介護福祉士は意味ない?いらないと言われる理由や資格取得のメリット

介護の資格 2026年5月18日
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この記事のまとめ

「介護福祉士は意味ない」と取得を迷う方もいるかもしれません。無資格でも介護職として働ける現場があるため、そう言われることもありますが、専門的な知識を持つ介護福祉士は需要が高く、資格を取得するメリットは大きいといえます。本記事では、「介護福祉士は意味ない」と言われることがある理由や取得のメリットをまとめました。合格者の体験談や介護福祉士の将来性も紹介するので、受験を検討中の方は参考にしてください。

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目次

介護福祉士資格が意味ないと言われる理由

「介護福祉士資格は意味ない」と言われることがある理由として、「介護福祉士の資格がなくても介護現場で働ける」「資格取得に時間とお金がかかる」「簡単に取得できる資格だと思われている」などが挙げられます。
ここでは、介護福祉士の資格が意味ないと言われる理由をまとめました。「介護福祉士は取得しても意味がないの?」とお悩みの方は、参考にしてみてください。

介護福祉士の資格がなくても介護現場で働けるから

介護職の求人のなかには「無資格OK」のものもあります。資格がなくても介護職員として働けることから、「わざわざ介護福祉士の資格を取る必要はない」と考える方がいるようです。

身体介護に関しても、介護職員初任者研修以上の資格や、有資格者の監督があれば業務にあたれるため、「介護福祉士資格を取得しても意味がない」と考える方もいるのかもしれません。

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資格取得に時間とお金がかかるから

資格取得にはある程度の費用と時間が必要なため、資格手当などの待遇が十分でない場合、「介護福祉士資格を取得する意味がない」と判断する人もいるようです。

介護福祉士の資格を取得するには、試験の受験料18,380円と、資格登録に伴う登録免許税9,000円・登録手数料3,320円が必要で、合計約3万円の費用がかかります(2026年5月11日時点)。

介護福祉士国家試験の受験資格を得るには、実務者研修の受講や養成施設への通学も必要です。また、合格するためには、参考書を購入したり、仕事やプライベートを調整しながら受験勉強をしたりすることになります。試験地が遠い場合、交通費や宿泊費もかかるため、資格取得の費用を負担に感じる人もいるでしょう。

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簡単に取得できる資格だと思われているから

介護福祉士国家試験の合格率は比較的高いため、「誰でも簡単に取得できるから意味がない」と誤解される場合があるようです。

厚生労働省の「第38回介護福祉士国家試験の受験者・合格者の推移」によると、直近5年間の介護福祉士国家試験の平均合格率は77.56%でした。厚生労働省の「第28回介護支援専門員実務研修受講試験の実施状況について」「第38回社会福祉士国家試験合格発表」を参照すると、2025年に実施された介護支援専門員実務研修受講試験の合格率は25.6%、2025年に実施された社会福祉士国家試験の合格率は60.7%なので、介護福祉士国家試験の合格率はほかの福祉系の資格よりやや高い傾向にあることが分かります。

しかし、介護福祉士国家試験を受験するには、「実務者研修の修了と3年以上の実務経験」もしくは「養成施設の卒業」といった要件を満たさなければなりません。介護の経験や知識がある人が受験し、高い合格率になっているため、簡単に取得できるという認識は間違っているといえます。

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介護福祉士になると業務量が増えるから

介護福祉士の資格を取得すると、業務量が増える傾向にあることから、資格を取得すべきか悩む方もいるようです。

介護福祉士の資格を保有していると、介護の専門知識があると評価され、主任やユニットリーダーといった管理職を任されやすくなります。なかには、介護業務以外の管理職としての仕事が増えて責任が大きくなる一方で、給料があまり変わらない職場もあるようです。

こういった事情から、「介護福祉士の資格を取っても仕事が増えるだけだから、意味がない」と考える方もいるのかもしれません。介護福祉士としての専門性を活かしつつ、やりがいを持って働くには、職場選びも重要です。

同じ働き方でも介護福祉士の資格を持っていると資格手当がもらえる職場や、役職に就くと評価が給料に反映される職場もあるので、「介護福祉士になっても意味ない」とは限りません。

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介護福祉士にしかできないこと

介護福祉士は業務独占の資格ではないため、「介護福祉士にしかできない仕事」はありません。ただし、介護福祉士の資格を取得することで、「介護福祉士を名乗ること」や「高い専門性を活かした介護を行うこと」が可能です。以下で、それぞれについて解説します。

