介護福祉士からサビ管(サービス管理責任者)になるには?要件を解説!

介護の仕事 2026年3月31日
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サビ管になるには介護福祉士に対する記事のメイン画像

この記事のまとめ

「介護福祉士からサビ管になるにはどうしたら良いのか知りたい!」という方もいるのではないでしょうか。介護福祉士からサビ管(サービス管理責任者)になるには、介護福祉士の実務経験を3年以上積んで、指定の研修を修了するルートなどがあります。この記事では、介護福祉士からサビ管になる方法として、必要な実務経験と研修を解説。介護福祉士からサビ管になるメリットもご紹介しているので、参考にしてください。

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目次

介護福祉士からサビ管(サービス管理責任者)になるには?

介護福祉士からサビ管になるには、必要な実務経験を積んで指定の研修を修了することが必要です。介護福祉士の取得ルート別に、サビ管になる流れをご紹介します。

実務経験ルートで介護福祉士になった場合

実務経験ルートで介護福祉士になった場合、「指定資格の保有と直接支援業務の実務経験5年以上」の要件を満たしてサビ管になるのが最短です。

介護等の実務経験を3年積んで介護福祉士になった方は、あと2年実務経験を積めばサビ管の実務経験の要件を満たすことが可能です。介護福祉士になるために取得した「介護福祉士実務者研修」は「介護職員初任者研修」の上位資格にあたるため、サビ管の要件である「指定資格」に該当すると考えられます。
ただし、実務経験に関する細かいルールや条件は自治体によって異なるため、自治体に確認すると安心です。

実務経験の要件を満たしたら、「サービス管理責任者基礎研修」と「サービス管理責任者実践研修」を修了すれば、サビ管として働けます。基礎研修はサビ管の要件を満たす2年前から受講できるため、介護福祉士になるために積んだ実務経験で受講要件を満たせる可能性があります。

養成施設・福祉系高校ルートで介護福祉士になった場合

養成施設・福祉系高校ルートで介護福祉士になった場合、介護福祉士として実務経験を3年積むのがサビ管になる最短ルートと考えられます。該当するサビ管の実務経験の要件は、「国家資格等に基づく業務と直接支援業務の実務経験3年以上」です。

介護福祉士としてサビ管の実務経験要件に該当する事業に1年携わると、「基礎研修」を受けられます。実務経験を積みながら基礎研修と実践研修をすれば、最短3年で介護福祉士からサビ管になることが可能です。

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サビ管になるための実務経験の要件

サビ管になるには、「相談支援業務」または「直接支援業務」の実務経験を積む必要があります。介護福祉士が行う介護業務は、「直接支援業務」です。

厚生労働省告示第五百四十四号の「指定障害福祉サービスの提供に係るサービス管理を行う者として厚生労働大臣が定めるもの等」によると、以下のいずれかの要件を満たせばサビ管として働けます。

  • 指定資格を保有しており、直接支援業務の実務経験が5年以上ある
  • 相談支援業務の実務経験が5年以上ある
  • 指定の国家資格等に基づく業務の実務経験が3年以上と、相談支援または直接支援業務の実務経験が3年以上ある
  • 直接支援業務の実務経験が8年以上ある

実務経験は、従事期間1年かつ従事日数が180日以上あれば、1年としてカウントできます。雇用形態は問われませんが、日数の規定があるので勤務時間が少ない方は確認しておきましょう。

以下でサビ管の実務経験の要件を解説するので、自分の介護福祉士の経験がサビ管の要件に当てはまるかどうかチェックしてみてください。
なお、サビ管の実務経験の要件は、自治体によって細かいルールが異なるため、自分の経歴で要件を満たせるかどうかは担当窓口に確認すると良いでしょう。

指定資格の保有と直接支援業務の実務経験5年以上

指定の資格を保有しており、直接支援業務の実務経験が5年以上ある場合、サビ管の要件を満たすことが可能です。
「指定資格の保有」とは、次のいずれかの要件を満たしていることを指します。

