未経験でも訪問介護員として働ける?仕事内容や必要な資格を紹介!

介護の仕事 2023年1月31日
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買い出しを済まして高齢者の自宅を訪れた女性介護士の様子

「訪問介護って未経験でも働けるの?」と疑問に思う方は多いでしょう。ほかの介護施設と訪問介護事業所の違いについて気になっている方もいるかもしれません。
この記事では、未経験でも訪問介護員になれるのか、訪問介護の仕事内容、介護施設との違いについて詳しく解説しています。訪問介護の仕事に興味のある方や「これから介護業界に挑戦したい」と考えている方は、ぜひご覧ください。

目次

訪問介護とは?

訪問介護とは、訪問介護員(ホームヘルパー)が、利用者さんの自宅を訪問し、身体介助や生活援助などを行う介護サービスのことです。訪問介護のサービスを利用できるのは「要介護1~5」の認定を受けた人のみ。「要支援1・2」の方は、介護予防訪問介護を利用できます。

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未経験でも訪問介護員(ホームヘルパー)になれる?

介護未経験の方でも訪問介護員(ホームヘルパー)になれます。以下で詳しく解説しているので、ぜひご一読ください。

訪問介護員に介護経験は問わない

訪問介護員は、経験よりも資格の有無が重視されるため、介護経験は問わない傾向があります。しかし、介護経験がある方が採用で有利になることもあるので留意しておきましょう。
訪問介護は、身体介助や生活援助など、幅広い介護の知識が身につきます。介護職未経験の方は、介護職員としての基礎を学ぶことができる職場です。

訪問介護員になるには資格が必要

訪問介護は、通常1人で利用者さんの自宅を訪問し、業務を行います。しかし、無資格者は1人で身体介助を行うことができないため、介護職員初任者研修以上の資格が必要です。訪問介護に必要な資格を以下で紹介しているので、いずれかの資格を取得しておきましょう。

介護職員初任者研修(旧ヘルパー2級)

介護職員初任者研修は、介護に関する基本的な知識とスキルを身につけていることを証明する資格です。介護職員初任者研修は、誰でも挑戦できる資格なので、介護経験がない方でも取得できます。
介護職員初任者研修を取得するには、スクールで130時間分(10科目)のカリキュラムの受講が必要です。受講後に1時間程度の筆記試験を受け、合格することで資格を取得できます。

介護福祉士実務者研修(旧ヘルパー1級)

介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修よりやや専門的な介護に関する知識やスキルを身につけていることを証明する資格です。介護福祉士実務者研修は、初任者研修資格と同様に、誰でも挑戦できる資格ですが、「基礎からしっかりと学びたい」という方は介護職員初任者研修から挑戦した方が良いでしょう。
介護福祉士実務者研修を取得するには、スクールで450時間分(20科目)のカリキュラムを受講する必要があります。介護職員初任者研修をすでに取得している方は、130時間分のカリキュラムが免除。初任者研修とは違い、筆記試験は必須ではありませんが、実施しているスクールもあるので事前に確認しておきましょう。

介護福祉士

介護福祉士は、介護系資格のなかで唯一の国家資格です。専門性の高い介護知識やスキルを有していることを証明できます。
介護福祉士を取得するには、介護福祉士国家試験に合格しなければいけません。介護福祉士国家試験の受験資格は、「養成施設ルート」「実務経験ルート」「福祉系高校ルート」のいずれかで取得可能。おすすめは「実務経験ルート」で、3年以上実務経験を積み、介護福祉士実務者研修資格を取得すれば、介護福祉士国家試験に挑戦できます。

生活援助従事者研修

生活援助従事者研修を有している方は、訪問介護員として生活援助業務のみ行うことができます。身体介助や通院等乗降介助などはできないので注意が必要です。
生活援助従事者研修は、養成機関で59時間(9科目)のカリキュラムを受講し、30分程度の筆記試験に合格すれば資格を取得できます。

未経験の訪問介護員向けに行う新人研修の例

働きはじめは、先輩スタッフに同行して仕事を学んでいくので、介護経験がない方も安心して働けるでしょう。3回ほど同行し、出来る業務から少しずつ独り立ちしていきます。
先輩に見守られながら徐々に介護経験を積んでいくため、いきなり1人で仕事を任されるということはありません。無理のない範囲から訪問介護の仕事に慣れていきます。
ある程度の経験を積んでからも「もう少し同行して学びたい」「1人でできるか不安」という方は、サービス提供責任者(サ責)に相談してみましょう。同行回数を増やしてくれたり、フォローをしてくれたりします。
なかには、保険や制度について座学で学んでから、訪問業務を行う事業所や介護技術の練習のために器具や模型を置いている事業所も。必要な知識や技術を事前に学んでから現場に入るので、未経験でも安心できるでしょう。

訪問介護員(ホームヘルパー)の仕事内容

訪問介護員は、利用者さんが自分らしい生活を続けられるよう、身体介護や生活援助、通院介助などのサービスを提供します。
訪問介護員の仕事で注意する点は、あくまで利用者さん本人の身の回りのお世話をすることです。ご家族と共有するリビング・トイレの掃除やご家族全員分の食事の準備などをする必要はありません。また、おせちを作ったり、庭掃除をしたり、日常生活に必要のない家事も訪問介護員の業務外です。

