グループホームの仕事はきついの?やりがいや大変なときの対処法を解説!

介護の仕事 2025年8月29日
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この記事のまとめ

「グループホームの仕事ってきついの?」と気になる方もいるのではないでしょうか。グループホームは、認知症の方の介護を行ったり夜勤があったりする職場なので、仕事が大変と感じることもあるようです。この記事では、グループホームの介護職員が「きつい」と感じる理由と対処法を解説。仕事のやりがいや向いている人の特徴もまとめました。グループホームへの就職・転職を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

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目次

グループホームはどんな施設?

グループホームとは、認知症の方が5~9人という少人数のグループに分かれて共同生活を送る施設です。1つの施設に入居できるのは最大27人となっています。グループホームは、認知症の方が住み慣れた地域での生活を継続するための施設で、市区町村に住民票がある方を対象とする「地域密着型」の介護サービスを提供しているのが特徴です。

小規模な施設のため、利用者さんや職員の入れ替わりが少なく、変化に敏感な認知症の方も穏やかに暮らせる環境があります。

グループホームの介護職員の仕事内容

グループホームの介護職員は、利用者さんと一緒に洗濯や料理、掃除などの家事を行います。グループホームは自立を支援する施設なので、介護職員は必要以上の手助けはせず、利用者さんができない部分をサポートするイメージです。もちろん、必要な人に対しては、食事介助や排泄介助といった身体介護も行います。

体操や工作といったレクリエーションや、散歩などのアクティビティを支援するのも介護職員の役割です。また、認知症で「ここがどこなのか分からない」といった不安を抱える利用者さんの精神的なケアも行います。

グループホームの仕事内容の詳細が気になる方は、「グループホームの仕事内容とは?役立つ介護の資格や給料事情を解説」をご参照くださいね。

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グループホームの仕事が「きつい」と感じる理由

グループホームには「認知症の方の自立を支援する」「小規模の施設である」といった特徴があります。業務内容や労働環境がほかの職場とは異なるため、仕事に慣れていない方は「きつい」と思うこともあるかもしれません。

グループホームの仕事を大変に感じる原因や、悩みを抱えないためのコツを以下にまとめたので、チェックしてみましょう。

認知症の方への対応が難しい

認知症の方とのコミュニケーションがうまく取れないと、仕事が進まず「きつい」と感じる場合があるでしょう。グループホームでは、認知症の症状や利用者さんの性格を理解したうえで適切な声掛け・介助を行うスキルが求められます。介護未経験で入職すると、認知症の方への対応が大変と感じることも少なくありません。

認知症介護のスキルは、経験を重ねることで身につく場合が多いので、慣れるまでは勉強する姿勢が必要です。利用者さんの気持ちを考えてケアを行うことで、徐々に信頼関係を築けるでしょう。

認知症の方を支援する際のポイントは、「認知症の方とのコミュニケーション方法を解説!相手を想う言葉や行動とは」の記事にまとめています。

仕事内容が幅広い

グループホームの介護職員は、入浴介助・トイレ介助などの身体介護や、調理・掃除などの生活援助など、幅広い業務を担当します。レクリエーションやイベントの企画・運営を行うこともあるでしょう。

グループホームは仕事内容が幅広いので、苦手な業務がある方は「きつい」と思うことがあるかもしれません。介護職員の仕事の範囲は、勤務するグループホームによって異なるので、事前に調べておくのがおすすめです。

苦手な業務がある介護職の方は、1人で抱え込まずに周りのスタッフに相談すると良いでしょう。苦手だと伝えることで、手伝ってもらえたり、コツを教えてもらえたりするので、業務の負担を減らせます。

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夜勤の負担が大きい

グループホームの夜勤では、介護職員1人で9人の利用者さんを担当することもあります。2交代制のシフトのグループホームでは、夜勤の拘束時間が16時間前後と長く、慣れていないと大変に感じやすいでしょう。

特に、利用者さんの起床・食事の対応をする朝の時間帯は忙しくなります。利用者さんに夜間のひとり歩きや体調の変化などがあるときも、1人で対応しなければいけません。

夜勤が忙しい場合、日勤のスタッフに頼って1人で無理をしないようにしましょう。1人で対応する時間帯は、利用者さんの安全の確保を最優先に、落ち着いて業務にあたることが重要です。

夜勤に身体的・精神的な負担を感じる介護職員は少なくありません。どうしても「夜勤がきつい」と感じるときは、何が大変なのかを明確にしたうえで、上司に相談すると良いでしょう。

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看護職員が常にいるわけではない

グループホームには、一般的に常時の医療ケアが必要な方はいないので、看護師などの医療職は常駐していません。そのため、利用者さんに体調不良やケガがあっても、すぐに医療処置ができないというデメリットがあります。

