
この記事のまとめ
介護業界は無資格でも働くことができますが、キャリアアップを目指すなら資格取得は避けて通れません。介護資格は民間団体が設けた資格から、公的資格、国家資格まで種類が豊富。こちらでは、介護資格の取得を検討している方のために、無資格・未経験の方が取得しやすい資格や目的に合わせて取るべき資格などについて解説します。資格を取得するメリットもご紹介するので、介護資格の取得を検討している方は参考にしてみてください!
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介護の主要な資格の種類

介護職員初任者研修や実務者研修をはじめ、介護の資格にはさまざまな種類があります。
こちらでは、まずどんな資格があるのかをご紹介しましょう。
- 1. 介護職員初任者研修
- 2. 介護福祉士実務者研修
- 3. 介護福祉士
- 4. 認定介護福祉士
- 5. 認知症ケア専門士
- 6. ケアマネージャー(介護支援専門員)
- 7. 主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)
- 8. 介護事務
- 9. レクリエーション介護士
- 10. 介護予防運動指導員
- 11. 福祉用具専門相談員
- 12. 喀痰吸引等研修
- 13. 社会福祉士
- 14. 精神保健福祉士
- 15. 社会福祉主事任用
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国家資格とそうではないもの
介護の資格には、国家資格とそうでないものがあります。
例えば、介護福祉士は国家資格ですが、介護職員初任者研修や実務者研修、ケアマネージャーは公的資格で、介護事務や認定介護福祉士は民間資格です。
国家資格は、国から認定されているため、公的資格や民間資格と比べると資格の信頼度が高く、公的資格は本来民間資格ですが、厚生労働省から認定されていることから、信頼性や優位性が高くなっています。
民間資格は、民間の企業や法人が認定している資格のことで、国家資格とは異なり法律の規定がないのが特徴です。
介護資格の取得方法
介護資格の取得方法や難易度は、資格によって異なります。
福祉系の大学や専門学校などの養成機関で一定の過程を修了したり、介護現場で実務経験を積んでから試験を受けたり、通信講座を受けたりするという方法があります。
短期間で集中して資格取得の勉強がしたい、という方は養成機関の短期コースがおすすめ。講師の解説を受けながら、試験の要点をしっかり押さえることができます。
働きながら効率的に勉強したい、という方は通信講座がおすすめです。自分の働き方やライフスタイルに合わせながら、勉強することができるでしょう。
ただし、なかには介護職員初任者研修のように受験資格を必要としない資格もあれば、介護福祉士のように受験資格が必要な資格もあるので、まずは受験資格を満たさなくてはなりません。
働きながら資格を取る方法教えます
介護資格を取得するメリット

介護の仕事は、無資格・未経験でも始められますが、資格を持つことで得られるメリットはとても大きいです。
こちらでは、資格を取得するメリットをいくつかご紹介します。
就職・転職に有利になる
介護資格があれば、即戦力として活躍を期待され、就職・転職が有利になります。
また、中には介護職員初任者研修以上の有資格者を募集している事業所も少なくないので、資格を取得しておけば応募できる求人の幅が広がるでしょう。
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レバウェル介護の資格スクール資格手当による給料アップ
資格を取得することで、資格手当が付き、給料アップが期待できます。
事業所によっては資格手当を設けていないところがあるようですが、上位資格を取得すれば基本給や諸手当の額が向上するでしょう。
キャリアアップに繋がる
実務者研修を取得できれば介護福祉士を目指せるようになりますし、介護福祉士を取得できればケアマネージャーを目指せるようになり、キャリアアップに繋がります。
資格を取得することで、上位資格の受験資格を満たすことができるので、さらなるキャリアアップに繋がるのもメリットの一つです。
周囲から信頼を得られる
介護資格があれば、介護の専門職であることを証明できます。
確かな知識とスキルを持っていることを客観的に証明できれば、一緒に働く仲間から信頼を得ることができ、ご利用者やご家族に安心感を与えることができるでしょう。
また、資格を取得することでより専門的なスキルが身に付き、幅広いケアが可能になります。
専門知識が身に付く
資格を取得すると、介護の基礎知識だけでなく、一生活かせる専門知識を身に付けることができます。
例えば、実務者研修なら医療的ケアの知識を学ぶことができ、実地研修を通して喀痰吸引や経管栄養といった一部の医療行為も行うことができるようになるのが特徴です。
無資格・未経験の方におすすめの資格

