
この記事のまとめ
- ホームヘルパーの仕事は、身体的な負担から「きつい」と感じる場合がある
- ホームヘルパーの仕事内容は、身体介護や生活援助など
- ホームヘルパーの仕事がきついと感じたら、上位資格にチャレンジしてみる
「ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事はきついの?」と気になる方もいるかもしれません。ホームヘルパーは、身体介護による身体的な負担や、単独でケアを行うことによる精神的な負担を感じることがあるようです。この記事では、ホームヘルパーによくある仕事の悩みや対処法を解説します。ホームヘルパーの仕事に興味のある方は、参考にしてみてください。
ホームヘルパー(訪問介護員)とは簡単にいうと?仕事内容や資格要件を解説目次
ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事はきついの?
ホームヘルパー(訪問介護員)のなかには、仕事で「肉体的なつらさ」や「精神的なつらさ」を感じる人がいるようです。ここでは、ホームヘルパーが仕事で感じるつらさについて、解説します。
肉体的なつらさ
ホームヘルパーの主な業務に、身体介護があります。身体介護とは利用者さんの食事や入浴、排せつ、移動などの介助を指し、直接身体に触れて行う介護業務のことです。
なかでも、ベッドから車イスなどへ移動する「移乗介助」は、利用者さんの身体を支えたり抱きかかえたりするため、体力や筋力が求められます。また、負担のかかる姿勢を保たなければならないため、体力的に大きな負担になるようです。移乗業務を行う際に「腰がつらい」と感じるホームヘルパーは少なくありません。
精神的なつらさ
職場や訪問先での人間関係に悩むホームヘルパーもいるようです。ホームヘルパーは基本的に一人で利用者さんの居宅を訪問するため、1人で判断しなければならない場面が多くあります。
施設での介護と比べて、ホームヘルパーは周囲に相談しにくく、1人で責任を負うことにプレッシャーを感じる方も。また、利用者さんや利用者さんのご家族、職場との価値観の不一致から働きにくさを感じてしまう方もいます。
内定後まで安心サポート
▼関連記事
ダメなホームヘルパーとは?訪問介護におけるトラブル回避方法も解説
ホームヘルパーの主な仕事内容
ホームヘルパー(訪問介護員)の仕事内容は、身体介護や生活援助などです。ここでは、ホームヘルパーの主な仕事を説明します。
身体介護の仕事
ホームヘルパーの仕事の中心は、身体介護の業務です。身体介護では、食事や入浴、排せつ、おむつ交換、移動の介助などを行います。
なお、単独で身体介護の業務を行うには、介護職員初任者研修以上の介護の資格が必要です。
生活援助の仕事
ホームヘルパーの仕事には利用者さんの身体に触れて行う身体介護以外に、身の回りのお世話をする生活援助の業務があります。具体的には、利用者さんが暮らす部屋の清掃や汚れ物の洗濯、食事の調理、買い物の代行や付き添い、病院への付き添いなどです。ただし、介護保険サービスに含まれない、利用者さん以外の家族への生活援助は行えません。
利用者さんのメンタルケア
ホームヘルパーは、利用者さんやそのご家族のメンタルケアの役割も担っています。外出が困難な利用者さんにとっては、ホームヘルパーは社会との繋がりとなる存在です。
そのため、ホームヘルパーはさまざまな相談に乗り、気持ちに寄り添うことが求められます。相談内容によっては、サービス提供責任者や担当のケアマネジャーと共有し、解決に向けた対応をしましょう。
▼関連記事
ホームヘルパーの仕事内容を解説!訪問介護員の仕事範囲や必要な資格を紹介
【ヘルパーができないこと一覧】どこまでが業務の範囲なのか
ホームヘルパーの仕事がきついと感じたら?