「介護福祉士」を名乗ること

介護分野で唯一の国家資格である介護福祉士は「名称独占資格」のため、「介護福祉士」を名乗れるのは、介護福祉士の資格を取得した方のみです。

e-GOV法令検索の「社会福祉士及び介護福祉士法」によると、介護福祉士の資格を持たない人が「介護福祉士」を名乗った場合、30万円以下の罰金が課せられます。たとえば、介護求人で「介護福祉士」を募集している場合、有資格者のみ応募が可能です。

高い専門性や知識を活かした介護

介護福祉士の資格を取得する過程で、介護・福祉分野における深い知識が身につきます。介護福祉士国家試験に出題されるのは、以下の11科目群です。

  • 人間の尊厳と自立、介護の基本
  • 人間関係とコミュニケーション、コミュニケーション技術
  • 社会の理解
  • 生活支援技術
  • 介護過程
  • こころとからだのしくみ
  • 発達と老化の理解
  • 認知症の理解
  • 障害の理解
  • 医療的ケア
  • 総合問題

これらの科目を学習することで、根拠に基づいた介護や高齢者の心理を踏まえたケアを行えます。法律上、介護福祉士にしかできない仕事はありません。しかし、介護福祉士は専門性の高いケアを実践できる貴重な人材です。

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介護福祉士を持っていると取得できる資格

介護福祉士の取得が受験要件になっている資格もあります。受験要件に介護福祉士が含まれる資格は、以下のとおりです。

  • 介護支援専門員(ケアマネジャー)
  • 認定介護福祉士
  • 介護福祉士ファーストステップ研修
  • 介護福祉士基本研修

これらの資格を取得するためには、介護福祉士の資格のほかに、実務経験や指定された研修の修了が必要な場合があります。詳しくは、「介護福祉士を持っていると取れる資格は?活かし方や取得難易度を解説」で紹介しているので、気になる方はご一読ください。

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介護福祉士の資格を取得するメリット

介護福祉士の資格を取得するメリットには、「介護サービスの質が上がる」「仕事の幅を広げられる」「資格手当で給与が上がる」などがあります。介護福祉士の資格を取得するか迷っている方は、以下のメリットを参考にしてみてください。

介護サービスの質が上がる

介護福祉士を取得することで、自分自身や施設全体の介護サービスの質を上げることにつながるでしょう。「介護福祉士にしかできないこと」で前述したとおり、介護福祉士になるまでの過程で、日常の業務では身につきにくい専門的な介護知識を学ぶことができ、根拠に基づいたケアができるようになります。
「自分のケアは正しいのか」「利用者さんに合ったもっと良い対応方法があるのではないか」と悩んでいる方は介護福祉士の資格を取得することで、自分の介護に自信が持てるようになるでしょう。

仕事の幅を広げられる

介護福祉士を保有していると、介護の専門知識があることを証明できるため、介護スタッフをまとめるリーダーや教育係といった役割を任されやすくなります。職員の指導に携わることで、自分の理想とする介護を実現させやすくなったり、マネジメントスキルが身についたりするので、介護職としてのやりがいにつながるでしょう。

「活躍の場を広げたい」「責任のある仕事を任せてもらいたい」という方にとって、介護福祉士の資格を取得するメリットは大きいといえます。

資格手当で給与が上がる

介護福祉士の資格を取得することで、給与がアップする可能性があります。職場によっては、保有資格に応じて「資格手当」が支給されることがあるようです。また、介護福祉士を取得することで昇給することも考えられます。

厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)」によると、介護職員の保有資格別の平均給与(月収)は以下のとおりです。

保有資格平均給与(月収)
無資格29万620円
介護職員初任者研修32万4,830円
介護福祉士実務者研修32万7,260円
介護福祉士35万50円

参考:厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)」

介護職員は、専門性の高い資格を取得することで、給与が上がる傾向にあるようです。無資格の介護職員と介護福祉士の平均給与額を比べると、6万円程度の差があります。

ただし、資格手当の支給額や昇給の規定は、施設や事業所によって異なるため、気になる方は就業規則や求人情報を事前に確認しておきましょう。

介護福祉士の資格手当の相場については、「介護福祉士の資格手当の相場は?取得すると給与がいくらアップするのか解説」を参考にしてみてください。

キャリアアップに役立つ

介護福祉士を取得することで、将来のキャリアの選択肢が増えるでしょう。たとえば、介護福祉士を保有していれば、訪問介護事業所の管理職である「サービス提供責任者」として働くことが可能です。また、介護福祉士としての実務経験が5年以上あれば、ケアマネジャー試験の受験要件を満たせます。

