
この記事のまとめ
- グループホームとは簡単にいうと、認知症の方が少人数で共同生活を送る住居
- グループホームが提供するサービスは、日常生活の支援や身体的なケアなど
- グループホームの入居費用の相場は、月額15万~20万円ほど
介護サービスについて調べている方は、「グループホームとは簡単にいうとどんな施設なの?」と疑問に思うかもしれません。グループホームとは、認知症を患う高齢者の方が支援を受けながら、5~9人で共同生活を送る住居です。この記事では、グループホームの入所条件やサービス内容、費用相場を解説します。入居するメリットや良いグループホームの選び方もまとめました。グループホームに興味がある方はぜひ参考にしてください。
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目次
グループホームとは簡単に説明するとどんな施設?
グループホームとは簡単に説明すると、認知症を患う高齢者の方が介護サービスを受け、5~9人で共同生活を送る住居のことです。入居者さんの人数が少ないので、一人ひとりに寄り添った手厚いケアを行えるのが、グループホームの特徴といえます。基本的には、全員に個室が設けられているため、共同生活をしながらも自由な時間を過ごすことが可能です。
グループホームは、地域密着型サービスの1つで、高齢者の方が認知症を患っても、住み慣れた地域で暮らし続けることを目的としています。5~9人で形成される共同生活のグループをユニットと呼び、1つのグループホームのユニットは最大でも3つまでと小規模。入居者さんは、家のような落ち着いた環境で、入浴・排泄・食事といった日常生活の支援や機能訓練などを受けながら、穏やかに生活できます。
なお、グループホームの介護保険法に基づく正式名称は、[認知症対応型共同生活介護]です。
出典
厚生労働省「第228回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2025年7月4日)
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グループホームに入居できるのはどんな人?
グループホームに入居するためには、いくつかの条件を満たす必要があります。以下でご紹介するので、参考にしてください。
医師による認知症の診断と要支援・要介護認定が入所条件
グループホームは、日常生活を送るうえでサポートが必要な認知症を患う方が対象のサービスです。入居するには、次に挙げる条件を満たす必要があります。
- 医師から認知症の診断を受けている
- 要介護1~要介護5もしくは要支援2の認定を受けている
- グループホームのある市区町村に住民票がある
- 常時の医療的ケアを必要としない
- 日常的な暴力などがなく共同生活が可能である
グループホームの入居者さんの多くは65歳以上の高齢者ですが、若年性認知症を患う40~64歳の方も利用可能です。介護度が高い方が入居できるかは、施設の方針によって異なります。
グループホームで共同生活を送るのが難しい方は、施設側が入居を断る場合があるでしょう。グループホームには医療職の配置義務がなく、外部の医療機関と連携している場合が多いので、医療ニーズが高い人は入居が難しいかもしれません。
グループホームの入居者さんの要介護度状況
厚生労働省の「地域密着型サービスの状況」によると、グループホームの入居者さんは、要介護1~要介護3の方が7割以上です。介護度が低めの入居者さんが多いものの、要介護4の方が16.6%、要介護5の方が10.7%おり、幅広い方が生活していると分かります。
出典
厚生労働省「令和5年度 介護給付費等実態統計の概況(令和5年5月審査分~令和6年4月審査分)」(2025年7月4日)
医療・介護ケアの観点で途中退去となるケース
グループホームでは、介護サービスを適切に提供するために、入居者さんが退去となるケースがあります。グループホームでの生活の継続が困難になるのは、入居者さんが次のような状況のときです。
- 身体状態の悪化により医療的ケアが必要になった
- 認知症の症状が強く出て、ほかの入居者さんへの迷惑行為が増えてしまった
- 医師の判断により長期入院が必要になった
介護サービスを受けながら共同生活を送ることが難しくなると、グループホームを退去になる場合があるでしょう。ただし、医療的ケアに対応できるグループホームもあり、退去要件や入居基準は施設ごとに異なります。
グループホームと有料老人ホームの違いは?
