社会福祉主事任用資格とは?取得方法は?メリットや活かせる仕事も解説!

介護の資格 2026年7月8日
  • この記事をシェアする
  • facebook
  • X
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
社会福祉主事任用資格に関する記事のメイン画像

この記事のまとめ

「社会福祉主事任用資格とはどんな資格?」と気になる方もいるのではないでしょうか。社会福祉主事任用資格とは、地方公務員として福祉事務所などで相談支援を行う「社会福祉主事」になるのに必要な資格です。この記事では、社会福祉主事任用資格の概要や取得方法を解説します。取得するメリットや役立つ仕事もまとめました。社会福祉主事任用資格を活かせる職種の求人例もご紹介するので、就職・転職の参考にしてください。

介護資格の種類29選!取得方法やメリットを解説します

現在のストレス度と傾向がわかる!介護職のストレスタイプ診断

目次

社会福祉主事任用資格とはどんな資格?

社会福祉主事任用資格とは、福祉の相談支援を担う地方公務員である「社会福祉主事」として活躍するために取得が求められる資格です。
社会福祉主事任用資格の概要を知りたい方は、以下を確認してみましょう。

社会福祉主事任用資格の概要

社会福祉主事任用資格は、社会福祉法 第十九条に定義される任用資格です。1950年に制定され、社会福祉業界の資格のなかで最も歴史があります。

「任用資格」とは、特定の職業に就くために国が設ける資格のことです。主に行政機関で専門的な仕事に従事する要件として任用資格が定められており、試験の合格ではなく指定科目の履修といった要件を満たすことで取得できます。

社会福祉主事任用資格と社会福祉士の違い

社会福祉主事任用資格と社会福祉士は、どちらも福祉の相談援助に活かせる資格ですが、性質が異なります。社会福祉士は、国が実施する試験に合格することで得られる「国家資格」です。取得後は、「社会福祉士」の肩書きを名乗って働けます。

一方で、社会福祉主事任用資格は、特定の公的業務に携わるための「任用資格」です。資格取得後、地方公務員試験に合格したうえで公務員として採用され、福祉事務所に配属されて初めて社会福祉主事の職務に従事できます。

なお、社会福祉士を取得すれば、社会福祉主事の要件も満たすことが可能です。

働きながら資格を取る方法教えます

アドバイザーに相談する(無料)

社会福祉主事任用資格の取得方法

社会福祉主事任用資格の取得方法は、次の5通りです。

  • 1.大学等で指定科目を3つ以上履修して卒業する
  • 2.指定の養成機関を修了する(22科目・1500時間)
  • 3.認定教育機関で通信課程を修了する(1年間)
  • 4.社会福祉士または精神保健福祉士の資格を取得する
  • 5.都道府県が主催する講習を受講する(19科目・279時間)

社会福祉主事任用資格の取得には、大学や養成機関の卒業や指定資格の取得、講習の受講といったルートがあります。「社会福祉主事(任用資格)」という名称の資格が発行されるわけではないので、上記の要件を満たす旨を証明する書類により、社会福祉主事任用資格があると示すことになるでしょう。
それぞれのルートを以下で解説するので、社会福祉主事任用資格の取得を目指す方は、参考にしてみてください。

1.大学等で指定科目を3つ以上履修して卒業する

厚生労働大臣が指定する社会福祉に関する科目のうち、3科目以上を履修して大学や短大を卒業すると、社会福祉主事任用資格を取得できます。指定科目を履修できれば、福祉系の大学でなくても構いません。

厚生労働省の「ページ9:社会福祉主事任用資格の取得方法」によると、2000年以降の卒業生は以下の科目が指定科目となっています。

社会福祉系社会福祉概論、社会保障論、公的扶助論、社会福祉行政論、身体障害者福祉論、知的障害者福祉論、精神障害者保健福祉論、老人福祉論、児童福祉論、家庭福祉論、社会福祉施設経営論、社会福祉援助技術論、社会福祉事業史、地域福祉論、社会福祉調査論、医療社会事業論、介護概論
医学・保健系医学一般、看護学、公衆衛生学、リハビリテーション論
法学系法学、民法、行政法
心理・社会系心理学、社会学
経済・教育・生活系経済学、経済政策、社会政策、教育学、保育理論、倫理学、栄養学、家政学

