サ高住の給料はどれくらい?介護職の平均給与や年収、資格による違いを解説

介護職の給料 2025年12月12日
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この記事のまとめ

「サ高住の職員の給料はどれくらいか知りたい!」という方もいるのではないでしょうか?介護型サ高住で働く介護職員の平均給与は、約36万円です。ただし、サ高住で働く職員の給料は、仕事内容や保有資格、勤続年数、職種などのさまざまな条件によって異なります。この記事では、サ高住の介護職員の給与や年収、時給の相場をご紹介。条件別の平均給与や給料アップの方法もまとめたので、ぜひ参考にしてください。

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目次

サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)の給料はどれくらい?

サ高住の職員に限った給料のデータはありませんが、ここでは参考として「特定施設入居者生活介護事業所」の給与データをご紹介します。サ高住のおよそ1割は、特定施設入居者生活介護の指定を受けた「介護型サ高住」です。

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」によると、介護型サ高住が分類される「特定施設入居者生活介護事業所」で働く介護職員(月給制・常勤)の平均給与は、36万1,000円同資料(p.179)によると、給料(基本給)は18万9,230円でした。

サ高住は、「介護サービスを提供しない施設」「介護事業所を併設する施設」「介護サービスを提供する施設(介護型)」などさまざまな形態があり、職場の仕事内容によって給料は異なります。自身が暮らす地域のサ高住の給料や条件を具体的に知りたい方は、「サービス付き高齢者向け住宅の求人一覧」から、サ高住の求人をチェックしてみましょう。

下記では、「介護型サ高住」や「介護付き有料老人ホーム」が該当する「特定施設入居者生活介護事業所」で働く職員の給料事情を解説するので、参考としてご覧ください。

介護型サ高住の平均年収

平均給与の12ヶ月分として計算すると、介護型サ高住など(特定施設入居者生活介護事業所)で働く月給制・常勤の介護職員の平均年収は約433万円です
同資料(p.129)をもとに、月給制・常勤の介護職員全体の平均年収を算出すると約406万円なので、介護型サ高住の職員の平均年収は介護職員の中でも高いといえます。

介護型サ高住の平均時給

同資料(p.181)によると、介護型サ高住など(特定施設入居者生活介護事業所)で、時給制で働く介護職員の平均時給は、常勤・非常勤ともに1,140円でした

また、同資料(p.131)によると、介護型サ高住などで時給制・非常勤で働く介護職員の平均給与は16万1,770円、実労働時間数は平均102.7時間です。平均時給1,140円に102.7時間を掛けると、11万7,078円になります。
平均給与は、(平均時給×平均労働時間)よりも4万円以上高い結果でした。パートやアルバイトなどの非正規雇用職員の方も、資格手当や夜勤手当、一時金などの支給がある場合、(時給×勤務時間)よりも給与は高くなります。

介護型サ高住の保有資格別の平均給与

同資料(p.162)をもとに、介護型サ高住など(特定施設入居者生活介護事業所)で働く月給制・常勤の介護職員の保有資格別の平均給与を以下にまとめました(百の位以下は切り捨て)。

介護型サ高住の保有資格別の平均給与。詳細は以下

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.162)

介護型サ高住などにおいて、無資格の介護職員の平均給与は28.6万円です。介護職員初任者研修を取得している方の平均給与は、37.8万円でした。無資格の介護職員が介護職員初任者研修の資格を取得すると、9万円程度の給与アップを目指せるでしょう。介護業界では、上位の資格を取得することで給与がアップする傾向があります。

ただし、上記の介護型サ高住などのデータでは、初任者研修を取得している人のほうが、上位資格である実務者研修や介護福祉士の資格を持っている職員よりも、平均給与が高い結果でした。これは、初任者研修取得している人の平均労働時間が最も長いことが要因であると考えられます。

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介護型サ高住の勤続年数別の平均給与

同資料(p.149)をもとに、介護型サ高住など(特定施設入居者生活介護事業所)で働く月給制・常勤の介護職員の、勤続年数別の平均給与を以下にまとめました(百の位以下は切り捨て)。

介護型サ高住の勤続年数別の平均給与。詳細は以下

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.149)

介護型サ高住などで働く「勤続1年~4年」の介護職員の平均給与は34万円で、「勤続10年以上」は37.6万円です。「勤続10年以上」の介護職員は、勤続5年未満の介護職員より3.6万円ほど平均給与が高い結果でした
介護業界では、経験を積んでスキルを身につけることで給料が上がる傾向があり、介護型サ高住も例外ではありません。

