介護系資格の種類とそれぞれの取り方は?概要や試験内容をチェック!

資格・試験 仕事 2020/06/15
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
手を取り合う人の画像

介護業界で就職・転職する際に、資格を持っておくと有利に働きます。しかし、介護資格の種類や取り方が分からないという方は多いでしょう。ここでは介護に欠かせない、主要な資格をまとめてご紹介します。これから介護分野に挑戦したい方はもちろん、介護職としてキャリアアップを目指す方も、ぜひ参考にご覧ください。

※きらッコノートは、介護の求人サービス「きらケア」が運営する介護士さんのための情報サイトです。


【目次】


介護職員初任者研修
介護福祉士実務者研修
介護福祉士
ケアマネージャー(介護支援専門員)
主任ケアマネージャー
まとめ


介護職員初任者研修



笑顔でガッツポーズをする介護士の画像

介護職員初任者研修は、介護分野の登竜門的な位置づけの資格です。特に受験資格などはなく、日本語のわかる人であればだれでも受けることができます。介護職員初任者研修の資格があれば訪問介護などで必須の身体介護(トイレや食事、入浴の介助など、身体に触れて行う介護のこと)が行えるため、介護分野への転職を考えている方は取得しておくと就職に有利に働くことでしょう。介護事業者側としても、即戦力として活躍してくれる介護職員初任者研修の資格保持者を求めていることが多いはずです。また、介護業界全般で活かせる資格のため、介護職員初任者研修があると志望する施設の選択肢が広がります。

受験資格



受験資格はありません。ただし研修は日本語で行われるため、日本語のわかる人が条件となります。

研修カリキュラム内容



介護職員初任者研修を取得するためには、以下、合計130時間の講習を受講しなくてはなりません。

・職務の理解:6時間
・介護における尊厳の保持・自立支援:9時間
・介護の基本:6時間
・介護・福祉サービスの理解と医療との連携:9時間
・介護におけるコミュニケーション技術:6時間
・老化の理解:6時間
・認知症の理解:6時間
・障がいの理解:3時間
・こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅰ 基本知識の学習:12時間
・こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅱ 生活支援技術の学習:53時間
・こころとからだのしくみと生活支援技術Ⅲ 生活支援技術演習:10時間
・振り返り:4時間

授業は、自宅での学習とスクーリングを合わせた内容です。カリキュラムの修了後に1時間程度の筆記試験があり、それをパスすれば介護職員初任者研修の資格取得ということになります。スクールの多くが夜間や週末に通えるように配慮しているので、働きながら資格取得を目指すことが可能です。

初任者研修(ヘルパー2級)の介護求人・転職・募集【きらケア介護求人】

▼関連記事
介護職員初任者研修とはどんな資格?受験内容や取得のメリットについて解説◎
初任者研修は履歴書に書ける?ホームヘルパー2級との違い

▲目次へ戻る

\ 介護業界の転職ならきらケア /
アドバイザーに相談(無料)
介護の求人・派遣サービス《きらケア》とは


介護福祉士実務者研修



微笑む男性介護士の画像

介護福祉士実務者研修は、かつての「ホームヘルパー1級」が制度の改定で移行したもの。介護分野においてある程度スキルを積んだ介護職の方が、スキルアップを目指して受ける資格です。そのため、介護未経験の方でも受けることができますが、スクールによって介護職員初任者研修の資格保持者に受講条件を限定しているケースがあります。
また、制度の改定により介護福祉士実務者研修が介護福祉士を受験する条件に含まれているので、介護福祉士を目指す方は修了しておく必要があります。なお、介護業界では「実務者研修」と略して呼ばれることが多いようですが、正式名称は「介護福祉士実務者研修」です。

受験資格



受験資格はありませんが、日本語で研修が行われるため日本語のできる方に限られます。

研修カリキュラム内容



全部で450時間の研修です。

・人間の尊厳と自立:5時間
・社会の理解Ⅰ:5時間
・社会の理解Ⅱ:30 時間
・介護の基本Ⅰ:10 時間
・介護の基本Ⅱ:20 時間
・コミュニケーション技術:20時間
・生活支援技術Ⅰ:20時間
・生活支援技術Ⅱ:30時間
・介護過程Ⅰ:20時間
・介護過程Ⅱ:25時間
・介護過程Ⅲ(スクーリング):45時間
・発達と老化の理解Ⅰ:10時間
・発達と老化の理解Ⅱ:20時間
・認知症の理解Ⅰ(認知症実践者研修):10時間
・認知症の理解Ⅱ(認知症実践者研修):20時間
・障害の理解Ⅰ:10時間
・障害の理解Ⅱ:20時間
・こころとからだのしくみⅠ:20時間
・こころとからだのしくみⅡ:60時間
・医療的ケア:50時間(別途「医療的ケア」の演習があります)

