介護職が抱える悩みと具体的な解決策

仕事 2020/06/28
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女性

介護職は、精神的にも体力的にもハードな職種だといわれています。実際に介護現場で活躍している介護職の皆さんは、どのような悩みを持っているのでしょうか?また、それぞれの悩みに対処するにはどうすれば良いのかも、働くうえでは気になるところです。このコラムでは介護職の具体的な悩みを取り上げながら、対処法について考えていきます。

【目次】


人間関係についての悩み
介護職の夜勤についての悩み
介護職の看取りの悩み
新人ならではの悩み
パート・派遣ならではの悩み
さまざまな悩みにたいしてどう対処すれば良い?
まとめ

人間関係についての悩み


平成30年度の介護労働実態調査によると、介護職の退職理由でもっとも多いのは「職場の人間関係に問題があったため」でした。人間関係を理由とする退職者の割合は、全退職者の2割を占めています。次いで多いのが、結婚や育児などの家庭の事情でした。
人間関係の問題では主に介護利用者さんやその家族、仕事を一緒にする同僚や上司との人間関係がうまく築けないケースが多いようです。「自分に合わない同僚がいる」「仕事上の意思疎通や連携ができない。」などの声が見受けられます。

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介護職の夜勤についての悩み


平成28年度の「介護労働者のストレスに関する調査」では、8割以上の介護職が「深夜勤務の時間帯に何か起こるのではないかと常に不安を感じている」と回答。特別養護老人ホームや介護老人保健施設、有料老人ホーム、グループホームなどでは、介護スタッフがシフトを組んで24時間体制で勤務しています。夜勤が辛いという悩みの背景には、介護スタッフの数が少ないことが考えられるでしょう。特別養護老人ホームを例に挙げると、夜間の人員配置基準は以下の通りです。

・入居者25名以下:職員1名
・入居者26~60名:職員2名
・入居者61~80名:職員3名
・入居者81~100名:職員4名
・入居者101名以上:職員4名+入居者が25人増えるごとに1名追加

これは1人の介護職員が、20人~26人ほどの入居者を担当する計算になります。夜勤の職員の配置基準が日勤より少ないのは、作業が少ないだろうという憶測で規定されているから。認知症患者がいる施設やコール対応の多い施設では、深夜徘徊の見守りやトイレの介助などがあるため業務が非常にハードだといわれます。

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介護職の看取りの悩み


「死期の近い入居者さんの介護に限界を感じる」と回答した割合は6割にのぼり、介護職の多くが看取り介護に精神的な負担を感じているようです。かつて特別養護老人ホームや有料老人ホームでは、高齢になり衰弱した入居者さんを医療機関に移すのが一般的でした。しかし、現在は医療機関の受け入れが困難であることから、介護施設内で看取り介護を行うケースが増えています。長期間、家族同然に介護サービスを提供してきた介護職の皆さんにとって、入居者さんの死は少なからず精神的な負担になっているようです。終の棲家として最後を迎えることが常態化しており、看取り介護が増えていく状況はかなり辛いものでしょう。

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新人ならではの悩み


介護業界の退職者は、その多くが1年以内に退職しているといわれています。その理由として、仕事を覚えるまでの精神的体力的な負担の大きさがあるようです。「仕事ができなくてほかのスタッフの足を引っ張っている」という悩みを持つ新人介護職は少なくありません。しかし、これは誰もが最初は直面することといえます。新人の介護職なら、この辛い時期を「ふんばり所」だと考えてみましょう。

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パート・派遣ならではの悩み


介護職に限らず、パートや派遣に対する正社員からの風当たりにはキツイ場合も。特に介護職の場合、正職員よりも派遣の時給の方が良いケースもあります。(ただし年収ベースで見ると正社員の方が高い場合が多い)
そのため、同僚の人使いが荒い、接し方が横柄といった悩みを持つパートや派遣の方が多いようです。

出典:
公益財団法人介護労働安定センター「介護労働の現場について 平成30年度 介護労働実態調査の結果と特徴-労働者が前職の仕事をやめた理由」(2020年6月28日)
公益財団法人介護労働安定センター「平成28年度介護労働実態調査-介護労働者のストレスに関する調査」(2020年6月28日)

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さまざまな悩みにたいしてどう対処すれば良い?