介護型サ高住の男女別・年齢階級別の平均給与

ここでは、介護型サ高住など(特定施設入居者生活介護事業所)で月給制・常勤で働く介護職員における、男女別・年齢階級別の平均給与をご紹介します。

介護型サ高住で働く男性の介護職員の平均給与

同資料(p.169)によると、介護型サ高住などで働く男性の介護職員における、年齢階級別の平均給与は以下のとおりです(百の位以下は切り捨て)。

介護型サ高住で働く男性介護職員の平均給与。詳細は以下

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.169)

介護型サ高住などで働く男性の給料を年齢階級別に見ると、平均給与が最も高いのは「40~49歳」の38万6,030円でした。次いで、「50~59歳」が38万430円で、勤続年数を重ねて役職に就くことが多い年代の平均給与が高いことが分かります。

介護型サ高住で働く女性の介護職員の平均給与

同資料(p.169)によると、介護型サ高住などで働く女性の介護職員における、年齢階級別の平均給与は以下のとおりです(百の位以下は切り捨て)。

介護型サ高住で働く女性介護職員の平均給与。詳細は以下

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.169)

介護型サ高住などで働く女性の給料を年齢階級別に見ると、平均給与が最も高いのは「30~39歳」の37万800円でした。次いで、「40~49歳」が35万9,270円です。40代以降は平均給与が減少傾向にあることが分かります。

平均給与を男女別に見ると、男性37万5,080円、女性35万1,110円で、男性のほうが2万円以上高い結果です。業種を問わず、性別による給与水準には差があるのが現状で、「介護業界が特に男女の待遇差が大きい」というわけではありません。

なお、「60歳以上」の年齢階級に限り、女性のほうが男性より平均給与が高くなっています。介護型サ高住などにおいて、女性は60歳以上の割合が全体の14%であるのに対し、男性はわずか4%です。女性は男性より平均給与が低い実態がありますが、年齢を重ねてからも介護業界で活躍し、長期的に稼ぐ人も少なくありません。

介護従事者の職種別の平均給与

ここでは、同資料(p.126)をもとに介護従事者の職種別の平均給与をご紹介します(百の位以下は切り捨て)。なお、事業所別のデータはないため、サ高住の給料が気になる方は参考程度にご覧ください。

介護従事者の職種別の平均給与。詳細は以下

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.126)

上記の介護従事者の中では、看護職員の平均給与が最も高い結果でした。次いで、ケアマネジャー(介護支援専門員)、理学療法士などのリハビリ専門職となっています。看護職員やケアマネジャーの平均給与が高い理由は、専門性の高さが給与に反映されているためと考えられるでしょう

サ高住で働く職種については「サ高住で働く職種は?仕事内容や役立つ資格、転職の注意点を解説」の記事にまとめているので、あわせて参考にしてみてくださいね。

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サ高住(サービス付き高齢者向け住宅)とは?

サ高住とは、高齢者が安心して暮らせる環境の賃貸住宅で、正式名称をサービス付き高齢者向け住宅といいます。安否確認(状況把握)と生活相談のサービスが付いていることや、バリアフリーの設備であることが特徴です。
単身世帯もしくは夫婦世帯の高齢者が主な入居対象で、「60歳以上の方」または「60歳未満で介護認定を受けている方」などが入居できます。

サ高住の種類は、大きく分けて一般型と介護型の2つです。一般型と介護型では、提供するサービスや人員配置などが異なります。

種類一般型サ高住介護型サ高住
支援内容状況把握(安否確認)・生活相談状況把握(安否確認)・生活相談・介護・看護・機能訓練
対象者主に60歳以上の方と、40~60歳で特定疾病により介護認定を受けている方
※上記に当てはまらない、60歳未満の配偶者なども入居できる場合がある
主に60歳以上の方と、40~60歳で特定疾病により介護認定を受けている方
※特定施設入居者生活介護のサービスを利用できるのは、「65歳以上」「40歳~64歳で特定疾病がある」のいずれかで介護認定を受けている方
人員配置日中ケアの専門家を1人以上配置介護職員や看護職員などを配置