ここでは、グループホームと有料老人ホームの違いをご紹介するので、「施設の選び方が分からない」という方は比較してみましょう。
| グループホーム | 有料老人ホーム | |
| 入所条件 | 認知症の診断を受けており、要介護1~要介護5もしくは要支援2の認定を受けている | 施設ごとに異なる 自立の方が入居できる施設から、介護度の高い方が入居できる施設までさまざま |
| 居住環境 | 小規模で家庭的な雰囲気 | 施設ごとに異なる 定員100人超えの施設もある |
| 医療体制 | 看護師の配置はない場合が多い | 看護師が常駐する施設もある |
グループホームは、家庭的な落ち着いた雰囲気で、認知症を患う方の介護に特化しています。一方、有料老人ホームは施設ごとに利用者層が違い、自立している方から医療ニーズのある方まで、さまざまな人が入居できるのが特徴。認知症を患う方もそうでない方も入居可能です。
有料老人ホームについて詳しく知りたい方は、「有料老人ホームとは分かりやすく言うとどんな施設?種類や入居条件を解説!」の記事も参考にしてください。
グループホームではどんなケアを提供しているの?
グループホームのスタッフは、入居者さんの日常生活や機能訓練のために、介助や声掛け、見守りを行います。具体的なケアの内容と1日の生活を下記でチェックしてみましょう。
グループホームのサービスの種類
グループホームでは、日常生活の支援や身体的なケア、健康管理などの介護サービスを提供します。
日常生活の支援
グループホームのスタッフは、入居者さんの買い物や洗濯、食事などを支援します。買い物は、スタッフが代わりに行く場合と、入居者さんと一緒に行く場合があるようです。また、洗濯・掃除・調理といった家事も行います。洗濯物畳みや調理の下ごしらえなど、入居者さんができることは手伝ってもらうことが多いでしょう。
身体的なケア
入居者さんの身体機能や認知機能に応じて、ご自身でできない部分はスタッフが手伝います。グループホームで行う身体的な介助や見守りは、次のとおりです。
- 食事の見守り・介助
- 口腔ケアの声掛け・介助
- 薬の管理・服薬介助
- 入浴の見守り・介助
- トイレの声掛け・トイレ介助・オムツ交換
- 更衣の声掛け・介助
- 移動や移乗の見守り・介助
介護職員の役割は、ただ介助を行うことではありません。「居室まで安全に歩けるように近くで見守る」「立ち上がりの際、手すりを持つよう声を掛ける」など、入居さんのできることを活かした介助を行います。入居者さんがご自身の能力を活かせるよう配慮することで、自立した生活を支援するのが、グループホームの役割です。
健康チェック
グループホームでは、毎日健康チェックをして、入居者さんの体調管理を行います。体温や血圧の測定に加え、顔色や動作などを見て、いつもと違った部分はないか確認するのがスタッフの仕事です。体調の変化があった場合は、主治医に連絡して往診を依頼したり、頓服薬を服薬すべきかの判断を仰いだりします。
認知症ケア・進行緩和
認知症を患う入居者さんに専門的な介護サービスを提供することも、グループホームの役割です。認知症を患う方は、「これ以上自分のことが分からなくなるのが怖い」「ここがどこなのか、自分はなぜこんなところにいるのか分からない」といった理由で、精神的に不安定になることがあります。不安やネガティブな感情を抱える入居者さんに寄り添い、精神的なケアを行うのが、スタッフの仕事です。
また、クイズや体操などのレクリエーションも行います。周りの人と一緒に、頭で考えたり、体を動かしたりする活動によって、認知機能や身体機能の維持・向上を図る狙いです。グループホームには、地域住民との交流の機会を確保して、入居者さんの社会参加を促す役割もあります。
看取りケア・医療連携体制(一部施設のみ対応)
グループホームには医師や看護師がいない場合が多く、訪問診療の主治医・看護師などと連携しているのが一般的です。一部のグループホームは、看取り加算や医療連携体制加算を取得しており、看取りや医療ケアに対応する施設は増加傾向にあります。
看取り対応や医療ケアが充実しているグループホームでは、入居者さんに慣れ親しんだスタッフが長くケアに携わることができるというメリットがあるでしょう。入居者さんが落ち着いた気持ちで生活を継続できるのが、グループホームで医療ケアや看取りのサービスを提供するメリットです。
出典
厚生労働省「第228回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2025年7月4日)
グループホームの1日の流れ
ここでは、グループホームの1日の流れをご紹介します。「グループホームの入居者さんは、どのような生活をしているの?」と気になる方はご覧ください。
| 時間 | 活動内容 |
| 午前6時30分 | 起床。着替え・整容・トイレ |
| 午前7時30分 | 朝食・服薬・歯磨き(口腔ケア) |
| 午前9時 | 体温・血圧測定 |
| 午前10時 | 掃除や洗濯などをスタッフと入居者さんで行う |
| 正午 | 昼食・服薬・歯磨き(口腔ケア) |
| 午後1時 | 入浴 |
| 午後3時 | おやつ |
| 午後4時 | 体操や工作などのレクリエーション |
| 午後5時30分 | 夕食・服薬・歯磨き(口腔ケア) |
| 午後7時 | 着替え・トイレ |
| 午後9時 | 消灯 |
トイレの声掛けや介助は、入居者さんの状況に応じて数時間おきに行います。また、夜間は約2時間おきに居室を巡回して安否確認を実施。必要に応じて移動の見守りや排泄介助などを行います。
上記はあくまで一例なので、グループホームごとに細かいスケジュールは異なるでしょう。
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グループホームの設備は充実している?
