
この記事のまとめ
- 登録ヘルパーが仕事がないと感じる理由は、希望の時間に仕事がないことなど
- 登録ヘルパーが仕事を増やす方法としては、勤務条件を広げることなどがある
- 登録ヘルパーとして働くメリットは、勤務時間の融通が利くこと
「登録ヘルパーに転職したいけど、仕事がないと聞いて不安…」という方もいるでしょう。訪問介護の登録ヘルパーは、希望した時間に仕事がなかったり直前でキャンセルになったりすることで、「仕事がない」と感じる場合があるようです。この記事では、登録ヘルパーが仕事を増やす方法や働くメリット、給料事情をご紹介します。訪問介護の登録ヘルパーへの転職を考えている方は、ご一読ください。
目次
登録ヘルパーが「仕事がない」と感じる理由
登録ヘルパーとして訪問介護を行っていて、「仕事が少ない…」と感じる方もいるようです。ここでは、登録ヘルパーが仕事がないと感じる場合の理由を解説します。
勤務したい時間に訪問介護の仕事がない
登録ヘルパーの仕事量は、利用者さんのニーズによって決まります。そのため、自分が働きたい日時に仕事があるとは限らず、なかなか働けないこともあるようです。登録ヘルパーは働ける条件を限定し過ぎていると仕事が入りにくく、「仕事がない」と感じる原因になります。
仕事がキャンセルになる場合がある
利用者さんの突然の体調不良や家庭の都合といった事情で、登録ヘルパーの訪問が不要になり、仕事が直前でキャンセルされることもあります。急なキャンセルの場合、訪問介護事業所は代わりの仕事を紹介するか、休業手当を支給する必要があります。そのため、勤務先の事業所で急なキャンセルが発生したときの対応について確認しておきましょう。
また、利用者さんは高齢者の方が中心なので、入院したり亡くなったりすることもあります。担当していた利用者さんの訪問がなくなってしまったときに、すぐに代わりの仕事が入るとは限りません。
未経験の場合は仕事量を安定させるのに時間がかかる
未経験から登録ヘルパーを始める場合は、訪問介護業務の教育が必要なので、慣れるまで仕事量が少ない可能性があります。訪問介護業務は基本的に1人で行うため、経験者の方が信頼を得やすく、優先して仕事を依頼されることもあるようです。訪問介護や介護職が未経験の方が登録ヘルパーになる場合は、サポート体制の整った事業所を選ぶことが重要といえます。
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登録ヘルパーが仕事を増やす方法
登録ヘルパーが仕事を増やすには、「仕事の条件を広げる」「スキルアップする」などの方法があります。以下では、登録ヘルパーが仕事量を増やす方法を解説するので、チェックしてみてください。
勤務時間やエリアなどの条件を広げる
登録ヘルパーとして仕事を増やしたいのであれば、勤務できる時間や曜日、エリアなどの条件を広げることを検討しましょう。「週に1日、午前11時~午後3時の時間帯だけ」と限定するより、「週に2日、午前9時~午後3時の時間帯」など、少しでも勤務時間を広げたほうが、仕事が見つかりやすくなります。勤務時間を増やせない場合は、訪問エリアを広げてみるのも一つの手です。
介護の資格を取得してスキルアップする
登録ヘルパーが仕事を増やすためには、保有資格を増やしてスキルアップし、対応できる業務の範囲を広げるのも一つの手です。前提として、訪問介護の身体介護には「介護職員初任者研修」以上、生活援助のみでも「生活援助従事者研修」の修了が必須であり、無資格では業務に携われません。
こうした基本資格に加え、特定のニーズに応えられる資格を取得することで、その分野に関する専門的な知識やスキルが身についていることを証明できます。たとえば「喀痰吸引等研修」を修了すれば、たんの吸引や経管栄養といった医療的ケアが行えるようになり、対応できる業務の幅が広がるでしょう。さらに資格を取得することで、給与がアップする可能性もあります。
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訪問介護の仕事を掛け持ちする
登録ヘルパーが仕事を増やすためには、事業所を掛け持ちする方法もあります。「希望している日時に仕事の依頼がない」という場合、1つの事業所では午前のみ、もう1つの事業所では夕方のみ勤務するなどで対応すれば、空いた時間を有効活用することが可能です。
ただし、事業所を掛け持ちする場合、労働時間や予定をしっかりと管理する必要があります。仕事を増やすと身体に負担がかかりやすいので、体調面の管理も重要です。訪問介護事業所を掛け持ちする際は、管理者やサービス提供責任者に相談しておけば、仕事のブッキングなどのトラブルを防げるでしょう。
登録先の訪問介護事業所を変えてみる
なかなか仕事が増えない場合、登録先の事業所を変えることを視野に入れると良いかもしれません。利用者さんの数が多く、時給が高い事業所なら、効率良く稼げます。登録ヘルパーが転職する際は、事業所のサポート体制や教育制度も確認しておくと安心です。
そもそも登録ヘルパーとは
登録ヘルパーとは、非正規雇用の訪問介護員(ホームヘルパー)の働き方の一つ。勤務したい時間や曜日を申請し、希望に合う仕事があったときに依頼を受けるのが特徴です。登録ヘルパーは、訪問介護事業所に直接雇用される場合や、業務委託として働く場合などがあります。
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登録ヘルパーの仕事内容
登録ヘルパーの主な仕事内容は、身体介護や生活援助といった訪問介護業務です。また、サービス提供責任者や管理者への報告・連絡・相談も行います。登録ヘルパーは、自分の家から利用者さんの自宅に直行し、事業所に立ち寄らずに働ける場合が多いようです。