・社会福祉主事任用資格を保有する(社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉に関する研修や講習の受講者など)
・介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)以上に当たる研修を修了する
・保育士
・児童指導員任用資格を保有する
・精神障害者社会復帰指導員任用資格を保有する

介護福祉士からサビ管(サービス管理責任者)になるには?」で解説したように、実務経験ルートで介護福祉士になった場合、指定資格の要件を満たせる可能性が高いでしょう。

直接支援業務とは、食事や入浴、排泄といった生活をするうえで必要な動作の介助を行うことです。機能訓練や職業訓練も、直接支援業務に当てはまります。

以下のいずれかの事業で直接支援業務の実務経験を8年以上積むと、サビ管として従事することが可能です。

・障害者支援施設、障害児入所施設、老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院、病院や診療所の療養病床
・障害福祉サービス事業、障害児通所支援事業、老人居宅介護等事業
・病院または診療所、薬局、訪問看護事業所
・障害者の雇用の促進等に関する法律に規定する子会社、同法に規定する助成金の支給を受けた事業所
・特別支援学校(盲学校、ろう学校、養護学校)
・そのほか上記に準ずる事業

介護老人保健施設や特別養護老人ホーム(介護老人福祉施設)、デイサービスなどにおける介護業務の経験が、サビ管の実務要件を満たすうえで活かせます。

相談支援業務の実務経験5年以上

相談支援専門員やケアマネジャー、生活相談員などとして、相談支援の実務経験を5年以上積むと、サビ管として従事することが可能です。
相談支援業務とは、高齢者の方や障がいのある方、そのご家族が、生活するうえで抱える悩みや困りごとに関する相談に対応し、助言や指導を行うことを指します。

サビ管の要件である「相談支援業務」に該当する事業は、以下のいずれかです。

・1.一般相談支援事業、特定相談支援事業、地域生活支援事業、障害児相談支援事業、身体障害者相談支援事業、知的障害者相談支援事業、居宅介護支援事業、介護予防支援事業
・2.児童相談所、身体障害者更生相談所、精神障害者社会復帰施設、知的障害者更生相談所、福祉事務所、発達障害者支援センター
・3.障害者支援施設、障害児入所施設、老人福祉施設、精神保健福祉センター、救護施設・更生施設、介護老人保健施設、介護医療院、地域包括支援センター
・4.障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター
・5.特別支援学校(盲学校、ろう学校、養護学校)
・6.そのほか上記に準ずる事業
・7.病院または診療所(※)

「7.病院または診療所」における実務経験でサビ管になる場合、以下のいずれかの要件を満たすことも必要です。

・社会福祉主事任用資格を保有する(社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉に関する研修や講習の受講者など)
・介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)以上に当たる研修を修了する
・指定の国家資格等を保有する
・上記の1~6における相談支援業務の実務経験が1年以上ある

上記の指定の国家資格は、「国家資格等に基づく業務と相談支援または直接支援業務の実務経験3年以上」で後述するものと共通で、介護福祉士も含まれます。

国家資格等に基づく業務と相談支援または直接支援業務の実務経験3年以上

国家資格等に基づく実務経験と、相談支援または直接支援業務の実務経験がどちらも3年以上あると、サビ管の要件を満たせます。

サビ管になるには、以下のいずれかの国家資格を取得して実務経験を積む必要があります。

医師、歯科医師、薬剤師、保健師、助産師、看護師、准看護師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士、介護福祉士、視能訓練士、義肢装具士、歯科衛生士、言語聴覚士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師、管理栄養士、栄養士、精神保健福祉士、公認心理師

「国家資格等の実務経験」と「相談支援または直接支援業務の実務経験」は重複して計算することが可能です。
したがって、介護福祉士が該当の業務に携わる場合、3年の実務経験を積むことで「国家資格等の実務経験」と「相談支援または直接支援業務の実務経験」の両方の要件を満たせます

直接支援業務の実務経験8年以上

サビ管になるには、「指定資格の保有と直接支援業務の実務経験5年以上」で前述した直接支援業務の実務経験を8年以上積むルートもあります。
すでに介護福祉士の資格を保有している方は、先述した「指定資格の保有と直接支援業務の実務経験」や「国家資格等の実務経験と相談支援または直接支援業務の実務経験」がサビ管になる最短ルートです。