介護の仕事は、無資格・未経験からでも挑戦可能です。
しかし、介護職として働くにあたって、介護業務に関する知識がまったくない状態から始めると、わからないことが多く戸惑ってしまいます。
知識やスキルがあるのとないのとでは大きく違うので、資格を取得して最低限の知識やスキルを身に付けておくのもおすすめです。
こちらでは、無資格・未経験の方が取得しやすい資格についてご紹介します。
介護職員初任者研修
無資格・未経験の方が最初に取得するのなら、介護職員初任者研修がおすすめです。
介護職員初任者研修は、介護の基礎知識やスキルがあることを証明できる資格。介護初心者にとっては入門的な資格なので、介護業界に挑戦する第一歩として取得する方がたくさんいます。
この資格は短期間で取得可能。ただし、各地方自治体から指定された養成機関が開催する講座を受講し、修了試験に合格しなければならないので、まずは通学可能な養成機関や通信講座を検討しましょう。
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レバウェル介護の資格スクール介護職員実務者研修
実務者研修は、介護職員初任者研修の上位に位置する資格です。
資格を取得するための条件や受験資格などがないため、介護職員初任者研修を修了していない方でも受講することができます。
介護職員初任者研修よりも専門的な知識や認知症に関する知識などを身に付けることができ、喀痰吸引や経管栄養といった医療的ケアについても学ぶことができるのが特徴です。
また、取得することで介護福祉士の受験資格を満たすことができるので、キャリアアップを目指している方は、実務者研修の取得ををおすすめします。
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目的別に取るべき資格の種類

介護資格は目的に合わせて取得することも大切です。
こちらでは、目的別に取得するべき資格をご紹介します。
目的その1 専門的なスキルを身に付けたい
専門的なスキルを身に付けたい方におすすめの資格は、喀痰吸引等研修と介護予防指導士の二つです。
喀痰吸引等研修では、医療的ケアの一つで、痰の吸引や経管栄養など、医療行為を行うための技術や知識を学ぶことができます。
取得すると、介護度が高い方を受け入れる特養や老健、有料老人ホーム、訪問介護などで幅広く活躍することができるでしょう。
介護予防指導士は、要介護状態の予防や身体機能を維持するための運動やリハビリ、口腔ケアなどを学ぶことができます。
取得すると、リハビリや機能訓練が中心のデイサービスやデイケア、認知症の方が暮らすグループホームなどで活躍することができるでしょう。
なお、これらの資格を取得するには、実務者研修の資格や規定の実務経験が必要な場合があります。資格を取得したいのなら、ある程度、実務経験を積んでからにしましょう。
目的その2 相談業務に携わりたい
生活相談員や支援相談員となって相談業務に携わりたい方におすすめの資格は社会福祉士、精神保健福祉士、社会福祉主事任用です。
社会福祉士と精神保健福祉士は国家資格で、この二つのどちらかを取得していれば社会福祉主事任用資格ありと見なされます。
いずれも取得が難しい資格ですが、介護業界だけでなく医療機関や福祉施設、地方自治体といった幅広い職場で活躍できるのが魅力的なポイントです。
目的その3 特技や趣味を介護に活かしたい
介護の仕事に、自分の特技や趣味を活かしたい方におすすめの資格はレクリエーション介護士です。
取得すれば、料理や楽器の演奏など、自分の特技や趣味を介護と組み合わせ、介護予防や心身機能の維持向上を楽しく行うことができるようになります。
レクリエーション介護士は、レクリエーションに力を入れているデイサービスや有料老人ホームなどで重宝されているようです。
また、好きなことを仕事に活かすことができれば、自分のやりがいや喜びにも繋がります。
目的その4 介護現場以外でも活躍したい
介護の現場以外で、ご高齢者をサポートしたい方におすすめの資格は福祉用具専門相談員です。
介護用品に関する知識や介護保険制度、福祉用具に関するサービスの仕組みを学ぶことができ、介護施設や自宅の外でも介護を必要とする方を支援することができるようになります。
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介護福祉士からのキャリアアップ

