訪問介護を辞めた理由はこれ!ヘルパーが転職を成功させるポイントとは?

介護職の悩み 2022年7月29日
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

エプロンの女性「訪問介護を辞めたい」「訪問介護の仕事がつらい」と感じているホームヘルパーの方もいるはず。不安な気持ちのまま仕事を続けるのは心身の不調につながる恐れがあるので、きちんと対処していきましょう。本記事では、訪問介護を辞めた理由としてよくあるパターンを6つ紹介するとともに、つらいときの対処法を解説。訪問介護を辞めて転職を成功させるコツやよくある疑問についても紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

訪問介護を辞めた理由6パターン

訪問介護を辞めた理由は人によって異なりますが、大きく6パターンに分けられます。現在、「訪問介護の仕事を辞めるか迷っている」という方は、まず下記のパターンに当てはまるものがあるか確認してみましょう。

1.収入が安定せず満足な給料が得られない

訪問介護を辞めた理由には、「収入が安定せず満足な給料が得られない」という内容も少なくありません。それは、事業所の方針によって移動中の費用(通勤を兼ねている場合)が出なかったり、空き時間が長かったりすることがあるためです。登録ヘルパーとして勤務している場合、「好きな時間に働ける反面、待機時間があるので思ったよりも稼げない」という悩みを持つ人もいます。訪問介護員として毎月一定の金額を得たいと考えるなら、稼働時間だけでなく、移動時間や空き時間とのバランスも大切になるでしょう。

2.訪問先へ移動するのが大変過ぎる

訪問介護で利用者さんのご自宅へ向かう際の移動手段は、車や電車、バス、自転車、徒歩などが挙げられます。住宅密集地の場合は、小回りの利く自転車でも移動が多くなることも。自転車は近い距離を移動するのに適していますが、暑さや寒さが厳しい季節は身体的な負担が大きい面もあります。1日に訪問する件数が多かったり、訪問先から買い物に出かけたりする場合は、「移動が大変」と感じるのは無理もありません

3.利用者さんに1人で対応するプレッシャーがある

訪問介護の仕事は、基本的にホームヘルパー1人で対応します。利用者さんに怪我や急変が発生した場合、訪問介護では自ら判断して行動しなければなりません。慣れればスムーズに対応できるかもしれませんが、訪問介護を始めたばかりの人にとってはプレッシャーが大きく難しいと感じるでしょう。このような経験から、「介護職員が複数いる介護施設に転職したい」と希望して訪問介護を辞めてしまう人もいます。

4.利用者さんからの無理難題やクレームがある

訪問介護を辞めた理由には、利用者さんから受けた無理難題やクレームに対応するのがつらくなってしまったパターンも挙げられます。介護の現場では、利用者さんから介護保険外のサービスを依頼されたり、理不尽なクレームをつけられたりするなど、対応が難しい場面もあるでしょう。前述のように、訪問介護はホームヘルパー1人で利用者さんのご自宅へ伺うのが基本。トラブルにうまく対応できないと、訪問介護の仕事自体が嫌になってしまうこともあるようです

▼関連記事
「訪問介護に行きたくない!」合わない利用者さんへの対応方法を解説

5.職場での人間関係に悩みがある

訪問介護は利用者さんのご自宅での仕事が多いので、職場の人間関係はあまり関係ないように思われがちです。しかし、訪問が一通り終わったあとは、事業所に戻って訪問介護記録の記入や引き継ぎなどを行うこともあるので、職場の人間関係は重要。事業所内が殺伐とした雰囲気で気軽に話せる職員がいなかったり、セクハラやパワハラが横行していたりすると、人間関係に対するストレスが溜まってしまい、転職を意識することもあるでしょう。

6.スキルアップ・キャリアアップを見据えている

訪問介護を辞めた理由には、ネガティブなものばかりではなく、スキルアップやキャリアアップといったポジティブなものもあります。ホームヘルパーとして一定の経験を積めば、介護職員としての専門スキルは高まりますが、チームで働く経験を身につけるのはなかなか難しいのが現状です。「ほかの施設でチームケアを学びたい」「ゆくゆくは施設長になりたい」など、はっきりとしたビジョンが見えていれば、転職もスムーズに進められるでしょう。

▼関連記事
介護職の転職理由をランキング形式で解説!面接での伝え方もご紹介

訪問介護がつらくて辞めたいときの5つの対処方法

訪問介護の仕事がつらくて辞めたいと思ったときの対処法をご紹介します。仕事がつらいときは、自分を客観視しにくくなることもあるので、下記のように考えてみるのがおすすめです。

