介護士さんの自己分析!業界の転職で効果的にアピールするコツを解説

転職ノウハウ 2021年12月1日
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車椅子に乗った患者を励ます介護士

介護士さんのなかには、就活や転職活動でなぜ自己分析が必要と言われるのか疑問に感じる人もいるのではないでしょうか。求職活動において自己分析は、自分の強みを整理するのに必要不可欠。スキルや経験を正確に把握しておくことで、効果的な自己PRや志望動機をアピールできるようになります。この記事では、介護業界への就職・転職で役立つ自己分析のやり方をご紹介。採用担当者に響く効果的なアピールのコツも解説します!

目次

介護職の就職・転職に自己分析が必要なワケとは?

介護士さんだけに限ったことではありませんが、就職・転職活動で自己分析を行うのは、次の3つの理由があるためです。

そもそも自己分析とは、これまでの経験を振り返り、自分の強み発見する作業を指します。「自己分析をしなくても自分の強みは分かっている」「自己分析なんて必要ない」と思っている介護士さんも、これを機に自己分析の必要性をあらためて確認してみてください。

1.自分の強みやスキル、価値観を知るため

自己分析により、自分の強みやスキル、価値観が浮き彫りになります。ただ漠然と「自分の強みは気配りができること」のように思うことはあるかもしれませんが、本当にそうなのだろうかと迷うときもあるはずです。自己分析をすることで、「自分の強みはこれだ」といえる根拠が見つかることも。強みに根拠をもたせることで、志望動機や自己PRでは説得力のあるアピールができるようになります。

2.応募先の施設で効果的なアピールを行うため

自己分析で強みやスキルを洗い出しておくと、応募先の介護施設で効果的にアピールできるようになります。自分の強みやスキルが分からなければ、自己PRや志望動機でアピールする材料は見つかりません。強みやスキルが分からないまま採用面接に臨んでも、採用担当者にあなたの魅力が伝わらないため、ほかの候補者の影に埋もれてしまうでしょう。採用担当者に響くアピールをするためにも、自己分析は必須といえます。

3.これまでの経験やスキルを整理するため

介護業界で働いてきた経験やスキルを整理する際にも、自己分析が役に立ちます。転職面接では、単に「介護士をしていました」と述べるだけでは採用担当者は興味を示してくれません。介護職の経歴は、履歴書を見れば明らかなので、アピールポイントとしては不十分なためです。「介護の仕事でどんなスキルを身につけたのか」「どんな経験を積んできたのか」を整理しておくことで、応募先の施設で役立つ強みが見つかる場合も。転職の成功率アップのためにも必ず自己分析は行いましょう。

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介護職への就職・転職に役立つ自己分析の基本

就職や転職活動に自己分析が必要であるとお伝えしましたが、肝心のやり方が分からなければ自己分析はできません。ここでは、介護職への就職・転職に役立つ、基本的な自己分析のやり方をご紹介します。自己分析の経験がある介護士さんも、ぜひ参考にしてみてください。

過去の経験をエピソード付きで振り返る

まずは、自分の過去の経験をエピソード付きで振り返ってきましょう。今まで熱心に取り組んできたこと、努力したこと、楽しかったこと、感動したこと、辛かったことなど、さまざまな観点から経験を棚卸しするのがおすすめです。

エピソードを掘り下げて自分の強みを探す

棚卸ししたエピソードを掘り下げて、自分の強みや長所、価値観を探してみてください。たとえば、「熱心に取り組んだこと」であれば、「なぜ取り組もうと思ったのか」「取り組んだ結果どうなったのか」「大変だったことは何か」「なぜそのように感じたか」のように、自分の考え方を深堀りしていきましょう。そうすることで、自分の強みや長所、価値観といったものが少しずつ浮き彫りになっていくはずです。

うまくいかないときは他己分析もおすすめ

自己分析がうまくいかないときは、「他己分析」をするのもおすすめ。他己分析とは、家族や友人といった自分をよく知る人物に自分の性格や強みに関するアンケートを取り、客観的に自分を分析する方法です。自分でどんなに考えても長所や短所が分からないという人は、まずは周りの人へ相談してみると良いでしょう。自分では気づかない、新しい一面を知るきっかけになることもあるはずです。

介護職希望者向け!自己分析を行う際の3つのポイント

介護職を希望する方が自己分析を行う際は、次の3つのポイントを意識するとさらに効果的です。自己分析の経験がない社会人未経験の方も、転職を希望する介護士さんも、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.自己分析のテーマを介護の仕事につながる内容にする

