ホームヘルパーになるには?必要な資格や研修をご紹介!取得方法も解説

介護の資格 2025年3月19日
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この記事のまとめ

「ホームヘルパーになるには資格が必要なの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。ホームヘルパーは1人で利用者さんの自宅へ訪問して介護を行うため、基本的には資格が必要な仕事です。この記事では、ホームヘルパーになるために必要な資格の種類と、取得方法を解説します。ヘルパーの仕事内容や給与事情もまとめたので、「ホームヘルパーになりたい」という方は参考にしてみてください。

ホームヘルパー(訪問介護員)とは?仕事内容や必要な資格、給料を解説

目次

ホームヘルパーになるには?

ホームヘルパーになるには、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修、介護福祉士のいずれかの資格が求められる傾向にあります。訪問介護は基本的に1人で利用者さんの自宅を訪問しますが、単独で身体介護を行うには介護資格が必要なためです。訪問介護事業所のなかには未経験者可の求人も多く出ているため、資格があれば介護の経験がない方も挑戦しやすいでしょう。

訪問介護事業所が未経験者の採用に積極的な理由は、深刻な担い手不足にあります。厚生労働省の「訪問介護(p.36)」によると、2022年度における訪問介護員の有効求人倍率は15.53倍。施設介護職の有効求人倍率が3.79倍なので、約4倍の差があります。
こうした事情から、訪問介護事業所では、人手を確保するために教育を充実させて未経験者の受け入れ体制を整えています。資格要件を満たせば、学歴・年齢・経験に関係なく採用されやすい傾向にあるため、ホームヘルパーを目指す人はまず資格を取得しましょう。
出典
厚生労働省「第220回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2025年3月10日)

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ホームヘルパーになるにはどんな資格が必要?

ホームヘルパーは無資格から応募できる場合もありますが、基本的には介護職員初任者研修以上の介護資格が求められる傾向にあります。

以下で、ホームヘルパーになるのに必要な資格をまとめました。

資格名取得するとできる業務
生活援助従事者研修生活援助
介護職員初任者研修単独での身体介護
介護福祉士実務者研修サービス提供責任者としての業務
たん吸引・経管栄養(実地研修を修了した場合のみ)
介護福祉士介護職員のマネジメントや育成

「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」「介護福祉士」の3つの介護資格のうちいずれかを取得すれば、単独で身体介護を行えます。一般的に、ホームヘルパーは1人で利用者さん宅を訪問するので、介護職員初任者研修を取得していると転職・就職に有利といえるでしょう。

また、「生活援助従事者研修」を取得すると、生活援助を行うために必要な知識・技術を身につけられます。次項で、各資格について、取得の方法とかかる費用をまとめました。

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生活援助のみ従事可能「生活援助従事者研修」

生活援助従事者研修を取得すると、ホームヘルパーとして生活援助を行えるようになります。生活援助とは、掃除や洗濯、買い物などを利用者さんの生活を支援する仕事です。生活援助従事者研修のみを取得した場合、ホームヘルパーとしてオムツ交換や移動介助などの「身体介護」は行えません。

生活援助従事者研修は、2018年に作られた新しい資格です。受講の時間数は、後述する介護職員初任者研修の半分と少ないため、取得のハードルは低めといえます。介護に興味を持ち始めた方や、子育て中で忙しい方なども取得しやすいでしょう。

生活援助従事者研修の取得方法

生活援助従事者研修のカリキュラムは、9科目・59時間で、そのうち通学が必要なのは30時間となっています。残りは自宅で、通信形式での受講が可能です。添削レポートを提出して合格点を取り、修了時の筆記試験(30分程度)に合格することで取得できます。

生活援助従事者研修の受講費用

生活援助従事者研修の受講費用は、テキスト代を含めて18,000円程度です。

短期間で取得できる「介護職員初任者研修」

介護職員初任者研修は、介護の基礎的なスキルを習得できる資格です。比較的難易度が低いため、介護未経験の方も取得しやすいという特徴があります。

介護職員初任者研修の取得方法

介護職員初任者研修を取得するには、130時間の研修カリキュラムを受講し、確認テストに合格する必要があります。受講する方法は「通学」と「通信+通学」の2通りです。通信で受講できるのは40.5時間までなので、通学は必須となります。

受講機関によっては修了試験がある場合もありますが、合格率はほぼ100%で、授業内容を理解していれば問題なく解答できるでしょう。資格取得にかかる期間は、約1~4ヶ月です。

介護職員初任者研修の受講費用

介護職員初任者研修の受講にかかる費用は約3~15万円で、スクールによって金額に差があります。自治体や会社から取得費用の補助が出る場合もあるので、自分の住む地域の資格取得支援制度について調べてみるのがおすすめです。