一方で、「直接支援業務の実務経験8年以上」のルートは資格要件がなく、直接支援の実務経験のみでサビ管を目指せます。まだ介護福祉士を取得していない方は、これまでの実務経験の期間や業務内容を確認してサビ管になる最適なルートを検討してみてくださいね。

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サビ管になるための研修

サビ管になるには、実務経験を積むだけではなく、指定の研修を修了する必要があります。研修の種類や受講料を、以下で確認してみましょう。

研修の種類

サビ管として働くには、「サービス管理責任者基礎研修」と「サービス管理責任者実践研修」の2つの研修を修了する必要があります。また、サビ管として従事し続けるには、実践研修終了後5年ごとに「サービス管理責任者更新研修」を受けなければなりません。
各研修の日程や受講方法、申し込み方法、定員などは都道府県ごとに異なります。自治体によっては研修を実施する団体が複数あるため、Webサイトをチェックしてみましょう。

サビ管に受講が必要な「基礎研修」「実践研修」「更新研修」について、以下で解説します。

サービス管理責任者基礎研修

サビ管の研修要件を満たすには、まず「サービス管理責任者基礎研修」を修了しなければなりません。サビ管の実務経験の要件を満たす2年前から、基礎研修を受けられます。
たとえば、介護福祉士が「指定の国家資格と相談支援または直接支援業務の実務経験」のルートでサビ管を目指す場合、実務経験を1年積むと基礎研修を受講可能です。

厚生労働省の「サービス管理責任者等研修制度について(p.7)」によると、基礎研修は「相談支援従事者初任者研修の講義部分」「共通講義、演習部分」で構成されます。
基礎研修における「相談支援従事者初任者研修の講義部分」の学習内容と研修時間は、以下のとおりです。

基礎研修(相談支援従事者初任者研修の講義部分)研修時間
障害者の地域支援と相談支援従事者(サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者)の役割に関する講義5時間
障害者の日常生活・社会生活を総合的に支援するための法律および児童福祉法の概要、サービス提供のプロセスに関する講義3時間
相談支援におけるケアマネジメント手法に関する講義3時間
合計11時間

参考:厚生労働省「サービス管理責任者等研修制度について(p.7)

以下は、「共通講義・演習部分」の学習内容と研修時間です。

基礎研修(共通講義、演習部分)研修時間
サービス管理責任者の基本姿勢とサービス提供のプロセスに関する講義7.5時間
サービス提供プロセスの管理に関する演習7.5時間
合計15時間

参考:厚生労働省「サービス管理責任者等研修制度について(p.7)

自治体によって研修の申し込み方法は異なりますが、実務経験の証明として事業所に「実務経験証明書」を発行してもらい、提出する場合が多いようです。
複数の事業所で働いた経験を合算する際は、それぞれの事業所の証明書が必要な可能性があるので、提出書類を早めに確認して準備しましょう。

サービス管理責任者実践研修

基礎研修を修了したら、OJT(職場内研修)期間を経て「サービス管理責任者実践研修」を受講します。OJTの内容は、実務経験要件に該当する相談支援業務や直接支援業務です。

実践研修の受講には原則2年間のOJTが必要ですが、「サビ管の実務経験の要件を満たした基礎研修修了者が、個別支援計画の原案作成までの一連の業務を行う場合」は、OJTを6ヶ月に短縮できます。

同資料(p.7)をもとに、実践研修の学習内容と研修時間を以下の表にまとめました。

実践研修研修時間
障害福祉の動向に関する講義1時間
サービス提供に関する講義・演習6.5時間
人材育成の手法に関する講義・演習3.5時間
多職種および地域連携に関する講義・演習3.5時間
合計14.5時間

参考:厚生労働省「サービス管理責任者等研修制度について(p.7)

