生活相談員の仕事は初めての人でも働ける?資格要件や仕事内容を解説

介護の仕事 2026年6月17日
  • この記事をシェアする
  • facebook
  • X
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
生活相談員初めてに関する記事のメイン画像

この記事のまとめ

「生活相談員は初めてでも働けるの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。社会福祉士などの資格があれば、介護業界が初めてでも生活相談員として活躍できます。この記事では、生活相談員になるための資格要件を解説。生活相談員の仕事内容や必要なスキル、仕事に慣れるコツもまとめました。生活相談員への初めての転職を成功させる方法や転職事例も紹介するので、参考にしてみてください。

生活相談員とは?未経験者向けに仕事内容や資格要件、やりがいを解説!

現在のストレス度と傾向がわかる!介護職のストレスタイプ診断

目次

生活相談員は初めてでも目指せる?

生活相談員は、初めてでも資格があれば十分に目指せます。無資格から生活相談員になる場合は、介護業界における実務経験や資格取得が求められるのが一般的です。下記で、生活相談員として働くための要件を確認していきましょう。

生活相談員になるには資格が必要

生活相談員の資格要件は、自治体によって異なります。基本的に、社会福祉士や精神保健福祉士などの資格が必要なことが多いようです。なかには、無資格でも一定の実務経験があれば生活相談員として働ける自治体もあります。

生活相談員の資格要件と取得方法

生活相談員として働くには、下記のいずれかの資格が必要です。

  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 社会福祉主事任用資格
  • 自治体が定める資格

ここでは、それぞれの取得方法などを説明していきます。

社会福祉士

社会福祉士は、相談援助のスキルを証明する国家資格です。社会福祉士になるには、社会福祉士国家試験に合格して資格登録をしなければなりません。

公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「[社会福祉士国家試験]受験資格」によると、社会福祉士国家試験の受験要件は、大学での指定科目の履修や相談援助の実務経験、養成施設への通学などが定められています。たとえば、大学に通わずに受験要件を満たすには、「4年以上の相談援助の実務経験と1年以上の一般養成施設への通学」が必要です。

精神保健福祉士

精神保健福祉士も相談援助のスキルを証明する国家資格で、精神障がいのある方の支援に特に活かせるのが特徴です。取得するには、精神保健福祉士国家試験への合格が求められます。

公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「[精神保健福祉士国家試験]受験資格」によると、精神保健福祉士国家試験の受験要件は、大学での指定科目の履修や相談援助の実務経験、養成施設への通学などの条件を満たすことです
たとえば、一般大学を卒業している場合、一般養成施設に1年以上通うことで、精神保健福祉士国家試験を受験できます。大学に通わない場合の受験要件は、「4年以上の相談援助の実務経験と1年以上の一般養成施設への通学」です。

社会福祉主事任用資格

社会福祉主事任用資格は、「社会福祉主事の仕事に就くための資格」のこと。社会福祉主事とは、都道府県や市区町村の福祉事務所において社会福祉のサポートを行う職員です。
社会福祉主事任用資格は、基本的に公務員が社会福祉の業務を行うための資格ですが、介護施設の生活相談員などの要件として準用されています。

社会福祉任用資格を取得する方法は、下記の5つです。

  • 大学や短期大学において指定科目を修めて卒業する
  • 特定の通信教育課程(1年)を修了する
  • 指定養成機関を修了する
  • 都道府県などが実施する講習会を修了する
  • 社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を取得する

通信教育や講習会を受けて社会福祉の知識を身につけることで、社会福祉主事任用資格を取得できます

▶社会福祉主事任用の求人一覧はこちら

自治体が定める資格・実務経験

上記に挙げた3つの資格に加え、ケアマネジャーや介護職員としての一定の実務経験を、生活相談員になる要件としている自治体もあります

たとえば、仙台市の「生活相談員の資格要件について」によると、仙台市の生活相談員の要件は下記のとおりです。

  • 社会福祉士
  • 精神保健福祉士
  • 社会福祉主事任用資格
  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)
  • 特別養護老人ホームやデイサービスなどの施設において、相談援助や介護・看護業務に3年以上従事した経験のある者