1.感情的になっている場合は冷静になってみる

「もう嫌だ」と感情的になっている場合は、一度冷静になる時間を設けましょう。冷静ではない状態ですぐ退職の相談をしてしまうと、「こんなはずではなかった…」と後悔する恐れがあるためです。訪問介護の仕事でつらいことがあったときは、深呼吸をしてみたり、リフレッシュの時間を作ってみたりするなど、気持ちを落ち着かせることが大切です。

2.訪問介護の仕事を続けるメリットを考えてみる

落ち着いたら、訪問介護の仕事を続けるメリットを考えてみましょう。「担当している利用者さんに元気になってもらいたい」「マンツーマンの介護だからこそやりがいがある」など、訪問介護の利点を洗い出ししてみることで、自分の本当の気持ちが分かってくることもあります。それでも「辞めたい」と思うのであれば次の項目を考えてみましょう。

3.訪問介護ではない介護系の仕事を探してみる

訪問介護の働き方が合わない場合、施設系の介護のほうが向いている可能性があります。特に、「移動や待機時間が大変」「1人での介護がプレッシャー」のように感じている人は、有料老人ホームやデイサービスのような介護施設がおすすめです。困ったときは、先輩の介護職員に相談したり、チームで連携して働けたりするため、働きやすいと感じるかもしれません。

4.職場の上司に相談してみる

訪問介護の仕事にやりがいは感じている…そのような人は仕事を辞める前に職場の上司に相談してみましょう。現場での対応に関する不安や疑問は、事業所のサービス提供責任者に報告・連絡・相談することで解決することもあります。「移動が大変で業務に支障がでそうなので改善してほしい」「利用者さんのパワハラに困っている」など、率直な気持ちを伝えてみてください。

5.別の業界・職種への転職を検討してみる

訪問介護の仕事だけでなく、介護職自体が合わないと感じた場合は、別の業界への転職を検討してみるのも方法の一つです。転職する際は、今までの介護経験を活かせる仕事を探すのがポイント。介護で培ったコミュニケーション能力や接遇スキルを活かして、介護福祉用具を専門とする営業職や販売職の仕事を目指すのも良いでしょう。

▼関連記事
介護職をすぐ辞めるのはアリ?よくある退職理由や不安の対処方法を解説!
ホームヘルパーの仕事はきつい?大変な理由とつらいときの対処法を解説!

訪問介護の辞め時はある?

訪問介護の仕事を辞める気持ちが固まっていても、「辞めるタイミングが分からない」という人もいます。踏ん切りがつかない場合は、次のようなタイミングで退職の相談をしてみると良いでしょう。

  • 仕事に対するモチベーションが低下しているとき
  • 仕事に対するストレスで心身に支障をきたしているとき
  • 繁忙期ではない時期
  • ボーナスをもらった後
  • 転職先が見つかった後

仕事に対するモチベーションが低下していたり、ストレスが原因で体調を崩していたりするときは、無理をして続けるより心機一転新しい環境で働き始めたほうが良い場合があります。また、「職場に迷惑を掛けられない」と心配な人は、繁忙期や人手不足のタイミングは避けるのがおすすめです。

転職の時期に特にこだわりがない場合は、ボーナスが支給された後や、転職先が見つかった後が無難。転職活動は、退職しなければできないということはありません。在職中も進められるので、自分にとって最適なタイミングを見極めましょう

▼関連記事
介護職辞めてよかった?退職前にやるべきことやタイミングを解説

訪問介護の職員を辞めて転職を成功させるには?

最後に、訪問介護の職員を辞めて転職を成功させる方法をご紹介します。「訪問介護の経験だけでは不安…」というホームヘルパーさんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.訪問介護に限らず自分に合った職場を探す

訪問介護に限らず、自分に合う職場はどのようなところなのかをしっかりと考えましょう。介護施設や事業所には、訪問介護をはじめ、有料老人ホームやデイサービス、グループホーム、特養、老健などさまざまな種類があります。それぞれの施設形態によって、利用者さんの介護度や働き方、介護職の役割が異なるので、合わない施設や事業所が出てくるのは当然といえるでしょう。「訪問介護が合わないから介護の仕事に向いていない」とはいえないので、自分の適性に合った施設を探してみてください。もちろん、訪問介護の仕事が好きで、自分に合っているという人は、ほかの訪問介護事業所を探してもOKです。

▼関連記事
【介護施設の種類】自分に合う職場を見つけよう!