サ高住によっては、上記のほかに認知症の有無や介護度など、独自の入居要件を定めていることもあります。

また、サービス付き高齢者向け住宅情報提供システムの「サービス付き高齢者向け住宅の現状と分析(p.6)」によると、サ高住のうち約9割は介護保険対象外の「一般型サ高住」です。介護保険における「特定施設入居者生活介護」の指定を受けている残り1割のサ高住は、「介護型サ高住」に分類されます。

サ高住の人員配置

一般型サ高住には、入居者さんが安心して暮らすための配置基準があり、介護型サ高住には、入居者さんが介護を受けながら生活するための配置基準があります。

一般型サ高住の人員配置

一般型サ高住を運営するための人員配置の条件は、原則として日中ケアの専門家が常駐することです
介護サービス情報公表システムの「サービス付き高齢者向け住宅について」によると、ケアの専門家とは、以下に当てはまる人を指します。

  • 社会福祉法人・医療法人・指定居宅サービス事業所等の職員
  • 医師
  • 看護師
  • 介護福祉士
  • 社会福祉士
  • ケアマネジャー(介護支援専門員)
  • 介護職員初任者研修修了者

福祉系の法人の職員や、福祉系の資格保有者が日中常駐することで、一般型サ高住の配置基準を満たせます。夜間は職員の配置義務がありませんが、サービス付き高齢者向け住宅情報提供システムの「サービス付き高齢者向け住宅の現状と分析(p.7)」によると、サ高住全体の4分の3以上は夜間も職員を配置しているようです。

なお、「要支援・要介護者がいない」「入居者さんから同意を得る」といった一定の要件を満たし、入居者さんのサポートを支障なく行えるサ高住に限り、職員が日中に常駐しなくても運営できる場合があります。

介護型サ高住の人員配置

厚生労働省の「特定施設入居者生活介護・地域密着型特定施設入居者生活介護(改定の方向性)(p.16)」によると、介護型サ高住の配置基準は以下のとおりです。

職種配置基準
管理者1人(兼務可)
生活相談員要介護者等100人に対し1人
看護・介護職員要支援者10人に対し1人、要介護者3人に対し1人
※看護職員については、要介護者等が30人までは1人配置が必要。30人を超える場合は、50人ごとに1人配置する
機能訓練指導員1人以上(兼務可)
ケアマネジャー(介護支援専門員)要介護者等100人に対し1人以上(兼務可)

介護サービスを提供する「介護型サ高住」では、介護職員や看護職員、生活相談員、ケアマネジャーなどの職種の配置が求められます。また、夜間も1人以上職員を配置しなければなりません。

サ高住のサービス内容

以下では、サ高住のサービス内容を一般型と介護型に分けてご紹介します。サ高住の種類による仕事内容の違いが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

一般型サ高住のサービス内容

一般型サ高住で提供しなければならないサービスは、状況把握(安否確認)と生活相談のみです。サービス内容は施設によって異なり、食事の提供や健康管理などのサービスに対応するサ高住も多くあります。

また、上記のサービスに加え、介護保険サービスを一体的に提供する施設も少なくありません。サ高住に併設されている介護事業所として多いのは、訪問介護事業所やデイサービスです。
なお、一般型サ高住の入居者さんが介護保険制度を利用する場合は、入居するための賃貸契約とは別に介護保険サービスの契約を行う必要があります。

介護型サ高住のサービス内容

介護型サ高住は、身体介護といった日常生活の支援や機能訓練、療養上の世話などのサービスを提供します。入居者さんの状況に応じて、施設で生活を送るうえで必要な支援を総合的に実施するのが、一般型との違いです。

サ高住とほかの介護事業所の給料の違いとは?

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)」をもとに、月給制・常勤の介護職員における、施設形態別の平均給与を以下にまとめました(百の位以下は切り捨て)。介護型サ高住が該当する「特定施設入居者生活介護事業所」とほかの事業所の給与の違いを、参考として確認してみてくださいね。

また、訪問介護事業所やデイサービスを併設しているサ高住で働く場合は、それぞれの事業所の給与水準も確認しておくと良いでしょう。

介護型サ高住とほかの介護事業所の給与比較。詳細は以下

参照:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.129)

施設形態別では、特養(介護老人福祉施設)の平均給与が36万1,860円で最も高い結果でした。介護型サ高住など(特定施設入居者生活介護事業所)の平均給与は36万1,000円で、特養に次いで2番目に高い金額です

サ高住の職員は処遇改善加算の支給対象になるの?

