グループホームで働きたい…おすすめの資格は?

資格・試験 仕事 2019/08/30
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
考える女性グループホームは、少人数の認知症の利用者と共同生活を送る施設のことを指します。自立支援が重視されているため、ただ介護するだけでなく、見守る姿勢も大切です。また、介護職員初任者研修を取得しておくと業務がスムーズになります。

グループホームとは


近年、グループホームという形式の介護施設が日本に浸透してきています。
グループホームとは、具体的にどのような施設を指すのでしょうか?
これから介護の道を目指したい…と考えている方や、転職を考えている方は、選択肢や知識の1つとして覚えておくと便利です。

【どんな施設?】
グループホームは、福祉先進国として知られるスウェーデン発祥の介護サービスで、「認知症対応型共同生活介護」ともいいます。
認知症の症状を抱える高齢の方と、介護職員が生活を共にする住居型施設で、定員は1ユニット5~9名の少人数です。
古民家を改修した施設が多く、共有スペースと各自の個室が用意されており、利用者に家庭的な環境を提供しています。
ただ介護を受けるのではなく、料理や掃除、洗濯などを利用者それぞれができることを行い、自立した生活を促すというスタイルが一般的です。
これまでと変わらない日常生活を送ることで、認知症の進行が緩やかになったり、症状が改善されたりしたというケースもあります。
グループホームは医療スタッフの配置が義務付けられていないため、医療面の対応を行っている施設は少ないようです。

【対象になる利用者は?】
グループホームの対象となるのは、認知症を患っている65歳以上の高齢の方で、要支援2あるいは要介護1からサービスの利用が可能です。
先述したように、グループホームは基本的に医療対応を行っている施設が少ないため、医療依存度が高い方や伝染病の方は入所できない、または身体状態の悪化よって退去となることもあります。

以上がグループホームの概要です。
働く上では、少人数規模なので一人ひとりの利用者との関わりを大切にできる、業務を通して認知症ケアについて学ぶことができるなどのメリットがあります。


\ 介護のお仕事探しを支援するサービス /
求人を紹介してもらう(無料)

グループホームでの仕事内容


介護 食事グループホームでの細かい仕事内容は、施設によって異なります。
一般的な仕事内容としては、大きく分けて以下のとおりです。

【家事】
掃除や洗濯、料理など、日常の家事はグループホームの代表的な業務の1つです。
介護職員が全てこなすのではなく、利用者と協力し、役割を分担します。
食事の買い出しや後片付けなども利用者と共同で行います。

【身の回りの介助】
利用者が自力で行うのが困難な場合は、必要に応じて食事、入浴、排泄などの身の回りの介助を行います。

【レクリエーション・体操】
グループホームでのレクリエーションの主な内容は、歌や手先を使う作業、朗読など、利用者の脳の活性化を促すことを目的としたものです。
また、身体機能を維持するため、体を動かすゲームや体操も行います。

【散歩】
歩行訓練の一環として、利用者と一緒に近所の公園や施設の庭などを散歩します。

【夜間の巡回】
利用者の就寝後は、体調不良などの緊急の場合に備えて夜勤スタッフが夜間の巡回を行います。

グループホームは基本的に自立支援の傾向が強い施設なので、介護スタッフが全面的にお世話をするというよりは、必要な場面でサポートするという認識で検討したほうがいいでしょう。

グループホームで働くのに必要な資格


介護職を目指す場合、資格の有無は気になるところかもしれませんが、無資格・未経験の状態からでもスタートできる施設は多数あります。
ただ、長く働きたい、行く行くはキャリアアップしていきたいと考えている場合は、資格を取っておいたほうがいいでしょう。

【資格の種類】
介護の資格で代表的なものは、介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士の3種類があります。