参考:厚生労働省「ページ9:社会福祉主事任用資格の取得方法

社会福祉関連の科目以外にも、心理学や経済学、教育学といった指定科目を履修することで、社会福祉主事の任用要件をクリアできます。指定科目を通信教育で履修して大学を卒業し、要件を満たすことも可能です。

なお、指定科目は卒業年度によって異なるため、自分が卒業した年度のものを確認しましょう。同ページには、科目の名称の読み替え範囲も記載されています。

2.指定の養成機関を修了する

福祉の専門学校などの指定養成機関において、22科目・1,500時間の課程を修了することでも、社会福祉主事任用資格を取得できます

必要な課程を修了して養成機関を卒業するまでの期間は約2~4年です。養成機関が設置されていない都道府県もあり、夜間課程が展開されているのはごく一部のため、特に働きながら取得したい場合はハードルの高いルートかもしれません。

3.認定教育機関で通信課程を修了する

指定の認定教育機関で通信課程を修了すると、最短1年間で社会福祉主事任用資格を取得できます。認定教育機関は、「中央福祉学院の社会福祉主事資格認定通信課程」「日本社会事業大学の通信教育科」の2つ。通信学習と講義動画を自宅で進め、3~5日のスクーリング(対面授業)を受講するのが基本的な流れです。

自宅学習が中心のため、働きながら社会福祉主事任用資格の取得を目指しやすいでしょう。職場によっては、取得にかかる費用を負担してくれたり、シフトを調整してくれたりする場合があります。勤務先に資格取得支援制度があれば、積極的に活用すると良いでしょう。

なお、指定認定教育機関の通信課程は誰でも受講できるわけではなく、「受講期間中に社会福祉事業の職場に勤務している」といった要件があります。受講の手続きは、個人ではなく職場の所属長を通して行うため、通信課程で社会福祉主事任用資格の取得を目指す方は、まず勤務先に相談してみましょう。

▶資格取得支援の求人一覧ページはこちら

4.社会福祉士または精神保健福祉士の資格を取得する

国家資格である「社会福祉士」や「精神保健福祉士」を取得すると、社会福祉主事の任用要件を満たすことが可能です。すでにどちらかの資格を保有している方は、社会福祉主事任用資格がある状態といえるでしょう。

社会福祉士や精神保健福祉士の資格取得には、受験要件を満たしたうえで国家試験を受験し、合格する必要があります。
受験要件を満たすルートは、大きく分けて「福祉系大学ルート」「短期養成施設ルート」「一般養成施設ルート」の3通りです。いずれのルートも大学・短大(2~4年)または養成施設(半年~1年)の卒業が必要で、修業年数によっては相談援助の実務経験も求められます。

社会福祉士と精神保健福祉士の取得方法については、「社会人が社会福祉士になるには?一般養成施設の選び方も解説」「精神保健福祉士になるには?受験資格や取得の方法を解説」の記事でそれぞれ解説しているのでチェックしてみてください。

5.都道府県が主催する講習を受講する

都道府県が実施する「社会福祉主事資格認定講習会」を受講することでも、社会福祉主事任用資格を取得できます。受講科目は19科目・279時間のカリキュラムで、基本的に福祉事業に従事している方が対象です。

養成機関に比べて短時間で社会福祉主事任用資格を取得できますが、自治体や年度によっては講習会を実施していない場合があります。社会福祉主事任用資格の取得が必要な方は、都道府県のWebサイトや担当窓口で講習会が開催されているかどうかを確認してみると良いでしょう。

社会福祉主事任用資格は意味ない?取得のメリット

ここでは、社会福祉主事任用資格を取得するメリットをご紹介します。「社会福祉主事任用資格は取得しても意味ないの?」と気になる方は、以下を確認してみましょう。

福祉事務所で働くための要件の一つを満たせる

社会福祉主事任用資格を取得することで、福祉事務所の現業員として働くための要件の一つを満たせます。前述したように、実際に社会福祉主事として働くには、資格要件を満たすことに加え、地方公務員試験に合格して福祉事務所などに配属されることが必要です。

公務員は仕事が安定しており、給与水準が高い傾向にあります。安定した生活につながるため、社会福祉主事任用資格を取得するメリットは大きいでしょう。

社会福祉士や精神保健福祉士より取得のハードルが低い

福祉関係の相談援助に役立つ「社会福祉士」や「精神保健福祉士」より取得を目指しやすいのも、社会福祉主事任用資格のメリットです。

先述したように、社会福祉士や精神保健福祉士を取るには国家試験への合格が必要ですが、社会福祉主事任用資格を取得するのに必須の試験はありません。実務経験の要件がなく、最短1年で取得を目指せるのも魅力です。

