介護業界の転職活動スケジュールをチェック!退職の時期や注意点も解説

転職ノウハウ 2021年12月24日
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介護業界で転職活動をする際は、どのようなスケジュールを組めば良いか知りたい方もいるでしょう。介護業界は人手不足の傾向があり「すぐに入職してほしい」という施設や事業所が多いため、転職活動にはスピード感が大切です。本記事では、介護業界の転職活動におけるスケジュールの立て方をご紹介。退職のタイミングや注意点についても解説しているので、転職を検討中の方はぜひご参照ください。

目次

介護業界での転職活動スケジュール

介護業界の転職活動のスケジュールは、転職期間によって異なります。ここでは、転職期間が1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月の場合を想定して、入職までの転職活動のスケジュール例をまとめました。転職活動のスケジュールを立てる際の参考にしてみてくださいね。

転職活動の期間が1ヶ月の場合

介護業界の転職活動期間が1ヶ月の場合は、次のようなスケジュールになるのが一般的です。「できるだけ早く転職活動をして職場環境を変えたい」「引っ越しや家庭の事情に合わせて転職が必要になった」という事情で転職をする場合は、1ヶ月程度の期間があれば十分でしょう

1ヶ月前転職サイトやエージェントに登録自己分析情報収集求人探し
3週間前履歴書や職務経歴書の作成応募面接対策
2週間前書類選考応募先との面接(職場見学)
1週間前内定通知入職準備

1ヶ月前は、自己分析や勤務先候補の洗い出しなどを行い、応募する介護求人を2~3件まで絞ります。3週間前には、履歴書や職務経歴書などの必要書類を用意し応募。書類選考の結果を待つ間は面接対策を行っておくのが良いでしょう。スムーズに進めば2週間ほどで書類選考に通過し、応募先で面接を行うことになります。その際、施設見学ができる場合は職場の雰囲気を知るためにも行っておくのがおすすめです。面接後、1週間ほどで採用の可否に関する通知がきます。内定を承諾する場合は、できるだけ早く返事をしましょう。

転職活動の期間が3ヶ月の場合

転職活動の期間が3ヶ月ある場合は、ゆとりを持ったスケジュールを立てられます。「今の職場より少しでも良い介護施設(事業所)へ転職したい」「待遇面や給与面など見て良い求人があれば転職したい」など、とりわけ急ぐ必要はない方は3ヶ月程度を見ておくと良いかもしれません

3ヶ月前転職サイトやエージェントに登録自己分析情報収集職場見学
2ヶ月前履歴書や職務経歴書の作成面接対策
1ヶ月半前応募書類選考
1ヶ月前応募先との面接
2週間前内定通知入職準備

転職活動の期間が3ヶ月ある場合は、自己分析や情報収集の時間と、書類作成や面接対策の時間をそれぞれ1ヶ月程度設けられます。自己分析で自分の強みや希望を洗い出したうえで相性の良い職場をじっくり探せるので、入職後のミスマッチを防ぎやすくなるはずです。ただ、応募してから採用面接を受けて内定通知や入職準備を行う期間は、1ヶ月で転職活動を行う際とそれほど変わりません。応募先の介護施設(事業所)から内定の連絡を受けたらスムーズに回答できるよう、志望先の優先度はきちんと考えておいてくださいね。

転職活動の期間が6ヶ月の場合

転職活動の期間が6ヶ月ある場合のスケジュールは、自分と向き合う時間や情報収集の時間をたっぷり取ることができます。転職活動前に介護スキルの向上を図りたい人や、希望条件をじっくり考えたい方は、余裕を持ったスケジュールを立てるのも方法の一つです

6ヶ月前転職サイトやエージェントに登録自己分析資格取得やスキルアップなどの目標設定
3ヶ月前情報収集職場見学
2ヶ月前履歴書や職務経歴書の作成
1ヶ月半前応募書類選考面接対策
1ヶ月前応募先との面接
2週間前内定通知入職準備