まずは、自己分析のテーマを「介護の仕事につながる内容」に決めましょう。先述したように、自己分析の最初のステップは、過去の経験をエピソード付きで振り返ること。介護職を希望する場合は、その経験を「介護職としての経験」に絞るのが効果的です。介護職未経験の方なら、介護の仕事につながりそうな経験を探してみるのがおすすめ。アルバイト経験や普段の生活から、介護職を目指そうと思ったきっかけを探すのも良いでしょう。

2.介護職の仕事で役立つ強みやスキルを選ぶ

次に、過去のエピソードから、介護の仕事で役立つ強みやスキルを探しましょう。現職が介護士の場合は、介護の仕事でやりがいを感じる業務や初仕事のときからの自分の仕事の変化などを考えてみるのがおすすめです。介護の仕事で得たやりがいやスキルは、介護業界内の転職でも役立ちます。面接でしっかりアピールできるよう、自己分析を行う際にきちんと整理しておきましょう。介護職未経験の方なら、自身の経験が介護の仕事のどんな場面で役立つのかをイメージして、アピールする強みやスキルを考えてみてください。

3.転職希望の介護士さんは退職の理由も考えておく

最後に、転職希望の介護士さんは、今の施設を退職しようと思った理由も整理しておきましょう。採用面接の際には、必ずと言って良いほど退職理由を聞かれます。面接本番で聞かれてもきちんと答えられるよう、あらかじめ退職理由をまとめておくのが効率的です。ただし、「職場の上司が嫌いだから」「利用者さんと仲良くなれなかった」といった退職理由は避けたほうが無難。「採用しても同じようなことがあればすぐに辞めてしまいそう…」といった、マイナスの印象を与える恐れがあるので、気をつけるようにしましょう。

履歴書や面接で強みを効果的にアピールする方法

自己分析が終わったら、履歴書の作成や面接対策へ進みましょう。履歴書や面接で定番の質問には自己PRや志望動機がありますが、これらに答えるにはいくつかのポイントがあります。ここでは、介護職を希望する際の自己PRと志望動機のポイントと例文をご紹介するのでご参照ください。

1.結論→根拠→入職後の展望の順で伝える

自己PRや志望動機は必ず「結論→根拠→入職後の展望」の順で伝えるようにしましょう。自己PRであれば「私の強みは○○です」、志望動機であれば「御法人(貴法人)を志望する理由は○○です」のように、冒頭は結論から述べます。そのうえで、結論に至った根拠となるエピソードを伝えてください。根拠を述べることで、自己PRや志望動機のアピールがぐっと説得力を持つようになります。最後は、介護施設へ入職後にどんな仕事をしていきたいか、入社後の展望を伝えましょう。自己PRであれば、先に述べた強みを入職後にどう活かして施設に貢献したいか述べるのがおすすめです。

2.アピールポイントは1つに絞る

アピールポイントは、複数述べるよりも1つに絞ったほうが効果的です。自分の良いところを知ってほしいという気持ちでたくさん伝えたくなるかもしれませんが、あまりに要点が多いと、かえって採用担当者の印象に残りません。どうしても複数述べたい場合は、2つまでにとどめ、アピールポイントを印象づけるよう工夫しましょう。

アピールポイントの例

介護職を希望する際のアピールポイントの例は、以下のとおりです。

  • 協調性があるのでチームで働ける
  • コミュニケーションスキルに自信があり年代問わず仲良くなれる
  • 思いやりのある行動を大切にしている
  • 介護士としての経験が長いので即戦力になれる
  • つらいことがあってもつねに前向きに過ごすよう努力している

一見、介護士さんに関係ないように感じる長所でも、実際の業務で役立てられる可能性はあるはずです。「自分のどんなところをアピールすれば良いか分からない…」と迷う方は、次の項目をチェックしましょう。

3.施設が求める人物像を意識する

自己分析をして洗い出した自分の強みやスキルが、施設の求める人物像にマッチしているかを確認しましょう。自己PRや志望動機でアピールした強みや価値観が、応募先の介護施設の求める人材のイメージとかけ離れていれば、採用にはつながりません。施設の求める人物像を知り、アピールの制度を上げるには、企業研究を行うことが大切。施設の公式Webサイトや求人情報サイトをチェックして、どんな人物が求められているかをしっかり理解したうえでアピールポイントを考えましょう。

