、身につけた知識や技術は、子育てや高齢者介護など別の分野でも役立てられます。

仕事をするにあたって根気は求められますが、ハンデのある方が介護を通して自立していく様子を見られると、大きなやりがいを感じられるでしょう。
業務内容によっては無資格から働けますが、資格を取得していれば手当の支給を受けられたり仕事の幅を広げたりすることができます。
施設によって福利厚生は異なるので、求人に応募する際は要項をしっかりチェックしておきましょう。

【デメリット】
介護業界は人手不足であるため、多忙な日々が続くケースが考えられます。
ときには利用者さまとの意思疎通を図ることが困難になり、職員の意図が伝わらない場合も。
自立歩行できる人が多いため身体的な負担は比較的少ない傾向にありますが、精神的な負担が大きいと言えます。
精神面で影響をもたらすことのないよう、利用者さまへの対処方法や考え方を工夫する必要があるでしょう。

【向いている人】
ハンデのある方の中には、自分の気持ちを上手く伝えられない人や落ち着くことが難しい人もいます。
相手がどんなことを考えているかを汲み取り、思いやりをもって対応できる方に向いているでしょう。
利用者さまがどのような状態にあるかを客観視し、気持ちの変化に寄り添うことが大切です。
また、自分の考えに固執せず、常に障がいについて学ぶ姿勢が求められます。

利用者さまとコミュニケーションを図りながら自分なりの仕事を展開できる人に向いている仕事です。

高齢者介護との違い

住宅イメージ障害者支援施設では、18歳以上のハンデのある方を受け入れています。
高齢者向けの施設とは異なり、若年層から高年齢層までサポートしているのが特徴的。
ハンデのある方の中には、先天性の人もいれば病気や事故で障がいをもった人もいます。
年齢や状態の違いのある利用者さまを対応するため、一人ひとりに適した丁寧な対応を行うことが大切です。
障害者支援施設によって描けるキャリアプランも変化します。
業務や施設の特徴を理解し、自分に合った環境で働きましょう。

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