スキルが評価されて転職で有利になる

社会福祉主事任用資格を保有していると、社会福祉の基礎知識や相談援助に必要なスキルが身についていることを証明できるため、転職で有利になる可能性があります。職場によっては、資格手当の支給があったり基本給に反映されたりなど、給与面での優遇につながることもあるでしょう。

詳しくは後述しますが、社会福祉主事任用資格を必須条件とする求人にも応募できるため、転職先の選択肢が広がる点もメリットです。

資格を活かして上位資格の取得を目指せる

社会福祉主事任用資格は、上位資格の取得要件を満たすためのステップとして役立ちます
4年制大学を卒業せずに社会福祉士や精神保健福祉士の試験を受験する場合、「相談援助業務」の実務経験が必要です。社会福祉主事任用資格は、相談援助を行う職種の要件として幅広く認められているため、保有していると無資格よりも必要な実務経験を積みやすいでしょう。

また、社会福祉主事として一定の実務経験を積めば、児童福祉司任用資格や身体障害者福祉司任用資格の要件も満たせます。

▼関連記事
相談援助とは?具体的な仕事内容や介護職との違い、必要な資格を解説

社会福祉主事任用資格を活かせる仕事

社会福祉主事任用資格を活かせる仕事は、ケースワーカーやスーパーバイザー、児童福祉司、身体障害者福祉司などです。社会福祉主事任用資格が応募の必須要件となる職種もあれば、実務で強みとして活かせる職種もあります。
「社会福祉主事任用資格はどんな仕事に役立つの?」と気になる方は、以下を参考にしてみてください。

ケースワーカー・スーパーバイザー

社会福祉主事任用資格は、「ケースワーカー(現業員)」や「スーパーバイザー(査察指導員)」になるための必須要件です。社会福祉主事任用資格を取得後、地方公務員採用試験に合格し、福祉事務所に配属されることで従事できます。

ケースワーカーは、相談窓口として生活保護の申請受付や自立に向けた支援計画の作成、家庭訪問などを行う専門職です。スーパーバイザーは、ケースワーカーの指導や監督を行う職種で、ケースワーカーとして経験を積んだ方など、相応のスキルがある方が携わるようです。

ケースワーカーの概要や仕事内容については、「ケースワーカーとは?必要な資格や仕事内容、ソーシャルワーカーとの違い」の記事をご一読ください。

児童福祉司

児童福祉司任用資格を取得して行政機関で採用・配属されれば、児童福祉司として働くことが可能です。児童福祉司は、児童相談所への配置が義務付けられています。仕事内容は、不登校や児童虐待に関する相談対応、要保護児童やそのご家族の支援などです。

児童福祉司の任用要件を満たすうえで、社会福祉主事任用資格が役立ちます。社会福祉主事任用資格を活かして児童福祉司を目指す場合、実務経験のルートは主に以下の3つです。

  • 児童福祉事業において社会福祉主事の従事経験が2年以上ある
  • 「児童福祉事業での社会福祉主事としての従事期間」「児童相談所での勤務期間」の合計が2年以上ある
  • 社会福祉主事任用資格を保有し、児童福祉事業での従事経験が3年以上ある

上記いずれかの要件を満たせば、児童福祉司任用資格を取得できます。このほか、児童福祉司養成校を卒業することでも、資格要件を満たすことが可能です。

身体障害者福祉司

身体障害者福祉司任用資格を取得したのち、行政機関に採用・配属されれば、身体障害者福祉司として従事することが可能です。
身体障害者福祉司は身体障害者更生相談所への配置が義務付けられている職種で、福祉事務所などに配置されることもあります。仕事内容は、身体障がいのある方やご家族の相談対応、職員の指導、療育手帳の発行に関する手続きなどです。

身体障害者福祉司任用資格は、「社会福祉主事任用資格を保有し、身体障がいのある方の更生援護などに関する事業で実務経験を2年以上積む」という要件を満たせば取得できます。また、指定科目を修めて大学を卒業した人や、該当の養成施設を卒業した人なども対象です。