実践研修は講義と演習で構成されており、研修時間は合計14.5時間です。実務経験の要件を満たして実践研修を修了すると、正式にサビ管として従事できます。

サービス管理責任者更新研修

実践研修を修了する際に発行される「実践研修修了証」には5年間の有効期限があり、サビ管として継続して働くには「サービス管理責任者更新研修」を受けなければなりません。実践研修を修了した翌年から5年間のうちに、更新研修を受講します。
更新研修は、5年間の期間内であればいつでも受講することが可能です。更新研修と次の更新研修の間が5年以上空いても問題ありません。

同資料(p.7)によると、更新研修の学習内容と研修時間は以下のとおりです。

更新研修研修時間
障害福祉の動向に関する講義1時間
サービス提供の自己検証に関する演習5時間
サービスの質の向上と人材育成のためのスーパービジョンに関する講義・演習7時間
合計13時間

参考:厚生労働省「サービス管理責任者等研修制度について(p.7)

更新研修を受講するには、更新研修を受けるまでの5年間に2年以上の期間、サビ管として従事した経験が必要です。実務経験を満たせない場合や、期間内に更新研修を受けなかった場合は、実践研修を受け直すことでサビ管として従事できます。

研修の受講に必要な費用

サビ管になるうえで必要な主な費用は、基礎研修と実践研修の受講料です。研修を実施する自治体ごとに料金は異なります。以下は、都道府県ごとに基礎研修・実践研修の受講料を比較したグラフです(十の位以下切り捨て)。

都道府県別サービス管理責任者基礎研修・実践研修受講料。詳細は以下

参考:公益財団法人総合健康推進財団「東京都 サービス管理責任者研修・児童発達支援管理責任者研修」、福島県「福島県サービス管理責任者・児童発達支援管理責任者「基礎研修」の開催について(申込締切:令和7年7月18日(金曜日)まで)」「令和7年度福島県サービス管理責任者等「実践研修」の開催について(申込締切:令和7年8月5日(火曜日)まで)」、東北福祉カレッジ「サービス管理責任者等基礎研修」「サービス管理責任者実践研修」、社会福祉法人愛知県社会福祉協議会「研修情報」、京都府「京都府サービス管理責任者等研修について」、岡山県「障害福祉課‐岡山県ホームページ」、福岡県社会福祉士会「福岡県サビ児管〈基礎〉研修お申し込み者用」「実践研修カテゴリーA(OJT2年)

サビ管の基礎研修・実践研修の受講料は、自治体によっては無料のところがあるようです
また、職場によっては資格取得支援制度が整っており、受講料を補助してくれる場合があります。研修を申し込む前に、事業所の規定を確認してみましょう。

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介護福祉士がサビ管を目指すメリット

介護福祉士がサビ管を目指すメリットは、給与アップを期待できることやキャリアの幅を広げられることです。介護福祉士の経験を活かしてサビ管になることを検討している方は、以下を参考にしてみてください。

給与アップを期待できる

介護福祉士からサビ管になると、給与アップを期待できます。厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)」によると、2024年9月の介護福祉士の平均給与額は35万50円でした。
同省の「令和6年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査 調査結果報告書(p.76)」によると、サビ管の同時期の平均給与額は40万5,480円で、介護福祉士より5万円以上高いことが分かります

異なる調査のデータのため一概には言えませんが、介護福祉士からサビ管にキャリアアップすれば給与が上がる可能性が高いでしょう。

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キャリアの幅が広がる

「現場における直接支援」から「マネジメント」へと活躍の場を広げられるのも、介護福祉士からサビ管にキャリアチェンジするメリットです。
サビ管になると、障害福祉サービスの利用者さんに提供するサービスの基準となる「個別支援計画」を作成できます。また、スタッフの育成や指導を通して、事業所が提供するサービスの質を底上げできるのもサビ管の魅力です。

介護福祉士のノウハウをサビ管の仕事に活かせる

介護福祉士の仕事で培ったノウハウは、サビ管の業務にも活かせます。介護福祉士として利用者さんやそのご家族と適切なコミュニケーションを取りながら信頼関係を築いた経験は、サビ管が個別支援計画を作成する際にも発揮できるでしょう。
サビ管が利用者さん一人ひとりに合った支援計画を作成するには、利用者さんとの関わりのなかで障がいの特性や生活状況、ニーズなどを把握することが必要です。

