ソーシャルワーカーとは?仕事内容や必要な資格をご紹介!

仕事 2021/01/21
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ソーシャルワーカーとは、医療・介護・福祉・教育などのさまざまな業界で、相談支援を行う人のことです。日常生活を送るうえで、困りごとや問題を抱えている方に対して専門的な援助や支援を行っています。このコラムでは、ソーシャルワーカーについて詳しく解説。具体的な仕事内容や必要な資格、平均給料、やりがいなどについてご紹介しているので、興味がある方はぜひご覧ください!

【目次】


ソーシャルワーカーとは
ソーシャルワーカーになるには
ソーシャルワーカーの種類と仕事内容
ソーシャルワーカーの働き方
ソーシャルワーカーの年収・給料
ソーシャルワーカーのやりがい・楽しさ・魅力
ソーシャルワーカーのつらいこと・大変なこと
ソーシャルワーカーの将来性
まとめ

ソーシャルワーカーとは


ソーシャルワーカーとは、主に国家資格である「社会福祉士」や「精神保健福祉士」を持つ方を指します。病気や障害、老化などによって日常生活を送るうえで支障のある方、そのご家族に対して、助言や支援を行うのが仕事です。
もともと「ソーシャルワーカー」は、社会福祉事業に携わる方の総称として使われていましたが、現在では、ソーシャルワーカーという職種名で働いている方はあまりいません。介護施設であれば「生活相談員」、病院であれば「医療ソーシャルワーカー」のように、職場に応じて呼称が変わるためです。

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ソーシャルワーカーになるには


ソーシャルワーカーになるには、働く施設によって資格が求められます。必要になる資格は異なり、病院であれば社会福祉士、精神科病院であれば精神保健福祉士が必須です。確実にソーシャルワーカーになりたいのなら、まずは資格取得を目指しましょう。

社会福祉士


ソーシャルワーカーを目指している方は、まず社会福祉士を取得しようとする方が多いようです。なぜなら社会福祉士は、社会的な認知度や信頼性の高い国家資格なので、身につけた知識やスキルは一生仕事に役立ちます。就職や転職をする際にも、良いアピール材料になるでしょう。社会福祉士を取得する代表的な方法は「4年制の福祉系大学で所定の課程を修了する」「福祉系の短大で所定の課程を修了して実務経験を積む」の2つです。福祉系の学校で指定科目を修了すれば、卒業と同時に国家試験の受験資格を得られます。また、一般の4年制大学や短大を卒業した方も、定められた養成施設への通学や所定の実務経験を積むことで、国家資格の受験が可能です。

精神保健福祉士


ソーシャルワーカーになるための資格として、社会福祉士のほかに精神保健福祉士があります。精神保健福祉士は、精神障害を持つ方に特化して援助を行える国家資格で、取得するにはいくつかの方法があります。資格を得るための代表的な方法は社会福祉士と同じで「福祉系の大学で所定の課程を修了する」「福祉系の短大で所定の課程を修了して、相談援助の実務経験を積む」の2つ。中には通信教育を行なっている学校もあるため、立地や学費面などから通学するのが難しい場合は、通信教育の利用がおすすめです。なお、一般の4年制大学や短大を卒業した方は、定められた養成施設への通学や実務経験を積むことで、国家試験を受験できるようになります。こちらも社会福祉士と同じ条件です。

社会福祉主事


ソーシャルワーカーは、社会福祉主事でも目指せます。社会福祉主事は、国家資格とは異なる「任用資格」というものであり、社会福祉主事の資格要件を持つ方が、社会福祉主事の職に任命されてはじめて社会福祉主事と名乗ることができるのが特徴です。社会福祉主事任用資格の代表的な取得方法は「福祉系の大学もしくは短大などで社会福祉主事任用資格選択必修科目のうち、いずれか3科目以上の単位を修得して卒業する」「指定の養成機関または講習会の課程を修了する」の2つです。社会福祉主事任用資格を取得するための試験は特にないので、社会福祉士や精神保健福祉士と比べると、簡単に取得できる資格といえるでしょう。ただし、社会福祉主事として働くには、社会福祉主事として配属されなければならないので、資格を取得することが最初のステップになります。

無資格でもなれるの?