施設長や生活相談員へキャリアアップする場合も、介護福祉士の資格や実務経験があると、知識や技術を評価されるでしょう。

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介護施設以外でも活躍の場が広がる

介護福祉士は、介護施設以外でも活躍しています。以下に、介護福祉士の資格やスキルを活かせる職種の例をまとめました。

  • 介護福祉士養成施設の教員
  • 福祉系高校の教員
  • 初任者研修や実務者研修の講師
  • 福祉用具専門相談員

福祉に関わる人を育てる「介護福祉士養成施設の教員」や「福祉系高校の教員」、「初任者研修や実務者研修の講師」などに、介護福祉士としての経験や資格を活かせます。これらの職種は、介護福祉士としての実務経験だけではなく、研修の修了・資格取得などが求められる場合もあるので、興味がある方は事前に確認しておきましょう。

詳しくは、「介護福祉士が現場以外の仕事をするなら?活躍できる職種や働くための条件」の記事をご覧ください。

また、介護福祉士は、専門性を活かして、福祉用具専門相談員として働くことも可能です。気になる方は、「福祉用具専門相談員とは?仕事内容や資格要件、指定講習の概要について解説」の記事もチェックしてみてください。

転職で有利に働く可能性がある

介護福祉士の資格を保有していると、即戦力やリーダー候補としての活躍が期待できるため、初任者研修や実務者研修を持っている方よりも転職活動を有利に進められるでしょう。

介護業界は人手不足なので、ほかの業界よりも「未経験者歓迎」「無資格可」の求人が多い傾向にあります。しかし、一般的には、経験や知識がある方のほうが採用されやすいのも事実です。

また、介護福祉士の資格があれば、訪問介護のホームヘルパーなど、有資格者を募集する求人にも応募できます。職場の選択肢が増えると、条件の良い転職先を選びやすくなるでしょう。

介護福祉士の転職については、「介護福祉士は転職で有利に働く?資格を持つメリットと取得する方法を解説」の記事もチェックしてみてください。

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【体験談】介護福祉士になって良かったこと

ここでは、実際に介護福祉士を取得した人に聞いた、「介護福祉士になって良かったこと」を紹介します。資格の取得によってメリットを感じた体験談をまとめたので、チェックしてみてください。

専門的な技術を身につけることで、介護や支援を行う際に、気持ちの余裕や確信を持てるようになりました。介護福祉士を取得したことで、やりがいを感じながら仕事ができています。

ケアマネジャーを目指しているので、取得して良かったです。現場では、介護技術を身につけたり事務的なことを教わったりしたので、介護福祉士になって強みを活かして人の役に立てていることをうれしく思います。

介護福祉士を取得することで、年齢を問わず手に職を付けることができます。需要が高い仕事なので、資格を取得しておいて良かったと思います。65歳と高齢になった現在においても、仕事に困ることはありません。

このように介護福祉士の取得を通して、専門的な知識や技術を身につけることで、幅広いメリットを得られるようです。

自分の介護に自信を持てたりキャリアアップに役立ったりするなど、資格取得が仕事のやりがいにつながっていると分かります。また、介護業界で長期的に活躍できるのも、介護福祉士の資格を取得するメリットです。

介護福祉士の将来性

「介護福祉士は将来的になくなるの?」と不安な方もいるかもしれませんが、高齢化の進む日本において、介護福祉士は将来性のある仕事といえます。介護福祉士の需要について、以下に詳しくまとめました。

介護業界では人手不足が深刻化している

日本では、高齢化によって介護を必要とする人が増え、介護職員の需要が増しています。介護の需要に供給が追いつかず、介護職員の人手不足が問題視されているのが現状です。

厚生労働省の「一般職業紹介状況(令和8年2月分)について:参考統計表7-1」によると、2026年2月における介護サービス職業従事者の有効求人倍率は、3.78倍でした。全職業の有効求人倍率は1.13倍となっています。全産業で見ると、求職者1人につき求人1件程度の状況のなか、介護業界は求職者1人あたり4件弱の求人がある状況です。