介護職として抱くさまざまな悩みに対して、どう対処していけば良いのでしょうか?ここで、具体的な対処法について考えてみましょう。

人間関係についての悩み→上司に相談してみよう


人間関係に悩む方、どの職場にも多いでしょう。特に介護職はチームワークがとても重視される職種なので、人間関係に問題があると仕事がやりにくくなってしまいます。どうしても業務に支障をきたすような場合には、上司に相談してみてください。先輩職員が相手なら、こちらから積極的に質問して教えてもらうようにすると、良好な人間関係を結びやすくなるもの。自分に合わない、あるいは価値観が違うというケースでも、自分から積極的に話しかけて関係改善をはかっていく姿勢が大切です。

介護職の夜勤についての悩み→ゆっくり体を休めることを最優先に


介護施設によって、夜勤の辛さに大きな違いがあります。たとえば認知症患者の方を受け入れている介護施設では、夜間に大きな声を出したり問題行動を起こしたりして、介護職員が大変だというケースが少なくありません。夜勤明けにはしっかり身体を休めること、あるいは運動や趣味などに取り組んでリフレッシュすることが大切です。

介護職の看取りの悩み→見方を変えてみよう


死期の近い入居者さんは、これまで病院に入ってもらうことが一般的でした。しかし高齢化社会を迎え、医療機関側の受け入れ態勢が整わない昨今では、施設で看取り介護を行うケースが増えています。
長い間介護してきた方は、介護職にとって家族のような存在でしょう。そうした入居者さんが亡くなることは、精神的に大きな負担となります。寿命を全うして亡くなる。このことをプラスに考えるようにすると、精神的に楽になるかもしれません。

新人ならではの悩み→時間が解決してくれることも


なぜ介護職では、就職してから1年未満で辞める人が多いのか。これは、仕事を覚えるまでに自分の置かれた状況に対して辛さを感じやすいことなどが要因です。2年ほど辛抱すると徐々に仕事ができるようになり、やりがいが持てるようになります。新人は「今が1番辛いのだから、もう少し頑張って乗り越えよう」という気持ちが大切です。

パート、派遣ならではの悩み→まずは相談してみよう


パートや派遣に対する風当たりが強いのは、ほかの職種でも同じことです。パートや派遣の勤務形態から、正社員に切り替えるという方策もありますが、家庭の事情で難しい場合も多いと思います。人間関係の問題でもあるので、パートなら上司に、派遣なら派遣元の担当者に相談してみましょう。

どうしても悩みが解決できない場合は転職の選択肢もあり


悩みが深刻でどうしても対処法が見つからない場合には、転職など他の選択肢を考えるのも1つの手段です。精神的なストレスで気持ちや病んだり、体調を崩したりすることだけは避けなくてはなりません。

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まとめ


介護労働実態調査によると、介護職の退職理由でもっとも多いのは「職場の人間関係に問題があったから」というものでした。そして、次に多いのが夜勤の辛さなどです。介護の現場ではチームワークが非常に重要なため、人間関係の悩みはとても深刻でしょう。悩む前に自分から相手に話しかけるなどして、積極的に働きかけるようにしてください。
また、介護職ならではの新人の悩みも。しかし、右も左もわからない1年目はもっとも辛い期間と言えるでしょう。新人の方は、「2年ほどは辛抱して頑張ろう」という心構えが大切です。どうしても悩みが解決できないときには、転職という選択肢も1つの選択肢として考えてみてください。同じ介護職でも、職場が変われば悩みが解決できることもあります。

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