登録ヘルパーとほかの雇用形態の仕事の違い
登録ヘルパーとほかの雇用形態の違いは、仕事の範囲や稼働時間などです。正社員や一般的なアルバイト・パート職員は、「〇時~〇時まで」というように、契約している勤務時間どおりに仕事をします。そのため、ホームヘルパーとしての業務がない時間も稼働し、事務作業や雑務をこなすのが一般的です。
一方の登録ヘルパーは、基本的に事務作業や雑務は行わず、訪問介護業務や研修で稼働する時間のみ仕事をします。
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登録ヘルパーとして働くメリット
ここでは、登録ヘルパーとして働くメリットをご紹介します。「ホームヘルパーに転職したいけど、自分に合った雇用形態が分からない」とお悩みの方は、参考にしてください。
勤務時間の自由度が高い
登録ヘルパーは、勤務時間の自由度が高い働き方です。正社員やアルバイト・パートスタッフの場合、ある程度は会社の都合に合わせてシフト希望を出す必要があるでしょう。しかし、登録ヘルパーは勤務時間や日数をあらかじめ登録し、その時間のみ働けます。勤務時間の融通が利くため、副業に登録ヘルパーを選ぶ方もいるようです。
利用者さんに寄り添った介護を行うスキルが身につく
登録ヘルパーは、利用者さん個人に寄り添った介護を行うスキルが身につきやすい仕事です。利用者さんを1対1でケアする登録ヘルパーは、一人ひとりに向き合う時間を確保しやすいといえます。また、登録ヘルパーは訪問介護業務をメインに行うので、利用者さんのケアに集中できるのもメリットです。
アルバイト・パートよりも時給が高い傾向にある
登録ヘルパーは、アルバイト・パートとして働くよりも時給が高い傾向にあります。実際に訪問介護を行って事業所に報酬が入る時間分のみ働くため、時給が高めになっているようです。なお、登録ヘルパーの時給は、働く事業所や担当する仕事内容によって異なるので、事前にチェックしておきましょう。
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登録ヘルパーの給料事情
ここでは、登録ヘルパーの給料事情をご紹介します。「登録ヘルパーってどのくらい稼げるの?」と気になる方は、チェックしてみてください。
登録ヘルパーの平均給与
厚生労働省の「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.131)」によると、時給制・非常勤のホームヘルパーの平均給与額は117,560円でした。平均労働時間は65.1時間です。
なお、上記の平均給与は、時給制で働く非常勤のホームヘルパー全体のデータです。登録ヘルパーのみに絞ったデータではないため、参考程度にご覧ください。実際の時給は、訪問介護事業所ごとに異なるため、地域の給与水準をリサーチして職場を選びましょう。
出典
厚生労働省「令和6年度介護従事者処遇状況等調査結果」(2026年5月21日)
仕事内容による時給の違い
登録ヘルパーの時給は、仕事内容によって異なる場合があります。身体介護・生活援助・移動時間・研修といった業務の種類によって、それぞれ時給を設定している事業所は少なくありません。登録ヘルパーは、身体介護の時給が高い傾向にあります。
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登録ヘルパーの仕事についてよくある質問
ここでは、登録ヘルパーの仕事についてよくある質問にお答えします。「登録ヘルパーは仕事がないと聞いて不安…」という方は、ご一読ください。
登録ヘルパーの仕事がキャンセルばかりで困っています…
訪問介護の登録ヘルパーの仕事は、利用者さんの体調が急変したり、家庭の都合で訪問が不要になったりして、急遽キャンセルになることがあります。直前に訪問がなくなった場合、訪問介護事業所は登録ヘルパーに代わりの仕事を依頼するか、休業手当を支払って対応しなければいけません。
もしも、突然のキャンセルに適切に対応してもらえないのであれば、働きやすい環境の整った事業所への転職も検討しましょう。「仕事がない」とお悩みの登録ヘルパーの方は、「登録ヘルパーが「仕事がない」と感じる理由」もチェックしてみてください。
登録ヘルパーは稼げますか?
登録ヘルパーは、工夫次第で収入を調整することが可能です。勤務時間や日数の希望を細かく出せるので、目標の収入に合わせて仕事量を調整できます。また、登録ヘルパーはアルバイト・パートといった雇用形態よりも時給が高い傾向があるため、効率的に稼げるでしょう。
登録ヘルパーが収入を増やす方法については、「登録ヘルパーが仕事を増やす方法」で解説しているので、チェックしてみてください。
訪問介護の登録ヘルパーは掛け持ちできるの?
登録ヘルパーは、訪問介護の仕事を掛け持ちすることが可能です。希望の時間に依頼が入らなくても、複数の事業所を掛け持ちすれば、仕事を増やせるかもしれません。ただし、掛け持ちする場合は、自分自身でスケジュールを管理することになるため、仕事がブッキングしないよう注意しましょう。
登録ヘルパーの掛け持ちについては、「訪問介護の仕事を掛け持ちする」で解説しているので、あわせてご一読ください。
まとめ
登録ヘルパーは、勤務を希望する時間帯に仕事が入らなかったり、訪問がキャンセルになったりすることから、「訪問介護の仕事がない」と感じる場合があります。仕事を増やして効率良く稼ぐためには、勤務条件の幅を広げたり事業所を掛け持ちしたりするのが有効です。
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その悩み、解決できるかも
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点