介護福祉士の資格を取得している方、あるいは介護福祉士を目指している方の中には「今後どのようにキャリアアップしていけばいいのか?」と疑問に思っている方もいるでしょう。
こちらでは、介護福祉士取得後、どのようなキャリアステップが考えられるのか、ご紹介します。
認定介護福祉士
介護福祉士を取得し、さらなるキャリアアップを目指すのなら、認定介護福祉士の資格を取得しましょう。
認定介護福祉士は介護福祉士の上位資格の一つで、取得すれば介護現場の中心に立つリーダーとなれるだけの能力を持っていると証明できます。
現場で働く介護職員よりも上の立場である介護長や施設長といった、管理者や幹部候補へのキャリアアップを目指したい方におすすめの資格です。
ケアマネージャー(介護支援専門員)
介護福祉士からのキャリアアップとしては、ケアマネージャーを目指すのもおすすめです。
ケアマネージャーは認定介護福祉士と同様に介護福祉士の上位資格で、居宅介護支援事業所や介護施設などで、介護ケア全般のマネジメントを行うことができるようになります。
ケアマネージャーの資格取得は難易度が高いと言われていますが、介護職員として培ってきた知識やスキルを活かしてみてはいかがでしょうか。
主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)
主任ケアマネージャーは、ケアマネージャーの上位資格です。
介護資格の一つの到達点とも言える資格で、ケアマネージャーのまとめ役的存在となり、新人ケアマネージャーの指導や育成、ケアプラン作成の支援などができることを証明できます。
難しい試験や面接などはなく、ケアマネージャーとして一定期間働いていた実績を持ち、主任介護支援専門員研修を修了すれば、資格を取得することが可能です。
ケアマネージャーとして信頼できるだけの実績があると認識されるので、可能ならば取得しておくことをおすすめします。
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介護の民間資格に関するよくある質問
介護の民間資格に関するよくある質問をQ&A形式でご紹介します。これから介護の資格を取得してスキルアップやキャリアアップに役立てようとお考えの方は、ぜひご覧ください。
介護現場で役立つ民間資格は?
介護の現場で役立つ民間資格には、介護事務に関する資格である「ケアクラーク(R)」や、介護福祉士の上位資格の位置づけである「認定介護福祉士」などがあります。介護の資格には、民間資格だけでなく公的資格や国家資格もあるので、自分の状況や求めるスキルに沿った資格を選びましょう。
介護に関する資格について網羅的に知りたい方は、「介護資格の種類一覧まとめ!取得のメリットや難易度を解説します」の記事をチェックしてみてください。
介護のスキルアップに役立つ資格は?
介護のスキルアップに役立つ資格は、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」の3つです。無資格から介護職として働く場合、この3つを順番に取得することによって、段階的にスキルアップすることができます。さらに、介護福祉士からスキルアップを目指すなら、「ケアマネジャー」や「認定介護福祉士」などの資格を目指すのもおすすめ。詳しくは、この記事の「介護福祉士からのキャリアアップ」をご覧ください。
まとめ

- 介護資格は民間資格から国家資格まで多種多様で、取得方法や難易度はそれぞれ異なる
- 無資格からでも介護の仕事を始められるが、資格を取得することで得られるメリットは大きい
- どんなことをしたいか、どんなスキルを身に付けたいか、目的に合わせて取得することが大切
- 介護福祉士を取得したら、その次は認定介護福祉士やケアマネージャーの資格が取得できる
介護資格には幅広い種類があり、取得方法や難易度がそれぞれ異なります。
そのため、どんな仕事をしたいか、どんなスキルを学びたいかによって、自分がどの資格を取得するべきなのかをよく考えることが大切です。
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