ソーシャルワーカーは、必ずしも資格が必要というわけではありません。自治体によっては実務経験などでソーシャルワーカーになれることがあります。たとえば、介護業界のソーシャルワーカーである生活相談員になりたい場合、社会福祉士などの資格がなくても介護福祉士やケアマネージャーの資格があれば、生活相談員として働ける自治体もあるということです。都道府県や自治体によって別の資格要件が加わる場合もあるため、自分が働いている自治体はどんな要件を掲げているのか、事前に確認しておきましょう。

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ソーシャルワーカーの種類と仕事内容


ソーシャルワーカーにはさまざまな種類があるので、ご紹介していきましょう。

生活相談員・支援相談員


生活相談員は、主に特別養護老人ホームやデイサービスなどの介護施設で働くソーシャルワーカーです。介護施設を利用するご高齢者やそのご家族に対し、相談援助をしたり入退所の手続きをしたり、関係各所への連絡調整など施設の窓口的な役割を担います。なお、介護老人保健施設では、ソーシャルワーカーのことを生活相談員ではなく「支援相談員」と呼びますが、仕事内容は生活相談員と変わりません。

医療ソーシャルワーカー


医療ソーシャルワーカーは、主に病院などの保険医療機関で働くソーシャルワーカーです。患者の入退中や退院後の生活、医療費などの経済的な問題、社会復帰へ向けた相談や援助を行います。

精神科ソーシャルワーカー


精神科ソーシャルワーカーは、精神科の病院や社会福祉施設で働くソーシャルワーカーです。日常生活を送るうえで精神的に問題や支障を抱えている方に対し、現在の症状や困っていること、本人の希望などをヒアリングし、医師や関係各所と必要な連携を取りながら支援や指導を行います。

スクールソーシャルワーカー


スクールソーシャルワーカーは、主に児童福祉施設で働くソーシャルワーカーです。児童福祉司ともいい、子ども食堂やボランティア団体など、学校以外の関係各所とも連携します。いじめや不登校、虐待、育児放棄など、学校や家庭で問題を抱える子どもやそのご家族の支援を行うのが仕事です。

ケースワーカー


ケースワーカーは、福祉事務所や児童相談所、役所の社会福祉課といった公的機関で働くソーシャルワーカーです。身体的または精神的、社会的理由から日常生活を送ることが難しい方の相談に乗り、医師や医療関係者と連携を取りながら生活保護の手続きをしたり、法的な援助が受けられるようにしたりします。

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ソーシャルワーカーの働き方


ソーシャルワーカーは、平日の日勤帯勤務が一般的です。そのため、勤務時間は勤務先によって異なりますが、常勤で働く場合は基本的には朝から夕方まで。実働は8時間程度になります。施設によってはシフト制で、介護職など、ほかの業務と兼務する場合は、夜勤が発生することもあるようです。

雇用形態・働き方


ソーシャルワーカーは正社員、契約社員、派遣社員、パート・アルバイトなどの雇用形態で働けます。社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持っていれば、どんな雇用形態でも就職しやすいのが特徴です。

勤務時間・休日・生活


ソーシャルワーカーが勤務するのは基本的に日勤帯で、土日休みです。特に福祉事務所や生活福祉課などで働いているソーシャルワーカーは平日勤務が多いでしょう。ただし、病院や福祉施設で働くソーシャルワーカーの勤務はシフト制の場合もあり、休みは不定期になることもあるようです。しかし、夜勤に入ることはあまりないので、一般的な介護職と比較すると身体的な負担が少なく、生活リズムを整えやすいでしょう。

一日の流れ


08:00 出勤
08:30 朝礼で当日のスケジュールを確認する
09:00 業務開始
12:00 昼食
13:00 ケアマネジャーと一緒に、ご利用者やその家族と面談
15:30  介護計画について、ケアマネージャーとプランニング
16:30  施設運営に関わるミーティングや会議に参加する
17:30  契約書作成
18:30  仕事が片付いたら退勤する

