ケアマネジャー【5つの役割】とは?

仕事 2020/05/26
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高齢者の女性とカウンセリングしている様子

介護業界において、ケアマネジャーはキーパーソン的な役割を果たしています。しかし、実際にどのような活動をしているのか、詳しく理解している方は少ないかもしれません。ここでは、ケアマネジャーが社会的に果たしている役割に焦点を絞ってご紹介していきます。これから介護業界での修行を目指している、あるいはケアマネジャーを目標にしている方は、ぜひ参考にしてください。

【目次】


ケアマネジャーの5つの役割
ケアマネジャーの仕事内容
ケアマネジャーの1日
ケアマネジャーになるにはどうすれば良い?
まとめ


ケアマネジャーの5つの役割


パソコンで作業している様子

ケアマネジャーが果たしている役割は大きくわけて5つあります。5つのうちどれか1つでも欠けてしまえば、介護サービスがうまく機能しません。それほど、ケアマネジャーは重要な役割を担っているのです。

1)相談窓口


介護なくして生活していけない人やその家族は、悩みを持ってケアマネジャーのもとへ相談に訪れます。ケアマネジャーは、そうした方々がどのようなことで困っているのか、どういったサポートをすれば問題が解決できるのかを考えます。その人らしい生活ができるための方法を検討しつつ相談に乗り、介護ケアのエキスパートとして介護プランを模索しマネジメントするのです。

2)要介護認定の申請


介護サービスを利用するためには、要介護認定を受ける必要があります。この要介護認定とは、「この人には介護サービスが必要です」ということを証明するもの。要介護認定の申請は本人やその家族でも行えますが、手続きが複雑なため一般的にはケアマネジャーが代行しています。

3)ケアプランの作成


ケアマネジャーは要介護認定のプロセスを経て、ケアプランの作成に取り掛かります。ケアプランとは提供する介護サービスの計画書。どのような介護サービスを提供するのかという短期的なサービスの中身と、長期的目標が記されています。

4)モニタリング


ケアプラン通りの介護サービスが提供できているか、ケアマネジャーは定期的に利用者のもとを訪ねてモニタリングします。

5)給付管理


介護サービスにかかる自己負担額以外の費用は、介護保険(国民健康保険団体連合会)から介護報酬として給付されます。介護保険側へ介護報酬を請求することもケアマネジャーの重要な役割です。

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ケアマネジャーの仕事内容


書類を記入する女性の画像

ケアマネジャーの仕事は、前述した5つの役割に沿って行われます。続いて、具体的なケアマネジャーの仕事内容を見ていきましょう。

相談対応


介護を必要とする方やその家族の相談対応も、ケアマネジャーの仕事の1つです。どういった問題を抱えていて、問題解決のためにどのような介護サービスが適切なのか。問題解決の方策を本人やその家族に伝え、同意を得た上で次の「要介護認定の申請」のプロセスへ進めます。

要介護認定の申請から認定まで


要介護認定を受けるためには、居住する市区町村に「介護サービスを受けたいです」という申請を行って調査員が介護レベルを判定。この申請の段階から認定に至るまでのプロセスにも、ケアマネジャーが関わります。市区町村の委託を受けたケアマネジャーが利用者の家を訪問して心身の状態を調査し、判定のためのデータを作成するのです。
また、医師や保健、医療や福祉関係の専門家が集まる認定審査会が開催され、ケアマネジャーの調査したデータをもとにして要介護度の判定が行われます。ケアマネジャーは、ここで認定審査会に集まる専門家たちの調整を行うことも重要な仕事です。

ケアプランの作成


ケアマネジャーは利用者の要介護度や調査したデータを参考にしながら、ケアプランを作成します。ケアプランの原案ができたら利用者やその家族に見せて、同意を得たうえで「サービス担当者会議」を開催。このサービス担当者会議には利用者とその家族、医療関係者、介護関係者などが参加して、ケアプランの内容について話し合い詳細をつめていきます。そしてさまざまな意見を盛り込みながら、ケアマネジャーはサービス担当者会議の場でケアプランを完成させるのです。

介護サービスの開始


ケアマネジャーは関連するさまざまな介護事業者と連携しながら、ケアプランに沿った適切な介護サービスが提供できるように手配します。利用者と介護サービス事業所が契約を交わせば、介護サービスの提供が開始です。

モニタリング


ケアマネジャーは定期的に利用者のもとを訪ねて、ケアプランに沿った適切な介護サービスが行われているかチェックします。また、利用者の要介護度の変化や改善してほしい内容などの要望を受けて、ケアプランを作り直すこともあるでしょう。その場合は、都度「サービス担当者会議」を開催して情報を共有します。

給付管理業務


介護サービスにかかる自己負担額以外の費用は、介護保険(国民健康保険団体連合会)から介護報酬として給付されます。居宅介護サービス費などの請求を行う業務が給付管理であり、ケアマネジャーの重要な仕事の1つです。ケアマネジャーが介護保険(国民健康保険団体連合会)へ請求書を提出すると、介護保険側は給付管理票と請求明細を照合して上限を超えてないかなどの審査を実施。その後、居宅サービス事業所などへ介護給付費を支払います。

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ケアマネジャーの1日


タイムスケジュールのイメージ

ここで、一般的なケアマネジャーの1日のスケジュール例をご紹介します。

8:45 出勤
出勤して要介護認定の申請代行の作業、書類作成など

9:00~12:00
新規の利用者さんのケアプランの作成、従来の利用者さんのケアプランの見直しとサービス担当者会議の準備(関係者への連絡・時間調整など)

12:00~13:00 昼休憩

13:00~15:30 サービス担当者会議
医師や看護師、訪問介護事業所の相談員らとサービス担当者会議、この会議を経てケアプランを更新。

15:30~16:30
利用者さん宅を訪問してモニタリング、申請書類などを役所の窓口へ提出

16:30~18:00
事務作業や電話対応、ケアプランの作成

18:00終業(忙しい時期は2時間程度の残業)

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ケアマネジャーになるにはどうすれば良い?


積み上げられた参考書の画像

どうしたらケアマネジャーとして働けるのか、資格取得のプロセスをご紹介します。ケアマネジャーの試験を受けるためには、まず受験資格を備えなくてはいけません。この受験資格は以下2つのいずれかです。

受験資格①


生活相談員(特定施設入居者生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護、地域密着型介護老人福祉施設入所者生活介護など)や支援相談員(介護老人保健施設における支援相談員)、相談支援専門員(計画相談支援、障害児相談支援における相談支援専門員)、主任相談支援員(生活困窮者自立相談支援事業などの主任相談支援員)としての5年以上かつ900日以上の実務経験のある人。
なお、2017年までは受験資格に福祉事務所などのケース・ワーカーや医療ソーシャルワーカーも含まれていましたが、現在は除外されたため対象外です。

受験資格②


保健・医療・福祉系の国家資格にもとづく5年以上かつ900日以上の実務経験のある人。
【該当資格】
医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、精神保健福祉士

受験資格を満たしたら、各都道府県で行われる「介護支援専門員実務研修受講試験」を受験。合格した後、さらに「介護支援専門員実務研修」を終了することでケアマネージャー(介護支援専門員)の資格が得られます。

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まとめ


ファイルを持った女性の画像

ケアマネジャーのおもな役割には、相談対応と介護認定、ケアプランの作成、モニタリング、給付管理の5つがあります。この5つのうち、どれか1つでも欠ければ介護サービスはうまく機能しません。それほど、ケアマネジャーは重要な役割を担っています。

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