災害時の介護支援専門員(ケアマネージャー)の役割について

介護の仕事 2023年5月9日
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「きらケア」は「レバウェル介護」にサービス名を変更しました

「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

目次

災害発生!ケアマネージャーが第一に行うことは?

喉元を過ぎれば熱さを忘れてしまうのが人間です。地震や水害といった大きな被害のニュースがあったときには、しっかり備えなければと思うのに、時とともに忘れてしまう…誰しもそんな経験をしているでしょう。ですが、天災は忘れた頃にやってくるものです。日頃から備えておくことで、防げる二次災害もたくさんあります。介護の仕事でも同様です。もし災害が起こった時に、介護職である私たちは何をすればいいか、考えたことはあるでしょうか?特に、在宅介護の中心を担う介護支援専門員(以下ケアマネ)が、災害時にできることとは何でしょうか。介護が必要な高齢者が被災してしまったら…?ここでは災害時にケアマネがどのように行動すればよいのか、確認しておきたいと思います。

まず自分の身の安全が確保できたら、介護事業所と連絡をとって、自分の担当する利用者の安否確認を行いましょう。身体状況の確認や医療行為の必要性の有無を判断する必要に迫られることもあります。

ここまでは介護士と同じような働きになりますが、まずは利用者の現状を確認すること。当たり前のことであるからこそ、今一度意識の中で徹底しておきたいことですね。

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普段と同様に、連携・連帯の意識を持ち続ける

利用者の現状が把握できたら、ここからがケアマネとして大切な仕事になります。現在の生活環境を確認し、今の場所で生活が継続できるか、できない場合は受け入れ先があるのかを確認していく必要があるでしょう。この際同時に、これまでの介護サービスを継続するニーズも把握する必要があります。自分の担当する利用者に対しどのような介護サービスが必要で、どこならその介護サービスが受けられるのかを、明確にしておきましょう。災害に備えて事前に災害用ケアプランを作成する、という方法も考えられます。とりわけ電源を必要とする器械や器具を利用している方をどうするかは大きな問題になりますから、事前に主治医などと対応を相談しておくと良いでしょう。

介護支援事業所自体には、介護能力はほとんど備わっていません。当然どこかしらのサービス事業所や介護施設に頼る必要がでてきます。そんなときに大切なのが各事業所などとの連絡と調整です。自分が抱えている利用者のことだけを考えるのではなく、相手方の状況にも配慮しつつ、より優先度の高い人を介護が受けられる場所へ誘導していく役割が求められます。

災害時にもケアマネのすることは変わらない

ここまで書いてきた通り、災害時にあってもケアマネの仕事は本質的に大きく変わるわけではありません。普段以上に各事業所や支援団体と連絡を取り合い、必要な介護サービスを必要とする人の元に届ける仕事が求められています。普段から地域の方々や福祉事業所と密なコミュニケーションをとることも必要ですし、自身が中心となってサービスを振り分ける判断力も求められるでしょう。確かなことは、これらは日頃から準備しておかなければ、いざという時に発揮できないということです。日頃からケアマネとしての仕事にどのような態度で臨んでいるか。災害時はそれが露わになる瞬間なのだといえるでしょう。

ケアマネになって、より多くの人の役に立ちたい。今の職場よりもステップアップできる環境に移りたい。そんなあなたにはレバウェル介護(旧 きらケア)をオススメします。案件の豊富さと詳細な情報は他の派遣サイトにはない特長です。また、就労後のアフターフォロー体制が充実しているのも見逃せません。

災害時のケアマネの役割に関する質問

ここでは、災害時のケアマネの役割に関してよくある質問に回答します。災害への備えを確認しておきたいケアマネの方は、ぜひご覧ください。

ケアマネの災害時のマニュアルに必要なこととは?

平常時に準備できる対策とともに、災害発生時の対応を記載しておくことが必要です。平常時の対策には利用者台帳やケアプランの作成、支援関係者と職員の連携などをチェックする項目を記載し、発災に備えます。災害発生時の対応としては利用者さんの安否確認や緊急入所の調整、自治体への報告など、時間軸に沿った対応を想定して盛り込むことで非常時でも確実な対応が叶えられるでしょう。

災害時のケアプランとは?

災害時に自力で避難することが困難な高齢者や障がいのある方について、避難の場所や方法、必要な配慮などをまとめた避難計画のことです。日頃から支援にあたり、利用者さんの状況を把握しているケアマネら福祉の専門職が作成します。災害時ケアプラン作成時には自治会の住民も参加し、いざという時に避難の手助けをするべく取り組む地域も増えているようです。災害時にケアマネに求められる心構えを「普段と同様に、連携・連帯の意識を持ち続ける」で解説しているので、ぜひご一読ください。

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「きらケア」は転職だけではなく、介護職の方が働く中での悩みに幅広く寄り添えるサービスになるために「レバウェル介護」として新しく生まれ変わりました。

サービスはこれまでと変わらずすべて無料で簡単にご利用いただけます。一人ひとりに寄り添った転職サポートをこれからも提供していきます。

※この記事の掲載情報は2023年5月9日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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