転職活動の期間が半年間ある場合は、転職に必要な資格を取得したり、採用に有利になるスキルを身につけたりする時間があります。特に、介護職員からケアマネジャーや生活相談員(支援相談員)へのキャリアチェンジといった大きな目標がある人は、転職活動が本格化する前に行動に移すのもおすすめです。ただ、転職活動の前に勤務先を退職してしまうと、半年の間にわたって給料がない状態に。資格取得やスキルアップの時間はできるだけ在職中に取り、収入が途絶えないようにしておくのが良いでしょう。

なお、応募から面接、内定、入職までのスケジュールは1ヶ月、3ヶ月のときと同様です。理想の転職に一歩でも近づくには、自己分析や面接対策を効果的に進めるのがポイント。転職活動の進め方をさらに詳しく知りたい方は、「介護業界での失敗しない転職活動の進め方!成功に導くコツをご紹介」の記事もあわせてご覧ください。

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転職活動に適した時期

介護業界の転職スケジュールを立てる際は、求職活動に適したタイミングを知っておくのが有効です。介護求人が多く転職活動がしやすい時期は、以下のとおりです。

  • 年度末に退職者が出たあとの3~4月ごろ
  • 夏のボーナス支給後の7~8月ごろ
  • 冬のボーナス支給後の1~2月ごろ

より多くの求人が出ているタイミングで効率的に転職活動をしたい場合は、上記の時期を考えてみるのも方法の一つ。求人が多く出る時期に転職活動を始めれば、選択肢を広げることが可能です。

ただ、人手不足の傾向のある介護業界は、1年を通して求人募集が出やすいといわれています。そのため、良い求人があればどのタイミングでも転職活動を始めても良いでしょう。介護業界の転職のタイミングについて詳しくは、「介護職の転職に適した時期は?活動スケジュールや円満退職の方法も」の記事をチェックしてみてください。

事前に転職活動のスケジュールを立てるメリットとは?

介護業界の転職活動の準備としてスケジュールを立てるのは、「求職活動を無駄なく効率的に行える」「自分のやるべき行動がひと目で分かる」「モチベーションダウンを防げる」といったメリットがあります。「スケジュールを立てる必要性はないのでは?」と疑問に思っている方は、ぜひ確認してみましょう。

1.転職活動を無駄なく効率的に行える

最初に転職活動全体のスケジュールを立てておくと、「いつまでに転職するのか」というゴールが明確になるため、効率的に行動できるようになります。ゴールを設定しないと、「やっぱりもう少し経ってから動けばいいや」と、転職活動の期間をいたずらに長引かせてしまうリスクも。最初にゴールを設定して、スケジュールを組んでおくことで、目的意識をはっきりさせておきましょう。

2.自分のやるべき行動がひと目で分かる

「応募書類の締切日」「面接日」といったスケジュールをしっかり管理しておくと、転職活動の予定がひと目で分かります。スケジュールの管理が甘いと、「履歴書を出そうと思っていたら1日過ぎてしまっていた」「面接が明日なのに何をアピールすれば良いか分からない」といった事態になりかねません。ぶっつけ本番の転職活動にならないよう、事前準備の一環として、スケジュールはきちんと立てましょう。自己分析の期間や介護施設の見学の予定などもあわせて考えておくのが理想です。

3.モチベーションダウンを防げる

スケジュールを立てやるべきことを可視化することで、転職活動に対するモチベーションを保ちやすくなります。介護業界に限らず、転職活動は必ずしもスムーズに進むとは限りません。選考がうまくいかなくても、「次の予定がある」と思えることで、途中でモチベーションが下がったり中だるみにつながったりすることを避けられるでしょう。なお、選考がうまくいかなかった場合は、失敗を振り返る時間も大切。スケジュールは無理せず余裕を持って立てるのがおすすめです。