介護福祉士の需要は高まっていく

介護福祉士は、今後もニーズの拡大が見込まれる介護業界において、非常に重要な役割を担う存在なので、「意味ない資格」ということはありません。

介護職員を確保するために、経験や資格を問わない求人が増えているなかでも、介護福祉士は重要な存在です。知識と経験不足による介護サービスの質の低下が心配される状況において、介護福祉士は、介護現場でリーダーシップを発揮することが期待されています。

現場改善や新人教育を担うことで、介護サービスの質の維持・向上に貢献できる介護福祉士は、重宝される人材です。

介護福祉士国家試験にパート合格が導入された

介護福祉士の受験者数の減少を受け、介護福祉士の人員確保のために、2026年1月実施の第38回介護福祉士国家試験から、「パート合格」が導入されました。

パート合格では、11の試験科目群を3つのパートに分け、パートごとに合格判定を実施。すべてのパートに合格できれば、介護福祉士を取得できる仕組みです。
合格したパートは、受験年の翌々年まで有効です。不合格のパートがあった場合、翌年に受験するときに合格したパートを含む全パートを受験するか、不合格のパートのみを受験するかを選ぶことができます。

そのため、すべての科目に一度で合格する必要がなくなり、学習範囲を絞って、2~3年かけて介護福祉士を取得するという選択肢が増えました。
パート合格の導入により、働きながら介護福祉士を目指す方が、仕事と試験対策を無理なく両立させやすくなるため、介護福祉士の増加が期待できるでしょう。

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介護福祉士の処遇改善が進んでいる

日本政府は、介護職員の定着や介護サービスの質向上を目的とした処遇改善に力を入れています。厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.161)」によると、介護福祉士の平均給与額は、2023年から2024年の1年間で1万2,890円上がったようです。

また、2024年の介護報酬改定では介護職員の処遇改善加算が一本化され、算定に関する事務手続きがしやすくなりました。事業所が加算を取得するハードルが下がったので、介護従事者が加算の恩恵を受けやすくなったといえます。また、処遇改善加算の加算率が上がったため、職員に支給される手当の金額が増える可能性もあるでしょう。

近年、介護職員の処遇改善を推進する動きが進められています。そのため、介護業界は今後、より働きやすい待遇になっていくことが期待できるでしょう。

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介護福祉士に向いている人

下記では、介護福祉士に向いている人の特徴を紹介します。

  • 人と関わるのが好き
  • 責任感があり勉強熱心
  • 介護スキルを磨きたいと思っている
  • 人をまとめるのが得意

上記の特徴に当てはまる方は、介護福祉士に向いていると考えられます。そのため、資格を取得することで、今以上に自分の力を発揮できるかもしれません。

「介護福祉士は意味がない?」と資格の取得を迷っている方は、介護福祉士としてどのような仕事をしたいのかを考えることで、より良い選択ができるでしょう。

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介護の仕事に向いている人の性格10選!職場別の適性や向いてない人の特徴

働きながら資格を取得するなら「実務経験ルート」

介護福祉士の資格を取得する方法は、以下の4つがあります。

介護福祉士になる方法のイメージ

介護職員として働きながら資格を取得するなら、「実務経験ルート」が一般的です。

以下では、実務経験ルートで介護福祉士を取得する方法を解説します。学校に通って取得する方法を知りたい方は、「最短で介護福祉士になるには?知っておきたい3つのルート」の福祉系高校ルート、養成施設ルートをチェックしてみてください。

介護福祉士実務者研修を修了する

上の図にあるとおり、実務経験ルートで介護福祉士国家試験を受けるには、「実務者研修の修了」もしくは「介護職員基礎研修と喀痰吸引等研修の修了」が求められます。ただし、「介護職員基礎研修」はすでに廃止されているので、これから介護福祉士を目指す場合は、「実務者研修の修了」が一般的なルートです。

実務者研修を取得するには、講義と演習を合わせた20科目のカリキュラムを修了する必要があります。修了試験は必須ではありませんが、スクールによっては到達度を図るテストが設けられていることもあるようです。