4.自己PRと志望動機の例文

最後に、介護業界を志望する方へ、自己PRと志望動機の例文を解説します。それぞれ、おすすめの記事もご紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。

介護士さんの自己PR例文

以下は、介護職経験のある方の自己PRの例文です。

「私の強みは5年間の介護職経験から培ったコミュニケーション能力です。大学を卒業後に未経験から介護職員として特別養護老人ホームに5年間勤務しておりました。(エピソード詳細)御施設では、自分の介護経験を活かしながら、これまで以上に利用者さんのニーズにマッチした仕事をしていきたいと考えております。」

このように自己PRの冒頭では、自己分析で洗い出した強み、かつ応募先施設のニーズに合ったアピールポイントを完結に述べるのが効果的。その後は、具体的なエピソード、入職後の展望とつなげるのがおすすめです。介護職の自己PRの書き方や例文について詳しく知りたい方は、「状況別!介護職の自己PRの書き方のポイントや例文【未経験・ブランクあり・転職回数が多い…etc】」「【介護職向けの自己PR】書き方のポイントや効果的なアピール内容をご紹介」を参考にしてみてください。

介護士さんの志望動機例文

以下は、介護職未経験の方の志望動機の例文です。

「かねてより人の役に立つ仕事をしたいと考えており、直接利用者さんのお役に立てる介護職の仕事を志望いたしました。前職ではコールセンターのオペレーターをしていましたが、顔の見えないお客さまへ対応することに不安を感じていました。(エピソード詳細)御施設へ入職しましたら、利用者さんの間近でニーズに答えていきたいと考えております。」

自己PRと同様に、志望動機の冒頭も結論から簡潔に述べるようにしましょう。介護職未経験の場合は、なぜ介護の仕事を目指そうと思ったのかを伝えるのがおすすめです。介護職の志望動機の書き方や注意点を知りたいなら「介護業界の志望動機の書き方!未経験者も介護福祉士も使える例文つき」、介護職未経験の方向けの例文を参考にしたいなら、「未経験から介護職に!志望動機の書き方とは?【例文つき】」、介護施設別の志望動機を考えたいなら「特養・老健・有料老人ホームなど、介護職の志望動機の書き方と例文【介護施設形態別】」の記事が参考になりますよ。

介護業界への就活・転職活動を成功させるには

介護業界への就活や転職活動は、最後まであきらめずに取り組むのはもちろん、次の3つのポイントに気をつけるのが成功の鍵です。これから介護職への就活・転職活動を始める方は、ぜひご覧ください。

1.在職中に求職活動を行う

介護業界内外を問わず、転職活動を行う際は在職中に行うのがおすすめです。介護業界の就職・転職スケジュールはほかの業界に比べて短い傾向がありますが、だからといって安易に退職してしまうのはおすすめしません。求職活動がうまくいかずに長引いてしまうと、収入が途絶えるリスクがあるためです。正社員ではなくアルバイトをしている方も、退職する前に求職活動を始めるのが良いでしょう。

2.求人探しを入念に行う

応募する介護施設を探すときは、念入りな情報収集をしましょう。求人情報だけを見て応募するのは、入社後のミスマッチを起こすリスクがあるため、避けたほうが無難です。施設の規模や施設形態、在籍する介護士さんの人数からも、ある程度の働き方は予想できるかもしれませんが、職場の雰囲気までは分かりません。入職後に、「この施設は合わない…」と相性の悪さに気づくのでは遅いので、事前にできる限りの情報を集めましょう。

3.求人探しがうまくいかないならサポートを受ける

自己分析を徹底し、入念な情報収集をしても求人探しがうまくいかないときは、就職・転職支援サービスでプロのサポートを受けてみるのがおすすめです。就職・転職支援サービスには、ハローワークや就職・転職エージェントなどがあります。ハローワークは厚生労働省が運営する公的機関なので、求職活動の雰囲気を知りたい方にぴったりです。就職・転職エージェントは、民間のサービスですが、手厚いサポートが魅力。専任のアドバイザーがヒアリングを行ったうえで、あなたの希望や適性にマッチした求人を紹介してくれますよ。

まとめ

自己分析は、自分の強みやスキルを知るため、応募先の介護施設で効果的なアピールを行うため、これまでの経験やスキルを整理するために大切な作業です。自己PRや志望動機を考える際にも役立つので、介護職を検討している方は徹底して行うようにしましょう。

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