介護業界の転職活動が本格化する前にやるべき4つの準備

ここでは、介護業界で転職活動が本格化する前にしておくと良い基本的な準備方法を4つご紹介します。これまで転職活動をしたことがない方や、久しぶりの求職活動になる方は、以下を参考にしてみてくださいね。

1.自己分析

自己分析とは、過去の経験や前職の業務内容から、自分のスキルや強み、価値観、将来のビジョンなどを洗い出す作業のことです。自己分析をしておくことで、応募先の介護施設(事業所)へのアピールポイントを探しやすくなるため、転職活動では必ず行いましょう

自己分析のやり方については、「介護士さんの自己分析!業界の転職で効果的にアピールするコツを解説」の記事でご紹介しています。自分の価値観や将来のビジョンがなかなか見つからない場合は、「介護職からキャリアアップするには?一般的なモデルや役立つ資格をご紹介!」の記事がおすすめです。

2.情報収集

ここでいう情報収集とは、「介護業界研究」と「応募先の施設(事業所)研究」の2つです。介護業界研究とは、自分の希望する働き方にや条件に合った施設(事業所)にはどのような傾向があるかを調べていくこと。施設(事業所)研究とは、応募する職場について社風や勤務形態、待遇などを調べることです。情報収集を徹底することで、自分に合った職場が分かるほか、応募先が求める人物像が分かります。情報収集が不足している状態で採用されてしまうと、入職後にミスマッチを感じるリスクがあるためきちんと行うようにしましょう。

情報収集を通して働きやすい職場を探すコツが知りたい方は、「介護業界で転職する際に重視する条件とは?働きやすい職場を見つけるコツ」や「50歳からでも転職は可能? 成功させる方法やおすすめの職種を紹介」の記事をチェックしてみてください。

3.応募書類の準備

応募書類の準備は転職活動が本格化してから行えば良いと思うかもしれませんが、スケジュールに余裕がある場合は事前に準備しておくのがおすすめです。応募書類の準備とは、履歴書や職務経歴書を作成するための用紙や封筒、ペン、証明写真を用意すること。そして、学歴・職歴欄や取得資格一覧など、どの応募先でも記載が必要な内容をまとめておくことです。前もって準備しておくと、急な応募が必要になった場合でも慌てずに用意できますよ

応募書類の準備方法について知りたい方は、「介護採用担当者の印象up!失敗しない履歴書の書き方【見本とテンプレート付】」や「失敗しない介護職の職務経歴書の書き方【自己PR例つき】」で、履歴書や職務経歴書の書き方をチェックしてみましょう。

4.面接対策

「面接が苦手…」「緊張するとうまく話せない」という人は、選考のスケジュールを立てる前に面接対策をしておくのも良いでしょう。面接対策として挙げられる内容は以下のとおりです。

  • 面接マナーを身につける
  • 定番の質問に対する回答を用意する
  • 模擬面接を行う

面接当日の服装や持ち物を準備しておくのも面接対策の一つです。詳しくは、「介護の面接対策ガイド!服装や質問など採用担当者はどこを見ている?」の記事をご覧ください。

職場に退職意思を伝える最適なタイミングは?

介護業界の転職活動を在職中に行う場合、職場に退職意思を伝えるタイミングもスケジュールに盛り込んでおくと良いでしょう。ここでは、今の職場に退職意思を伝える最適なタイミングや避けるべき時期、伝える際の注意点を解説します。

退職を希望する1~2ヶ月前

退職意思を伝えるのは、退職を希望する1~2ヶ月前が一般的です。職場の就業規則内に、「退職する場合は○ヶ月前に行う」といったルールが設けられている場合はそれに従いましょう。退職の意思は、直属の上司に伝えます。ほかの職員の前ではなく、個別に話せる場を設けてもらえるよう考慮してもらいましょう。上司への退職意思の伝え方は、「介護士さんの転職!内定後の流れや退職手続きに必要な書類を解説」の記事もあわせてご覧ください。