介護業界専門の派遣サービス「レバウェル介護派遣(旧 きらケア介護派遣)」では、要件を満たせば無料で介護職員初任者研修を取得できます。詳しくは「レバウェルスクール介護(旧きらケアステップアップスクール)」のサイトをご覧ください。

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専門的なスキルが身につく「介護福祉士実務者研修」

介護福祉士実務者研修は、介護職員初任者研修の上位に位置づけられている資格です。取得すれば、より実践的な介護のスキルを身につけられます。

介護福祉士実務者研修の取得方法

介護福祉士実務者研修を取得するためのカリキュラムは450時間です。介護の資格を持っていない方は、取得まで約6ヶ月かかります。介護職員初任者研修といった介護資格を保有している場合、履修済みの科目は免除になるので、その分短期間での取得が可能です。

介護福祉士実務者研修は学習時間が長いため、受講の際は通信講座を併用する場合が多いでしょう。ただし、「介護過程III」と「医療的ケア」はスクーリングで受講する必要があるため、60時間前後の通学は必須です。

介護福祉士実務者研修の受講費用

介護福祉士実務者研修の受講にかかる費用は、約10~25万円です。受講料は保有資格や研修の実施機関によって異なるため、幅が広くなっています。

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国家資格である「介護福祉士」

介護福祉士は、介護の資格の中で唯一の国家資格です。取得すれば、介護に関する専門性の高い知識や技術があることを証明できます。

介護福祉士の取得方法

介護福祉士を取得するには、介護福祉士国家試験に合格し、資格登録をしなければいけません。国家試験には受験資格があり、養成施設に2年通うのが最短ルートです。また、現在中学生なら、福祉系高校を卒業して取得するという方法もあります。

ホームヘルパーとして働きながら介護福祉士を目指す場合、「介護等の業務で3年以上の実務経験を積む」「介護福祉士実務者研修修了」という2つの条件を満たして受験する実務経験ルートがおすすめです。

介護未経験から介護福祉士を取得する場合、介護職員初任者研修、介護福祉士実務者研修を取得し、資格の勉強をしながら実務経験を積むと、最短3年で介護福祉士を受験できます。

介護福祉士国家試験の受験資格について、詳しくは「介護福祉士の受験資格を得るルートを解説!必要な実務経験や試験概要は?」の記事をチェックしてみてください。

介護福祉士の受講費用

介護福祉士は、国家資格を受験する際、受験手数料の支払いが必要となります。2024年度(第37回)介護福祉士試験の受験手数料は、18,380円でした。

廃止された「ホームヘルパー2級・1級」

以前は、ホームヘルパー(訪問介護員養成研修)という名称の資格がありましたが、2013年に廃止されました。ホームヘルパー2級はカリキュラムが見直され、介護職員初任者研修に移行しています。

ホームヘルパーの資格は廃止されたものの、現在でも介護業界で有効な資格です。そのため、2013年以前にホームヘルパー2級または1級の資格を取得した人は、ホームヘルパーとして働けます。

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ホームヘルパーになる前に資格を取得するメリット

資格の取得は、ホームヘルパーとして働くこと以外にもさまざまな魅力があります。ここでは資格を取得するメリットについて紹介します。

無資格より求人の選択肢が増える

介護の資格を取得しておくことで、応募できる求人の選択肢が広がります。無資格者は1人で身体介護を行うことができません。そのため、即戦力を求める介護施設では、採用時に資格要件を設けることもあるようです。資格を取得することで、応募する施設の幅を広げることができるでしょう。

介護の基礎知識や技術が身につく

資格の取得は、介護の基礎知識やスキルの習得につながります。資格取得のために勉強する内容は、介護の知識や技術に関することです。現場で役立つ知識をインプットできるので、スムーズに介護の仕事を覚えることができるでしょう。
介護の制度や高齢者についての理解も深められるため、働く前に取得する場合は自分が介護職に向いているかどうかをイメージしやすくなるでしょう。

介護業界でのキャリアアップに役立つ

介護業界は、資格を段階的に取得しながらキャリアアップできるようになっています。そのため、資格の取得はキャリアアップの第一歩となります。

介護職員初任者研修を取得したあと、介護福祉士実務者研修を取得し、最終的には国家資格である介護福祉士を目指すのが一般的な流れです。介護福祉士を取得すると、現場でリーダーとしての役割を期待されたり、相談援助を行うケアマネジャーを目指せたりするようになります。業務範囲を広げて介護業界で活躍したい方は、資格を早めに取得するのがおすすめです。

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ホームヘルパーへの転職で内定を取るコツ

ここでは、訪問介護未経験の方がホームヘルパーへの転職で内定を取るためのコツを紹介します。「未経験から転職活動するのは不安…」という方は、参考にしてみてください。

未経験OKの求人に応募する

訪問介護の経験がない方は、「未経験OK」の求人に応募しましょう。未経験可で求人を出している事業所は、経験者を優遇する事業所よりも採用される確率が高くなります。

また、未経験の採用に積極的な企業は、未経験者を受け入れるために教育体制を充実させていることもあるでしょう。最初は1人で訪問に行くことに不安を感じやすいため、独り立ちまでしっかり教えてくれる事業所を選ぶと、転職後も安心です。