グループホームは、生活に必要な設備が整備されており、プライベートに配慮された環境です。以下で設備の詳細を解説します。
居室は基本的に個室
グループホームは原則個室で、プライベートな空間が確保されています。入居者さんの居室は、床面積7.43平米(4.5畳)以上で、収納スペースを考慮した広さであることが条件です。
生活に必要な設備は共用スペース
食堂・居間・台所・浴室・トイレ・洗面設備などは共用スペースにあるのが一般的です。グループホームでは、居間でテレビを見たり、レクリエーションを楽しんだりして、入居者さん同士が関わる機会が多くあります。食事は皆で一緒に食べる場合が多く、アットホームな雰囲気で、孤独を感じにくい環境です。
居住環境は、手すりやスロープが設置されるなどバリアフリーに対応しており、高齢者が安全に生活できるように配慮されています。また、スプリンクラーなどの消防設備が整備されているほか、定期的な防災訓練の実施もあるため、安心して過ごせるでしょう。
立地は住宅地が中心
グループホームは、家族や地域住民と交流を持つ機会が確保できる立地にするよう定められています。住宅地などに建てられることが多く、施設というより、認知症を患う方の暮らす家というイメージの住居です。
出典
厚生労働省「第228回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2025年7月4日)
グループホームの入居にかかる費用の相場は?
グループホームの入居にかかる費用の相場は、月額15万~20万円ほど。内訳としては、家賃や管理費が5万~15万円、食費が3万~5万円、介護サービス費が2.5万円程度が目安です。そのほか、日用品や理美容代、オムツ代などは別途で支払う必要があります。また、入居時に支払う初期費用は、0~30万円程度で、施設によって異なるでしょう。
入居にかかる費用は、施設や地域によって違うので、ご紹介した金額は参考程度にご覧ください。
グループホームの介護サービス費の料金表
グループホームの介護サービス費には、介護保険が適用されます。2~3ユニットのグループホームで、介護保険料1割負担・地域区分その他の場合の、介護サービス費は以下のとおりです。
| 介護度 | 1日の介護サービス費 | 1ヶ月(30日)の介護サービス費 |
| 要支援2 | 749円 | 22,470円 |
| 要介護1 | 753円 | 22,590円 |
| 要介護2 | 788円 | 23,640円 |
| 要介護3 | 812円 | 24,360円 |
| 要介護4 | 828円 | 24,840円 |
| 要介護5 | 845円 | 25,350円 |
参考:介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」
介護度が高くなるほど、介護サービス費も高くなる仕組みです。より手厚い介護サービスを提供するために介護報酬の加算を取得しているグループホームでは、その分介護サービス費が上乗せになるので、実際の料金はこれより高い場合があります。
出典
介護サービス情報公表システム「認知症対応型共同生活介護(グループホーム)」(2025年7月4日)
グループホームの入居費用を抑える方法
グループホームの家賃助成制度を導入している市区町村では、入居費用の支払いが困難である方が、家賃・光熱費として数万円の補助を受けられる場合があります。ただし、「自治体が家賃助成を行っている」「グループホームが制度の申請をしてくれる」「受給の要件を満たしている」という3つの条件を満たす必要があるので、誰でも家賃助成を受けられるわけではありません。
グループホームに入居するメリットは?
