訪問介護がきつい理由とは?ホームヘルパーの仕事の大変さとやりがいを解説

介護職の悩み 2024年2月2日
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この記事のまとめ

「訪問介護へ転職したいけど、きつい?」と不安に思う方もいるでしょう。訪問介護は利用者さまの居宅を1人で訪問するため、プレッシャーからきついと思う可能性があります。しかし、1対1でケアを行える、やりがいがある仕事です。この記事では、「訪問介護員がきついといわれる理由」や「仕事のやりがい」を解説します。訪問介護がきつい方に向けておすすめの転職先も紹介しているので、介護職の方は参考にしてみてください。

ホームヘルパー(訪問介護員)とは?仕事内容や必要な資格、給料を解説

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目次

訪問介護員(ホームヘルパー)がきついと思う理由

訪問介護員(ホームヘルパー)がきついと思う理由として、「1人で訪問するプレッシャーが大きい」「訪問先で使える物品に制限がある」「利用者さまやご家族との認識の差を埋めるのが難しい」などが挙げられます。下記で詳しく説明するので、「訪問介護ってきついの?」と疑問に感じている方は、参考にしてみてください。

1人で訪問するためプレッシャーが大きい

一般的に訪問介護員は1人で利用者さまの自宅を訪問し、介護サービスを提供します。トラブルがあった際はサービス提供責任者に電話で相談しますが、一次対応は1人で行わなければなりません。そのため、「自分のケアが原因で介護事故につながったらどうしよう」と不安に感じることも。1人で臨機応変に対応しなければならないプレッシャーから、「きつい」と思う訪問介護員は多いようです。

訪問先で使える物品に制限がある

介護施設は使用する物品がそろっていますが、基本的に訪問介護では利用者さまの自宅にある物で対応しなけばなりません。足りない物があっても、訪問介護員が物品を勝手に買い足すことはできないため、仕事のやりにくさから「きつい」と感じることがあるようです。訪問先によって物品の収納場所が異なるため、「必要な物を探したり、物品の場所を覚えたりするのが大変」という声もあります。

利用者さまやご家族との認識の差を埋めるのが難しい

訪問介護員が利用者さまの状況に応じたサービスを提案しても、「思うように動けなくなった現状が受け入れられない」「これ以上人に迷惑を掛けたくない」と、利用者さま本人やご家族から拒否されることがあります。介護サービスを活用することで状況の改善が見込まれる場合も、利用者さまやご家族に拒否されれば、サービスは提供できません。思うようなケアができない歯がゆさから、きついと感じる訪問介護員もいるようです。

ケアができる時間に限りがある

入所施設では24時間体制で介護職員が見守り、必要な介護サービスを提供できますが、訪問介護員は原則として訪問介護計画書に記載されていないことは行えません。利用者さまの心身の状態に合わせて作成される訪問介護計画書によって、利用回数や時間、提供するサービスが決められています。提供できるケアに時間や内容の制限があるため、「もっとやりたいことがあるのに」と感じ、きついと思うことがあるようです。

他人の家に入るのに心理的負担がある

訪問介護員は利用者さまの自宅で身体介護や生活援助を行うため、他人の家に入るのに抵抗がある方は、きついと思うようです。なかには、清掃ができていない居宅もあり、訪問を苦痛に感じる人もいます。利用者さまによって、掃除や洗濯などに関する家庭内のルールはさまざまなので、「覚えることが多くて大変」とい思うこともあるかもしれません。

訪問のための移動が大変

事業所や地域によって異なりますが、訪問介護員は自転車や原付バイク、自動車での移動が基本です。原付バイク・自転車の場合、雨や雪の日は視界と足元が悪く、移動が大変と感じることもあるでしょう。自動車の場合、移動時に渋滞に巻き込まれれば、業務に影響してしまうことも考えられます。気候の影響や道路状況を考慮して仕事をしなければならないことを、きついと感じる訪問介護員も少なくないようです