訪問介護の仕事をしたい理由を伝える

面接では「なぜ介護職になろうと思ったのか」「どうして訪問介護がやりたいのか」の2点を具体的に説明しましょう。実体験があれば、エピソードを交えて伝えると説得力が増します。訪問介護の仕事に対する熱意が伝わる志望動機を用意すると良いでしょう。

効果的な志望動機を作成するには、施設介護と訪問介護の違いについて理解を深めておくことがポイントです。訪問介護ならではの魅力として、自宅での生活を継続するお手伝いができることや、1人ひとりの利用者さんと密に関われることなどが挙げられます。採用担当者は、利用者さんに寄り添えるヘルパーを期待する傾向があるため、このような訪問介護の特徴を志望動機に絡めるとアピールにつながりやすいでしょう。

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自身の経験や強みをアピールする

訪問介護は利用者さんと1対1で関わるため、利用者さんとの信頼関係を築くことが重要です。そのため、ヘルパーにはコミュニケーション能力が求められます。これまでの経験で、コミュニケーションについてアピールできることがあれば、積極的に伝えると良いでしょう。また、訪問介護では利用者さんの家事をサポートすることもあるため、料理や洗濯などのスキルが役立つ場面もあります。家事が一通りできる方は、採用においてプラスに働くことがあるでしょう。

未経験でも内定しやすい職場を探している方や、1人でアピールポイントを考えるのが難しい方は、介護業界に特化した転職エージェントに相談するのがおすすめです。レバウェル介護(旧 きらケア)は、未経験からホームヘルパーに挑戦する方の転職を専任のキャリアアドバイザーがサポートします。求人探しから書類作成、面接対策まで一貫してお手伝いするので、ぜひ相談してみてください。

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ホームヘルパーの仕事内容を理解しよう

ホームヘルパーの主な仕事内容は、身体介護、生活援助、通院介助の3つです。勤務する訪問介護事業所によって、高齢者介護と障がいのある方への介護、どちらか一方を専門としている場合と、両方を行っている場合があります。

利用者さんの身体に触れて行う「身体介護」

利用者さんの身体に直接触れて行う介助が、身体介護です。利用者さんの自立支援のための援助も、身体介護に含まれます。自立支援とは、利用者さんができる限り自分の能力を活かして生活するために行うサポートのことです。
身体介護の具体的な仕事内容を、以下で確認してみましょう。

  • 移動・移乗介助
  • 排泄介助
  • 入浴介助
  • 食事介助
  • 自立支援のための見守り的援助

ホームヘルパーは、利用者さんの身体の状態に合わせて、必要な分だけの介護を行います。たとえば排泄介助の場合、寝たきりの利用者さんにはベッド上でのオムツ交換を、1人で歩くのが難しい方には歩行や車椅子での移動介助など、内容を変えるのが特徴です。

また、「声かけと見守りをしながら、利用者さんと一緒に家事を行う」といった援助は、自立支援になるため身体介護に含まれます。

利用者さんの代わりに家事を行う「生活援助」

生活援助とは、利用者さんの代わりに家事を行う仕事です。身体的な負担が大きいといった理由から利用者さんが自分でできない家事を手伝うことで、生活をサポートします。
生活援助の仕事内容は、以下のとおりです。

  • 調理
  • 洗濯
  • 掃除
  • ゴミ出し
  • 買い物
  • 薬の受け取り

介護保険のサービスは、利用者さんの生活に必要と判断された場合にのみ利用できます。そのため、同居するご家族が利用者さんに代わって家事を行える場合は、ホームヘルプサービスを提供できません。また、ホームヘルパーが行えるのは日常生活に不可欠な家事のみなので、おせちの調理や庭掃除などは業務外となります。

ホームヘルパーの生活援助の範囲について、詳しくは「【ヘルパーができないこと一覧】どこまでが業務の範囲なのか」の記事もチェックしてみてください。

利用者さんの通院を支援する「通院介助」

ホームヘルパーは、利用者さんが医療機関を受診できるように支援する「通院介助」も行います。通院介助の仕事内容は、利用者さんが通院するための準備を手伝ったり、病院までの移動を手伝ったりすることです。
移動の支援としては、歩行のサポートや電車の乗降の介助、車椅子を押すといった介助を行います。医療機関で受診の手続きをするのも、ホームヘルパーの仕事です。

病院内は、介護保険や障害福祉サービスではなく医療保険の適用範囲なので、ホームヘルパーは院内での介助を行いません。ただし、病院側での対応が難しく、移動介助や排泄介助、見守りが必要な場合は、院内介助を行うこともあるようです。

ホームヘルパーの平均給与はどれくらい?