認知症を患う方がグループホームに入居するメリットは、介護職によるサポートを受けながら、住み慣れた地域で穏やかに生活できることです。
認知症介護のプロによるケアを受けられる
グループホームには、認知症を患う方の介護に慣れているスタッフが多くいます。適切な支援を受けて自立した生活を送ることは、認知症の進行予防にもつながるでしょう。また、「今いる場所が分からない」「何をしたら良いのか分からない」といった不安を感じても、精神的なケアを受けて気持ちを落ち着かせることができます。
認知症介護については、「認知症の方とのコミュニケーション方法を解説!相手を想う言葉や行動とは」の記事で解説しているので、ぜひ参考にしてください。
アットホームな環境で生活できる
少人数で共同生活を送るグループホームは、認知症を患う高齢者の方が穏やかに暮らせる環境です。入居者さんの入れ代わりが少ないため、環境の変化が苦手な認知症を患う方が落ち着いて生活できます。居室で自由に過ごしたり、入居者さん同士で交流したりしてゆったりと過ごせるのが、グループホームで生活する魅力です。
住み慣れた地域での生活を続けられる
住み慣れた地域で、大きく環境を変えずに生活を続けられるのが、グループホームとほかの介護施設の違いです。通い慣れたお店に買い物に行ったり、ご近所さんとコミュニケーションを取ったりできるので、認知症で在宅生活が難しくなった方も、地域の一員として活動できます。
グループホームに入居するデメリットは?
特別養護老人ホームと比較すると費用が高額な傾向にあるのが、グループホームに入居するデメリットです。また、「医療・介護ケアの観点で途中退去となるケース」で前述したように、病気などでグループホームでの生活が困難になった場合、退去になる可能性があることも覚えておきましょう。
グループホームに入居するまでの流れは?
グループホームの利用を検討している方は、入居に必要な手続きを下記で確認しておきましょう。
- Webサイトや電話で問い合わせる
- 見学・面談を行う
- 入居の申し込みをする
- グループホームに医師の診断書を提出する
- グループホームが、面談内容や診断書などをもとに入居可能か判断する
- グループホームと入居者が契約を結ぶ
- 入居する
入居したいグループホームが満室の場合、待期期間が生じます。グループホームは定員が少ないので、ほかにも待期している人がいると、なかなか入居できない可能性があるでしょう。
良いグループホームの選び方とは?
ここでは、グループホームの選び方を解説します。「良いグループホームの見分け方が知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。
複数のグループホームを比較する
グループホームによって、入居者さんの雰囲気や、何に力を入れて介護サービスを提供しているのかは異なります。レクリエーションに力を入れているにぎやかなグループホームもあれば、個別ケアを重視していて自分のペースで生活できるグループホームもあります。性格や認知症の症状の表れ方は人それぞれなので、入居する方に合った施設を選ぶと良いでしょう。
見学時に入居者さんやスタッフの様子をチェックする
グループホームを選ぶときは、実際に見学して、入居者さんやスタッフの様子をチェックしましょう。入居者さんが穏やかに笑顔で生活しているグループホームは、認知症を患う方が落ち着いて生活できる環境といえます。スタッフの言葉遣いは丁寧か、空気がピリピリしていないかなども確認すると良いでしょう。
不安があればケアマネジャーや管理者に質問する
グループホームを利用するにあたって不安なことがあれば、現在のケアマネジャーに確認すると良いでしょう。「グループホームでも今のケアを継続してもらえるの?」といった疑問は、事前に聞いて解消しておくことが大切といえます。
また、入居手続きや費用、施設での生活について気になることは、グループホームの管理者に相談しておくと安心です。
グループホームにはどんなスタッフがいるの?
グループホームでは、主に管理者とケアマネジャーと介護職員が働いています。厚生労働省の「認知症対応型共同生活介護(認知症グループホーム)について」によると、「管理者とケアマネジャーを事業所に1人以上」「介護従業者を利用者さん3人に対して1人以上(夜間は原則ユニットに1人以上)」というのが、グループホームの人員配置の基準です。
管理者とは、グループホームの責任者のこと。認知症介護の実務経験が3年以上あり、厚生労働省が指定する認知症介護に関する研修を修了している、認知症介護の専門家です。
ケアマネジャーは、入居者さんごとに具体的な介護の内容や方法を考えてケアプランを作成します。介護職員は、ケアプランをもとに入居者さんの介護を行うのが仕事です。
出典
厚生労働省「第228回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2025年7月4日)
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グループホームで働きたい!職種ごとの仕事内容や必要な資格は?