生活相談員

社会福祉主事任用資格があれば、生活相談員の資格要件を満たせます。
生活相談員は、介護施設・事業所で相談援助を担うソーシャルワーカーの一種です。特別養護老人ホームやデイサービス、有料老人ホームなどにおいて、利用者さんやそのご家族からの相談に対応します。サービス利用に向けた調整や関係機関との連携、窓口業務なども仕事内容です。

生活相談員の資格要件や仕事内容については、「生活相談員の資格要件は?未経験から目指せる?仕事内容や職場もご紹介」の記事をご覧ください。

▶生活相談員の求人一覧ページはこちら

施設長・管理者

特別養護老人ホームや一部の障害福祉サービス事業所の施設長・管理者になるには、社会福祉主事任用資格が必要です。
札幌市の「管理者(施設長)の資格要件及び兼務関係」によると、札幌市では生活介護や自立訓練、障害者支援施設などの管理者・施設長の要件の一つとして、社会福祉主事が定められています。

施設長や管理者は、施設の運営管理やスタッフの指導・育成、サービス品質の管理などを統括する責任ある役職です。将来的に管理職へのキャリアアップを目指す方は、社会福祉主事任用資格が役立つでしょう。

▶管理職・管理職候補の求人一覧ページはこちら

▼関連記事
特養の施設長に必要な資格は?仕事内容や管理者との違い、必須スキルも解説

介護施設や障害者支援施設の職員

介護施設や障害者支援施設は無資格から働けますが、社会福祉主事任用資格があると知識や専門性を業務に発揮できます
取得の過程で培った福祉のノウハウを活かすことで、利用者さんの生活をサポートする際に、専門的な視点や根拠に基づいた質の高いケアを提供できるでしょう。特に、使えるサービスや生活に関する相談に乗る際にスキルを活かせます。

▶ヘルパー・介護職の求人一覧ページはこちら
▶障害者施設の求人一覧ページはこちら

▼関連記事
介護職は無資格で働ける?未経験だと大変?仕事内容や求人の探し方も解説!
障害者施設で働くには資格が必要?職種や仕事内容、働くメリットも解説!

社会福祉主事任用資格を活かせる職種の求人例

ここでは、社会福祉主事任用資格を活かせる職種として、デイサービスの生活相談員の求人例をご紹介します。

【職種】生活相談員
【施設形態】デイサービス
【雇用形態】正社員
【勤務地】東京都
【仕事内容】利用者さんの相談対応や新規利用者さんの案内、入退所に関する契約業務など、デイサービスにおける生活相談員業務全般
【勤務時間】午前8時~午後5時(休憩60分) ※週休2日制・シフト制
【給与】月給23万円~
【資格・経験】介護福祉士、精神保健福祉士、社会福祉士、社会福祉主事任用資格のいずれか、普通自動車第一種運転免許必須
【福利厚生】各種社会保険、有給休暇制度、産休・育休制度、資格手当、通勤手当、昇給あり、賞与あり、退職金制度あり

デイサービスの生活相談員は、利用者さんやご家族からの施設利用に関する問い合わせや相談に対応するので、社会福祉や相談援助の専門性を活かせます。利用者さんの送迎業務を行う場合などは、運転免許を必須とすることも少なくありません。

なお、上記の求人例はあくまで一例であり、実際の求人情報とは異なる場合があるので、参考程度にご覧ください。

▼関連記事
デイサービスの生活相談員に必要な資格は?取得方法や仕事内容、やりがい

社会福祉主事任用資格に関するよくある質問

ここでは、社会福祉主事任用資格についてよくある質問に回答します。「社会福祉主事任用資格は誰でも取得できるの?」「履歴書に書ける?」と気になる方は、以下を参考にしてください。

社会福祉主事任用資格は誰でも取れる?

社会福祉主事任用資格は、大学等の卒業や養成機関の修了といった要件を満たす必要があるため、誰でもすぐに取れるとはいえません。認定教育機関の通信課程で取得を目指す場合は、福祉事業を行う職場に勤務している必要があります。ただし、試験を受けて合格する必要はないため、国家資格と比較すると取得のハードルは低いかもしれません。
社会福祉主事任用資格を取得するルートは、この記事の「社会福祉主事任用資格の取得方法」で解説しているので確認してみてください。

社会福祉主事任用資格は履歴書に書ける?

