【老健ってどんなところ?】介護老人保健施設のサービスの特徴や仕事内容まとめ

ニュース 2016/07/08
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年々拡大を続ける介護業界には、さまざまな施設形態や介護サービスが存在します。中でも在宅復帰支援に注力する介護老人保健施設(老健)には、その専門的な役割や機能に注目が集まっています。今回は介護老人保健施設に焦点を当て、サービスの特徴や業務内容、他の施設との違いについてご紹介します!


介護老人保健施設とは?


介護老人保健施設とは、家庭復帰を目指す高齢者の方を受け入れ、可能な限り自立した生活を送れるように支援する施設。医師の医学的管理のもと、リハビリに重点を置いたサービスを提供しています。施設では個別のケアプランに基づいた機能訓練や、在宅復帰した時のために車イスの乗り方や歩行器を使った移動訓練などを実施。理学療法士や作業療法士など、リハビリ専門のスタッフを配置し「自宅に早く戻りたい、リハビリを集中的に頑張りたい」という利用者さまを徹底サポートしています。

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サービスの特徴は?


介護老人保健施設は他の介護施設に比べて、リハビリ設備が充実しているのが大きな特徴。作業療法士や理学療法士など専門技術を持つスタッフが常駐しているため、手厚いサポートが受けられる点も大きなポイントです。医師や看護師の配置が義務付けられているので、医療面でのサポート体制は万全です。入所期間は3ヶ月から半年で、長くても1年未満。あくまでもリハビリや医療ケアを行う施設なので、特別養護老人ホームのように終身に渡って入居者さまをサポートすることはありません。利用対象は原則65歳以上で、要介護1以上の認定を受けている方です。施設では3ヶ月ごとにケアプランを見直し、サービス継続の必要性を検討。家庭環境やリハビリの効果なども考慮し、退所後の生活にも支障がないように支援を行っています。

業務内容は?


介護老人保健施設での主な業務は食事や入浴、排泄などの介助、レクリエーションのサポートなど。日常生活の介助を通して利用者さまの自立を支援し、在宅復帰を促しています。リハビリでは利用者さまお一人おひとりに合わせたケアプランをもとに機能訓練やマッサージを行います。他の施設では介護士が行う痰吸引や経管栄養などの医療行為は医師や看護師が行うため、介護に専念できる環境となっています。

職場環境は?


介護老人保健施設には介護士以外に医師や看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー、ケアマネージャー、管理栄養士など幅広い分野のスタッフが勤務しているのが特徴です。多彩な専門スタッフが連携して利用者さまをサポートするので、いろいろな角度から介護ケアのあり方について学ぶことができます。

「新型老健」の存在


介護老人保健施設のほかに「介護療養型老人保健施設」という施設も存在します。この施設は「介護療養型医療施設の」廃止が決まり、新たな転換先として作られました。新型老健と呼ばれ、老健よりも医療や看護に重点を置いたサービスを提供しているのが特徴です。在宅復帰をするためのサポートが行われる老健に比べて、新型老健ではより充実した医療措置がとられ、療養も可能。終末医療にも対応しており、「医療ケアが必要な重度の利用者さまを受け入れる施設」としての役割が期待されています。


サービスや施設形態が多様化する介護業界において、介護老人保健施設とは病院と自宅の中間施設のような存在です。在宅復帰へ向けたリハビリに力を入れ、医療ケアも充実しているという点が他の施設と異なるポイント。介護士だけではなく様々な職種のスタッフが1つのチームとなって利用者さまをサポートしているところも、介護老人保健施設の大きな魅力といえますね。

出典:厚生労働省ホームページ
http://www.kaigokensaku.jp/publish/group15.html

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