厚生労働省の「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果(p.122)」によると、月給・常勤で働くホームヘルパーの平均給与は315,170円でした。介護職員全体の平均給与は317,540円なので、ホームヘルパーの給与は介護職員の平均に近いといえます。

介護職員の給料について、詳しくは「介護職の給料はいくら?平均給与額や年収アップ方法、処遇改善の状況を解説」の記事をご参照ください。

ホームヘルパーはキャリアアップできる?

ホームヘルパーとして働くと、サービス提供責任者へのキャリアアップを目指しやすいでしょう。サービス提供責任者とは、ホームヘルパーのリーダー的な役職です。
主な仕事内容は、ホームヘルパーに同行して利用者さんの介助方法を教えたり、介護サービスの関係者が集まる「サービス担当者会議」に出席したりすることになります。サービス提供責任者の役割は、ケアマネジャーやご家族と連携しながら、利用者さんに必要な介護サービスが確実に提供されるよう、調整することです。

介護福祉士実務者研修もしくは介護福祉士の資格を取得すれば、サービス提供責任者として働けるようになります。
また、現場経験を積み、サービス提供責任者を経て訪問介護事業所の管理者にキャリアアップする方もいるようです。サービス提供責任者の仕事では、経営を経験できるため、現場では得られないスキルも身につくでしょう。

▶サービス提供責任者の求人一覧ページはこちら

ホームヘルパーの資格に関してよくある質問

ここでは、ホームヘルパーの資格についてよくある質問にお答えします。「ホームヘルパーの仕事についてもっと知りたい」という方は、ご一読ください。

ホームヘルパーの資格に年齢制限はある?

ホームヘルパーとして、単独で身体介護をするために必要な介護資格のうち、「介護職員初任者研修」「介護福祉士実務者研修」には受験資格が定められておらず、年齢に関係なく誰でも受講できます。また、ホームヘルパーとして生活援助を行うための「生活援助従事者研修」にも、受講要件がありません。これらの資格は、介護経験や年齢に制限なく取得できるため、幅広い経歴・年代の方が挑戦できます。
ホームヘルパーの仕事に必要な資格については、この記事の「ホームヘルパーになるにはどんな資格が必要?」をご参照ください。

ホームヘルパーの資格を最短で取得する方法を教えてください

ホームヘルパーとして働くために必要な資格を最短で取得したい方は、介護職員初任者研修の取得を目指しましょう。介護職員初任者研修は、週3回授業を受けられる短期コースがあり、最短約1ヶ月で取得が可能です。ただし、1回の受講は6時間ほどあるため、働きながら資格を取得する方は、週1~2回の通学で3~4ヶ月かけて取得するのが一般的といえます。
介護職員初任者研修の取得期間について、詳しくは「介護職員初任者研修の取得期間はどれくらい?最短で修了する方法を解説」の記事をご一読ください。

ホームヘルパーの資格講座は通信でも受講できる?

ホームヘルパーとして働くために必要な介護資格のうち、介護職員初任者研修と介護職員実務者研修は一部のカリキュラムを除いて通信講座で受講できます。ただし、通学が必須な科目もあるため、すべてを通信で受講することはできません。通信講座を利用する場合は、予定を調整して通学日を確保しましょう。
介護職員初任者研修の通信講座について、詳しくは「初任者研修は通信のみで取れる?取得の流れや最短日数、メリットを解説!」の記事をチェックしてみてください。

まとめ

ホームヘルパーになるには、介護職員初任者研修以上の介護資格を取得したうえで、採用面接に合格する必要があります。ホームヘルパーは訪問先で1人で身体介護を行うため、無資格の場合は訪問介護の仕事を単独で行うことはできません。資格を取得してから応募するようにしましょう。

介護職員初任者研修は、最短1ヶ月から取得可能です。しっかり学習内容を理解していれば取得できる資格なので、介護が未経験の方も取得しやすいでしょう。費用を抑えて取得したい方は、資格取得支援制度を利用する方法もあります。

レバウェル介護派遣(旧きらケア介護派遣)のスタッフとして条件を満たして就業すると、無料で介護職員初任者研修を取得することが可能です。ホームヘルパーになるために資格取得と仕事を同時に成功させたいという方は、レバウェルスクール介護(旧 きらケアステップアップスクール)にぜひご相談ください。

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執筆者

  • 元介護士ライター

グループホームに2年、訪問介護事業所に3年勤務。多くの高齢者や、障害のある方の介護に携わる。訪問介護事業所では、サービス提供責任者の業務も担当した。2022年に介護福祉士を取得。現在は、知識や経験を活かして、介護職員の方に役立つ情報を発信している。

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※この記事の掲載情報は2025年3月19日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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