施設ケアマネとは?役割の違いから求人の探し方まで詳しく解説!

資格・試験 仕事 2021/02/18
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ケアマネとして仕事をする場合、勤務先が介護施設なのか、居宅介護支援事業所によって、働き方が変わってきます。介護施設で働くケアマネは「施設ケアマネ」と呼ばれ、主に施設のご入居者のケアプランを作成することが仕事です。施設ケアマネは、どのような仕事をしているのでしょうか?このコラムでは施設ケアマネの仕事内容や施設ごとの役割、居宅ケアマネや生活相談員との違いなどについて詳しく解説していきます。

【目次】


施設ケアマネとは
施設ケアマネの仕事内容
施設ケアマネの役割は施設によって異なる
施設ケアマネの兼務は条件次第
施設ケアマネと居宅ケアマネとの違い
施設ケアマネと生活相談員との違い
施設ケアマネとしてのやりがい
施設ケアマネの給料はどのくらい?
施設ケアマネに向いている人の特徴
施設ケアマネになるには
まとめ

施設ケアマネとは


施設ケアマネとは、特別養護老人ホームや介護付き有料老人ホームなどの介護施設で働くケアマネージャーのことです。介護施設に入居している方を対象にケアプランを作成するのが主な仕事内容として挙げられます。施設の規模が大きいと、100名前後のご入居者一人ひとりに合ったケアプランを作成しなくてはならず、仕事内容のほとんどが書類作成になることも珍しくありません。反対に施設の規模が小さいと、ご入居者だけでなくスタッフの数も少ないため、ケアマネが身体介護や夜勤を兼務することもあるようです。

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施設ケアマネの仕事内容


施設ケアマネの主な仕事内容は、介護施設のご入居者一人ひとりに合わせたケアプランを作成することです。ご入居者やそのご家族の意向などを取り入れながら、健康状態や日常生活で必要なサポート内容を踏まえて介護や看護、リハビリ、食事面の個別援助計画を組み立ててます。相談対応やアセスメント、サービス担当者会議の開催、定期的なモニタリング、ケアプランの見直し、介護保険の給付管理なども行い、多岐に渡る仕事をしなければなりません。また、ご入居者が施設を退所する際には、居宅ケアマネや医療・保健サービスの従事者などに情報を引き継ぐことも施設ケアマネの大切な仕事です。

施設ケアマネの仕事の流れ


介護施設で働くケアマネは、基本的に決められたスケジュールで働きます。こちらでは施設ケアマネの1日の流れをご紹介しましょう。

09:00 出勤・朝礼
10:00 ケアプランなど書類の作成
11:30 ご入居者やご家族の対応
12:00 昼休憩
13:30 ご入居者のモニタリングなど
15:00 サービス担当者会議・ケアプランの見直し・事務処理
17:00 ミーティング・引継ぎ
18:00 退勤

施設ケアマネに求められること


施設ケアマネは、介護施設内で働くスタッフと連携しながら、ケアマネジメントを行う必要があります。そのため、施設内における他職種のスタッフへの配慮が欠かせません。たとえば作成したケアプランの内容が介護スタッフの負担になり過ぎることなく、ご入居者にとっても満足のいく介護サービスにすることが必要です。また、施設ケアマネはケアプランの作成だけ行っていれば良いわけではなく、ほかのスタッフと協力しながらさまざまな業務を兼務することが求められます。

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施設ケアマネの役割は施設によって異なる


施設ケアマネは、勤務する職場によって役割が異なります。こちらでは、施設ごとの役割をご紹介するので参考にしてみてください。

特別養護老人ホーム・介護老人保健施設


特別養護老人ホームや介護老人保健施設に勤務するケアマネは、ケアマネジメント以外の仕事にも携わることがあります。たとえば生活相談員を兼務するなら、ご入居者やそのご家族の相談に対応。介護職を兼務するなら、食事介助や排泄介助、入浴介助を行うこともあります。特別養護老人ホームや介護老人保健施設では、ケアマネは幅広い役割を求められるようです。

介護付き有料老人ホーム


介護付き有料老人ホームは、主に民間企業が運営しているため、それぞれの企業の運営方針に沿った独自のサービスを提供しています。そのため、介護付き有料老人ホームに勤務するケアマネにも独自の仕事を求められることがあり、高級感あふれるホテルのような有料老人ホームならホスピタリティを意識したり、アクティビティに力を入れているのならアクティビティの発案などをしたりするようです。また、介護付き有料老人ホームでも特別養護老人ホームや介護老人保健施設と同様に、介護職を兼務する場合があり、夜勤に入ることもあります。

