介護職の出戻り転職は可能?メリット・デメリットや再就職のポイントを解説

転職ノウハウ 2022年11月9日
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以前働いていた介護施設に出戻り転職ができるか気になる方も多いでしょう。出戻り転職を成功させるには、退職時の関係と資格やスキルが重要です。この記事では、介護職の出戻り転職のメリット・デメリットや出戻り職員が採用される理由、出戻り転職をするときのポイントを解説します。ぜひ、出戻り転職を考えている方は参考にしてみてください。

目次

出戻り転職はできる?

出戻り転職をすることは可能です。しかし、実際に以前働いていた職場で採用されるには、円満退職していることと、魅力的な資格やスキルを有していることが重要になります。退職の際に揉めたり、問題のある人という判断をされたりしていると、出戻り転職は難しくなるでしょう。

また、1度辞めてしまった人が採用されるには、以前より活躍できることをアピールすることが大切です。「また採用したい」「一緒に活躍してほしい」と思われるような資格やスキルを取得しておくことで採用される可能性が高まります。

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介護職の出戻り転職のメリット

介護職の出戻り転職の主なメリットは「仕事内容を把握していること」「人間関係を知っていること」です。

仕事内容を把握している

出戻り転職をする場合は、すでに仕事内容を把握しているので、働いてみてから「やりたい仕事じゃなかった」と思うことがありません。また、仕事の流れや方法を知っていることで、すぐに活躍できます。

人間関係を知っている

人間関係を知っているので、職場にも馴染みやすいといえるでしょう。新しい職場に転職すると、どこであっても自身とは気が合わない人がいる可能性が否めません。人間関係や職員の人柄を把握しているのは、出戻り転職の大きなメリットです。

介護職の出戻り転職のデメリット

介護職の出戻り転職には多数のデメリットがあります。以下で解説しているので、事前に確認しておきましょう。

マイナスなイメージをもたれやすい 

出戻りをしたというだけでマイナスな印象を持たれる可能性があります。「またすぐに辞めるのでは?」「自分勝手だ」と思う人がいることも。出戻りに対して否定的な意見をもつ人と一緒に働くことがストレスになることもあるので、出戻り転職をする際は注意が必要です。

以前の待遇と同じとは限らない

出戻り職員は、あらかじめ待遇の保証を約束してもらったうえで出戻りする場合を除き、一般的には新人と同様の待遇です。そのため、出戻り転職をしても働いていた当時の待遇と同じとは限りません。

また、施設の状況によって職員の待遇自体が変わっていることもあります。「以前の職場の方が待遇が良かったから出戻りしたい」と考えている方は、現在の条件、待遇をしっかりチェックしておきましょう。希望がある場合は、面接時に申し出ておくとスムーズです。

人間関係が変わっている場合がある

あなたが離れている間に、一緒に勤務していた職員が退職していたり、新しい職員が入職していたりして、職場の人間関係が変わっている場合もあります。「人間関係を知っているから大丈夫」と安易に考えるのではなく、以前と環境が違う可能性も考慮することが大切です。

出戻りすると退職しづらくなる

出戻り職員が再度退職すると「また辞めた」と思われるため、辞めづらい環境といえます。「戻ってこない?」と誘ってくれた人がいた場合は、その人の顔をつぶしてしまうことも。ただでさえ、出戻り転職にはデメリットが多く、辞めたいと感じる方も少なくないので、退職しづらいというデメリットはさらに大きな負担になり得ます。 

介護職は転職する人が多い

きらケア介護白書2021」によると、転職をしたことがある介護士は51.3%おり、介護士の約半数以上は転職経験があるということになります。介護士の転職回数については以下の表をご覧ください。

転職回数割合
1回38.6%
2回23.9%
3回18.5%
4回8.5%
5回以上10.4%

引用:Leverages Medical Care「きらケア介護白書2021

約5人に1人は3回程度の転職を経験しています。介護職は、職場の人間関係や労働条件を理由に転職を考える人が多いようです。

介護施設が出戻り職員を採用する理由

介護施設が出戻り職員を採用するのには、「施設が人手不足である」「人柄を知っている」「業務のやり方を知っている」という理由があります。以下で詳しく解説しているので、ご覧ください。

人手不足だから

きらケア介護白書2021」の調査によると、介護士が「不足している」と答えた事業所は全体の41.8%。「やや不足している」と答えた割合は、38.2%でした。約8割の事業所が介護士の人手が足りないと感じています。そのため、「働きたい」という意欲があれば、出戻りでも採用される可能性が高いようです。