ほかにも、介護職員やケアマネジャーと連携してきた介護福祉士の経験を、関係機関との連絡調整に活かせます。最適なチームケアが提供できると、仕事のやりがいにつながるでしょう。

身体的な負担を軽減できる

サビ管は基本的に日勤のみの働き方ができ、管理業務が中心のため、介護福祉士と比べて体力的な負担が少ない傾向があります
介護福祉士からサビ管になると、夜勤による生活リズムの乱れや、身体介護に伴う腰痛のリスクを減らせる可能性があるでしょう。体力的な負担が軽減されることで、長期的なキャリアを築きやすくなるのもメリットです。

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介護福祉士以外にサビ管を目指すうえで役立つ資格

介護職員初任者研修や社会福祉士といった資格は、サビ管を目指すうえで役立ちます。

介護職員初任者研修

直接支援業務の実務経験を5年以上と介護職員初任者研修の取得によって、「指定資格の保有と直接支援業務の実務経験」のルートでサビ管を目指すことが可能です。

介護職員初任者研修とは、介護に関する基礎的な知識やスキルを学べる資格。受講要件がなく介護職の経験を問わず取得を目指せるため、未経験の方や経験が浅い方も取得しやすい傾向にあります。
介護職員初任者研修を取得するには、介護資格スクールで約130時間のカリキュラムを受講し、修了試験に合格することが必要です。

介護・福祉業界に特化した転職エージェントのレバウェル介護(旧 きらケア)では、介護資格スクール「レバウェルスクール介護(旧 きらケアSTEP UPスクール)」を開講しています。
平日・土日どちらのコースもあるほか、欠席時に無料で振り替え受講ができるため、仕事と両立しながら資格取得を目指しやすい環境です。無資格・未経験から介護福祉士やサビ管にキャリアアップすることを考えている方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

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社会福祉士

社会福祉士を取得した方は、実務経験を3年積めば「指定の国家資格に基づく業務と相談支援または直接支援業務の実務経験」のルートでサビ管を目指すことが可能です。社会福祉士の業務の多くは、「相談支援業務」に当てはまります。

国家資格である社会福祉士は、相談援助の知識やスキルが身についていると証明できる資格です。サビ管として利用者さんやそのご家族からの相談に対応するうえで、社会福祉士として培ったノウハウが活かせます。

なお、社会福祉士を取得するには、受験要件を満たして社会福祉士国家試験を受験し、合格しなければなりません。受験資格を得るルートは、最終学歴や履修科目によって「福祉系大学ルート」「短期養成施設ルート」「一般養成施設ルート」の3つに分かれています。どのルートにおいても、通信教育や通学、実習で必要な科目を履修することが必須です。

社会福祉士の取得に興味がある方は、「社会人が社会福祉士になるには?一般養成施設の選び方も解説」の記事をご覧ください。

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精神保健福祉士

精神保健福祉士として3年以上の実務経験を積むと、「指定の国家資格に基づく業務と相談支援または直接支援業務の実務経験」のルートでサビ管を目指すことが可能です。精神保健福祉士の業務は、主に「相談支援業務」に当てはまります。

精神保健福祉士とは、精神障がいのある方やそのご家族の相談に対応するための知識やスキルを身につけられる資格です。精神疾患や相談支援、障害福祉サービスに関する知識は、サビ管として個別支援計画の作成やアセスメントを行ううえで役立つでしょう。

精神保健福祉士を取得するには、受験資格を得て精神保健福祉士国家試験を受験し、合格しなければなりません。受験要件を満たすルートは複数あり、福祉大学で指定科目を履修したり、養成施設に通ったりすることが必要です。

精神保健福祉士の受験ルートや合格率については、「精神保健福祉士になるには?受験資格や取得の方法を解説」をご一読ください。

そもそもサビ管とは?