グループホーム


グループホームは、最大9名の1ユニットに対して、ケアマネ1名の配置を義務づけられています。ご入居者が少人数なので基本的に介護スタッフの数も少なく、グループホームに勤務するケアマネは、ケアマネとしての仕事よりも介護職としての仕事が中心になるようです。管理職やホーム長として施設の運営、介護スタッフの管理などマネジメントを兼務する場合もあります。

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施設ケアマネの兼務は条件次第


先述したように、施設ケアマネはほかの仕事を兼務する場合があります。しかし、兼務についてはケアマネの仕事に支障をきたす可能性がある場合は行えません。それに加えて、施設ごとに兼務の条件があるので、確認しておきましょう。

介護老人保健施設


介護老人保健施設のケアマネは、100名に対し1名以上の配置を標準としています。ケアマネがほかの仕事を兼務する場合、まず配置基準を満たしていなければなりません。配置基準を満たしたうえでケアマネの仕事に支障がない場合のみ、ほかの仕事も行えます。ただし、居宅ケアマネとの兼務は認められていません。

介護付き有料老人ホーム


介護付き有料老人ホームのケアマネは、ご入居者へのサービス提供に支障がない場合であれば、同一敷地内でほかの職務を兼務できます。ただし、兼務する仕事が施設ケアマネと同時並行できない場合は、兼務できません。

グループホーム


グループホームのケアマネは、施設内のほかの仕事なら兼務可能です。ただし、運営法人内の他施設の仕事を兼務する場合は、勤務時間数の合計がケアマネの勤務時間数内でなくてはなりません。

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施設ケアマネと居宅ケアマネとの違い


こちらでは、施設ケアマネと居宅ケアマネとの違いについて解説します。同じケアマネでも何が違うのか、確認しましょう。

大きな違いはケアプランの受け持ち担当件数


施設ケアマネも居宅ケアマネも、ケアプランを作成するという基本的な業務は同じです。ただし、それ以外の部分では大きな違いがあります。居宅ケアマネはご利用者のもとを訪問して独自に調査を行い、ケアプランの作成を行います。そのため、担当する件数が少ないのが大きな特徴です。おおむね、35件程度になるでしょう。これに対して施設ケアマネは介護施設のご入居者のケアプランを一挙に行うため、居宅ケアマネの倍以上の人数を受け持つこともあります。

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施設ケアマネと生活相談員との違い


施設ケアマネと生活相談員の業務内容はよく似ています。ケアマネと生活相談員が連携しながら業務をしている介護施設も多いようです。ただし、具体的な業務内容は異なります。
生活相談員の主な仕事は、ご入居者や施設ご利用者のさまざまな相談に乗って、介護スタッフやケアマネとの連絡調整、ケアプラン作成援助など。看護師やケアマネのように明確な仕事内容が定められておらず、施設によって求められる仕事は異なります。
一方、施設ケアマネはケアプランを作成したり、市町村や介護施設・事業所、関連機関との連絡調整をしたりするのが仕事です。デスクワークが中心で、介護サービス面に特化しており、介護を通してご入居者や施設ご利用者の生活をサポートがメインとなります。また、役所や地域包括支援センターなどに出向くこともあるようです。

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施設ケアマネとしてのやりがい


施設ケアマネにはどんなやりがいがあるのか?と疑問に思っている方に、施設ケアマネ特有のやりがいをご紹介します。

ご入居者に寄り添える


施設ケアマネは、介護を必要とする方が近くで生活しているので、日頃の様子を見ながら最適なケアプランを作成できます。状態や環境の変化があってもすぐ把握でき、ケアプランをその場で見直すことも可能です。また、施設ケアマネは、ご入居者との信頼関係も築きやすく、状態改善もリアルタイムで見られるのがやりがいといえるでしょう。

さまざまな人と協力できる


施設ケアマネは、施設内で働く他職種のスタッフとも連携しながら、介護サービスを提供しなければなりません。そのため、介護だけでなく医療やリハビリなどの専門職種とも関わり、多くの知識を吸収できます。身についた知識は質の高いサービスの提供につながるため、ケアマネの大きなやりがいにもなるはずです。また、豊富な知識を持つケアマネは心強く頼りがいがあるので、周囲に必要とされるでしょう。

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施設ケアマネの給料はどのくらい?