「サ高住の職員は処遇改善手当をもらえるの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。サ高住が介護職員等処遇改善加算の対象なのかについて、一般型と介護型に分けて解説します。

一般型サ高住の場合

単独型の一般型サ高住は、介護保険制度の対象外です。そのため、介護保険制度における介護報酬の一つである「介護職員等処遇改善加算」を算定することはできません。
しかし、訪問介護事業所やデイサービスなど、介護職員等処遇改善加算の対象となる介護サービス事業所を併設しているサ高住で働く場合、処遇改善手当を受給できる可能性があります。

サービス付き高齢者向け住宅情報提供システムの「サービス付き高齢者向け住宅の現状と分析(p.8)」によると、サ高住全体のおよそ4分の3は高齢者生活支援施設を併設。処遇改善加算の対象となる介護事業所を併設する割合が高いようです。
具体的には、サ高住全体の約4割が訪問介護事業所を併設しており、同じく約4割がデイサービスを併設しています。

一般型サ高住で働く場合、併設する介護事業所が加算を算定していて、自身が事業所の決める支給対象に当てはまっていれば、処遇改善手当を受給できるでしょう

介護型サ高住の場合

介護型サ高住は、処遇改善加算の制度の対象である「特定施設入居者生活介護」のサービスです。そのため、事業所が加算を取得していて自身が支給対象に当てはまっていれば、処遇改善手当をもらえるでしょう。

以下では、介護型サ高住が含まれる特定施設入居者生活介護事業所における、処遇改善加算の算定状況や支給対象の職種について解説します。

介護職員等処遇改善加算を取得する事業所の割合

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.38)」によると、2024年9月末時点で介護型サ高住など(特定施設入居者生活介護事業所)の99.5%が、介護職員等処遇改善加算の届出をしています。そのうち最も上位の加算Iが48.3%、次に加算率が高い加算IIが42.5%です。

同省の「介護職員等処遇改善加算に関する基本的考え方並びに事務処理手順及び様式例の提示について(令和7年度分)別紙1」によると、加算Iの加算率は12.8%、加算IIの加算率は12.2%で、算定した加算は介護従事者の処遇改善に充てられます。

給料アップの対象となる職種

介護職員等処遇改善加算は、介護職員を中心に他職種の給料アップにも充てられます。

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.53)」によると、介護型サ高住など(特定施設入居者生活介護事業所)では、生活相談員(78.1%)や看護職員(75.7%)、ケアマネジャー(64.7%)といった職種にも処遇改善加算を配分しているようです

サ高住の職員が給料をアップさせる方法は?

サ高住の職員は、資格を取得したり勤続年数を重ねたりすることで、給料アップを目指せます。以下で給料を上げる方法を解説するので、確認してみましょう。

業務に活かせる資格を取得する

勤務先のサ高住の業務に活かせる資格を取得することで、資格手当や昇給につながる可能性があります。給料アップを目指す方は、就業規則を見たり上司に聞いたりして、資格手当の対象となる資格や昇給の条件をチェックしておくと良いでしょう。

サ高住の仕事に役立つ資格が知りたい方は、「介護資格の種類29選!取得方法やメリットを解説します」の記事を参考にしてみてください。

同じ職場に長く勤務する

サ高住の職員が給料を上げる方法として、同じ勤務先で長く働くのも有効です。勤続年数を重ねれば、基本給やボーナスがアップする可能性があります。同じ勤務先で長期的に活躍するためには、自分にとって働きやすい環境かどうか見極めて職場を選ぶことが大切です。

夜勤の回数を増やす

夜勤のあるサ高住の場合、上司や管理者に相談して夜勤の回数を増やせば、給料アップが可能です
レバウェル介護(旧 きらケア)の調査によると、夜勤ありの介護職員のおよそ6割は、夜勤1回あたり「5,000円以上9,000円未満」の夜勤手当を支給されています。

「できるだけ早く給料を上げたい」という方は、夜勤を増やすことを検討してみても良いかもしれません。ただし、夜勤の回数を増やすと、身体的な負担が大きくなるおそれがあるため、自身の体調を考慮して無理のない働き方を選択しましょう。
介護職員の夜勤回数については、「介護職の夜勤回数に上限はある?労働基準法や平均夜勤回数を解説」で解説しています。

給料の高い職場に転職する

昇給制度が整備されておらず、今の職場で給料アップを目指すのが難しい場合は、納得できる条件の職場に転職する選択肢もあります。転職する場合、給料だけではなくほかの待遇や仕事内容、勤務地などもしっかりと確認したうえで応募先を選ぶと、ミスマッチを防げるでしょう。

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サ高住の職員の給料以外の勤務条件はどんな感じ?