人柄を知っているから

出戻りの場合は、すでに求職者の人柄を知っているため、採用しやすいようです。一般的に採用は、書類選考や面接を経て行われますが、顔を合わせる時間も少なく、人柄を深く知ることは難しいといえるでしょう。新しい人を採用するリスクより、人柄を知っていて、かつ職員とのコミュニケーションが上手くいっていた人を採用する方が施設側にとってリスクが少なくなります。

業務のやり方を知っているから

出戻りの方は業務のやり方をすでに知っており、イチから教育する必要がないことも採用されやすい理由の一つ。仕事内容や備品の配置、利用者さん一人ひとりのこだわりなどもすでに知っていれば、即戦力として活躍も期待できます。

介護業界以外から出戻りするときのポイント

介護業界以外から職場復帰するために準備しておくべき点を紹介します。長期間、介護業界から離れていると「現役の感覚が鈍っているのでは?」と不安になり、出戻りすることに後ろ向きになってしまうこともあるでしょう。そのようなときには、以下のような準備をして、万全の状態で転職活動に取り組むことが大切です。

介護関連の法令を確認する

長い間、介護業界から離れていた場合は、介護関連の法令を確認しましょう。ブランク期間が長いと介護保険法など介護に関する法令が改定されていることがよくあります。現役時代に取得した介護の資格、あるいは身に着けた知識が変化している可能性も考えられるため、資格を持っている方は、関係のある法令を確認するようにしてください。

また、介護関連の法令だけでなく、最近の介護に関する話題やニュースなどもチェックしておくと安心です。「ああ、今はそうなっているのか」という気づきがたくさんあるはず。知り合いや友人に介護職の方がいれば、今の介護現場の状況について聞いておくのも良いでしょう。

現役時代のメモや資料があれば見返す

現役時代のメモや仕事の情報をファイリングした資料などがあれば、見返してみましょう。見返しているうちに、現役時代の感覚がよみがえってくるかもしれません。そうすれば、現場復帰に向けたよりリアルな感覚を取り戻すことができます。

気持ちをリセットする

以前働いていた職場といえど、まったく環境が変わっていないということはまずありません。利用者さまの顔ぶれはもちろん、給与や待遇が下がったり、仕事のやり方が変わっていることもあります。ときには、後輩が上司になっていて、複雑な思いを抱くこともあるでしょう。出戻りするときは気持ちをリセットして、仕事や環境に向き合うことが大切です。

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転職の失敗を繰り返さないためのポイント

転職の失敗を繰り返さないためには、自身を理解し、条件に合った施設を見つけることが重要です。自己分析をしっかりと行い、自身の長所やスキル、仕事に求める条件を明確にしましょう。さらに、企業分析を行い、経営理念や仕事内容、施設の特徴について調べます。自己分析で見つけた長所やスキル、条件に合う施設を見つけることで、転職を繰り返さなくなるでしょう。条件に合う施設を探す際に就職エージェントを活用するのも効果的です。

 

介護職の出戻り転職に関してよくある質問

ここでは、介護職の出戻り転職に関してよくある質問に回答します。出戻り転職を希望していたり、迷ったりしている方は、ぜひご覧ください。

介護職の出戻り転職を叶えるための志望動機とは?

介護職の出戻り転職をする際の志望動機には、退職後に新たに身につけた知識やスキルを書き、以前に在籍していたときよりも活躍できることをアピールすることが大切です。その施設で再び就業を希望する理由を業務内容に則して具体的に記載することで、どうしても戻りたいという熱意をアピールしましょう。「出戻り転職はできる?」に出戻り転職が可能となるポイントを解説しているので、志望動機を書くときの参考にしてみてください。

介護職の出戻り職員に対する周囲の感想は?

介護職の出戻り職員に対しては、「またすぐに辞めるだろう」「自分勝手で信用できない」といった、否定的な感想を持たれる可能性もあります。一方で、業務に慣れた職員によって人手が増えることを歓迎する意見もあるかもしれません。「もう一度一緒に働きたい」という肯定的な印象で受け入れられるかどうかは、退職時の仕事の評価や、退職に至った経緯によっても変わってくるでしょう。

まとめ

出戻り転職を成功させるためには、退職時に円満退職をしている必要があります。また、再度採用したいと思わせるための資格やスキルも求められるでしょう。出戻り転職は、マイナスなイメージをもたれたり、待遇や人間関係が変わっていたりするなど、デメリットが多いといえます。介護業界以外から出戻り転職をする際は、介護関係の法令の確認やメモ・資料の見返し、気持ちのリセットが必要です。
「前の職場の方が良かった…」と後悔しないために自己分析と企業分析をしっかりと行い、自身に合った職場を探しましょう。

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