移動時間が労働時間にカウントされないことがある

訪問のための移動時間が労働時間にカウントされない事業所の場合、「拘束時間と給与が割に合わない」と、不満を持つ訪問介護員もいるようです

独立行政法人福祉医療機構WAM NETの「訪問介護労働者の移動時間等の取扱いについて(p.3)」には「訪問介護における移動時間は、原則として労働時間に該当する」との記載があります。事業所は、移動時間や待機時間といった自由に使えない拘束時間に対して、賃金を支払うのが基本です。もしも、移動時間や待機時間が労働時間としてカウントされていない場合は、責任者へ相談することをおすすめします。

スケジュール管理が大変

訪問介護員は、スケジュールに沿って利用者さまの自宅を訪問します。訪問スケジュールがタイトな日は、「次の現場の予定時刻に間に合わない!」といった焦りを感じながら仕事をすることも。「丁寧なケアができない」ともどかしさを感じる方もいるようです。「一人ひとりに合わせたケアができる」という印象がある訪問介護ですが、理想と違う慌ただしさにギャップを感じ、きついと思うことがあるようです。

問題が発生したとき1人で対応をしなければならない

訪問介護の仕事中に、認知症などの症状で、利用者さまから暴言や暴力が発生してしまうことがあります。また、訪問介護員は、利用者さまとご家族の喧嘩に遭遇することもあるようです。入所施設であればすぐに応援を呼べますが、訪問介護では基本的に1人で対応しなければなりません。トラブル発生時の対応に精神的なきつさを感じて、退職を選んでしまう人もいるようです。

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訪問介護がきつい・辞めたいときの対処法

ここでは、訪問介護員がきつい・辞めたいと悩んだときの対処法を紹介します。退職すべきか悩んでいる訪問介護員の方は、参考にしてみてください。

責任者や上司へ相談する

利用者さまやご家族への対応など、ケアの方針に悩んだときは、まずは上司や責任者へ相談することをおすすめします。相談することで、具体的な対応方法をアドバイスしてくれたり、担当の変更を検討してくれたりする可能性があるでしょう。

訪問介護員は1人で介護を行うため、1人で問題を抱え込んで悩んでしまう人は少なくありません。やりがいを持って訪問介護を続けていくには、積極的に周囲のスタッフに相談して、協力し合うことが大切です。利用者さまとのコミュニケーションや介護拒否に悩む場合は、「訪問介護員が「利用者さんの自宅に行きたくない」理由は?対応方法を解説!」も参考にしてみてください。

研修への参加や資格取得でスキルアップする

訪問介護がきつい・辞めたいと思ったときは、研修や勉強会に参加するのもおすすめです。悩みに合った研修や勉強会に参加すれば、解決の糸口を見つけられるかもしれません。また、専門的な知識を得ることで、自分のケアに自信が持てるようになるでしょう。
訪問介護に必要な資格とは?仕事内容や働くメリット・デメリットを解説」では、訪問介護員のスキルアップに役立つ資格を紹介しているので、興味のある方はチェックしてみてください。

訪問介護を選んだ理由を思い返す

訪問介護を辞めたいと思ったときは、退職を選択する前に、「訪問介護員としてのやりがいは何か」「なぜ訪問介護員として働こうと思ったのか」を振り返ってみましょう。初心を思い出すことで、悩みの原因や解決のために今やるべきことが見えてくるでしょう。

転職して環境を変える

「移動時間が労働時間にカウントされない」「スキルに見合わない利用者さまを担当させられる」など、労働環境が原因できつい・辞めたいと感じる場合は、転職するのも1つの選択肢です。「きついと思った原因」や「辞めたい理由」などを明確にし、それを解決できる職場を見つけましょう。

「求人票だけでは、希望条件に合う職場かどうか判断できない」という方は、介護職の転職をサポートするレバウェル介護(旧 きらケア)へご相談ください。各職場の内情に詳しいアドバイザーが希望条件をヒアリングしたうえで、あなたに合った職場をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。

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訪問介護員のやりがい

訪問介護員はきついだけでなく、多くのやりがいがある仕事です。ここでは、訪問介護員のやりがいを紹介するので、訪問介護への転職を迷っている方は、参考にしてみてください。