身体介助

身体介助とは、食事介助や入浴介助、排泄介助、更衣介助、体位変換など、利用者さんの身体に触れる介助のことです。

生活援助

生活援助とは、調理や洗濯、掃除、買い物など、利用者さんが日常生活を送るにあたって必要な支援を行うことです。

通院等乗降介助

訪問介護員は、家の中だけではなく、通院など屋外でもサポートを行います。目的地までの乗降介助や病院での手続きなどが仕事です。病院の待ち時間や診察室でのサポートは、病院のサービスに含まれます。

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ほかの介護施設と訪問介護事業所の違い

ここでは、ほかの介護施設と訪問介護事業所の違いを詳しく解説します。興味がある方はぜひご覧ください。

1人でケアを行う

訪問介護事業所では、有料老人ホームやデイサービスなどと異なり、1人でケアを行います。1人でケアをするメリットは、1回の訪問時間が20分や1時間などスケジュールが決まっているので、最後まで利用者さん一人ひとりに時間をかけて介護を行えることです。コミュニケーションを取りながら、落ち着いた環境でケアを提供できるので、寄り添った介護をしたい方におすすめです。一方で、ほかのスタッフにサポートしてもらえないというデメリットもあります。自身の判断力が求められる職場ですが、緊急の場合は電話で管理者に質問できる事業所も多く、急ぎでない場合も事業所に戻ってから先輩やサービス提供責任者(サ責)に相談することができるので、必要以上に不安を感じる必要はありません。

利用者さんの自宅でケアを行う

利用者さんの自宅でケアを行うのも訪問介護事業所ならではの特徴です。利用者さんの自宅でケアを行うメリットは、本人やご家族の希望を叶えやすいこと。訪問介護員は、利用者さん宅の生活リズムやルールを第一に介護を行うので、「自宅で生活したい」と考える利用者さんの要望を可能な範囲で叶えることができるでしょう。デメリットとしては、利用者さんの自宅だと介護環境が整っていない場合があること。入浴介助も利用者さん宅の浴室で行うので、「ケアをしにくい…」と感じる可能性があります。

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未経験者の訪問介護の働き方

訪問介護には、正社員・パート・アルバイト・登録ヘルパーなどの働き方があります。以下で、それぞれの働き方について特徴をまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

正社員

勤務先の法人に就職する正社員であれば、基本的にフルタイム勤務となり、安定した給与や仕事量で働けます。また、正社員は、施設の福利厚生を受けることが可能です。パートやアルバイトの場合、受けられる福利厚生に制限がある場合があります。

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パート・アルバイト・登録ヘルパー

アルバイトや登録制のヘルパーの場合、自分のライフスタイルに合わせて働けます。週1回から働ける職場もあり、曜日や時間を指定して働けるので、「家事の合間や隙間に働きたい」という方におすすめの仕事です。都合の良い時間や曜日を選べるので、事業所によってはダブルワークも可能。また、正社員登用制度が導入されている事業所もあるので、ステップアップを目指すことができます。

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訪問介護未経験の人におすすめの求人の特徴

訪問介護未経験の人は、未経験者歓迎の求人に応募しましょう。ほかにも、新人教育や研修に力を入れている事業所もおすすめです。どのような未経験OKの求人があるか気になる方は、ぜひ「未経験可の求人一覧」をご覧ください。

訪問介護に関するよくある質問

訪問介護に関するよくある質問に回答します。訪問介護の仕事に興味がある方は、ぜひご一読ください。

訪問介護に向いている人の特徴は?

幅広い介護のスキルを身に着けたい方や臨機応変に対応できる方、コミュニケーション能力に優れている方、責任感が強い方などが訪問介護の仕事に向いているでしょう。訪問介護は、利用者さん一人ひとりの性格や状況、要望によって必要な介護は異なります。また、信頼関係を築くためにもコミュニケーション能力が欠かせません。訪問介護で多くの利用者さんの対応をすることで、幅広い対処法を身につけられるでしょう。

訪問介護は正社員の場合1日に何件ほど訪問するの?

訪問介護の正社員の場合、1日に1~6件ほど訪問するようです。一回の訪問介護の時間は20~90分程度。担当している利用者さんの契約しているサービス内容によって、訪問時間は異なります。訪問介護員は、利用者さん宅でケアを行っている時間以外にも、利用者さんの自宅に赴くまでの移動や事業所での事務作業などを行っているので、常勤の正社員は6件ほど訪問している事業所が多いようです。

まとめ

訪問介護は介護未経験でも働くことができる職場です。しかし、訪問介護で働くには、1人で身体介助を行うために介護職員初任者研修以上の資格が必要。訪問介護未経験の方も、最初は先輩スタッフの訪問介護に同行して少しずつ介護について学ぶことができます。不安を感じた際も、サービス提供責任者(サ責)や先輩に相談すればしっかりとサポートしてもらえるでしょう。未経験の方は、未経験者歓迎の求人に応募するのがおすすめです。
独り立ちした訪問介護員は、1人で利用者さんの自宅で介護を行うので、幅広い介護スキルが身についたり、落ち着いた環境で一人ひとりに寄り添ったケアを提供できたりします。
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