仙台市のように、相談援助や介護業務などの実務経験を積むことで、生活相談員として働ける自治体もあります。実務経験を積んで生活相談員になりたい方は、自身が働く地域の資格要件を確認してみましょう。

生活相談員の資格要件について詳しく知りたい方は、「生活相談員の資格要件は?未経験から目指せる?仕事内容や職場もご紹介」も参考にしてみてください。

登録は1分で終わります

アドバイザーに相談する(無料)

▼関連記事
介護福祉士のみで生活相談員になれる?都道府県別の資格要件を解説

生活相談員とはどんな仕事?

生活相談員には、施設の利用者さんが安心して可能な限り自立した生活を送れるよう、相談援助や連絡・調整などを行う役割があります。施設を利用する際の説明や契約手続きも、仕事の一つです。
ここでは、生活相談員の職場や仕事内容を紹介します。

生活相談員の仕事内容

生活相談員の仕事内容は、利用者さんやご家族の相談対応や契約手続きなどです。生活相談員の主な業務を、以下にまとめました。

  • 施設の利用に関する説明や契約手続き
  • 利用者さんやそのご家族の相談対応
  • 利用者さんに合ったサービスを提供するための連絡・調整
  • 介護報酬請求などの事務作業

介護報酬請求は、生活相談員が行う施設もあれば、管理者や事務職員などの他職種が行う施設もあります。また、職場によっては、生活相談員が介護業務を兼務することもあるようです。

▼関連記事
特養の生活相談員の仕事内容を紹介!資格要件や必要なスキルもチェック!
デイサービスの生活相談員の仕事内容を紹介!必要な資格ややりがいも解説

生活相談員の職場

生活相談員の主な職場は、下記のとおりです。

  • 特別養護老人ホーム
  • 有料老人ホーム
  • サービス付き高齢者向け住宅
  • 養護老人ホーム
  • 軽費老人ホーム
  • デイサービス

施設形態や事業所の規模によって、生活相談員の配置人数は異なります。
厚生労働省の「介護老人福祉施設・ 地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護(改定の方向性)(p.40)」「特定施設入居者生活介護・ 地域密着型特定施設入居者生活介護(改定の方向性)(p.16)」によると、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームは、利用者さん100人に対して生活相談員1人の配置が必要です。

▼関連記事
有料老人ホームの生活相談員の仕事内容は?必要な資格や働くメリットを解説
支援相談員とはどんな職種?仕事内容や必要な資格、やりがい、給与を解説!

生活相談員の1日のスケジュール例

ここでは、特別養護老人ホームで働く生活相談員のスケジュール例を紹介します。生活相談員の仕事内容は職場によって異なるため、参考程度にご覧ください。

生活相談員の1日のスケジュール

  • 08:30

    出勤して1日の予定やメールの確認。朝礼に参加する

  • 09:00

    利用者さんの相談対応

  • 10:00

    サービス担当者会議に参加する

  • 12:00

    利用者さんの食事の準備を行う

  • 13:00

    休憩

  • 14:00

    入居希望者さんの対応。施設の案内や説明をする

  • 15:00

    メールの確認と返信。問い合わせの対応をする

  • 16:00

    報告書の作成など、事務作業を行う

  • 17:30

    明日の予定を確認し、退勤する

生活相談員の勤務時間は基本的に日勤のみで、介護職と兼任する場合以外は夜勤がありません。また、生活相談員の仕事はルーティンではなく、毎日優先順位を決めて臨機応変に対応します。

▶生活相談員の求人一覧はこちら

生活相談員の仕事に必要なスキル

生活相談員の仕事には、「相手のニーズを把握する理解力」「分かりやすく伝える説明力」「円滑に業務を進めるタスク管理能力」が求められます。下記で解説するので、初めて生活相談員になる方は、参考にしてみてください。