利用者さまの希望に沿ったケアがしやすい

入所施設では、起床時間や入浴時間などの1日のスケジュールや食事のメニューが決まっていますが、在宅介護は利用者さま自身の決定権が大きい傾向にあります。訪問介護は利用者さまの意思を生活に反映しやすいため、「利用者さまの気持ちに寄り添った柔軟なケアを行いたい」という方にとっては、やりがいを感じられる職場でしょう

訪問介護員の裁量が大きい

介護保険制度のルールの範囲内という制限はありますが、「この人にはこういうケアをしたい」という思いを体現しやすいのが訪問介護の魅力・やりがいといえます。もちろん、事業所での情報共有は必須ですが、訪問介護員は施設よりも裁量権を持って働けるでしょう。

利用者さまの健康状態が向上しているのを実感できる

体力の低下や病気の後遺症などが原因で家に閉じこもっている利用者さまに、訪問介護サービスが入ることで、表情が豊かになる・積極性が増すなどの変化がみられることがあります。訪問介護員は、利用者さまの良い変化を一緒に喜べる、やりがいのある仕事です

信頼関係ができたときにやりがいを感じる

訪問介護は1対1でケアを行うため、複数人でケアを提供する施設よりも馴染みの関係になりやすいのが魅力の1つです。最初は口数が少なかった利用者さまが、訪問回数を重ねるごとにご自身の気持ちや過去の出来事を話すようになってくれるケースは多々あります。利用者さま自身のことを話してくれるようになると、「信頼関係を築けた」とやりがいを感じられるでしょう。

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訪問介護員に向いている人

ここでは、訪問介護への転職を迷っている方に向けて、訪問介護に向いている人の特徴を紹介します。下記にすべて当てはまっている必要がある訳ではないので、参考程度にご覧ください。

一人ひとりに寄り添ったケアを行いたい人

先述したように、訪問介護は利用者さまの意思を尊重した柔軟なケアを行えるのが特徴です。入所施設の画一的なケアにもどかしさを感じている人は、個別性を重視できる訪問介護に向いているでしょう

コミュニケーションスキルが高い人

コミュニケーションが好きな人は、訪問介護においてスキルを活かして働けるでしょう。訪問介護では、「誰かと話したい」という利用者さまも多くいます。適度にコミュニケーションを取りながら仕事ができる方は、利用者さまと信頼関係を築けるので、訪問介護員に向いている可能性が高いといえます。

好きな曜日・時間に働きたい人

訪問介護には、正社員だけでなくパートや登録ヘルパーなど、多様な雇用形態があります。パートや登録ヘルパーであれば、「〇曜日だけ」「1日4時間だけ」といった、柔軟なシフトでの勤務が可能です。訪問介護は、「家族や自分の予定に合わせて柔軟なシフトで働きたい」という方にも向いているでしょう。

夜勤なしで働きたい人

訪問介護は基本的に日勤のみで、夜勤がありません。そのため、家庭と仕事の両立を目指す方に向いている職場です。入所施設における夜勤業務の辛さから、訪問介護へ転職する方もいます。訪問介護は夜勤がないため、身体的な負担を軽減したい介護職の方は働きやすいと感じるかもしれません。

家事スキルを活かしたい

訪問介護員は、生活援助として調理や洗濯、掃除などを行います。訪問介護は、料理・洗濯・掃除といった家事スキルを活かしたい方にもおすすめの職場です。
ただし、利用者さまと同居するご家族の分の家事は行えないなど、訪問介護の生活援助にはルールがあります。訪問介護員の業務範囲については、「【ヘルパーができないこと一覧】どこまでが業務の範囲なのか」を参考にしてください。

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訪問介護の将来性

日本の高齢化により、介護サービスの需要は増加しています。「最期まで自宅で暮らしたい」「家族と暮らしたい」という高齢者のニーズも増えているようです。こういったニーズに対応するために、訪問介護員の需要はますます高まると見込まれます。そのため、訪問介護は将来性のある職種だといえるでしょう。