介護職員初任者研修の資格保持者や旧ホームヘルパー1・2・3級の資格保持者は、履修しているカリキュラムが免除になる可能性があります。

実務者研修(ヘルパー1級)の介護求人・転職・募集【きらケア介護求人】


▼関連記事
介護職員実務者研修とは?初任者研修との違い、取得するメリットなどを紹介
ヘルパーの資格って変わったの?「介護職員初任者研修」と「介護福祉士実務者研修」とは

▲目次へ戻る


介護福祉士



外を歩く介護士と高齢者の画像

介護福祉士は、介護分野において頂点に位置づけられる国家資格です。介護現場ではリーダー的な役割を果たし、介護サービスの提供をはじめ介護職員の指導や介護計画書の作成など行います。

受験資格



介護福祉士の受験資格を得るには3つのルートがあります。

①実務経験ルート


介護現場での実務経験3年以上あり、介護福祉士実務者研修を修了してから介護福祉士の国家試験を受験するコースです。

②養成施設ルート


短期大学や専門学校など介護福祉士の過程がある養成施設を修了して、介護福祉士の国家試験を受験するコースです。最短で1年ほどで介護福祉士の資格取得が目指せます。

③福祉課程のある高校ルート


福祉または福祉系の過程がある高校を卒業して、介護福祉士の国家試験を受けるコースです。

試験内容



・人間の尊厳と自立
・介護の基本
・人間関係とコミュニケーション
・コミュニケーション術
・社会の基本
・生活支援技術
・介護過程
・発達と老化の理解
・認知症の理解
・障害の理解
・こころとからだのしくみ
・医療的ケア
・総合問題

試験の内容は受験する年によって変わる可能性があります。上記は第32回試験の内容です。

介護福祉士(介護士)の介護求人・転職・募集【きらケア介護求人】

▼関連記事
【最新版】介護福祉士試験って難しい?合格率や勉強法まとめ【2020年第32回】
介護福祉士になるにはどうすればいい?最短で資格をとる方法

▲目次へ戻る


ケアマネージャー(介護支援専門員)



高齢者の女性から相談を受ける女性スタッフの画像

ケアマネージャーの役割は介護を利用者の相談に乗り、その人らしい生活が送れるよう適切な介護サービスを提供すること。そのための準備として、生活状況の調査やケアプランの作成などを行います。ケアマネージャーになるには、ケアマネ試験に合格する必要があります。また、ケアマネとして働くには、試験合格後に実務研修の受講と介護支援専門員資格登録簿への登録申請が必要です。

受験資格



法定資格(医師や看護師など)を持つ、または相談援助業務に従事している方(生活相談員や相談支援専門員など)が、各専門分野の業務に就いて5年(900日)以上の実務経験を積んでいる必要があります。

試験内容



・介護支援分野(25問)
・保健医療福祉サービス分野(35問)

マークシート方式で、合格基準は7割程度です。なお、第22回ケアマネ試験の合格率は18.5%でした。

ケアマネージャーの介護求人・転職・募集【きらケア介護求人】
介護支援専門員の介護求人・転職・募集【きらケア介護求人】

▼関連記事
ケアマネージャーになるには?必要資格と求人の探し方
《ケアマネージャー試験の受験資格》の条件とは?試験内容や最短でなる方法
ケアマネージャー資格の難易度はどれくらい?気になる合格率と受験資格

▲目次へ戻る


主任ケアマネージャー



デスクワークをする介護士の画像

主任ケアマネージャー(主任介護支援専門員)はケアマネージャーの上に位置する資格です。主に地域包括支援センターや居宅介護支援事業所における重要なポジションとして活動しており、ケアマネージャーや介護職員のまとめ役的な役割も果たしています。