サ高住の応募条件や働き方を下記にまとめたので、「求人の特徴が知りたい!」という方はぜひご覧ください。

資格要件

サ高住で働くために必須の資格はないので、無資格から挑戦できます。ただし、職場によっては、介護職員初任者研修などの資格を応募要件にしている場合もあるようです。たとえば、訪問介護事業所を併設するサ高住の場合、ホームヘルパーに必要な初任者研修以上の資格が求められる可能性が高いでしょう。

無資格で転職する方は、「無資格OK」といった記載がある求人を選ぶと、転職を成功させやすいかもしれません。

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雇用形態

サ高住の職員の雇用形態はさまざまで、正社員、パート・アルバイト、派遣社員といった求人があります。どの雇用形態の職員を募集しているかは職場によって異なるので、求人情報をしっかり確認しておきましょう。就職の際は、自身の働き方の希望に合った雇用形態を選ぶのがポイントです。

勤務時間

サ高住でフルタイムで働く場合、日勤は「午前9時~午後6時(休憩1時間)」のように8時間ほどの勤務が多いようです

夜勤の勤務時間は、「午後5時~翌午前9時(休憩1~2時間)」のように、16時間前後のシフトが多いでしょう。長時間の夜勤の場合、シフト上は2日分の勤務として扱われるのが一般的です。

また、職場によっては、「午後3時~午前0時(休憩1時間)」と「午前0時~午前9時(休憩1時間)」のように、夜勤を2つのシフトに分けていることもあります。

福利厚生

福利厚生は、勤務先によって大きく異なります。サ高住は、株式会社などの営利法人や、医療法人、社会福祉法人など、さまざまな法人が運営している施設です。特に、営利法人が運営するサ高住は、事業所の経営状況が待遇と直結しやすく、職場による福利厚生の違いが大きいでしょう。
一方、大規模な法人が運営するサ高住は、経営が安定していて、福利厚生が充実している傾向があります

サ高住で働く介護職員の1日のスケジュールは?

ここでは、サ高住の約4割が該当する「訪問介護事業所併設型のサ高住」における、介護職員のスケジュール例をご紹介します。

時間仕事内容
午前9時出勤、夜勤スタッフから申し送りを受ける
午前9時30分朝食の片付け
午前10時清掃
正午昼食の準備、食事介助(訪問業務)
午後1時休憩
午後2時安否確認、生活相談
午後4時入浴介助(訪問業務)
午後5時夜勤スタッフへの申し送り、夕食の配膳
午後6時退勤

サ高住の職員は、入居者さんの安否確認や生活相談、食事の提供、清掃などを行います。訪問介護併設型の場合、入浴介助や食事介助といった、日常生活全般の支援にも携わることになるでしょう。また、夜勤や宿直のスタッフを配置するサ高住では、勤務を交代する前に申し送りを行います。

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サ高住で働くメリットとは?

サ高住で働くメリットは、未経験から活躍できることや、接遇スキルを磨けることです。就職するか悩んでいる方は、以下のメリットを参考にしてみてください。

無資格や未経験から活躍できる

無資格や未経験で応募できるサ高住の求人は少なくありません。サ高住は、福祉に興味がある無資格や未経験の方が、高齢者の支援を学びやすい環境です。そのため、「働きながら高齢者の支援について学びたい」と考えている方は、やりがいを感じられるでしょう。

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職員の負担が少ない傾向にある

一般型サ高住で働く職員の身体的・精神的な負担は、介護事業所で働く場合に比べて少ない傾向があります。一般型サ高住では、基本的に直接的な介護サービスを提供しません。自立した生活を送れる方が主に入居しているので、転倒リスクが高い方の介護や看取りケアを行うことが少なく、重責による精神的な負担も少ない傾向があります。

接遇スキルを磨ける

自立度の高い方を対象とするサ高住では、介護スキルより接遇を重視する場合があります。接遇に力を入れているサ高住で働くと、入居者さんが充実した生活を送れるよう、ホスピタリティの高い支援を行うスキルを習得できるでしょう
入居者さんやご家族に丁寧な対応をするスキルが身につけば、サ高住をはじめ福祉のさまざまな現場で活躍できます。