相手のニーズを把握する理解力

生活相談員には、相談者の話を聞き、ニーズを正しく把握する理解力が必要です。施設の利用者さんや利用希望者の方のなかには、何に困っているのかをうまく伝えられなかったり、どのようなサポートが必要か分からなかったりする方もいます。

相手が悩みを話しやすい状況を整えるコミュニケーション能力や、相談者の生活課題を発見する観察力があれば、利用者さんのニーズを理解できるでしょう。生活相談員の仕事が初めてでも、福祉に関する資格や経験があれば相談援助に活かせます。

分かりやすく伝える説明力

契約内容や介護保険制度などの説明を行う生活相談員の仕事では、分かりやすく伝える説明力も大切です。生活相談員が分かりやすい説明を行えば、利用者さんは安心してサービスを利用でき、契約後に「聞いていない」と言われるなどのトラブルも避けられるでしょう
ほかの職種と連携を取る際も、説明が分かりやすければ短時間で相手に理解してもらえるので、業務効率が上がります。

説明力を上げるには、「話の要点をまとめてから伝える」「主語を省略しない」「聞き取りやすい速さで話す」がポイントです。また、専門用語ではなく、相手に意味が伝わる言葉を使うことも意識しましょう。

円滑に業務を進めるタスク管理能力

生活相談員は、利用者さんやご家族のニーズをヒアリングしたうえで、施設の職員や外部機関と連携し、一人ひとりに合った介護方針やサービスを提案します。多方面とのやり取りが多いので、一つの業務が滞ってしまうと、ほかの仕事が止まってしまうこともあるでしょう。そのため、自分が抱えている業務の進捗や期限を確認し、適切な優先順位で計画的に仕事を進めるスキルが必要です

初めて生活相談員として働く場合は、業務の優先順位を把握するのに難しさを感じることがあるかもしれません。タスク管理に慣れるためには、先輩に聞いて業務の優先順位を把握したり、ToDoリストやスケジュール帳を活用したりすると良いでしょう。

▼関連記事
生活相談員に必要なスキル8選!活かせる資格や働くメリットもご紹介

生活相談員に初めてなった人が仕事を進めるコツ

生活相談員には専門的な知識が求められるため、経験が浅いと仕事に悩むこともあるでしょう。ここでは、初めて生活相談員になった人に向けて、仕事をスムーズに進めるためのコツを紹介します。

利用者さんの話を丁寧に聞く

生活相談員の仕事で大切なのは、利用者さんやご家族など、相談者の話を丁寧に聞くことです。生活相談員の仕事に慣れていなくても、丁寧に話を聞くことで相談者との信頼関係を構築できます

利用者さんの話を聞くときのポイントは、「相手を否定しない」「話を遮らずに最後まで聴く」などです。介護現場で活かせる傾聴スキルについては、「介護で役立つ傾聴スキルとは。共感を示すコミュニケーションの方法」の記事を参考にしてみてください。

書類作成を効率化する

初めて生活介護員の仕事をする方は、介護計画書やモニタリング報告書などの作成に時間がかかってしまうことがあるようです。書類の作成が苦手な場合は、文書作成の効率化を図ってみましょう

たとえば、「利用者さんの日常の出来事をこまめにメモしておく」「よくある場面は文章のテンプレートを作っておく」「記録に使える表現や言葉をまとめておく」などが有効です。書類作成を効率化できれば、仕事の負担が軽くなります。

▼関連記事
介護記録の上手な書き方のコツとは。基本や例文を解説!