訪問介護がきつい方におすすめの職場

「訪問介護は向いていないけど、介護の仕事自体は続けたい」という人は、自分に合った施設形態を考えてみましょう。介護施設によって仕事内容や雰囲気は違うため、自分に合った職場をしっかり見極めることが転職成功の鍵となります。

下記では、訪問介護からの転職を考えている方に向けて、おすすめの職場を紹介します。

夜勤がなく日勤のみの職場

日勤のみで働ける職場としては、下記が挙げられます。

  • デイサービス
  • デイケア
  • 訪問入浴介護

デイサービス・デイケアは、自宅で生活をする利用者さまが日帰りで通う介護施設で、夜勤はありません。訪問入浴介護は、入浴が困難な利用者さまの自宅へ専用の浴槽を持ち込んで入浴介助を行う介護サービスのこと。訪問入浴介護も、デイサービス・デイケアと同様に、日勤のみの勤務形態です。

デイサービスやデイケアに興味がある方は、「デイサービスとデイケアの違いは?施設の違いやそれぞれの特徴」の記事をご覧ください。
訪問入浴介護の仕事については、「訪問入浴とは?介護職員の仕事内容や働くうえで役立つ資格を紹介!」で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

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介護スキルを活かせる職場

「介護スキルを活かしたい」という方には、下記の職場がおすすめです。

  • 特別養護老人ホーム(特養)
  • 介護老人保健施設(老健)
  • 介護付き有料老人ホーム

特別養護老人ホーム(特養)・介護老人保健施設(老健)・介護付き有料老人ホームは、介護を必要とする方が入所して生活する施設です。それぞれ、一定以上の介護スキルを必要とされるため、これまでに培った介護スキルを活かせるでしょう。施設によって仕事内容や求められるスキルは異なるため、応募前にしっかり情報収集をしておくことが大切です。

各施設の特徴について詳しく知りたい方は、「介護保険施設とは?種類・入所対象者・提供するサービスや費用を解説!」をご覧ください。

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利用者さまに寄り添ったケアができる職場

下記では、定員数が少なく利用者さんに寄り添って介護ができる施設を紹介します。

  • 認知症対応型共同生活介護(グループホーム)
  • 小規模多機能型居宅介護(小多機)

グループホームの定員は最大27名で、小多機の定員は29名です。利用者さまの定員が比較的少人数のため、一人ひとりの話を聞きながら、日常生活に寄り添ったケアができるでしょう。グループホームは認知症の方が共同生活を送る施設。家庭的な環境で介護を受けながら生活できるのが特徴です。

小多機では、「通い」「宿泊」「訪問」といった介護サービスを組み合わせて利用できます。それぞれの施設で仕事内容は異なるため、転職の際は違いを把握したうえで、自分の介護観やライフスタイルに合った職場を選びましょう。

グループホームについては、「グループホームとは?簡単に解説します!入居条件や費用、メリット、選び方」で解説しています。小多機について知りたい方は、「小規模多機能型居宅介護の仕事内容とは?施設の特徴と働くメリットも解説」の記事もあわせてご覧ください。

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介護業界での失敗しない転職活動の進め方!成功に導くコツをご紹介

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ほかの訪問介護事業所

勤務する訪問介護事業所を変えることで、働きやすくなる可能性もあります。「訪問介護の仕事自体にはやりがいを感じている」という方は、ほかの訪問介護事業所への転職を考えてみても良いでしょう。
下記では、ほかの訪問介護事業所への転職を成功させるためにチェックすべきポイントをまとめました。

  • 担当制の有無
  • 障がいがある方への訪問の有無
  • 受け入れ可能な利用者さまの介護度
  • 訪問先を決める基準
  • 教育体制
  • 管理者の考え方や企業理念

上記を調べたうえで、「納得できるか」「自分に合っているか」を考えて転職先を選びましょう。職場環境に納得したうえで転職した方がミスマッチが起こりにくく、長く働ける職場に出会えます。また、今の職場で、「きつい」「辞めたい」と思った理由を明確にし、それを解決できる職場を探すのも転職成功のポイントです。気になることは見学や面接の際に質問して、自分にあった働き方ができる職場か、転職前にしっかり確認しておきましょう。

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訪問介護に関するよくある質問

ここでは訪問介護に関するよくある質問を紹介します。「訪問介護員はどんな働き方をしているの?」といった疑問を抱えている方は、参考にしてみてください。

訪問介護の夜勤はきつい?