グループホームで働くメリット
グループホームで働くメリットを以下にまとめたので、「グループホームの仕事に興味がある」という方は参考にしてください。
- 無資格・未経験から働ける
- 認知症介護のスキルが身につく
- 入居者さん一人ひとりとしっかり向き合ってケアができる
グループホームは、介護職員として働くうえで必要なスキルを習得できる環境の職場です。入居者さんが少ないので、個別なケアができるのも働くメリットといえます。
詳しくは、「グループホームで働くメリットは?仕事内容や転職で求められる資格も解説」の記事をご参照ください。
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グループホームについてよくある質問
ここでは、グループホームに関するよくある質問に回答します。「グループホームってどんな施設なの?」と気になっている方は、ぜひ参考にしてください。
グループホームに看護師がいないのはなぜですか?
グループホームに看護師がいない場合が多いのは、看護職員の配置義務がないからです。主に日常生活上の世話と機能訓練を提供する施設で、療養上の世話は必須のサービスではないため、看護師の配置は任意となっています。グループホームでは、外部の医師や看護師と連携して入居者さんの体調管理を行う場合が多いようです。
出典
厚生労働省「第228回社会保障審議会介護給付費分科会(web会議)資料」(2025年7月4日)
グループホームと老人ホームの違いは?
グループホームと有料老人ホームの違いは、施設の規模や対象者です。グループホームは、認知症を患う方が5~9人という少人数で共同生活を送る住居です。一方、有料老人ホームは、グループホームよりも大規模な施設が多いのが特徴。グループホームは認知症と診断され、介護が必要な方しか入居できませんが、有料老人ホームは認知症を患う方もそうでない方も入居可能です。要支援・要介護の認定を受けていない健康な方が入居できる有料老人ホームもあります。
詳しく知りたい方は、「グループホームと有料老人ホーム働くならどちら?違いや仕事内容をご紹介」の記事もあわせてご覧ください。
障害者グループホームとはどんな施設?簡単に教えて!
障害者グループホーム(共同生活援助)とは、障がいのある方が、2~10人で共同生活を送る住居のことです。障害支援区分に関わらず利用できるのが特徴で、実際、障害支援区分認定を受けていない方も多く入居しています。
障害者グループホームでは、主に夜間に、相談対応や日常生活上の支援といったサービスを提供。入居者さんの就労先・日中利用しているサービス関係者との連絡や、余暇活動の援助も行います。居住環境は、共有スペースだけではなく個室完備です。障害者グループホームは、障がいのある方が地域で安心して生活を送るための住まいの場といえます。
詳しくは、「障害者グループホームで働く世話人の仕事内容を解説!介護の資格は必要?」にまとめているので、障害福祉サービスに興味がある方はご確認ください。
出典
厚生労働省「第40回「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」資料」(2025年7月4日)
まとめ
グループホームとは簡単にいうと、認知症を患う高齢者の方が介護サービスを受けながら、5~9人で共同生活を送る住居のことです。認知症の診断を受けていて、その市区町村に住民票がある方が入居できます。
グループホームでは、日常生活の支援や身体的なケアなどの介護サービスを提供。入居者さんのできない部分をスタッフが手伝い、自立した生活ができるようサポートします。
グループホームに入居するメリットは、専門的なケアを受けられることです。認知症介護に詳しい管理者やケアマネジャー、介護職員といった職種のスタッフが働いています。
「グループホームの仕事に興味がある」「介護職に転職したい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)をご活用ください。
レバウェル介護(旧 きらケア)は、介護のお仕事の転職・就職に特化した転職エージェントです。介護業界に詳しいアドバイザーが、面接対策や履歴書作成などをサポート。職場見学のセッティングも可能です。
サービスは無料なので、「新しい仕事を始めるのは大変そう…」「介護施設は種類がいっぱいあって選び方が分からない」という方は、まずは気軽に相談してくださいね。
今の職場に満足していますか?
執筆者

実
元介護士ライター
グループホームに2年、訪問介護事業所に3年勤務。多くの高齢者や、障害のある方の介護に携わる。訪問介護事業所では、サービス提供責任者の業務も担当した。2022年に介護福祉士を取得。現在は、知識や経験を活かして、介護職員の方に役立つ情報を発信している。