介護施設よりも柔軟に仕事ができる傾向にある

サ高住と介護施設の仕事を比べたときに、「サ高住のほうが自由度が高くて働きやすい」と感じる人もいるようです。サ高住は、介護施設のように利用者さん共通で1日のスケジュールが決まっているわけではないので、柔軟に仕事ができる傾向にあります

職場によっては多様な経験を積める

充実したケアを提供するサ高住で働くと、多様な経験を積むことができます。たとえば、介護型サ高住では、身体介護や生活援助の経験を積んでスキルを習得することが可能です。
一般型サ高住でも、訪問介護事業所やデイサービスなどを併設している場合、サ高住の職員としての経験に加え、介護職員としての実務経験も積めるでしょう。

また、ほかのサ高住と差別化を図るために、入居者さんとのコミュニケーションの場を充実させていたり、自費サービスを豊富に展開していたりするサ高住もあるようです。多様な経験を積めるサ高住で働くと、自身のスキルアップにつながったり、将来的なキャリアの選択肢が広がったりするメリットを感じられるでしょう

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サ高住で働くデメリットとは?

上記でご紹介したサ高住で働くメリットは、見方を変えればデメリットに感じる場合もあります。サ高住の仕事に興味がある方は、メリットだけではなくデメリットも把握しておきましょう。

介護の専門的なスキルを身につけるのが難しい

一般型サ高住は、介護サービスをメインに提供する施設ではありません。そのため、介護の専門的なスキルを身につけたい場合は、思うようにスキルアップできないことをデメリットに感じる可能性があります
サ高住は施設ごとに仕事内容が異なるので、ミスマッチを感じないためには、事前のリサーチが重要です。

キャリアパスの選択肢が少ない

一般型サ高住は、介護福祉士試験やケアマネジャー試験の受験に必要な実務経験を積めないため、キャリアの選択肢が少ない傾向にあります。介護福祉士やケアマネジャーを目指したい人は、サ高住で働くとキャリアプランを叶えにくいでしょう。

ただし、介護事業所を併設しているサ高住において介護業務を担当する場合は、介護職員としてキャリアを積めます。実務経験を積むことで、介護福祉士やケアマネジャーの試験の受験資格を得られる可能性もあるでしょう。

サ高住で働きながら介護職員としてキャリアアップしたい方は、事前にキャリアパスを確認しておくと安心です。福祉業界でキャリアアップしたい場合、資格取得支援制度のある職場を選ぶと、自身の負担を抑えながら資格を取得できるでしょう。

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スケジュール管理が大変

サ高住では、入居者さんの相談や生活習慣に応じた臨機応変な対応が求められます。介護施設に比べると自由な部分がある反面、きっちり業務の時間が区切られていないため、スケジュール管理を負担に感じる職員もいるようです
自身でスケジュール管理を行う際は、ToDoリストを作成したり、優先順位をメモしたりして、業務量や進捗を確認するとミスを防げるでしょう。

兼務に対応するのがきつい

職場によっては、介護業務と事務作業など、複数の仕事を兼務することがあります。マルチタスクが苦手な方は、それぞれに対応するスキルや体力が求められることを、きついと感じるかもしれません

兼務に負担を感じる場合、上司や先輩職員に相談すると解決につながる可能性があります。「苦手な業務はコツを聞いて慣れる」「自分だけ業務量が多い場合は分担できないか聞いてみる」というように、周囲と連携することで仕事の負担を軽減できるでしょう。

サ高住の仕事に向いているのはどんな人?

コミュニケーション能力が高い人や対応力がある人は、サ高住でスキルを活かして働けます。以下で、どのような人がサ高住の仕事に向いているのか解説するので、「サ高住で活躍できるかどうか気になる…」という方は、チェックしてみてください。

コミュニケーション能力が高い人

サ高住は、入居者さんの生活相談に対応することが主な業務なので、コミュニケーション能力があると活躍しやすいでしょう。入居者さんの抱えている課題や悩みを把握するには、コミュニケーションを取って信頼関係を築くことが欠かせません。

日ごろから入居者さんと十分にコミュニケーションを取り、様子を職員間で共有できていれば、認知機能や身体機能の変化にもいち早く気づいてサポートできます。

状況に合わせて対応できる人

状況に応じて臨機応変に動ける人は、サ高住の仕事に向いているでしょう。入居者さんの対応をしていると、毎日同じスケジュールで業務を行えないこともあります。また、ご家族の訪問への対応なども発生するため、その日の状況を見ながら仕事を行うための対応力が必要です。