施設ケアマネの給料はどのくらいなのでしょうか?厚生労働省のデータによると、処遇改善加算を取得している事業所で働く常勤のケアマネの平均月給は 36万8,030円です。しかし、介護職の給料は施設形態によって変動することがあります。以下では、施設ごとの給料の違いを見ていきましょう。

・特別養護老人ホーム 41万1,830円
・介護老人保健施設  39万5,950円
・有料老人ホーム   37万7,170円
・グループホーム   34万9,740円

施設ケアマネは介護業務を兼任することがあるため、その分、居宅ケアマネよりも給料が高い傾向にあります。給料が一番高いのは、特別養護老人ホームに勤務する施設ケアマネです。一番低いグループホームの施設ケアマネと比べると、6万円以上の差があることが分かります。

出典:厚生労働省「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2021年2月18日)

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施設ケアマネに向いている人の特徴


実際に施設ケアマネとして働くにあたって、どういった人が向いているのでしょうか。こちらでは、施設ケアマネに向いている人・向いていない人の特徴について解説します。

向いている人


施設ケアマネは、施設に入居するご高齢者はもちろん、ご家族や一緒に働くスタッフなど、大勢の人と接する仕事です。そのため、コミュニケーション能力や協調性のある人に向いているといえるでしょう。また、施設ケアマネの仕事は多岐に渡ります。業務内容の選り好みをせず、どんな仕事にも取り組める人に取り組める人も向いています。ほかの仕事を兼務することもあるので、体力のある方やフットワークの軽い方も、施設ケアマネに向いているでしょう。

向いていない人


ケアマネは、一つの仕事に集中して取り組みたい人には向いていません。施設ケアマネの仕事内容は多岐に渡り、介護職や生活相談員なども兼務することから、さまざまな仕事を柔軟にテキパキとこなさなければならないのです。また、感情的な人も向いていないといえます。施設ケアマネは、ときにはご入居者やご家族から理不尽な要求を受けることもあるため、それらに対しつい感情的になってしまったり、慌ててしまったりする方は向いていないでしょう。

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施設ケアマネになるには


施設ケアマネになるには、どうすれば良いのでしょうか。こちらでケアマネになる方法や転職のコツをご紹介します。

働くために必要な資格


施設ケアマネに限らず、ケアマネになるには介護支援専門員の資格が必要です。介護支援専門員を取得するには、各都道府県が管轄・実施している介護支援専門員実務研修受講試験に合格しなくてはなりません。この試験を受けるには、受験資格を満たす必要があり、指定された職種の実務経験が求められます。実務経験の条件はさまざまですが、主に介護福祉士や社会福祉士、看護師といった福祉系の国家資格を持ち、それにもとづく業務に従事した期間が5年以上必要です。さらに、試験に合格したら介護支援専門員資格登録簿への登録申請もしなければなりません。ちなみに介護支援専門員実務研修受講試験の合格率は10~20%前後。難易度が高めなので、試験対策はしっかりと行う必要があります。

施設ケアマネの求人の探し方


介護支援専門員の資格を持つ方が、効率よく施設ケアマネの求人を探すには、介護業界に特化した求人情報サイトを利用するのが一番です。サイトによっては自分に合った職場を紹介してくれたり、給料などの条件を比較できたりして、転職に役立つ情報を得ることもできます。

特におすすめなのがきらケアです。きらケアはケアマネの求人情報数も多く取り扱っており、施設ケアマネを希望する方にはご希望の勤務地や勤務時間といった条件にあった職場をご紹介します。ケアマネ未経験の方でも手厚くフォローするので、ぜひご利用ください!

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まとめ


施設ケアマネとは、介護施設で働くケアマネージャーのことです。介護施設に入居している方を対象にケアプランを作成するのが主な仕事で、施設の規模が大きいと100名前後のご入居者一人ひとりに合ったケアプラン作成を行う場合があります。また、施設ケアマネは施設内で働くスタッフと連携しながらケアマネジメントを行うため、ケアプランの内容が他職種のスタッフの負担にならないように配慮も欠かせません。さらに施設によっては生活相談員や介護スタッフを兼務する場合もあるようです。このように多岐に渡る仕事を任される施設ケアマネですが、ご入居者に寄り添える、さまざまな人と協力できる、といったやりがいもあり、給料も他職種に比べると高めの金額を得られます。誰でもできる仕事ではありませんが、介護業界で働くのならゆくゆくは目指したい職種といえるでしょう。

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