社会福祉主事任用資格は、履歴書に記載することが可能です。特に、社会福祉主事任用資格を条件とする求人に応募する場合、要件を満たしていることが分かるように記載しましょう。
大学等の指定科目履修で取得した場合は「社会福祉主事任用資格 取得」、通信課程で取得した場合は「社会福祉主事資格認定通信課程 修了」のように書きます。資格取得日は要件を満たした日を記入するのが一般的です。大学などに通って資格を取得した場合は、卒業日を資格取得日として書きます。
介護職の履歴書の書き方や例文は、「介護職の履歴書の書き方マニュアル!例文やコツを知って転職を成功させよう」の記事を参考にしてみてください。

社会福祉主事任用資格に資格証明書はある?

社会福祉主事任用資格に、国や自治体から発行される資格証明書はありません。資格を持っていることを証明するには、要件を満たす旨を示す書類が必要です。書類が手元にない場合、卒業した大学や短大から「成績証明書」や「卒業証明書」を取り寄せましょう。指定の通信教育や養成機関を利用した場合は、「修了証明書」を用意します。
書類を取り寄せるには日数がかかることもあるため、転職活動を始める前に早めに手配しておくと安心です。

社会福祉主事任用資格は通信だけで取得できる?

社会福祉主事任用資格は、取得ルートによっては通信のみで取得できる可能性があります。一部の通信制大学では、スクーリング(対面授業)不要で自宅学習のみで社会福祉主事任用資格を取得可能です。 一方で、認定教育機関の通信課程を利用する場合は、3~5日程度のスクーリングが含まれることが多く、数日間の通学が必要になります。完全に通学なしで取得したい場合は、スクーリングが不要な通信制大学を探してみると良いでしょう。

社会福祉主事任用資格には有効期限がある?

社会福祉主事任用資格に有効期限はありません。更新手続きも必要なく、一度取得すれば一生使える資格です。
たとえば、「学生時代に指定科目を履修していたが、これまで全く別の業界で働いていた」という方も、大学の卒業証明書や成績証明書を用意できれば、資格を活かして福祉業界へ挑戦できます。年齢やブランクを問わず、キャリアの選択肢を広げられる資格といえるでしょう。

介護福祉士があれば社会福祉主事任用資格を取得できる?

介護福祉士の資格を持っているだけでは、社会福祉主事任用資格を得ることはできません。介護福祉士の有無に関わらず、大学や短大を卒業している方は、社会福祉主事任用資格の要件をすでに満たしている可能性があります。福祉系の大学でなくても、一般大学で心理学や社会学といった指定科目を3科目以上履修していれば、社会福祉主事の任用要件を満たすことが可能です。
介護福祉士の資格を活かしたい方は、「介護福祉士を持っていると取れる資格は?活かし方や取得難易度を解説」の記事もご参照ください。

まとめ

社会福祉主事任用資格とは、福祉事務所で社会福祉主事として働くために必要な資格です。取得方法は、「大学等で指定科目を3つ以上履修して卒業する」「指定の養成機関を修了する」など5つのルートがあります。

社会福祉主事任用資格を取得するメリットは、福祉事務所で働くための要件の一つを満たせることです。試験の合格や実務経験が必要ないため、社会福祉士や精神保健福祉士といった国家資格に比べて取得のハードルは低いといえます。

社会福祉主事任用資格があると、介護施設の生活相談員の資格要件を満たせます。さらに、社会福祉主事を取得して必要な実務経験を積むと、児童福祉司や身体障害者福祉司の任用資格要件を満たせるため、キャリアの選択肢が広がるでしょう。

「社会福祉主事任用資格を活かせる仕事がしたい」「働きながらキャリアアップしたい」という方は、介護・福祉業界に特化した転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)をご活用ください。
専任のキャリアアドバイザーが、希望条件や保有資格、実務経験をもとに、あなたのキャリアの可能性を広げる職場をご提案します。転職サイトには掲載されていない非公開求人の紹介や、資格取得・キャリアパスのご相談にも対応可能です。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

働きながら資格を取る方法教えます

アドバイザーに相談する(無料)

執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

関連記事

関連ジャンル: 介護の資格

この記事をシェアする

  • facebook
  • X
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

※この記事の掲載情報は2026年7月8日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

レバウェル介護の新着一覧

「介護の資格」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧

新着記事一覧