緊急時は、救急への連絡や医師が来るまでの応急処置といった一次対応を介護職員が行うので、「何かあったらどうしよう…」と感じることもあるでしょう。

利用者さんの急変時に落ち着いて対応するためには、主治医の連絡先が分かるようにしておくことや、業務マニュアルを確認しておくことが大切です。

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介護職員の人数が少ない

グループホームは、大規模な介護施設と比べて職員が少人数です。そのため、「担当業務が多くて大変」と感じることがあるかもしれません

人手不足のグループホームでは、「休みを取りづらい」「夜勤の回数が多い」といった理由で、仕事がきついと思うことも。休日数やシフト体制などの労働条件は、就職・転職前に求人情報でチェックしておきましょう。

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職場の人間関係に問題がある

介護職員に限らず、職場の人間関係に悩む人は多くいます。グループホームは少人数体制なので、苦手な職員と2人で業務を回す場合もあるでしょう。

苦手なスタッフと勤務時間が重なると「一緒に働くのがつらい」と感じるかもしれませんが、仕事だと割り切って接することも大切です。理不尽な発言を受けたときなど、どうしてもきついと感じたら上司に相談してみてくださいね。

グループホームは交代制のシフト勤務なので、苦手なスタッフがいても毎日長時間にわたって一緒に仕事をする可能性は低い職場です。人間関係に不安がある方は、「介護職員同士のコミュニケーションを上手にとるコツとは?職場の人間関係の悩みから解放されよう!」もあわせてご覧ください。

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グループホームの仕事の魅力・やりがい

グループホームには、認知症の高齢者の方を少人数で支援する大変さがあります。しかし、働くメリットややりがいも多い職場です。

介護職の就職・転職支援を行う「レバウェル介護(旧 きらケア)」では、グループホームの介護職員に聞き取り調査を行いました。グループホーム職員の体験談をもとに、仕事の魅力とやりがいを下記にまとめたので、ぜひ参考にしてください。

認知症の方の自立を支援できる

グループホームで働くと、認知症介護のスキルが身につきます。声掛けを工夫することで、利用者さんが自分でできることが増えたときに、やりがいを感じる介護職員は多いようです。

たとえば、認知症を患う利用者さんの着替えの際に、「そでを通しましょう」「ボタンを留めましょう」と一つひとつ声掛けをすることで、介助せずに更衣してもらえたという体験談があります。介護職員の支援が、利用者さんの生活の改善に直結するのが、グループホームの仕事の魅力です。

利用者さんと信頼関係を築きやすい

グループホームでは、少人数のスタッフで少人数の利用者さんの介護を行うため、利用者さん一人ひとりと信頼関係を築きやすいでしょう。日中は9人の利用者さんに3人の介護職員で対応するのが、人員配置の基準です。

利用者さんと一緒に家事をしたりレクリエーションをしたりすることも多く、コミュニケーションを取る時間を十分に確保できます。グループホームはアットホームな雰囲気で、利用者さんに寄り添って介護できるのが魅力です

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利用者さんやご家族から感謝してもらえる

利用者さんの生活を身近で支えるグループホームの介護職は、感謝の言葉をもらうことも多く、やりがいを感じられる仕事です。利用者さんやご家族から、笑顔で「いつもありがとう」と言われると、日常生活を支援していることを実感できるでしょう。

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グループホームの仕事に向いている人

グループホームの介護職員に向いているのは、以下のような仕事観やスキルがある方です。

  • 利用者さんに時間をかけて向き合いたい
  • 利用者さんが抱える課題や解決策を考えて介護できる
  • 介護のスキルを習得したい
  • 認知症ケアに関する知識を得たい
  • 家事のスキルを活かしたい

グループホームの仕事に向いているのは、利用者さん一人ひとりと向き合って、より良い生活を送るためのサポートができる人です。大規模な施設より落ち着いた環境なので、介護未経験や無資格の方も、業務を学びやすい職場といえます。また、家事が得意な人もスキルを活かして働けるでしょう。

グループホームの仕事に向いているか不安な方は、「グループホームに向いてない人の特徴をチェック!介護職に必要な能力とは」の記事もご覧ください。

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グループホームの仕事が「きつい」と感じたときの対処法

ここでは、グループホームの仕事が「きつい」と感じたときの対処法を解説します。「仕事が大変でつらい…」と思う介護職の方は確認してみてくださいね。

上司や家族に相談する

仕事がきついと感じるときは、1人で悩まず上司や家族に相談するのがおすすめです。上司に相談することで、介護のコツや悩みへの対処法をアドバイスしてもらえるかもしれません。業務の体制を見直してもらえる可能性もあります。

また、家族や友人など身近な人に話を聞いてもらうと、気持ちの整理ができるでしょう。つらいと感じるときは、自分1人で悩まずに周りに頼ることも大事です。

認知症介護のスキルを身につける

「介護を拒否される」「介助をしたら怒られたけど理由が分からない」など、利用者さんのケアについて悩んでいる方は、介護の勉強をすると良いかもしれません。

認知症の症状やそれに伴う行動はさまざまです。ほかの人の意見を聞いたり、認知症の方の行動の理由を調べたりすることで、より良い声掛けや介助ができるようになるでしょう。介護職員初任者研修などの資格研修で学ぶのもおすすめです。