施設によって、業務内容や一日の流れに多少の違いはありますが、大体の流れは上記のようになります。日によっては残業が発生することもあるでしょう。

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ソーシャルワーカーの年収・給料


厚生労働省のデータによると、介護施設のソーシャルワーカーである生活相談員・支援相談員の平均月収は、常勤で34万3,310円。非常勤で25万6,240円です。職種別に見てみると、介護業界ではケアマネージャーの次に高い収入を得ていることが分かります。理由としてはソーシャルワーカーは国家資格や専門的な知識、豊富な経験が必要とされる仕事なので、希少性の高いスキルを持っている人材として給料が高く設定されているからです。
また、ソーシャルワーカーの多くは社会福祉士や精神保健福祉士の国家資格を取得したうえで働いています。そのため、基本給に資格手当が加算されたり、基本給自体が専門職扱いとして高めに設定されているケースもあります。なお、ソーシャルワーカーは基本的に日勤勤務なので、夜勤手当が付くのは介護職を兼務する場合のみです。

出典:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2021年1月21日)

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ソーシャルワーカーのやりがい・楽しさ・魅力


ソーシャルワーカーは、ご利用者が抱えている不安や問題、困りごとを実際に解決できたときにやりがいを感じられます。ソーシャルワーカーを頼る方たちはさまざまな事情や問題を抱えているため、その問題を解決するために自分の持つ知識や経験を活かせたときは、自分が直接役に立てたと実感できるでしょう。特に生活相談員や支援相談員は、ご入居者やご利用者が退去した後や退院した後もその人らしい生活を送れるように本人やご家族と話し合い、協力し合えたときにもやりがいや嬉しさを感じられます。

子どもがいても働きやすい


ソーシャルワーカーは介護職とは違い、夜勤はほとんどありません。そのため、小さいお子さんを抱えている方でも働きやすい職種といえるでしょう。ただし、職場によってはほかの業務を兼務する場合もあります。たとえば生活相談員と管理者、生活相談員と介護職員というように、仕事を掛け持ちすることがしばしばあるので、転職する際は面接時に兼務があるのか確認しておきましょう。

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ソーシャルワーカーのつらいこと・大変なこと


ソーシャルワーカーは、ご利用者やそのご家族とのコミュニケーションが必要不可欠です。しかし最初はなかなか円滑にコミュニケーションが取れず、厳しい言葉をかけられることもあるでしょう。それでもコミュニケーションを取り続け、ご利用者と関わり続けなくてはなりません。より良い支援を提供するためには、本音を引き出さなくてはならないからです。そのためにも、何気ない会話に工夫を凝らしたり、ご利用者の反応を常に意識したりする必要があります。
また、ご利用者が抱える問題を解決するには経験が必要です。幅広いニーズに応え、問題を解決することで対応の仕方が身につくため、常に向上心を持って専門知識を深めなくてはなりません。

法律や制度に限界がある


日本の医療や福祉、介護に関する制度は、まだまだ不十分といえます。そのため、ご利用者の状況や問題によっては、ソーシャルワーカーがどれだけ手を尽くしても解決できないケースもあるようです。予算や人材にも上限があるため、条件や環境によっては受けられるサービスにも差が生じ、法律や制度の限界に頭を悩ませているソーシャルワーカーは少なくありません。

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ソーシャルワーカーの将来性


日本は少子高齢化が進み、2025年には団塊の世代が後期高齢者になります。これに伴い、介護保険サービスや福祉サービスの内容が多様化し、介護施設や医療機関では社会福祉に関する専門的な知識を持った人材の需要が高まっているようです。そこで、福祉の専門家であるソーシャルワーカーのニーズが増えており、近年では特養や老健などの介護施設で働くソーシャルワーカーも増えています。超高齢社会である日本では、これからソーシャルワーカーのニーズはよりいっそう高まっていくことでしょう。

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まとめ


ソーシャルワーカーになるために資格は必須ではありませんが、基本的に社会福祉士や精神保健福祉士の資格を持つ方を指します。ソーシャルワーカーは介護施設や医療機関、教育機関など幅広い職場で活躍しており、ご利用者の困りごとや抱えている問題に対し、アドバイスやサポートを行うが仕事です。基本的に日勤ですが、職場によっては夜勤やほかの仕事を兼務する場合もあります。

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