介護職員初任者研修は、これまでヘルパー2級と呼ばれていたもので、介護の基礎的な知識やスキルを証明できる入門的な資格です。

実務者研修はその1ランク上の資格で、サービス提供者責任者を目指す方や、行く行くは介護福祉士の取得を目指している方は必須となっています。
より実践的な介護技術に加え、たん吸引や経管栄養といった医療的ケアの基礎知識も習得することが可能です。

3つ目の介護福祉士は、介護の資格の中で唯一の国家資格です。
取得のために、介護職としての3年以上の実務経験に加え、平成28年から実務者研修の修了も必須となりました。
取得すれば介護のプロフェッショナルであることを証明できるため、待遇アップが期待でき、転職にも有利になります。

【まずは初任者研修から】
介護の資格を取得するなら、まずは介護職員初任者研修からスタートしましょう。
介護職員初任者研修は介護に関する基礎的な資格なので、誰でも受講することが可能です。
自宅学習と通学を合わせて130時間のカリキュラムをこなし、修了試験に合格したら資格取得となります。
個人差はありますが、取得までは最短で1ヶ月といわれており、自分の都合に合わせて受講の日程を調整できるスクールも多く、働きながらでも比較的負担が少ない資格です。
別職種から介護職への転職を考えている方にも比較的取得しやすいでしょう。

施設によっては、福利厚生の一環として資格の取得を支援している場合もあります。
独学では自信がない、スクールに行く時間がなかなか取れないという方は、資格取得支援制度を導入している施設を選ぶのも1つの手です。

グループホームに向いている人


介護・車椅子グループホームで働くために必要なのは、資格だけではありません。
下記のような資質がある方は、グループホームに向いているといえるでしょう。

【必要以上の介護をせずに見守れる人】
グループホームは、認知症の症状緩和・改善に繋げるため、利用者が自分でできることは自分でしてもらうというのが一般的なスタイルです。
そのため、職員が必要以上に手を貸しすぎず、利用者を見守る姿勢が求められます。
「自分が全部やってあげたい」というのではなく、利用者が介助を必要とする事柄やタイミングを見極め、適切な対応ができる方はグループホームで活躍していけるでしょう。

【利用者を尊重できる人】
グループホームだけでなく、介護職全般にいえることですが、利用者を一人の人間として尊重する姿勢が大切です。
たとえば、「自分がお世話してあげている」という態度で利用者に接したり、流れ作業のように業務をこなしたりという方は、グループホームでの勤務は難しいでしょう。
利用者を人生の先輩として尊敬し、その人に合った接し方やケアができることが求められます。
基本的にグループホームは少人数制のため、利用者一人ひとりとじっくり向き合いたいという方に最適の環境です。

【コミュニケーション能力が高い人】
グループホームは小規模の施設なので、その分利用者との密なコミュニケーションが求められます。
コミュニケーション能力が高く、利用者の要望を丁寧に汲み取ったり、一緒に会話を楽しんだりするのが得意な方は、グループホームに最適な人材といえるでしょう。

グループホームでの勤務を考えている方は、上記も踏まえた上で検討してみましょう。
また、グループホームは利用者さまがこれまで通りの日常生活を送ることが重視されており、身体介護がメインではありません。
そのため、介護技術を身につけたいという方は入職後にギャップを感じてしまう可能性があります。
そのようなミスマッチを防ぐためにも、施設の特徴をしっかり理解し、自分に合った職場を探していきましょう。
また、一口にグループホームと言っても、施設によって運営方針や働き方、待遇などが変わるので、その点も注意が必要です。

相性のいい職場を見つけるなら、第三者からのアドバイスを受けるもの有効です。

きらケアは、介護業界に特化した求人を取り扱っています。
アドバイザーが丁寧なヒアリングを行い、あなたにマッチする介護求人をご紹介。
面接の日程調整などもアドバイザーが間に立って行うので、就業中の方の転職活動も安心です。
転職を迷っている段階での相談も受け付けているので、お気軽にご利用ください。

関連ジャンル: 資格・試験 仕事

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

「資格・試験」の人気記事一覧

「総合」の人気記事一覧