夜勤がある訪問介護事業所では、夜間に利用者さまの自宅を訪問するため、一般的な訪問介護事業所や入所施設とは違うきつさがあるようです。訪問介護は日勤のみが一般的ですが、夜間対応型訪問介護事業所では夜間の巡回訪問やケアコールを行っています。就寝介助やおむつ交換、体位変換、緊急時の訪問が主な仕事内容。夜間対応型訪問介護事業所で働く訪問介護員には、「夜勤で生活リズムが乱れる」「近隣住民に対する音の配慮が必要とされる」「夜は暗くて運転しにくい」などの大変さがあるようです。訪問介護員の仕事はきついのか気になる方は、「訪問介護員(ホームヘルパー)がきついと思う理由」も参考にしてみてください。

正社員で働く訪問介護員の1日の訪問件数は何件?

事業所によって差はありますが、正社員で働く訪問介護員の1日の訪問件数は6件前後の場合が多いようです。ただし、多いところでは10件という声もあります。訪問介護員のきつさは、訪問件数だけでなく、提供する介護サービスの内容に左右されることもあるでしょう。転職の際は、1日の訪問件数に加え、「受け入れ可能な利用者さんの介護度」や「訪問先を決める基準」などをチェックすることをおすすめします。訪問介護の仕事内容については、「ホームヘルパーの仕事内容を解説!訪問介護員の仕事範囲や必要な資格を紹介」をご覧ください。

重度訪問介護の仕事はきついですか?

重度訪問介護とは、重度の肢体不自由・知的障がい、精神障がいにより支援が必要な方の自宅に訪問して、介護を行う仕事。通常の訪問介護よりも柔軟に訪問時間を決められるのが特徴です。訪問介護員は、夜勤・早番・遅番など不規則なシフトになることがあり、生活リズムが乱れることにきつさを感じる場合があります長時間にわたるケアや、障がい特性を踏まえた専門的なケアが求められるため、プレッシャーもあるようです。とはいえ、支援を必要としている方の役に立っていることを強く実感できるので、やりがいもある仕事といえるでしょう。重度訪問介護について知りたい方は、「重度訪問介護とは?簡単にサービスを説明します!障がい福祉に必要なお仕事」をチェックしてみてください。

まとめ

訪問介護は、「1人で訪問するプレッシャーが大きい」「訪問先で使える物品に制限がある」「利用者さまやご家族との認識の差を埋めるのが難しい」などの理由から、きついといわれることがあります。訪問介護をきついと感じることもあるかもしれませんが、利用者さまの要望に柔軟に対応できるやりがいもある仕事です。

訪問介護員としてやりがいを持って働くには、転職前に「自分の希望に合った職場か」「ライフスタイルに合っているか」などを確認することが大切。今働いている訪問介護事業所での仕事がきついと感じている場合は、その理由を明確にして悩みを解消できる職場を探しましょう。

「訪問介護員として働きたいけど、自分に合う職場が分からない」「訪問介護から違う職場へ転職したい」という方は、介護業界の転職に特化したレバウェル介護(旧 きらケア)にご相談ください。介護業界を熟知した転職アドバイザーが、希望条件や経歴をヒアリングしたうえで、あなたに合った職場をご提案いたします。応募前に業務内容や職場環境、受け入れている利用者さまの傾向などを把握できるので、安心して転職活動を進められるでしょう。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。

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執筆者

  • 「レバウェル介護」編集部

    お役立ち情報制作チーム

介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点

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※この記事の掲載情報は2024年2月2日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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