実務者研修はある程度の介護知識がないと難しい内容なので、介護経験が浅い場合は、先に介護職員初任者研修を修了する選択肢もあります。

介護職員初任者研修は、介護の基礎を学べる資格。介護福祉士になるために必須の資格ではありませんが、取得すると実務者研修のカリキュラムが一部免除になります。そのため、段階的にスキルアップしたい方は、介護職員の受講を検討してみると良いでしょう。

実務者研修と初任者研修の違いについては、「初任者研修と実務者研修の違いは?共通点やどっちの取得が向いているか解説」の記事もチェックしてみてください。

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実務経験を積む

公益財団法人 社会福祉振興・試験センターの「[介護福祉士国家試験]受験資格:実務経験+実務者研修」によると、実務経験ルートで介護福祉士になる場合、「従業期間3年(1,095日)以上かつ従事日数540日以上」の実務経験も必要です。

「従業期間」は介護施設や事業所に在職する期間で、「従事日数」は実際に介護業務に従事した日数を指します。3年以上介護施設や事業所に在職していたとしても、産休や育休、病休などで休職していた場合、従事日数の条件を満たせない可能性があるので注意しましょう。

実務経験のカウント方法の詳細が知りたい方は、「介護福祉士国家試験の受験資格である実務経験とは?対象の施設や職種を解説」の記事をご一読ください。

介護福祉士国家試験に合格する

「実務者研修の修了」と「3年以上の実務経験」という受験要件を満たすと、介護福祉士国家試験の受験申込ができます。介護福祉士国家試験は、筆記試験のみの実施です。

介護福祉士国家試験の概要や難易度については、「【2025年】介護福祉士国家試験の合格率は何%?過去推移と難易度を解説」の記事を参考にしてみてください。

介護福祉士国家試験に合格し、登録手続きが完了すると、介護福祉士として働けるようになります。合格後の登録手続きについては、「介護福祉士国家試験に合格したら手続きが必要?資格登録申請の流れを解説」の記事で解説しているので、受験を考えている方はチェックしてみてください。

介護福祉士の資格に関するよくある質問

ここでは、介護福祉士の資格についてよくある質問に回答します。「介護福祉士の資格取得についてもっと知りたい」という方は、ご一読ください。

介護福祉士は誰でも受かる資格ですか?

介護福祉士国家試験は、誰でも受かるわけではありません。合格率が高いため、「勉強しなくても受かる」と誤解されることもありますが、実際はしっかりと学習期間を取ることが必要です。また、介護福祉士国家試験を受験するには、「実務者研修の修了」や「3年以上の実務経験」といった要件を満たす必要があるので、受験のハードルも低いとはいえないでしょう。

認定介護福祉士とは何ですか?

認定介護福祉士とは、介護福祉士よりも専門的な知識の習得を目的とした民間資格です。認定介護福祉士を取得することで、ケアの質向上や他職種との連携の強化などの効果を期待できます。認定介護福祉士になるには、介護福祉士としての実務経験が5年以上あることや、指定の研修の修了が必要です。
認定介護福祉士の資格については、「認定介護福祉士とは?役割は?取得方法や養成研修の内容、メリットを解説!」の記事もご参照ください。

介護福祉士の試験対策に過去問は意味ない?

介護福祉士の試験対策として、過去問を使用するのは有効な勉強方法です。過去問を活用することで、試験の傾向を掴むことができます。問題に慣れたり、よく出題される科目を絞ったりできると、効率良く試験対策を行えるでしょう。また、介護福祉士国家試験への対策としては、「自分に合った問題集を使用する」「模擬試験を受ける」などの方法も効果的です。介護福祉士の試験対策については、「介護福祉士国家試験の勉強方法とは?効率の良い受験対策と合格するコツ」の記事で解説しているので、ぜひご一読ください。

まとめ

一般的な介護職との差が分かりにくいことや、資格取得にお金と時間がかかることから、「介護福祉士は取っても意味ない」と思う方もいるようです。しかし、高齢化が進む日本において、介護福祉士は需要が増しており、将来性のある資格といえます。介護福祉士を取得することで、介護サービスの質向上や、介護・福祉業界におけるキャリアアップに役立つでしょう。

「働きながら介護福祉士を取得したい」「資格手当がある職場で働きたい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。介護職の転職をサポートするレバウェル介護(旧 きらケア)では、資格取得支援制度が充実している職場や、介護福祉士の資格を活かして活躍できる職場の紹介が可能です。転職前にキャリアドバイザーから資格取得後の手当や昇給の有無などもお伝えできます。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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