事務作業や家事が得意な人

サ高住では、事務作業や家事サービスを行うことがあるので、事務や家事のスキルがあれば仕事に活かせるでしょう。

事務作業では、入居者さんに関する情報の管理や、利用料の請求に関する業務を行います。家事の支援としては、掃除や洗濯、調理、買い物などを行うことがあるでしょう。職歴を問わず、PCスキルや家事スキルがあれば、サ高住で働く際のアピールポイントになります

介護のスキルや実務経験がある人

介護のスキルがある人は、高齢者と関わる機会が多いサ高住で活躍できます。特に、介護サービスを提供するサ高住の場合、介護の資格や実務経験は大きな強みになるでしょう。
また、高齢者の方とコミュニケーションを取るときのコツや、どのような病気・悩みが発生しやすいかなどの知識があるので、入居者さんに寄り添って相談に乗れます。

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サ高住の仕事についてよくある質問

ここでは、サ高住の仕事についてよくある質問に回答します。「サ高住の夜勤はどんな感じ?」「求人はどうやって探せば良いの?」といった疑問がある方は、ぜひチェックしてみてください。

サ高住の仕事はきついですか?

サ高住の仕事をきついと感じるかどうかは、人によって異なります。たとえば、「仕事内容がイメージと違った」「人員配置が少なくて忙しい」といった理由で、サ高住がきついと感じる方もいます。サ高住の業務範囲や勤務体制は職場によってさまざまなので、働き始めてから「きつい」と感じないためには、事前のリサーチが重要です。
サ高住で働くメリットとデメリットを比較したい方は、「サ高住の仕事は楽?きつい?仕事内容や働くメリットをご紹介」の記事をご参照ください。

サ高住の仕事内容を知りたいです

サ高住の仕事内容は、施設の種類が一般型か介護型かによって異なります。一般型サ高住の主な仕事は、入居者さんの安否確認や相談対応です。介護型サ高住では、安否確認や相談対応に加えて、身体介護や生活援助、機能訓練のサポートなどを行います。希望の働き方を叶えるためには、事前に仕事内容を確認することが大切です。

サ高住の夜勤は1人で対応するの?

サ高住で働く場合、1人で夜勤に対応する可能性があります。ただし、最初から1人で夜勤を任せられるわけではありません。日勤業務に慣れ、夜勤の仕事を教えてもらってから対応するのが基本なので、あまり不安に感じ過ぎなくても大丈夫でしょう。もしも自信がない方は、夜勤の有無や人員配置を確認しておくと安心です。
夜勤に不安がある方は、「介護職の夜勤の注意点とは?緊急時の対応や心身のケア方法7選」の記事もご一読ください。

サ高住の求人を探すのにおすすめの方法は?

サ高住の求人探しには、ハローワークや求人サイト、転職エージェントなどを利用できます。サ高住は、施設ごとに方針や仕事内容が異なるのが特徴なので、転職エージェントで疑問点を解消しながら、応募する求人を選ぶのがおすすめです。
求職活動の際は、介護・福祉業界に特化した転職エージェントの「レバウェル介護(旧 きらケア)」をご活用くださいね。

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まとめ

介護型サ高住が含まれる「特定施設入居者生活介護事業所」で働く介護職員の平均給与は36万1,000円で、介護施設や事業所の中で2番目に高い結果でした。なお、サ高住で働く方の給与は、保有資格や勤続年数、職種などによって異なります。

サ高住とは、状況把握や生活相談のサービスを提供する高齢者向けの住宅のことです。一般型と介護型があり、サ高住の業務範囲は職場によってさまざま。給料だけではなく仕事内容や福利厚生なども調べ、総合的な視点で求人をチェックすることが、自分に合った職場を探すためのポイントです。

サ高住の職員が給料をアップさせるには、資格を取得することや同じ職場に勤続すること、夜勤の回数を増やすことなどが有効です。もしも、今の職場で昇給が見込めない場合は、自分が納得できる給料や環境の職場に転職する選択肢もあります。

「サ高住への転職について相談したい」「気になる職場の給料を比較したい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。福祉業界に詳しい専任のキャリアアドバイザーが、それぞれの求人の特徴を丁寧にご説明し、必要に応じて事業所への問い合わせも代行いたします。求人に関する問い合わせだけの利用も歓迎なので、ぜひご活用くださいね!

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2025年12月12日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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