生活相談員とはどんな職種?役割や仕事内容をご紹介

仕事 2020/03/25
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パソコンを使用する生活相談員のイメージ

生活相談員は、介護施設の相談窓口として活躍する職種です。
このコラムでは、生活相談員の役割や仕事内容、なるための方法、仕事の魅力などを詳しくご紹介。
さらに、生活相談員の給料や将来性などについても情報をまとめました。
「生活相談員の仕事が気になるけど、具体的な業務内容を知らない」という方は、ぜひご一読ください。

【目次】


生活相談員とは
生活相談員の仕事内容
生活相談員になるには
生活相談員の給料
生活相談員として働く魅力
生活相談員の将来性
まとめ

生活相談員とは



相談を受ける生活相談員のイメージ

生活相談員は、介護施設と介護サービスのご利用者を結ぶ職種です。
高齢者の自立を支援し、生活に関する課題を解消するための相談対応に取り組んでいます。


生活相談員の役割



生活相談員は、ご利用者や家族の方との相談対応、施設との連絡や調整、各種手続き、地域との連携など、介護サービスの窓口としての役割を果たします。
多岐にわたる業務を担当しており、介護サービスの質を向上するために重要な存在です。

生活相談員が働く場所



生活相談員は介護施設の窓口とも呼べるため、幅広い介護施設で活躍ができます。
生活相談員が働ける場所の例は、以下の通りです。

・デイサービス
・ショートステイ
・特別養護老人ホーム
・介護付き有料老人ホーム
・介護老人保健施設
・障害福祉施設
・病院およびクリニック

生活相談員が担当する業務は、施設形態や運営方針、規模などによって異なります。
施設やご利用者のニーズを把握し、臨機応変に仕事へ取り組む姿勢が求められるでしょう。

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生活相談員の仕事内容



老人介護施設で働く生活相談員のイメージ

生活相談員の主な業務内容は以下の通りです。

・介護施設のご利用者を受け入れる際の面談や契約
・充実した介護サービスを提供するための環境整備
・ご利用者や家族の方に対する相談対応
・介護職員やケアマネージャーとの連携
・地域社会資源の紹介

生活相談員の仕事は、看護師やケアマネージャーのように法律によって定められていません。それぞれの施設によって求められる仕事が異なります。

生活相談員の1日の流れ



下記では、デイサービスに所属する生活相談員の1日の流れをご紹介します。

8時:出勤。メールや申し送りの確認
8時30分:朝礼。1日の予定を全体で共有
9時:送迎開始
9時30分:看護師がご利用者の健康チェックを行う
10時~:ご利用者の相談対応や事務作業
12時:昼食
13時~:ご利用者の相談対応や事務作業
    リハビリテーションや趣味活動を適宜サポート
16時:送迎開始
17時:翌日に向けたミーティング
17時30分:事務作業
18時:退社

介護形態や運営方針によって1日の流れは異なりますが、大まかな業務は同一といえるでしょう。
生活相談員はご利用者が安心かつ快適な時間を過ごせるよう、家族の方やケアマネージャーと連携を図りながら支援に努めています。

介護職との兼務が求められる場合もある



生活相談員は、専任としての働き方もありますが、多くの施設では介護職との兼務が任されています。特に生活相談員としてのキャリアが浅いうちは、介護業務に携わりながら徐々にステップアップを目指せる環境もあるようです。

介護現場では、身体介護や生活援助などの高齢者ケアに関する知識・技術が求められます。
介護現場の現状を知り、介護サービスを受ける側の気持ちを汲み取ることは、生活相談員として働く上でも大切です。より良い介護のために何ができるかというヒントを、身体介護や生活援助を通して得られるでしょう。

生活相談員の仕事と介護業務の割合は、施設によって異なります。生活相談員として入職したあとに介護現場で働く機会があったら、経験を積むという目的をもって意欲的に取り組みましょう。

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生活相談員になるには



生活相談員のイメージ

「生活相談員」は資格名ではなく職種名です。必要な条件を満たせば、誰でも生活相談員になれます。

生活相談員になるために必要な資格



生活相談員になるには、以下のいずれかの資格要件が定められています。

・社会福祉士
・精神保健福祉士
・社会福祉主事任用資格

都道府県によっては、ケアマネージャーや介護福祉士といった上記と同等以上の能力を有している方が対象になる場合もあります。生活相談員になるための資格要件について知りたい方は、就業を希望する各自治体に問い合わせて詳細を確認しましょう。