他職種への理解を深めて多職種連携を円滑にする

生活相談員が仕事をスムーズに進めるには、多職種への理解を深めることが大切です。生活相談員の仕事は、管理者やケアマネジャー、介護職員、看護職員など、多くの職種との連携が求められます。それぞれの職種が持つ専門知識や方向性の違いを理解しておかないと、認識のずれが生じ、円滑な連携が難しくなってしまいます

もし、「ほかの職種との連携がうまくいかない」と悩んだら、こまめにコミュニケーションを取り、お互いの価値観や方向性をすり合わせましょう。ほかの職種と良い関係性が築ければ、業務をスムーズに進められるようになり、仕事の質が上がります。

仕事のストレスをため込み過ぎない

初めて生活相談員として働く方は、慣れない仕事からストレスをため込んでしまいがちです。生活相談員の仕事を長く続けるには、自分に合ったストレス解消方法を見つけて、仕事のストレスをため込み過ぎないようにしましょう

生活相談員がストレスをためない方法としては、「仕事の優先順位を決めて、忙しいときは断る」「職場で相談できる相手をつくる」などがあります。生活相談員がストレスを軽減させる方法は、「生活相談員がストレスを感じる原因とは?対処法や転職のポイントを解説!」の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。

生活相談員が初めての仕事に慣れるためにできること

生活相談員が初めての仕事に慣れるには、介護現場に積極的に出たり、自分用の業務マニュアルを作成したりすると良いでしょう。

介護現場に積極的に出る

生活相談員はデスクワークが多いですが、積極的に介護現場に関わることで、利用者さんが抱える問題に気づく能力や、相談援助における提案力などを向上させられるでしょう。また、介護職員や看護職員とコミュニケーションを取り、良い関係性を築ければ、情報共有がしやすくなります。

介護保険制度を把握する

生活相談員の仕事に慣れるには、介護保険に関する知識や自施設で提供可能な介護サービスなどを理解しておくことも重要です。生活相談員は制度に関する説明をする機会が多く、自分がしっかり理解していないと相手に伝えられません。また、原則3年ごとに介護報酬改定が行われるため、常に最新情報を把握する必要もあります。

復習用に業務マニュアルを作成する

初めて生活相談員になる人は、自分専用の業務マニュアルを作成すると、仕事に慣れるために役立つでしょう。仕事の手順を分かりやすく整理することで、対応しやすくなります

たとえば、関係各所との連絡・調整の方法や、利用者さんとそのご家族に関わる際の面談・見学・契約の流れをまとめると、業務の手順を整理できます。仕事への理解を深めるには、業務ごとにポイントを振り返ったり、手順を図で示したりするのも良いでしょう。

生活相談員からのキャリアアップとは

生活相談員としての相談援助の経験を活かして、ケアマネジャーや管理職にキャリアアップする方は少なくありません。ここでは、ケアマネジャーと管理職の資格要件を紹介します。

ケアマネジャー

特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームなどの特定の施設において、生活相談員としての実務経験を5年かつ900日以上積むことで、介護支援専門員実務研修受講試験(ケアマネジャー試験)の受験資格を得られます

注意点として、ケアマネジャー試験に合格するだけでは資格を取得できません。試験に合格したら、研修の受講が必要です。「介護支援専門員実務研修受講試験への合格」と「介護支援専門員実務研修の修了」を満たすと、ケアマネジャーとして資格登録ができます。

ケアマネジャーの資格に興味がある方は、「ケアマネジャーになるには?介護支援専門員の受験資格や試験の難易度を解説」の記事もご覧ください。

管理職

生活相談員の経験を活かして、施設長や管理者になる道もあります。
有料老人ホームやデイサービスの施設長・管理者には、必須の資格要件がありません。そのため、生活相談員としての経験とスキルがあれば、キャリアアップを目指せるでしょう。

また、特別養護老人ホームの施設長の要件は、「社会福祉主事の要件を満たす」「社会福祉事業に2年以上従事する」「社会福祉施設長資格認定講習会を受講する」のいずれかを満たすことです。そのため、社会福祉主事任用資格で生活相談員になった方や、特定の施設で2年以上の実務経験がある方は、施設長を目指せるでしょう

管理職へのキャリアアップに必要な資格について、詳しくは「施設長とは?なるために必要な資格はある?仕事内容や年収も解説!」の記事も参考にしてみてください。

生活相談員への初めての転職を成功させるには

生活相談員への初めての転職を成功させるには、「資格要件を満たす」「生活相談員が複数いる職場に応募する」「未経験可の求人を狙う」などがポイントです。下記で詳しく説明します。