適切な介護ができるようになれば、利用者さんからの信頼を得られて、仕事をスムーズに進められるでしょう。

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仕事のことを忘れてストレス解消する

運動をしたり趣味を楽しんだりして、リフレッシュする時間も大切です。仕事での失敗を反省することは必要ですが、ストレスを感じ過ぎないように、プライベートの時間も充実させると良いでしょう。心身の健康を維持するために、散歩やストレッチなどの軽い運動を行うのもおすすめです。

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転職して環境を変える

「このまま今の職場で働き続けるのは難しい…」と限界を感じている介護職の方は、転職する選択肢もあります。仕事が「きつい」と感じる理由を考えて、改善が見込めない場合は、退職を検討しても良いかもしれません

転職を成功させるには、計画的に求職活動を進めることが大事です。スケジュールを考えずにいきなり仕事を辞めてしまうと、「自分の希望に合う転職先がない」と後悔するリスクもあるでしょう。転職すべきか迷う方は、転職のプロに相談するのがおすすめです。

レバウェル介護(旧 きらケア)では、キャリアアドバイザーが介護職の転職に関する相談に乗っています。無料で利用できるので、「今の職場の不満を聞いてほしい」「良い転職先があるのか知りたい」など、気軽にお問い合わせくださいね。

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グループホームの仕事の大変さについてよくある質問

ここでは、グループホームの仕事の大変さに関してよくある質問に回答します。「グループホームに転職したい」という方や、「ほかの介護施設と迷っている」という方は、チェックしてみましょう。

グループホームの夜勤は楽ですか?

グループホームの夜勤が楽と感じるかは、介護職員のスキルや利用者さんの状況によって異なります。夜間は、利用者さんの昼夜逆転やひとり歩きなどがなければ、巡回と排泄介助がメインです。特養などと比べて体力的な負担は小さい傾向にあるので、楽だと感じるかもしれません。ただし、グループホームの夜勤は1人で最大9人の利用者さんを見ることが多いため、利用者さんの状態が安定していないと「きつい」と思うこともあります。
詳しくは、「グループホームの夜勤は楽?きつい?仕事内容や1日の流れを詳しくご紹介!」で解説しています。

デイサービスかグループホームで働くならどっちが良い?

デイサービスとグループホームは、利用対象者や仕事内容、働き方が異なるため、どちらの仕事に向いているかは人によります。デイサービスに向いているのは、レクリエーションやイベントの企画が好きな人や、夜勤なしで働きたい人です。一方のグループホームには、認知症の方の介護が得意な人や、家事が好きな人が向いているでしょう。
デイサービスの適性をチェックしたい方は、「デイサービスの仕事に向いていない人の特徴を解説!適性の判断方法とは?」の記事もご覧ください。

有料老人ホームとグループホームの違いを教えて!

有料老人ホームは施設によって入居の条件が異なり、認知症の方もそれ以外の方も入居できます。一方、グループホームに入居できるのは医師から認知症の診断を受けた方のみです。有料老人ホームは、グループホームと比べて大きい施設が多いのも特徴。看護師が常駐する場合もあります。
有料老人ホームの仕事に興味がある方は、「有料老人ホームの仕事内容は何?介護職員の1日や働くメリット、給料を解説」を参考にしてください。

まとめ

グループホームは、認知症の方が少人数で共同生活を送る施設です。グループホームの仕事が「きつい」と感じる理由は、認知症の方への対応が難しかったり、夜勤の負担が大きかったりするため。また、職場の人間関係に悩む介護職もいます。

グループホームの仕事には介護のスキルが必要なので、大変と感じる方もいますが、魅力ややりがいも多くあります。認知症の方の自立を支援できることや、落ち着いた環境で信頼関係を築けることが、グループホームのやりがいです。

グループホームの仕事がきついと感じるときは、原因を考えて対処法を見つけましょう。悩みがあるときは、上司に相談してみると解決に近づくかもしれません。利用者さんの対応が難しい場合は、認知症への理解を深める勉強をするのもおすすめです。

「グループホームに就職したい」「介護の仕事の大変さやメリットをもっと知りたい」という方は、レバウェル介護(旧 きらケア)をご活用ください。介護業界に詳しいアドバイザーが、求職活動をサポートいたします。あなたの希望条件を聞いて、マッチする求人をご紹介することが可能です。
「ほかの介護施設と迷っている」という方には、キャリアプランを考えるお手伝いもできます。介護業界での就職・転職を考えている方は、ぜひレバウェル介護(旧 きらケア)にご相談くださいね。

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執筆者

  • 元介護士ライター

グループホームに2年、訪問介護事業所に3年勤務。多くの高齢者や、障害のある方の介護に携わる。訪問介護事業所では、サービス提供責任者の業務も担当した。2022年に介護福祉士を取得。現在は、知識や経験を活かして、介護職員の方に役立つ情報を発信している。

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※この記事の掲載情報は2025年8月29日時点のものです。制度や法の改定・改正などにより最新の情報ではない可能性があります。

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