グループホームの志望動機の書き方を解説!例文付き

仕事 2019/09/02
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ナース・青空当コラムでは、グループホームの仕事内容や他の施設との違い、働くメリット、向いている人、志望動機を書く時のコツをご紹介しています。「他の介護施設で働いているが、グループホームに転職しようか悩んでいる」という方や、「グループホームで働きたいが、志望動機の書き方が分からない」という方は、ぜひ参考にしてみてください。

グループホームの仕事内容


まずは、グループホームの概要を見ていきましょう。

【グループホーム(認知症対応型共同生活介護)とは】
グループホームとは、認知症の症状を持つ高齢者が、1ユニット5~9名の少人数で共同生活を行う施設です。
入居対象者は、原則として65歳以上の、要支援2~要介護5と認定された認知症患者で、医師によって共同生活を行っても問題ないと診断された人に限られます。常に見守りが必要となる重度の認知症患者や、医療的なケアを必須とする高齢者も対象外です。
グループホームは、運営母体が社会福祉法人やNPO法人、地方自治体などで、地域密着型の介護施設なので、基本的には施設がある市町村に住民票を届けている人が利用することになります。

【具体的な仕事内容】
グループホームは、入居者の自立支援を基本としている施設のため、一人ひとりに合わせたサポートを行います。
たとえば、食事や入浴、排泄などの際、必要に応じて介助を行う一方で、介護度の低い、比較的元気な方であれば、食事の支度や洗濯、掃除といった家事や、食材などの買い物を一緒に行うことも少なくありません。
また、施設によっても、仕事内容は異なってきます。リハビリに特化した施設であれば、そのサポートを行うのも業務のうちですし、レクリエーションを充実させている施設であれば、企画および実施を求められることもあります。職員の人数体制は、昼間は3人以上、夜間は1人で対応としている施設が多い傾向です。

【他施設と比べた特徴】
グループホームは、他の高齢者施設と比べると、ある程度自立している人を対象としているのが特徴です。重度の認知症の方や、寝たきりの方に対応することはほとんどないでしょう。
また、施設の大きさおよび受け入れられる人数も異なります。他の高齢者施設では数十名~100名の人数を受け入れたりすることもありますが、グループホームは最大で2ユニット18名までとなっています。これは、認知症の進行を遅らせるために、家庭的な環境の中での普段と変わらない生活を大切にしているからです。
グループホームでは、上記の仕事内容で述べたとおり、料理や掃除といった家事も大切な業務の一つとなりますし、必然的に利用者の方と接する機会も非常に多くなるので、他の高齢者施設と比べて、利用者の方との距離が近くなりやすいと言えます。


\ 介護のお仕事探しを支援するサービス /
求人を紹介してもらう(無料)

グループホームで働くメリット


介護イメージグループホームで働く魅力や、向いている人を解説します。

【グループホームで働く魅力】
グループホームは認知症の症状がある高齢者を対象としているため、認知症ケアに関する知識を身につけることができます。介護士としてのスキルを上げたいと考えている人にとって、これは働く魅力の一つと言えるでしょう。
また、グループホームは定員数が少ない小規模な施設のため、利用者一人ひとりに寄り添った丁寧なケアを行うことが可能です。
さらに、介護度が高い利用者は少ないため、他の施設と比べると身体介護の負担は少ない傾向にあります。

【向いている人】
グループホームでの業務は流動的なため、マニュアル通りの働き方が苦手という方に向いていると言えます。また、上記でも述べたとおり、グループホームは利用者の方との距離が近い環境になるので、利用者の方と積極的にコミュニケーションを取りたい人におすすめです。身体的な介護より、利用者の方の心に寄り添える介護がしたいという方はグループホームで働くことを検討してみてはいかがでしょうか。

志望動機を書く時のコツ


グループホームを志望する場合、どのような志望動機を作成すれば好印象を与えられるのでしょうか。

【なぜグループホームなのかを明確にする】
志望動機を作成する上での前提として、「なぜグループホームなのか」を明確にしておく必要があります。宿泊型の介護施設が良いなら、有料老人ホームや特別養護老人ホームなどもあるはずですし、小規模な施設が良いなら、小規模デイサービスや小規模多機能型居宅介護などもあります。その中で、なぜグループホームを選んだのかを、採用担当者は知りたいと考えています。グループホームと他の介護施設の違いを理解し、その上でグループホームを志望した理由をしっかりと伝えられるようにしておきましょう。

【志望動機は根拠となる体験を交えて書く】
志望動機で重要なのは、面接対策本に載っているようなありきたりな文章を書くことではなく、自分の言葉を使ってオリジナリティーのあるものにすること。たとえば、あなたがグループホームに興味を持ったのは、何かきっかけとなった体験があるはずです。それを志望動機の中に盛り込めば、志望動機に説得力を持たせることができるため、採用担当者の印象に残りやすくなります。

【自分の強みやキャリアアップのイメージを伝える】
介護の仕事における自分の強みや、今後どのようにキャリアアップしていきたいかを伝えましょう。以前の勤務先で積極的に取り組んできたことや、転職後に活かしたいスキルを内容に盛り込めば、採用担当者に「この人なら安心して仕事を任せられそう」と思わせることができます。また、将来のビジョンを明確にすることで、「長く続ける意思や、成長意欲が感じられる」と好印象を持ってもらえるでしょう。

【ネガティブな内容にしない】
前職が嫌になったという理由から転職をする人も少なくないでしょう。しかし、それを書いてしまうとマイナスイメージにつながる恐れがあるので、書かないようにするか、もしくはその理由をポジティブ変換して書くようにしてください。たとえば、人間関係が原因で転職を希望している場合は、「周囲と協力して仕事を進めたい」「チームワークを活かして働きたい」などと言い換えられます。ただしこの場合、応募先企業が「チームワークを活かして働ける」環境であることが前提となります。

志望動機の例文


書類に記名する女性の手元最後に、志望動機の例文をご紹介します。

【グループホームの志望動機例文】
私がグループホームへの転職を決めたのは、前職の有料老人ホームで、認知症対応フロアの担当になったのがきっかけです。
はじめは入居者様の、急に怒り出したり、不穏になったりといった認知症特有の症状に戸惑いを隠せませんでしたが、先輩や上司に相談しながら、認知症に関する知識を身につけ、乗り越えてきました。そのうち、入居者様の心の支えになれることに喜びを感じ、より一人ひとりとじっくり向き合えるグループホームで働きたいと思うようになったのです。
前職では、認知症介護実践者研修を取得し、認知症ケアへの理解を深めるなど、入居者様に穏やかに過ごしていただくための努力をしてきました。もし貴社に入社できたら、その経験を生かして、入居者様にとってベストなサポートを行っていきたいと思っています。

志望動機は、書く時のコツでも解説した通り、自分の言葉で書くことが大切です。しかし、どうしても思い浮かばないという人は、上記の例を参考にしながら、自分の体験や強みを当てはめてみると、作成しやすくなるかもしれません。

介護業界での転職なら、介護職に特化した転職エージェント、きらケアを利用してみてはいかがでしょうか。業界に精通したアドバイザーが、あなたの適性や希望条件などに合わせて、企業とのマッチングをサポートします。
サービスの利用は無料ですので、興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

関連ジャンル: 仕事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「仕事」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