繁忙期や人手不足の時期は避けたほうが無難

介護業界の場合、繁忙期や人手不足の時期に退職してしまうと、利用者さんのケアが行き届かない事態になりかねません。急を要する場合は無理をする必要はありませんが、転職活動のスケジュールに余裕がある場合は人材が不足している時期に退職意思を伝えるのは避けたほうが無難です。職場が自分の代わりの人材を確保できるよう、余裕を持って退職意思を伝えましょう。

退職理由は不平不満を伝えず前向きな内容にしよう

退職理由を伝えるときは、前向きな内容を伝えるのがポイントです。本音は今の職場に対する不平不満や人間関係に対する悩みだったとしても、伝えるのは避けてください。「職場環境を改善するから」と引き止められたり、「そんなことを思っていたのか」と退職日まで職場に居づらくなってしまったりする恐れがあるためです。円満退職につなげるためにも、退職理由は「スキルアップのため」「ほかの現場で自分の力を試したい」など、ポジティブな内容を考えましょう。

内定受諾から介護施設へ入職するまでのスケジュール

最後に、応募した介護施設(事業所)から内定を受けてから入職するまでのスケジュールを解説します。転職活動は内定を受けてからの行動も大切なので、最後まで気を抜かないようにしてくださいね。

1.内定を受諾する

介護施設(事業所)から内定の連絡をもらったら、できるだけ早くに受諾するか、辞退するかの連絡を入れましょう。なお、内定を辞退する場合は、選考に対するお礼と感謝の気持を伝えます。辞退するからといって、返事をしないドタキャンは採用担当者の心証を損ねるため避けてください。

2.職場の上司へ退職の意思を伝えて退職日を決定する

在職中に転職活動を行う場合は、就業規則に則ったタイミングで職場の上司へ退職の意思を伝えましょう。前述したように、退職の意志を伝えるのは退職希望日の1~2ヶ月前が一般的。それより早くても問題ありませんが、遅いのはトラブルのもととなるため気をつけましょう。そのあとは、職場と相談して退職日を決定します。退職日の相談方法や円満退職のポイントについては、「【介護の転職】円満退職の方法や退職意思の伝え方のポイント」の記事をご覧ください。

3.転職先の施設や事業所と入職日を決める

職場へ退職意思を伝えるのと平行して、転職先の施設や事業所と入職日を決めていきます。入職日を決めるときは、前職の退職日と重ならないよう注意が必要です。転職先の状況によっては、「○○までに入職してほしい」「できるだけ早く来てほしい」と相談される場合も。とはいえ、退職する職場で引き継ぎが終わらないうちは転職先で働くことは難しいので、無理のない入職スケジュールを組みましょう。

4.退職する職場で退職手続き・引き継ぎを行う

退職日と入職日が決まったら、退職手続きや業務の引き継ぎ作業を行いましょう。退職する際は、施設や事業所から受け取る書類(年金手帳や雇用保険被保険者証、源泉徴収票など)や、返却しなければならないもの(業務に関する書類、職員証など)があります。これらをきちんと処理し、スムーズに退職手続きを済ませましょう。また、介護施設の場合、ほかの介護職員への業務の引き継ぎや、利用者さんへの挨拶なども必要です。退職日までに自分の仕事を残さないよう計画的に進めてくださいね。

5.入職

入職日は、雇用保険受給資格者証や年金手帳といった提出物をはじめ、メモ帳や筆記用具といった業務に必要なものを持参します。入職日に雇用契約書を交わす場合は印鑑も必要になるでしょう。また、入職日当日は、ほかの職員の前で自己紹介を行うことも。人前で緊張しやすい方は、あらかじめ何を伝えるのかを考えておくと安心ですよ。

まとめ

介護業界の転職活動のスケジュールは、1~3ヶ月程度となるのが一般的です。自己分析や情報収集、スキルアップの時間を多めに取りたい場合は、3~6ヶ月程度のスケジュールを立ててみるのも良いでしょう。

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