2.仕事に求める条件を洗い出し優先順位を決める

転職を成功させるには、転職先に求める条件を明確にすることも重要です。「給料が高い」「職場の雰囲気が良い」「移動や待機時間がない」など、転職で叶えたい条件を洗い出してみましょう。自分の中に仕事探しの軸がないと、「訪問介護を辞めた理由が人間関係なのに、また雰囲気の悪い事業所に転職してしまった」という事態になりかねません。すべての希望を満たす職場を見つけるのは現実的には難しいため、絶対に譲れない条件に優先順位を付け、自分の理想に近い転職先を探しましょう

3.経済的な心配があるなら在職中に転職活動を行う

失業期間が長引くと生活が心配…という場合は、在職中から転職活動を始めるのがおすすめです。前述のとおり、「退職してから転職活動をしなければならない」というルールはありません。転職先が決まっていると、退職時に引きとめられても断りやすいメリットがあります。正社員の場合は、「在職中の転職は時間的に大変」と感じるかもしれませんが、転職エージェントを利用すれば効率的に仕事を見つけることが可能です。訪問介護の待機中などのすきま時間に求人をチェックするのも良いでしょう。

4.転職に迷いがあるなら第三者に相談する 

転職するかどうか迷っているなら、訪問介護の経験者に限らず、信頼できる友人や家族に話を聞いてもらいましょう。気持ちを話すことで自分の気持ちを客観視でき、転職に対する方向性が決まる場合もあります。相談できる相手がいない場合は、転職エージェントを利用してみるのもおすすめ。「相談したから必ず転職しなければならない」というわけではないので、現在の自分の状況を説明し、プロ目線で転職が必要かどうかアドバイスをもらいましょう

▼関連記事
訪問介護と施設介護のどっちが働きやすい?自分に合う仕事の5つの選び方
訪問介護に向いている人の特徴とは?必要な資格ややりがいも解説!

訪問介護を辞めたい人によくある質問

ここでは、訪問介護を辞めたい人にありがちな質問をQ&A形式でご紹介します。

訪問介護の離職率は高いって本当?

訪問介護の離職率は、公益財団法人 介護労働安定センターの資料によると、2019年10月から2020年9月までの1年間における訪問介護のホームヘルパーの離職率は15.6%となっています。全産業の離職率は15.6%、介護職全体では14.9%なので、訪問介護の離職率は別段高いわけではありません。それでも、「訪問介護は離職率が高そう…」と不安で転職を迷う方は、きらケアまでご相談くださいね。

公益財団法人 介護労働安定センタートップページ(2022年7月15日)

訪問介護の仕事にやりがいを感じられません…

訪問介護の仕事にやりがいを感じられないときは、仕事自体が合っていない可能性があります。介護の仕事には、訪問介護以外にも、デイサービスや有料老人ホーム、特養など、さまざまな形態があるので、自分に合った施設を探してみることをおすすめします。「自分の適性が分からない」という方は、きらケアのアドバイザーと一緒に考えましょう。

>> 訪問介護の職員を辞めて転職を成功させる方法をチェック!

まとめ

訪問介護を辞めた理由には、「満足な給料が得られない」「訪問先へ移動するのが大変」「1人での介護にプレッシャーを感じる」などが挙げられます。訪問介護の仕事に限らず、仕事に慣れないうちは一定の大変さがあるものですが、どうしても「合わない」「つらい」と感じる場合は、転職を検討してみるのも方法の一つです

転職を考えている介護職の方は、介護職特化の転職エージェント・きらケアにご相談ください。業界に詳しいアドバイザーがカウンセリングを行い、あなたの経験や適性、ご希望に合った求人をご提案いたします。

きらケアでは、就業形態、勤務日数、時間、自宅からの距離、施設内の雰囲気といったさまざまな条件から応募先を選べるので、「希望する就職先が見つかるか不安」という方におすすめ。施設の雰囲気や人間関係といった個人ではなかなか得にくい情報も、アドバイザーを通してお伝えすることが可能です。さらに、面接の日程調整や直接伝えづらい条件交渉もアドバイザーが行うので、転職が初めての方も安心。プロのサポートを受けながら、本当にあなたに合った職場を見つけましょう!

▶きらケアTOPページはこちら

登録は1分で終わります!

アドバイザーに相談する(無料)

関連記事

関連ジャンル: 介護職の悩み

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「介護職の悩み」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