グループホームの給料は安いって本当?働き方と魅力について

介護職の給料 2021年6月7日
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グループホームでの働き方や、気になる給料の話、グループホームだからこそのやりがいについてご紹介します。これからグループホームで働こうと思っている方、介護の仕事に興味がある方は必見です!

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目次

グループホームとは

グループホーム(認知症対応型共同生活介護)は、認知症の高齢者を対象とした住居型の介護施設。入居者は1ユニット5~9名で生活を送り、施設全体のユニット数は最大2つ(最大定員18名)という少人数での運営が特徴です。

地域密着型の施設

グループホームはお年寄りが住みなれた地域で暮らせるように支援する地域密着型の施設です。そのため、介護度が要支援2・要介護1以上であることに加え、施設がある地域内に住民票があることが入居の条件となります。

できることは自分で行う

グループホームでは入居者が無理のない範囲で自ら家事を行い、認知症の進行を遅らせることを目指しています。そのため介護職は何から何まで入居者の面倒をみるのではなく、そっと見守りながら必要な時に手助けするのが仕事。入居者と介護職が助け合いながら生活を送る、アットホームな雰囲気があります。

医療ケアは対応していない

医師や看護師の常駐は義務付けられていないため、医療ケアに対応していない施設が多い傾向。医療ケアが必要になると退去を求められるケースが見られます。
ただ、中には胃ろうや経管栄養、点滴管理に対応している施設、看取りを行っている施設もあるようです。

1日の流れの例

7:00起床介助
8:00朝食、投薬、口腔ケア
9:00清掃、洗濯
12:00昼食、投薬、口腔ケア
13:00レクリエーション
14:00入浴バイタル測定、入浴介助
15:00おやつ
18:00夕食、投薬、口腔ケア
19:00就寝介助
21:00消灯
※9:00~16:00(日勤)、16:00~9:00(夜勤)の場合

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グループホームの給料

給料袋 カレンダー

では、気になるグループホームの給料について見ていきましょう。
厚生労働省の資料「令和2年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、グループホームで働く介護職員の平均給与額は以下のとおりです。

常勤の平均給与額287,770円
非常勤の平均給与額207,980円
※平均給与額:基本給(月額)+手当+一時金(10~3月支給金額の1/6)

この給与額をどう感じるかは人それぞれですが、他の施設形態の給与額と比較するとグループホームの給与の多寡がつかめます。
ここでは同じ厚生労働省の資料から、他の施設の平均給与をご紹介していきます(常勤の場合)。

介護老人福祉施設350,430円
介護老人保健施設338,920円
介護医療院312,600円
訪問介護事業所306,760円
通所介護事業所280,600円
※平均給与額:基本給(月額)+手当+一時金(10~3月支給金額の1/6)

ちなみに、これらの施設とグループホームを合わせた全体の平均給与額は、 312,847円。ご紹介した施設の中で最も平均給与額が低いのは通所介護ですが、グループホームはその次に低く、全体の平均給与額も下回っていることがわかります。
ちなみに通所介護の平均給与が低いのは、賃金が割り増しになる夜間の勤務がないことが大きな原因です。

グループホームの給与が他施設より低いのはなぜ?

グループホームの給与が他施設に比べて低いのには、未経験・無資格から働き始める人が多いという理由があります。グループホームは介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)などと比べて介護度が低い入居者が多く、身体介助がメインの業務になりません。そのため未経験者でも働きやすく、資格手当がかからない分、平均給与が低くなる傾向が。
介護度が高い施設は身体介助のスキルや経験がある人を高待遇で採用するケースが目立つため、平均給与が高くなっていると考えられます。

給料アップのためにできること

では、グループホームで働きながら給料アップするにはどうすれば良いのでしょうか。

正社員になる

現在パートやアルバイトで働いている場合、正社員になることで給料アップが見込めます。正社員になると勤め先によっては賞与が支給され、昇給の可能性も出てきます。
さらに、ユニットリーダーや管理者などの役職に就くと、その分収入を増やせるでしょう。

資格を取得する

グループホームは介護度が低い入居者が多いとはいえ、基本的な介護技術は不可欠です。介護の仕事に就いたばかりの人は、まずは介護の基礎が学べる「介護職員初任者研修」を目指してはいかがでしょうか。その上の資格としては、「実務者研修」があり、さらに上級の資格として、介護系唯一の国家資格である「介護福祉士」があります。
介護福祉士やケアマネージャー、社会福祉士の資格があると資格手当がつく施設も多いので、給与アップを望むなら今より上の資格を取得しましょう。

夜勤の回数を増やす

夜勤に入ると夜勤手当がつくため、給料アップにつながります。手当の額は施設によって異なりますが、大体3000~8000円が相場。夜勤にどのくらい入るかで、月の給料にかなりの差が出てきます。
夜勤専従という働き方もあるので、夜勤が苦でない人は検討してみましょう。

経験年数を増やす

一般的に介護職の給料は勤続年数と比例して上がる傾向があります。まだ介護を始めて日が浅い場合は、経験を積んで資格を取得しながら、昇給や役職登用を目指しましょう。

条件の良い施設に転職する

勤め先の給料に満足できない、今後も昇給の見込みがない場合は、より条件の良い施設への転職がおすすめ。転職の際は、賞与や各種手当、昇給制度などについてしっかりチェックしてください。

グループホームで働く魅力

young asian care worker isolated on white background

グループホームの平均給料は決して高くありませんが、働く上ではほかの施設にない魅力があります。介護職にとってのグループホームのメリットを確認し、自分に合っているかを見極めましょう。

身体介助の負担が軽い

グループホームは比較的介護度が低い入居者が多い上に、「入居者ができることはやってもらう」というのが基本的な方針です。そのため介護職に求められるのは、積極的な身体介助ではなく、入居者を見守り補助する役割。
他の入居型施設と比べて身体介助の割合が少ないため、介護が未経験の方や体力的な自信がない方におすすめできます。

入居者と密なコミュニケーションがとれる

グループホームは少人数制で入居者との距離が近く、密なコミュニケーションが取れる良さがあります。大規模な施設では流れ作業的に介護することもありますが、グループホームは1人ひとりと向き合って介護したい人向き。コミュニケーションは認知症の進行予防につながるため、介護職の大切な仕事の1つです。

認知症ケアのスキルが身につく

グループホームでは認知症ならではのケア方法を身につけることが可能です。認知症の方は不安やイライラを感じやすかったり、突然興奮して声を挙げたりといった特有の症状が見られます。
介護を始めたばかりの時は戸惑う場面も多いですが、経験を積むと冷静に対応できるようになり、どうすれば相手の気持ちを汲み取って落ち着かせられるかがわかるでしょう。
認知症高齢者の数は今後ますます増えると予想され、認知症ケアの知識は確実に需要が高まると思われます。

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