無資格・未経験から生活相談員になるには



上記の資格を有していれば、未経験からでも生活相談員を目指すことが可能です。
また、一部の自治体では介護の実務経験のみを条件としているケースがあるので、無資格でも生活相談員になれる可能性があります。

例えば、青森県は「社会福祉施設などで2年以上介護または相談業務に従事した者」を、神奈川県川崎市は「介護保険施設又は通所系サービス事業所において、常勤で2年以上(勤務日数360日以上) 介護等の業務に従事した者」を生活相談員の資格要件としているようです。

出典:
青森県庁ウェブサイト「生活相談員の資格要件について」(2020年3月17日)
川崎市公式ウェブサイト「生活相談員の資格要件について」(2020年3月17日)

生活相談員に向いている人



生活相談員は、ご利用者や家族のニーズを理解しながら最適なサービスについて考える業務を担います。
そのため、以下のような要素がある方に向いているでしょう。

・人の立場になって考え、親身に対応できる
・相手に安心感や信頼感を与えることができる
・コミュニケーション能力がある
・人間関係を大切にできる
・報告連絡相談が迅速に行える

生活相談員は施設の窓口としての役割が期待されるため、責任感をもって業務に取り組むことが大切です。

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生活相談員の給料



給料のイメージ

生活相談員(常勤)の平均給与額は、2018年時点で32万1080円です。
2017年時点では31万2390円となっており、額面は8690円上がっていることが分かります。
基本給額は2018年時点で21万570円、2017年時点で20万6980円です。

入職する施設によってはボーナスの支給や昇給制度を取り入れているところも。
生活相談員の平均一時金額は、2018年時点で5万120円、2017年時点で4万7760円となっています。ボーナスや昇給はすべての施設が導入しているわけではないので、施設の求人や募集要項をしっかり確認しておきましょう。

出典:厚生労働省「平成30年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2020年3月17日)

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生活相談員として働く魅力



施設利用者と生活相談員のイメージ

生活相談員の仕事は、ご利用者が求めるサービスを提案できたときにやりがいを感じられるでしょう。生活相談員の仕事には、ほかにも以下のような魅力があります。

介護の相談窓口として人々を支えられる



生活相談員は、施設とご利用者を繋げる窓口としての役割を果たします。ご利用者や家族の方が抱える不安や悩みを解消するため、感謝の言葉を伝えられる機会が多いです。

人々を支えながら、ご利用者やご家族の言葉を励みにできる仕事といえます。

介護職より給料が高い



介護職員(常勤)の平均給与額は、2018年時点で30万970円です。前述の通り、生活相談員(常勤)の平均給与額は2018年時点で32万1080円となっているため、生活相談員の方が介護職よりも給料が高いことが分かります。介護系の仕事の中ではケアマネージャーの次に給料が高いので、金銭面においてもやりがいを感じられるでしょう。

夜勤がほとんどない



施設形態や営業時間などにもよりますが、生活相談員は夜勤になることがほとんどありません。定時で退社することも多いため、介護職より生活リズムを整えやすいはずです。

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生活相談員の将来性



介護のイメージ

生活相談員として活躍を続ければ、ケアマネージャーや施設の管理職を目指すことができます。

ケアマネージャーにキャリアアップできる



介護保険制度や近隣の介護施設に関する情報は、生活相談員として働くうちに自然と身につきます。このような知識や経験は、ケアマネージャーを目指す際に役立てられるでしょう。

生活相談員からケアマネージャーにキャリアアップすれば、マネジメントをはじめとした業務範囲を広げることが可能です。また、ケアマネージャーになれば、さらなる給与アップを期待できます。

施設の管理職を目指せる



生活相談員は人を動かすために働きかけたり、介護現場の状況を把握したりと、介護以外の幅広い知識も吸収できます。これらの経験を活かして生活相談員は将来的に管理職を目指せるでしょう。管理職になれば、施設の中心となってさらなる活躍が可能です。

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まとめ



笑顔の生活相談員のイメージ

生活相談員はさまざまな人の調整役として大変やりがいのある仕事です。今後の高齢化や要介護認定者の増加によって、生活相談員の需要はさらに高まっていくことが予想されます。
今後も介護業界で活躍したい方のキャリアパスとしておすすめの職種です。

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