サビ管とは、障害福祉サービスの利用者さんの自立した生活を支えるために、個別支援計画の作成やマネジメントを行う職種です。事業所が提供するサービスの質を管理し、利用者さんの日常生活の改善や社会参加の支援を行う役割があります。

サビ管の仕事内容

サビ管の主な仕事内容は、以下のとおりです。

  • 個別支援計画の作成・アセスメント
  • 定期的なモニタリング
  • 関係機関との連絡調整
  • 職員の指導や育成

サビ管は、利用者さんの障がい特性や生活状況、ニーズを把握し、目標や支援方針を定めた個別支援計画を作成します。サービス提供開始後は定期的なモニタリングを行い、支援内容が適切かどうか確認。必要に応じて計画の見直しを行います。
利用者さんに最適なサービスを提供するには、相談支援事業所や医療機関、就労先といった関係機関と連携することも必要です。

また、サビ管の業務には、事業所が提供するサービスの質を向上させるための職員への指導や教育も含まれます。

サビ管の配置基準と主な職場

サビ管の配置基準と主な職場を、以下で確認してみましょう。

サビ管の配置基準

e-Gov法令検索の「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準」に基づいて、サビ管の人員配置基準をまとめました。

障害福祉サービスの種類サビ管の配置基準
生活介護、療養介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援、就労定着支援常勤で1人以上
※利用者さんが60人以下の場合、1人以上
※利用者さんが61人以上の場合、40人またはその端数が増えるごとに追加で1人配置
障害者グループホーム(共同生活援助)1人以上
※利用者さんが30人以下の場合、1人以上
※利用者さんが31人以上の場合、30人またはその端数が増えるごとに追加で1人配置

参考:e-Gov法令検索「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく指定障害福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準

サビ管の配置基準は、サービスの種類や利用者さんの人数によって異なります
生活介護、療養介護、自立訓練、就労移行支援、就労継続支援、就労定着支援を提供する事業所は、利用者さんが60人以下の場合のサビ管の配置は最低1人です。利用者さんが61~100人の場合サビ管は最低2人と、利用者さんの人数に応じた配置を求められます。

サビ管の主な職場

サビ管は、主に以下のような障害福祉サービス事業所で働いています。

  • 就労継続支援A型・B型事業所
  • 就労移行支援事業所
  • 生活介護事業所
  • 自立訓練(生活訓練・機能訓練)事業所
  • 療養介護事業所
  • 障害者グループホーム

サビ管が活躍するのは、通所系、入所・入居系サービスを提供する障害福祉サービス事業所です。介護や就労支援、自立訓練など、事業所ごとにメインの支援内容は異なります。
障害者支援施設については、「障害者支援施設とは?仕事内容や1日の流れ、障害福祉サービスの種類を解説」の記事をご覧ください。

サビ管とほかの職種の違い

サビ管と役割や名称が似た職種として、「管理者」「サービス提供責任者(サ責)」「児童発達支援管理責任者(児発管)」が挙げられます。以下でサビ管とほかの職種の違いを解説するので、参考にしてみてください。

サービス管理責任者(サビ管)と管理者の違い

サビ管は現場のリーダーとして利用者さんに提供するサービスの質の管理を行う一方で、管理者は事業所の責任者として経営や職員のシフト管理を行います

サビ管は利用者さんの人数によって配置人数が異なりますが、管理者は基本的に1つの事業所につき1人です。それぞれの業務に支障がない場合に限り、サビ管と管理者は兼務できます。

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サービス管理責任者(サビ管)とサービス提供責任者(サ責)の違い

前述のように、サビ管は利用者さんが入居・通所する障害福祉サービス事業所で障がいのある方をサポートします。
これに対し、サ責は訪問型の事業所で高齢者の方や障がいのある方に提供するサービスの管理を担う職種。介護保険の訪問介護や障害福祉サービスの居宅介護などを提供する事業所に配置されます。

サビ管になるのに必須の資格はありませんが、サ責には「介護福祉士」「介護福祉士実務者研修」「旧ホームヘルパー1級」「旧介護職員基礎研修」のうちいずれかの資格の保有が必要です。なお、同行援護や行動援護のサ責には、別途要件が設けられています。