受験資格



受験するためには、以下いずれかの条件を満たしている必要があります。

・専任の介護支援専門員の実務経験が通算5年(60か月) 以上あること
・ケアマネジメントリーダー養成研修を修了し、専任ケアマネとしての実務経験が通算3年 (36か月) 以上あること
・ケアマネージャーの資格を有し、ケアマネージャーとしての実務景観が3年 (36か月) 以上あること
・「介護保険法施行規則第140条の52第2号のハ」が適用される主任介護支援専門員に準ずる職種として、現在地域包括支援センターで活動していること
・十分な知識と経験を有する介護支援専門員であると都道府県に認められていること

主任介護支援専門員実務研修



上記資格を満たした方が以下の研修を受講することで、主任ケアマネージャーの資格が得られます。

・介護保険サービス、その他の保健・医療・福祉サービス提供者などとの連絡調整のための研修
・ケアマネージャーに対する指導やマネジメントを行う知識や技術を習得するための研修
・地域包括ケアシステムの構築を行うための研修

出典:日本ホームヘルパー協会「介護職員初任者研修」(2020年6月15日)
出典:厚生労働省「実務者研修」(2020年6月15日)

▲目次へ戻る


まとめ



ハートのオブジェを手で包んでいる様子

介護分野には、業務を行う上で欠かすことのできない資格があります。介護職員初任者研修や介護福祉士実務者研修、介護福祉士、ケアマネージャー、主任ケアマネージャーは代表的な資格と言えるでしょう。これらの資格を取得することが、介護業界でスキルアップしていくことにつながります。どの介護資格を目指すか、取り方と合わせて確認のうえ検討してみてください。

▲目次へ戻る


資格を活かした転職がしたいなら「きらケア」



介護の求人、転職、派遣のエージェントサービス「きらケア」のサイトTOP

求人を探しているとき、待遇や業務内容、施設の運営方針や人間関係などなど…実際入ってみないとわからないけど気になることってたくさんありますよね。自分のやりたいことや譲れない条件が合わないまま入職すると、自信を失ってしまったりすぐに辞めてしまったり、というのはよくある話。
せっかく介護のお仕事にやりがいを感じているのに、「こんなはずじゃなかった!」と思って諦めてしまうなんて絶対にもったいないですよね。
きらケアの登録はこちら

Q4.あなたにとって仕事のモチベーションは何ですか?(2つまでお選びください)
出典:https://job.kiracare.jp

きらケアの調査によると、介護職の仕事のモチベーションは「仕事そのものの楽しさ」や「同僚やご利用者、ご家族からの感謝」「給与・昇進」など。介護のお仕事を楽しく続けるためには自分の譲れない条件や、やりたいケアなど、施設や事業所との「ミスマッチ」を防ぐことがとっても重要です。

きらケア

きらケア』は介護業界専門の求人・転職エージェント。入職してからでないとわからない待遇面や業務内容だけでなく、職場の人間関係や評判といった気になる情報もお知らせ!介護業界に精通したアドバイザーがヒアリングし、あなたのご希望にあった施設をご紹介します。

きらケアの特徴


・介護業界に特化している
・人間関係や施設の状況などの内部情報に詳しい
・書類チェックや面接などのアドバイスも
・求人の応募、年収や待遇などの条件の交渉など全部お任せOK
・入職後もLINEなどで気軽に相談ができる

きらケア利用者の実際の声



私が言わなかった条件の他にも「こういう所がありますよ」と教えてくださったり、こまめに対応してくださって助かりましたね。履歴書の添削でも、「字が綺麗だから大丈夫」と褒めていただいたり、自分では見落としがちな年月日の間違いに気付いていただけたので安心できました。(30代・女性・ヘルパー介護職)
出典:https://job.kiracare.jp

好条件なのと、その時の担当さんと相性が合ったからです。担当さんがかしこまったりせず、フランクに話してくれたので何でも話せました。自分が重要視している時給のことも、他の会社には「そんな金額ないです」と言われていたのに、親身に聞いて探してもらえました。(40代・女性・ヘルパー介護職)
出典:https://job.kiracare.jp


自分らしいケアがしたい!お給料がよいところで働きたい…!プライベートも大事にしたい!
そんな方はぜひお気軽にきらケアのアドバイザーにご相談ください*

※きらッコノートは、介護の求人サービス「きらケア」が運営する介護士さんのための情報サイトです。

\ 介護業界の転職ならきらケア /
アドバイザーに相談(無料)
介護の求人・派遣サービス《きらケア》とは
きらケア転職/派遣 成功体験談はこちら

関連ジャンル: 資格・試験 仕事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「資格・試験」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