生活相談員の資格要件を満たす

まずは、生活相談員の資格要件を満たします。生活相談員の資格要件は自治体によって異なるため、自分が働きたい地域の資格要件をチェックしましょう。養成機関への通学などで条件を満たすのに時間がかかる場合は、要件を満たしやすい自治体で働く選択肢もあります。

生活相談員が複数いる職場に応募する

初めて生活相談員として働く際は、生活相談員が複数いる職場への転職がおすすめです。生活相談員の配置人数が1人の場合、引継ぎの期間にすべての仕事を覚えなければなりません。2人以上配置されている職場なら、ほかの生活相談員に聞きながら仕事を覚えていけるので安心です。規模の大きい施設は、生活相談員を2人以上配置している傾向にあります。

転職活動の際に、施設ごとの配置人数を調べるのは大変に感じるかもしれません。求人を見ても生活相談員の配置人数が分からない場合は、介護業界に特化した転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)にお問い合わせください。

未経験可の求人を狙う

未経験可の求人は、未経験者の受け入れ体制が整っている傾向にあります。教育制度やフォロー体制が整った環境なら、初めて生活相談員になる方も安心して仕事を覚えられるでしょう
ただし、未経験者を募集している求人のすべてが、教育制度やフォロー体制が整っているとは限りません。転職する際は、事前にしっかり調べておきましょう。

正社員以外の選択肢も視野に入れる

パートやアルバイトで一定の経験を積んでから正社員を目指すのも、キャリアの選択肢の一つです。生活相談員は各施設に1人ほどしか配置されないため、介護職員ほど求人は多くありません。そのため、パートやアルバイトなどの求人も視野に入れて条件を広げることで、応募先を探しやすくなる場合があります

転職エージェントを活用する

生活相談員への転職が初めての方は、転職エージェントを活用するのも良いでしょう。転職エージェントとは、求職者の希望条件やキャリアに沿って求人を提案してくれるサービスです。求人サイトには掲載されていない求人を扱っていることがあり、豊富な選択肢から転職先を選べるメリットがあります

レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護施設の求人の提案だけでなく、必要書類の添削や面接対策、応募先とのやり取りの代行なども幅広くサポート。初めての転職する方も、安心して転職活動を行えます。

登録は1分で終わります

アドバイザーに相談する(無料)

▼関連記事
「生活相談員に転職したい!」転職エージェントを利用するメリットを解説

老健の相談員に初めて転職した人の事例

ここでは、老健の相談員に初めて転職した人の事例を紹介します。「初めての生活相談員への転職に不安がある」とお悩みの方は、参考にしてみてください。

デイサービスの介護職として11年の経験がある50代のSさん。入浴介助の負担から腰痛を悪化させ、退職を余儀なくされた経験があります。「身体的負担の少ない職場」「日勤のみ」といった条件で求人を探すものの、転職活動は難航していました。

Sさんから相談を受けたキャリアアドバイザーは、一件ずつ求人をリサーチし、「サ高住の介護職」と「老健の相談員」をピックアップ。身体的負担への懸念やライフ・ワーク・バランス重視の条件から、介護職以外の選択肢も一緒にご提案しました
しかし、相談員が未経験だったSさんは、「50代で新しい仕事を覚えられるか不安…」と後ろ向きな様子です。お話しするなかで、相談員にもこれまでの介護経験を活かせることや、希望条件を満たせるメリットがあることをお伝えしました。そして、Sさんは「サ高住の介護職」と「老健の相談員」の面接を受けてみることに。キャリアアドバイザーと一緒に対策をして面接に臨みました。

その結果、Sさんは2施設ともに内定を獲得!腰痛のリスクが低く、今後の強みになるスキルが身につく老健の相談員への入職を決めました。現在は、フォロー体制のある職場で、相談員としてのキャリアを着実に歩まれています

▼転職事例の詳細を記事で確認してみる
介護職から相談員へ!腰痛で諦めかけたキャリアを掴んだ転職体験談

生活相談員に関するよくある質問

ここでは、生活相談員に関するよくある質問を紹介します。生活相談員の仕事に興味がある方は、チェックしてみてください。

生活相談員に向いている人とは?