サビ管とサ責の違いを詳しく知りたい方は、「サービス管理責任者とサービス提供責任者の違いを解説!兼務はできる?」の記事をチェックしてみてください。

サービス管理責任者(サビ管)と児童発達支援管理責任者(児発管)の違い

サビ管と児発管は、いずれも障がいのある方を支援する職種ですが、支援対象者の年齢に違いがあります。基本的に、サビ管は18歳以上の成人、児発管は18歳未満の子どもが支援対象です。

児発管の仕事内容や要件については、「児童発達支援管理責任者(児発管)とはどんな職種?仕事内容や要件を解説」の記事をご一読ください。

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サビ管(サービス管理責任者)とは?なるには?仕事内容や給料事情を解説!

サビ管に向いている人とは?

以下のような人は、サビ管に向いています。

  • 積極的にコミュニケーションが取れる人
  • 臨機応変な対応ができる人
  • 責任感が強い人
  • 調整力がある人

利用者さんと積極的に関わるコミュニケーションスキルがある人は、サビ管の仕事に向いているでしょう。障がいの特性や必要な支援は利用者さんによって異なり、臨機応変な対応ができるとサビ管として活躍することが可能です。

また、利用者さんの生活に直結する個別支援計画を作成するうえでは、責任感を持って取り組む姿勢が求められます。

サビ管に向いている人や向いていない人の特徴については、「サービス管理責任者(サビ管)に向いている人は?仕事内容や要件も解説」の記事をチェックしてみてください。

介護福祉士からサビ管を目指す際によくある質問

ここでは、介護福祉士からサビ管を目指す際によくある質問に回答します。介護福祉士の資格の概要やサビ管の最短ルートが気になる方は、参考にしてください。

介護福祉士とはどんな資格?

介護福祉士とは、介護分野の資格のなかで唯一の国家資格です。取得することで、介護に関する専門的な知識とスキルを習得している証明になります。介護福祉士を取得するには、受験要件を満たしたうえで介護福祉士国家試験を受験し、合格することが必要です。
介護福祉士の取得方法やメリットについては、「介護福祉士とはわかりやすくいうとどんな資格?取得方法や試験概要を解説!」をご覧ください。

サビ管の最短ルートは?

サビ管の最短ルートは経歴によって異なります。介護福祉士や社会福祉士など、要件に該当する国家資格を保有している場合、「指定の国家資格等に基づく業務3年以上と相談支援または直接支援業務の実務経験3年以上」が最短ルートの可能性があるでしょう。
無資格の場合は、直接支援業務の実務経験を積みながら「介護職員初任者研修」などの指定資格を取得すると、最短約5年でサビ管になれます。

無資格からサビ管になれる?

無資格からサビ管になることは可能です。サビ管になるうえで必須の資格や合格しなければならない試験はなく、実務経験と研修の修了によって従事できます。無資格の方が実務経験のみでサビ管の要件を満たすには、指定の事業において直接支援業務の実務経験を8年以上積むことが必要です。

まとめ

介護福祉士からサビ管になるには、所定の実務経験を積み、サービス管理責任者研修の基礎研修と実践研修を修了する必要があります。

たとえば、数年以内に実務経験ルートで介護福祉士になった方は「介護福祉士実務者研修」を修了し、3年以上の介護等の実務経験を積んでいるでしょう。
そのため、「指定資格の保有と直接支援業務の実務経験5年以上」の要件を満たすのがサビ管になる最短ルート。直接支援業務にあと2年従事すれば、サビ管に必要な実務経験を満たすことが可能です。

養成施設・福祉系高校ルートで介護福祉士になった方は、「国家資格に基づく業務の実務経験と、相談支援または直接支援の実務経験3年以上」のルートなら、3年該当の業務に従事することで最短でサビ管になれます。

介護福祉士からサビ管にキャリアアップすることで、給与アップが期待できるでしょう。利用者さんに対する直接支援から、マネジメント業務に仕事の幅を広げられるのも魅力です。さらに、夜勤や身体介護による体力的な負担が減るメリットもあります。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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