ホームヘルパーの仕事がきついと感じたら、「上位資格の取得を目指す」「仕事のやりがいを見つける」などの対策が有効なことがあります。「ホームヘルパーの仕事がきつい」と悩んでいる方は、以下をチェックしてみてください。
さらに上の介護の資格にチャレンジする
ホームヘルパーの仕事に就く方の多くは、介護職員初任者研修の資格を保持しているでしょう。もし、実務者研修や介護福祉士の資格を持っていない場合は、上の資格にチャレンジしてみるのも選択肢の一つです。資格を取得に向けて今よりも高い介護技術や知識を学ぶことで、抱えている問題が解決できるかもしれません。
実務者研修では初任者研修よりもさらに踏み込んで、より実践的な技術や知識を学ぶことができます。「コミュニケーション技術」や「発達と老化の理解」といったさらに深い介護の領域の知識を理解すると、今の「きつい」と感じている状況を変えることができるかもしれません。
また、資格取得はスキルアップにつながるだけでなく、給与など待遇面の改善にもつながります。
仕事上の楽しみややりがいを見つける
仕事上でちょっとした楽しみややりがいを見つけられれば、きつい状況が改善することがあります。たとえば、「自分の得意分野を見つけて、そこを伸ばしていくことが楽しい」または、「利用者さんからの感謝の言葉が励みになる」など、小さなことで構いませんので、楽しみややりがいを見つけてみましょう。
我慢できないときは転職をして環境を変えてみる
さまざまな対処法を試してみたけれど、我慢の限界を超えているという状況があるかもしれません。自分に合わない場所でいくら頑張っても、どんどん疲弊していくだけでしょう。その結果、体調を壊すようなことになれば元も子もありません。思い切って転職して働く環境を変えるのも、選択肢の一つです。
介護業界や介護職に特化した専用の求人情報サイトには、多くの求人が掲載されています。自分にあった新しい環境を探して再チャレンジすることも、問題を解決する方法の一つです。
▼関連記事
訪問介護がきつい理由とは?ホームヘルパーの仕事の大変さとやりがいを解説
訪問介護を辞めた理由は?ヘルパーの悩みや転職を成功させる方法を解説
ホームヘルパーの仕事に関するよくある質問
ここでは、ホームヘルパーの仕事に関するよくある質問を紹介します。ホームヘルパーへの転職を迷っている方は、参考にしてみてください。
ホームヘルパーの仕事に向いている人はどんな人?
ホームヘルパーの仕事に向いている人は、ある程度の介護経験・知識がある人や責任感が強い人、向上心がある人、体力に自信がある人などです。訪問介護は利用者さんの自宅で利用者さん一人ひとりに合わせた介護を提供するので、ある程度の介護知識やスキルが求められます。また、短時間勤務も可能なので、「家事の合間に働きたい」という方にもおすすめです。
「訪問介護に向いている人の特徴は?仕事内容や必要資格、やりがいもご紹介」でホームヘルパーに向いている人の特徴を解説しているので、あわせてご覧ください。
ホームヘルパーは1日に何件ぐらい訪問するの?
正社員のホームヘルパーは、1日に約2~6件、利用者さんの自宅を訪問します。しかし、訪問件数は勤務時間によって異なるので、パート勤務の場合は1〜4件程度であることも。訪問介護は移動時間で時間を取られることが多いので、利用者さんの自宅が近かったり、車で訪問したりする場合は、移動時間が短縮され訪問件数が増える可能性があります。
まとめ
ホームヘルパーが仕事できついと感じることには、「肉体的なつらさ」と「精神的なつらさ」があるようです。ホームヘルパーの役割は、介護を必要とする高齢の方の生活をサポートして、自立した生活が営めるようにすること。主に身体介護と生活援助を行います。
仕事がつらいと感じたら、「実務者研修や介護福祉士の資格にチャレンジしてキャリアアップを図る」「仕事に楽しみややりがいを見つける」を意識すると、状況が改善できるかもしれません。どうしても無理な状況に陥っているなら、転職などで環境を変えるのも一つの方法です。
「ホームヘルパーの仕事がきつい」「ホームヘルパーとしてやりがいをもって働きたい」などの悩みがある方は、介護業界の転職に特化した「レバウェル介護(旧 きらケア)」にご相談ください。
レバウェル介護(旧 きらケア)のキャリアアドバイザーは、求人先の職場の内情に詳しいため、求人票には記載されていない、職場環境や人間関係などもお伝え出来ます。応募先の内部事情を把握したうえで、転職を決められるので、転職後のミスマッチを減らせるでしょう。サービスはすべて無料なので、お気軽にお問い合わせください。
内定後まで安心サポート
執筆者

「レバウェル介護」編集部
お役立ち情報制作チーム
介護職専門の転職支援サービス「レバウェル介護」が運営するメディア。現役の介護職とこれから介護職を目指す方に寄り添い、仕事や転職の悩み・疑問を解決する記事を制作している。これまでに公開した記事は1400記事(※)以上。制作チームには介護福祉士ライターも在籍し、経験をもとにリアルな情報をお届け。資格や介護技術など、スキルアップにつながる情報も発信中!(※)2023年10月時点