「コミュニケーションスキルがある」「人の役に立つのが好き」「周囲と連携が取れる」などの特徴に当てはまる方は、生活相談員に向いているでしょう。なお、これらに当てはまらなくても「向いていない」というわけではありません。未経験の方も、意欲的に学ぶ姿勢を忘れずに経験を積んでいけば、自然と必要なスキルが身についていきます。
生活相談員に向いている人の特徴については「生活相談員の仕事は大変?向いている人の特徴と辞めたいときの対処法を解説」でも説明しているので、ぜひご覧ください。

生活相談員は大変だからやめとけと言われました…

生活相談員の仕事にはメリット・デメリットの両面があります。「やめとけ」と言われると不安になるものですが、自身にとって魅力的な仕事かどうかでキャリアを選んだほうが、後悔は少ないでしょう。生活相談員は関わる人が多いため、人間関係に悩む場合があります。一方で、利用者さんに寄り添って生活を支えられることにやりがいを感じる方は少なくありません。生活相談員は需要が高く将来性の高い仕事なので、初めてでも意欲のある方は、前向きにチャレンジを検討しても良いでしょう。

生活相談員は介護福祉士のみでなれる?

介護福祉士の資格のみで生活相談員として働けるかどうかは、自治体によって異なります。生活相談員の要件として全国共通なのは、「社会福祉士」「精神保健福祉士」「社会福祉主事任用資格」の3つの資格のいずれかを保有していることで、介護福祉士は含まれません。しかし、自治体によっては、3つの資格保有者に準ずる者として、「介護福祉士の資格を保有している人」「介護福祉士として〇年の実務経験がある人」などが生活相談員として従事できます。

生活相談員は資格なしでもなれる?

生活相談員に資格なしでなれるのかは自治体によります。基本的に生活相談員の仕事に就くには、「社会福祉士」「精神保健福祉士」「社会福祉主事任用資格」のいずれかが必要です。このほか、自治体によっては、介護の実務経験などを要件の一つとして定めていることがあります。
生活相談員の資格要件については、「生活相談員は資格なし・未経験からなれる?資格要件や求人の有無を解説!」の記事も参考にしてみてください。

まとめ

「社会福祉士」「精神保健福祉士」「社会福祉主事任用資格」のいずれかの資格があれば、介護業界が初めての方も、生活相談員として働くことが可能です。また、自治体によっては、実務経験の要件を満たせば、資格なしで生活相談員に従事できる場合もあります。生活相談員を目指す方は、まずは自分が働きたい自治体の要件を確認しましょう。

生活相談員の仕事内容は、利用者さんやご家族の相談対応や契約手続き、他職種や外部機関との連絡・調整など多岐にわたります。担当する仕事の範囲は施設ごとに異なるので、転職の際は仕事内容を確認したうえで応募することが大切です。

初めて生活相談員になる場合、慣れない仕事に戸惑うこともあるかもしれません。しかし、介護現場に積極的に関わったり、自分なりの業務マニュアルを作成したりすることで、少しずつ仕事に対応できるようになるでしょう。

「生活相談員として働けるか不安…」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)に相談してみませんか?介護業界の転職事情に詳しい専任のキャリアアドバイザーが、希望条件やキャリアプラン、経歴をヒアリングしたうえで、あなたに合った求人をご提案いたします。
また、自分では応募先に聞きにくい「生活相談員の配置人数」「教育体制」「労働条件」なども、キャリアアドバイザーからお伝えすることが可能です。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

登録は1分で終わります

アドバイザーに相談する(無料)

執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

関連記事

関連ジャンル: 介護の仕事

この記事をシェアする

  • facebook
  • X
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※この記事の掲載情報は2026年6月17日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

レバウェル介護の新着一覧

「介護の仕事」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧

新着記事一覧